こんにちは。
モンテッソーリ教師のめぐみです。
ご訪問いただきありがとうございます。
雪の戸隠☃︎
先日、不登校親の会カラフルを
オンライン開催しました。
初めての平日夜開催
8名の方にご参加いただき
色々なお話を聴かせていただき
気持ちや考えを交差することができました。
会を重ねるごとに話に広がりや
深みが出てきているように感じます。
同じ「不登校」でも
状況は多種多様で
同じ「不登校の子ども」でも
全然違う個性があり
同じ「不登校の子どもをもつ親」でも
どんな風に感じているか
全然違います。
だけれど
共通点も沢山あり
そこに共感や安心感が生まれ
違う部分に尊敬を感じ、世界が広がります。
いつも来てくださる方も
初めてお会いした方も
勇気を出して、思いを伝えてくださることって
本当にすごいことで、感動します。
心の深い部分に触れ合える関係って
素敵じゃないですか?
カラフルは、そのときだけの集いではなく
継続的にみんなで成長していけるような
コミュニティにしていきたいと思っています。
さらに、みなにとって
安心できる時間に出来るよう
カラフルも成長していきたいと思います。
ご参加いただきましたみなさま
貴重な時間をありがとうございました
不登校親の会カラフル
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カラフルは、仲間とつながるための
Facebookグループを運営しています。
親の会などの情報をお知らせしています。
承認制のプライベートなグループですので
安心して繋がることができます。
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また公式LINEでも繋がることが出来ます。
カラフルのコンセプトは
『親も子どもも自分らしいカラフルな色で輝きながら生きるために、不登校の期間を過ごそう』
子どもが不登校になったことで
今まで採用していたパラダイムを変えていく必要があるかもしれません。
今まで競争社会の中で、周りと自分を比較しながら頑張ってきた。
少しでも優秀な方がいいと、努力してきた。
私は自分自身にも、子どもにも
多分そういうパラダイムを当てはめて生きてきましたが
子どもの不登校をきっかけにして少しずつ変えていくことになりました。
比較しない世界。
自分らしく生きる世界。
自分が好きなことを楽しみながら一生懸命生きる世界。
自分がやりたいことで、周りに貢献し
自分が苦手なところは、誰かに助けてもらう世界。
周りの基準に自分を合わせるのではなくて
自分の基準がいい。
だって…
そのまま比較の世界で生きていたら
本当辛いですよね。
学校ありきの比較社会だと
学校での成績や、スポーツ、友達関係など
上手くできるほうが素晴らしいという考え方。
そこまでいかなくても
リア充なんて言葉がありましたが(死語?)
友達や恋人関係が充実している人の方が素晴らしい。
そういうパラダイムで生きていたら
不登校という立場は、戦いの土俵にも入れないかもしれません。
だから
子どもを学校に戻したいと思うだろうし
どうやったら戻せるんだろう?って思考になると思うんです。
でも、子どもは自分とは別の存在。
戻したいと思えば思うほど、
子どもとの関係は悪くなっていくだろうし
子どもの状態もよくならないと思います。
(表面上良くなることはありますが、無理していることも多いでしょう)
なぜなら、今の子どもを否定していることになるし
自分の気持ちを全然わかってくれない
理解しようとしないばかりか
親の期待に応えさせようとする。
子どもからしたら、そんなの悲しいし、嫌じゃないですか。
学校ありきの現代日本の社会で
学校にいかずに生きていくという選択に
不安を感じるのは当たり前のことだと思います。
親にそういう経験がないし
親の周りにもそうやって生きてこられた人の
実例があまりに少ないですから。
だから、どういう進路があり得るのか
しっかり考えておいた方がいいとは思います。
考えた上で(他の未知なる可能性があることも念頭に置きながら)
そこへの途上にどんな力が必要なのか…
その力が育っていくためにはどうしたらいいのか…
など考えておくといいのかななんて思います。
今そういった力が育っていくような環境があれば
不安や心配は減っていきますからね。
話を戻しますが、私は
比較社会のパラダイムから
共同体感覚のパラダイムに変えていきました。
共同体感覚というのは、アドラー心理学の考えになります。
ありのままの自分を受容し
ありのままの他者を信頼し
お互いに貢献しあうこと。
そんな自分がここにいていいし
そんな誰かがここにいていい。
そのことに喜びを感じる感覚です。
そういう世界がいいな~っていう考えにシフトしました。
だって、競争社会で比較しながら生きていても
上を見ても下を見てもキリがないもの。
誰かと比べて、
自分の立ち位置を上げるのも、下げるのも
なんだかそんな自分が嫌になっていたんです。
比較しないパラダイムってすごく楽で、幸せです。
そんな世界で生きていくには、
『自分らしい』がキーワードになります。
あなたは、自分らしく生きていますか??
自分らしいってどういうこと??
自分らしく生きることは
自分の価値観を大切にしながら生きることだと思います。
自分が好きなこと、心地よいこと、やりたいことをやって
自分が嫌いなこと、嫌な気持ちがすること、やりたくないことをやらない。
ありのままの自分を認める。
でも、こうやって自分らしく生きていくことを
自分も周りも認めてもらえたら
幸せだし、生きやすいですよね。
このように自分らしく生きるということを
親である自分も、不登校の子どもも
出来るようになったらいいなと思っています。
この不登校をしている期間にそんな生き方を始めてみませんか?
…というのが親の会カラフルの目指しているところです。
子どもにとっても
不登校の期間は
自分らしく生きるきっかけをつかみやすいと思うんです。
何も制限のない(あるにはあるのですが)
自由な時間で何をする?
最初は、手あたり次第、何か楽しそうなことをやっていくかもしれません。
例えばゲームとか??
最初は、心の状態も
エネルギー不足かもしれませんが
親が共感的になってくると
子どもは安心してエネルギー充電できるようになります。
そうしたら、色んな楽しいことの中から
深めたり広げたりしていきます。
本当に楽しいと思うことに出会えるかもしれません。
その楽しいことをしているときは
時間を忘れ、努力も努力と感じずに
どんどん力を伸ばしていくかもしれません。
そうやって力が付いていくと
自信もついていきますね。
もちろん、学校に通っていても出来ることですが
24時間、自由に過ごす時間で
自分で考え、自分で決め、自分で選択して、自分で実行する。
失敗したら、どうして失敗したのか考え次に活かしていく。
それを、生活のあらゆる場面でやっていくのです。
これは、学校に行っていたら中々難しいことですね。
会社で働いていたときによく言われていた
PDCAサイクルを
子どもは自分でやっていきます。
誰かが決めたことで、PDCAをやるよりも
自分で決めたことの方が、自然とやりやすいと思います。
全てのことを、自分の基準で決めていけるのですから。
そうやって、自分らしいPDCAサイクルで
自分らしく成長していくんじゃないかな??
こういう自律学習は
社会に出てからもとてもとても役に立つものです。
必要な力ですよね。
自分らしく生きることは奥が深く
これからの時代にぴったり合っているんじゃないでしょうか?
もちろん、子どもだけでなく親も、です。
親だって、100年時代を生きています。
まだ、半分位残ってますから笑
これからの人生が、楽しみですね
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。