内燃機関は、「入れ物の中に気体にした燃料を入れ、その入れ物の中で高温或は高圧(またはその両方)にして爆発(急激に燃焼)させ、その爆発による膨張の向きを(入れ物の形状によって)制御することにより動きに変換する」道具です。
外燃機関は、「入れ物の中に膨張収縮する物質を入れ、その入れ物を外から暖めてその入れ物の中の物質を膨張収縮させ、その膨張収縮を動きに変換する」道具です。
もちろん、爆発=急激な燃焼反応を利用する方が、時間あたりに取り出せる運動エネルギー量(出力密度)が大きくなることは明白です。急激な反応ですからね。(燃費やエネルギー密度とは別の概念です)
さて、ここでは、「どちらがより強力か」を問題にしているのではありません。
この2つの間に連続性があることに注目していただきたいのです。