飲水思縁〜台湾茶・文人喫茶文化研究

飲水思縁〜台湾茶・文人喫茶文化研究

飲水思源とは中国語の四字熟語で、
水を飲んで、その源を感謝の気持ちで考えるとのことです。
あえて「縁」の字に置き換えて、
お茶を飲みながら、恵まれた茶縁に感謝します♪

ご訪問ありがとうございます♪

大学院で茶文化研究に励んでいる私は、常々茶を通じて自分へ理解を深める道のりが長いことを感じます。

台湾出身で7年の間に東京で暮らしていました。今は暫く台湾にいます。
茶への共感を心より通い合う相手と出会うために、旅立っています。

よろしくお願いします♪

*活動のお知らせ>>

【飲水思縁 インスタLive配信】

https://www.instagram.com/ruhans_tea/

① 6/13(土) 『茶経』雑談
② 7/11(土) 茶詩vs茶書(仮)
③ 8/8(土) 明代の教養と中国茶(仮)
※いすれも第2土曜日 日本時間15:00から(1時間以内)
※YouTubeチャンネル「飲水思縁 Life of Tea」の中国語字幕付き版は第3土曜日以降

お問い合わせなど→

飲水思縁 中国語版(2015年2月より)
http://yinshuisiyuan.blog.fc2.com/

台北に帰って10日目、つまりまだ自宅待機中の10日目です。
 
コロナウイルスの影響で、帰国して2週間の自宅待機を行わないといけないんです。自分だけではなく、人々の生活様式も大きく変わっていくと予感しています。
 
インスタでのライブ配信とか色々企画してはいるものの、自分の時間もたくさん増えたので、今後どうしていくかという自己分析や、興味関心と適性への再確認、心の断捨離などを少しずつこれを機に行っています。
 
ちょど1ヵ月前のGW中に流行りのブックカバーチャレンジが回ってきて、インスタグラムとFacebook両方で楽しく語らせていただきました。ブログでもアーカイブを残そうと思いますが、詳しい内容はやはりインスタグラム「飲水思縁*茶日記」(→)からアクセスいただき、ご覧いただきましょう。
 
ここでは、7日間7冊の紹介と、私の活動で影響を受けたもう3冊の遺珠、計10冊をご紹介します。
 
Day 1・杉本博司『苔のむすまで』
 

 

Day 2・金庸『天龍八部』

 

 

Day 3*ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』

*写真は中国語版となります

 

 

Day 4・大岡信『あなたに語る日本文学史』

 

 

Day 5・川内倫子『うたたね』

 

 

Day 6・陳依文『浮沈展眉』

*日本語版なし

 

 

Day 7・高橋忠彦『現代語でさらりと読む茶の古典 茶経・喫茶養生記・茶録・茶具図賛』

 

 
構成として、Day1はここまでやってきた人生では、目指しているところを示し、Day2-Day4はお茶に出会う前にどっぷり文学にはまってきた軌跡で、Day5はお茶に出会ってから努力つつある参考の写真集で、最後のDay6-Day7は茶文化の関連書です。
 
この7冊に、最終日の高橋先生のみはリアルでもお付き合いのある方で、なるべく「知り合いだから挙げよう」というのを避けた拘りでやってきたけど、やはりこういう執着心に遺珠がありました。
 
次の3冊遺珠も茶文化や茶芸という表現を紹介するたびに挙げている書籍ですが、3冊ともの著者か翻訳チームのメンバーと親交があります。
 
遺珠1・岩間真知子『喫茶の歴史 茶薬同源をさぐる』(大修館書店)
 
茶の最古の歴史文献からたどり、薬との関係性を探りながら、入念にまとめてくださった本です。茶文化研究では大変参考になっています。
 
 
遺珠2・高仲健一『山是山 水是水』(自然堂出版)
 
2月の中国茶研究会「五感茶芸」でもこの本をご紹介しました。著者にそのつもりはないと思いますが、私はこの本を茶淹れの心得として考えています。
 

「五感」を澄ますために参考になった以下の一文も付け加えます。

 

「心を開き、目を明らかにす。北斉の顔之推の撰になる顔子家訓の勉学篇に、読書学問する所以として、こう述べられています。情報過多で混乱の様相を呈する現代にあっては、こんな単純な言葉に、グッとくる人も結構いるのではないでしょうか。」(133ページ)

 
 
遺珠3・李曙韻『茶味的麁相 中国茶のこころ』田中優伊翻訳(角川書店)
 

「茶は飲みやすく甘いことが重要視され、渋味は違和感のように思われる。しかし、想像を広げてほしい。舌の上に残る茶の渋味。飾り気のない天然素材を使った茶席が与える印象の渋さ。全てが茶人の眼を手に入れるためのパスワードとなるのだ。」(24ページ)

 
味覚の「渋み」から李さんの「わびさび」のような世界観をリンクしてくれた引用です。この一致性も茶席作りで参考になりました!
 

 

このブックカバーチャレンジを書いて、僭越ながらも最終日に岩間真知子先生にバトンを渡してしまいました。そこからやり取りしていました。世の中の本を読み切れることは不可能で、「やはり何かのご縁で、導かれていくのでしょう」と岩間先生が教えてくださいました。

 

これだけ挙げたが、ほっとひと息をついたのではないでしょうか。

 

 

ランキングに参加しております。

よろしければ、応援クリックお願いいたします!

にほんブログ村 グルメブログ 中国茶・台湾茶へ
にほんブログ村

2月末以来の記事です。東京はその頃からコロナウイルスの感染拡大で不安な状況に陥って、いったん緊急事態宣言になったが、ようやく解除されました。

 

その間に私事ながら、私はちょうど1週間前に台北の実家に帰ってしまいました。

 

コロナウイルスの影響ももちろんありますが、大学院で年限までに論文を出せる気もしていないので、とりあえず休学して、すぐ帰国しました。

 

通関手続きで、7年間更新してきた在留カードに穴が開かれた音は、思ったより軽快なものでした。しかし、茶友たちとはほとんどfbやインスタを通してお別れを告げました。そちらの方が辛いです。

 

実家に帰った日から、まる2週間の自宅待機をしないといけなくて、結局、この時間は7年間の東京生活をリセットする時間になりそうです。

 

 
帰国前日にたまたま銀座に寄って、買って持ち帰った空也最中もついに母と完食しました。
 
今回の帰国は全ての荷物を片付けたわけではなく、茶道具も必要最低限のものしか持ってきませんでした。
 
淹れる器はこの高仲健一さんの蓋碗と万古焼松風窯の紫泥横手急須だけ出しています。
 
 
7年の間に私は20代の半ばから30代になってしまい、どんなことをやってきたか、これから何に目指すべきか、色々考えているところです。
 
実はブログでご報告しそびれた2ヶ月間に、自粛要請の前に高円寺で茶菓子と合わせる茶葉試飲販売イベントをしたり、インスタグラムでお茶・茶道具・茶菓子の限定通販もしたりしました。
 
7年間の東京生活では、茶葉販売・茶文化研究・茶芸表現・講座通訳コーディネート・写真展企画など、お茶に関わることなら、できるだけの努力はしてきたと思います。
 
いろいろ考えた挙句、正直、これから台北と東京の往復生活に慣れるか不安はありますが、久しぶりに家族全員がそばにいてくれるお陰で、環境が変わっても学位に向けて頑張れると思うし、この時間を大事に過ごしたいと思っています。
 
さて、宣伝ですwブログは低浮上ですが、インスタグラムではわりと気合が入っていますw

 


これから月1回ペースで、インスタグラムの茶文化ライブ配信を行う予定です。
 

【飲水思縁 インスタLive配信】

https://www.instagram.com/ruhans_tea/

 

① 6/13(土) 『茶経』雑談
② 7/11(土) 茶詩vs茶書(仮)
③ 8/8(土) 明代の教養と中国茶(仮)

※いすれも第2土曜日 日本時間15:00から(1時間以内)
※YouTubeチャンネル「飲水思縁 Life of Tea」の中国語字幕付き版は第3土曜日以降

 

アカウントをお持ちの方に、ご覧いただければ嬉しいです☆そして、アーカイブはインスタとこちらのYouTubeチャンネル「飲水思縁 Life of Tea」に残す予定です↓

https://www.youtube.com/channel/UCENcShXV50KJK4tlYNCba5g

 

 

 

東京から離れていても、ネット上、日本の皆さまと繋がりを持っていくために、色々動こうとしています。早くコロナウイルスの収束を願いつつ。

 

また元気にお会いしましょう!

 

 

最後に、2014年4月から始めた拙ブログ「飲水思縁」もとうとう7年目を迎えました。台北にいても日本語で発信し続けようと思っているので、また是非覗いてみてください。

 

 

ランキングに参加しております。

よろしければ、応援クリックお願いいたします!

にほんブログ村 グルメブログ 中国茶・台湾茶へ
にほんブログ村