年末に告知した「而立の年 茶の写真展」の茶席・イベントを数回に分けて紹介していきます。 この記事で4日目(2/10・日)の新井宗利(小堀遠州流)のことをご紹介します。
そもそも小堀遠州流が耳に慣れないという方も少なからずいると思います。主流の三千家が公家茶として位置づけられていれば、小堀遠州流や遠州流が武家茶という括りだそうです。
外国人である私に日本の茶道を説明させるのは、とても恐縮ですが、公家茶と武家茶の違いは?といえば、是非2/10(日)に新井先生の茶席へいらしてみてください!
◎ 2月10日(日)
小堀遠州流 新井宗利
抹茶席
お1人様 1500円
第一回 14時(満席御礼)
第二回 15時(満席御礼)
第三回 16時(満席御礼)
第四回 17時(残り3席)
第五回 18時(残り3席)
各回4名様
◎各回予約制です。
*ルハン(飲水思縁)へのメール(mauverc☆gmail.com、☆を@に変更)までお申込みください。
*件名「写真展茶席申し込み」、内容はお名前(フルネーム)・お電話番号・ご希望の日にちと時間・人数についてお知らせください。
*写真展会期まで1週間以内のキャンセルはキャンセル料をいただきます。
2015年の年末に、新井先生のお抹茶をいただいて以来(→
☆)、茶道を習うなら、新井先生のところで弟子入りしていただきたいと、秘かに思っていました。しかし、博士課程の学業が思ったよりも大変で、台湾茶の活動と学業のバランスを取るために、必死になっている日々です。
そこから気持ちを切り替えて、台湾茶のことや、学業で精進しながら、新井先生のところまで近づければと願って、頑張ってバランスを取っています。
おっとりしている新井先生のお蔭で、今まで体験したことのない日本茶の風景を何度も経験しました。新井先生が小堀遠州流との出会いについて、お祖父様から語られるそうです。茶のあるお家に生まれたベテランの新井先生にも30歳となる茶の写真展で抹茶席を設けていただけて、光栄に思います。
三千家の方々に是非オススメしたい茶席です。そして恐れ多いですが、会場の茶の写真もついでにご覧いただければ嬉しいです。新井先生も写真を出展していただきます。
この茶席紹介シリーズでは、茶人物の紹介として成り立たせたいですが、気がついたら、新井先生関連の写真は顔写真ばかりです。
左に座っているのは中国からの友人で、新井先生の指導した抹茶をいただいてから、新井先生に中国茶を淹れていただくようお願いしたところです。
なんという柔らかみと繊細さの満ちた芯のある中国緑茶だったかと、同席の皆さんとじんと来ました。
やはり茶にお作法は関係なく、日頃の丁寧さが通用します。
これはブログに挙げられませんでしたが、去年の秋に護国寺で参加した御家流の家元襲名茶会のときに、こっそり後ろから撮った写真です。
新井先生なしに、外国人で抹茶のお稽古もしていない私はそこまで深入りしたこともできません。感謝しています。しかし、茶道の先生方や先輩方からして、茶会に参加しただけではまだまだ門外漢であることは承知の上です。
日本の文化に感動し、東京に留学している自分は、ただ身の回りのすべてを一つに繋ぐには、学業で成果を挙げることに頑張るしかないことも、この振り返りで改めて思いました。
新井先生も今回「而立の年 茶の写真展」にやる抹茶席は、従来の茶席概念から逸れて、主客の間でどう楽しくやれるかのチャレンジとして受け止めているらしいです。私も抹茶席のことを考えると、光栄です。
10日の席にまだ余裕があるので、ふるってお申し込みください!
お申し込みはルハンまで(mauverc☆gmail.com、お手数ですが、☆を@に変えてください)お願いします。


*而立の年 茶の写真展*
「われ十五にして学に志し、三十にして立つ」
ーー『論語』
*
台湾出身のルハンと申します。
25歳より茶を志してきました。
巡り会えた茶友の写真作品も迎えて、
東京在住5年間の数々なキセキを展示します。
*而立の年 茶の写真展*
日時:2019.2.7(木)-11(月・祝)13-20時
場所:写真企画室ホトリ(台東区浅草橋5-2-10)
入場無料・会期中無休
会期中に先輩方・仲間による茶席も設けていただきます。
また会期中は茶葉・写真・木月製作の茶道具を販売する予定です。
沢山のご来場を心よりお待ちしております!
【メモリーズ】
2015年、国際茶会は出会い→☆
2015年、初茶室→☆
2016年、国際茶会→☆
2017年、一緒の芸大茶会→☆
2017年、国際茶会→☆
2018年、茶室でのコラボ茶事→☆

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