2005年春、悪性脳腫瘍が判明した母。
(後にグレード3→グレード4の膠芽腫へ転化）
余命3年以内と言われながらも、18年間戦った母の、奇跡の記録です。2023年他界。
◇経緯に関する記事のリンク◇
上の記事の続きです。
症状が出てから見つかった脳腫瘍ですが、
後悔する事ばかりではありませんでした。
母は、良い先生方や、
医療スタッフの方々に恵まれました
主治医の先生には、
ベストなタイミングで、
ベストな治療を提供して頂きました。
時には、エビデンスに無い案も、
考えて下さったのです。
様々な論文に基づき先生が提案、
母になら適応にしても良いと、
カンファレンスで結論が出て、
受ける事が出来た治療もありました！
進行した膠芽腫に対する、
ガンマナイフ治療です。
何もしなければ余命2～3ヶ月、
という頃でした。
治療が上手くいき、そこから2年以上、
腫瘍は大人しくしていて、
それまでと変わらない生活が出来ました。
(後に記事にする予定です)
また、
東中野の抗癌漢方の先生。
母の闘病が格段に楽なものとなりました。
漢方のみで脳の浮腫が取れたのです。
そして、
終末期にお世話になった、
緩和ケア病棟のスタッフの皆さん。
最後に関わって下さった、
緩和ケアの先生と看護師さん達。
緩和ケアはただの看取りではない！
と、衝撃を受けました。
苦痛を抑える事は、
QOLの向上に大きく貢献し、
結果的に豊かな延命に繋がるんだなぁ、
と実感できたのです
比較的元気なころにお世話になった、
デイやショートステイの、
介護スタッフのみなさんにも、
とても良くして頂きました。
皆さん、本当に素晴らしい方々でした。
だから、
母は決して不幸でも不運でもなかった。
そう思えるような出会いの数々があったのです。
今でも感謝で一杯です。
今日のあさイチで、
お米の事を取り上げていたのを見て、
思い出した事があります。
私も母も、癌になってからは、
パンよりもお米を食べるようになりました。
玄米は合わなかったので、
白米か5分づきのお米です。
そういえば・・・
私が双子を出産した時、
産院での病院食で、
今でも忘れられない味があります。
それは、【つや姫】のおむすび！
一口食べたら、
その味に感動して泣きました。
お米で感動して泣くなんて、
どういうことだ？
と自分でも思いましたが、
おばあちゃんのおはぎを思い出すような、
もっちりとして香り豊かなお米。
冷めても美味しい
と言われているつや姫ですが、
むしろ冷めてからが
感動的な美味しさなんです。
いつしかのラジオで、
お米ソムリエの方も、
つや姫の素晴らしさを語っていました。
そして、今日のあさイチでも
話題になっていたお米の一つに、
「雪若丸」がありました！
つや姫の兄弟のような扱いなのかな？
先日、スーパーで買って食べましたが、
粒がしっかりしていて、
香りがよく旨味たっぷりのお米です。
猛暑や風に強い稲なので、
生産量が安定していて、
価格の変動が少ないそう。
お米が値上がりしている現在、
それはありがたい！
日本人の体には、
お米が一番合っていると思います！
抗癌漢方の先生からも、
パンよりもお米がお勧め！
と言われています
子ども達もお米大好き。
成長期ど真ん中なので、
減り方が恐ろしい事になっています