入社以来30年以上、車通勤をしてきた人間が、突然電車通勤することに。。。。

 

4月から一カ月、東京へ電車通勤した。

宇都宮駅まで自転車で7~8分。

宇都宮~東京が新幹線で約50分。

東京駅から丸の内線~銀座線を経て、青山一丁目まで約20分。

青山一丁目では、駅を出たら目の前が本社なので、助かる。

ドアtoドアで約1時間20分程度。

1カ月通ったが、それほど苦にはならなかった。

 

5月以降は、青山本社が建て替えのため、本社部門が新築の虎ノ門アルセアタワーの仮オフィスと、和光本社に移転となった。

MATTの部門は和光本社へ。

これがなかなかやっかいだ。

 

宇都宮~大宮は新幹線なのでよいが、そこから埼京線で武蔵浦和に。

武蔵野線で北朝霞に出て、隣接する朝霞台へ歩き、東武東上線で和光市駅へ。

駅からオフィスまで歩いて約10分。

毎日ドアtoドアで、1時間40分はかかる。

また、3度の乗り換えが結構めんどくさい。

駐在までの1年弱なので、我慢するけど。。。

 

首都圏の駅は、かなり人が密集する。

電車内こそ、以前のように地獄のような混み方はまれになったものの、乗り換え時の人の往来は、ラッシュ時間帯と駅のホーム、階段の狭さからストレスフルだ。

毎日これだけの人が行き交うのに、大きな事故もなく済んでいるのは奇跡だ。

 

スマホ見ながらや、音楽聴きながら歩く人が多いけど、あの人たち本当に周囲への集中力が薄すぎて怖い。いきなり刺されたり、後ろから押されたり、蹴飛ばされたりするリスクを何も考えていないのだろうか。。。。このご時世、何が起こるかわからないのに。

 

今の職場は在宅がフルに使えるので、週1~2日は在宅できるので、毎日の痛勤もやや緩和できる。

あらためてなのだが、多くの人たちは、毎日こんな大変な思いをして会社に行ってるのだ。。。とつくづく尊敬してしまう。

クルマ通勤がどんだけ楽か、、、てことか。

 

4月のある日、もう来ることもないだろうと、青山本社を撮影。

特徴あるデザインに感銘を受けたのも30数年前の話。

5/23を持って閉館した。

 

新社屋は5年後完成らしいけど、たぶん工期は伸びるだろうな。

そしてMATTはその頃は延長しないで、定年退職してると思ふ。

藤谷理子。

 

「ヨーロッパ企画」の所属の女優さん。

29歳には見えない童顔が特徴的だが、演技はキレがありなんでもできそうな雰囲気。

でも、舞台中心なのかTV、映画ではほとんど無名だ。

こんな魅力的な女優さんがまだいたとは、、、世界は広いと思う。

 

ずっと、ヨーロッパ企画の映画や舞台で活躍してほしい気もするし、ドラマなどでいろんな役の彼女を見たい気もするし、、、複雑な気持ちである。

 

「リバー、流れないでよ」が本当に素晴らしかったので、上田誠の映画をまた観たくなりチョイス。

ヨーロッパ企画の作るSF作品は、なんとなく観終わったあとに、ホンワカするのがいい。

優しい眼差しが観る者を安心させてくれる。

 

タイトルにある「ドロステ」とは、こういうやつ。

 

「ドロステ効果」といい、誰しも一度は目にしたことがあるはず。

本作は、この状態が突然に日常に現れたことから、平穏な日々が一変してしまう様をコミカルに描いていく。

 

詳細な説明はいらないだろう。

「リバー、・・・」と同じく、71分と短いので、起こっていることを理解しようと頑張っているうちに、いつの間にか終わってしまう。

 

テンポ良く進んでいくストーリー、撮影方法はヒッチコックの「ロープ」のようにワンカットの長回しのように撮られていく。

「ロープ」は特殊撮影技術もない70年も前の映画なので、長回しに見えるよう、部屋を出入りするシーンで、上手くワンカットに見えるよう編集していた。

 

それにしても、撮影も脚本も大変だったのではないか、と想像する。

役者さんやスタッフの根気と理解力がないと、成立しないだろうし。

 

「リバー、・・・」では主役を演じていた藤谷理子が主人公・カトウのカフェの店員役で出演。

クリクリとした大きな目が特徴的で、テキパキとした動きが小気味よい。

舞台だけでなく、もっといろいろな作品で見てみたい女優さんだ。

 

ヒロインの朝倉あきと、タイムパトロール役の、永野宗徳と本多力はTVでもよく目にするが、例のごとくその他の役者さんは、土佐一成、石田剛太、酒井善史、諏訪雅、角田貴志、中川晴樹ら、ヨーロッパ企画の俳優さん。

 

本作の「2分後の未来」が見えるというのは、「リバー、・・・」では、2分前の過去に戻ってしまうという設定だった。

この2分という絶妙な設定が、上田誠の描く世界の妙といえる。

SFと言っても我々の日常の中に潜んでいそうな、身近な感覚がいい。

そして、不思議な現象に巻き込まれる人たちのコミカルな反応も、人間という存在がいかに不安定な世界で生きているかを描いているようだ。

我々の世界は、実は非常に危ういバランスの上に成り立っているのではないか、と。

 

上田誠の作品は、ラストはいつもほろりとさせてくれる。

それは、普通の人たちを見つめる優しい視線のせいなのだろうか。

クライマックスで、カトウとメグミ(朝倉あき)の二人が、タイムパトロールに記憶を消されそうになるシーンや、色々あってのち、二人がSF談議に花を咲かせるシーン。ドタバタだけで終わらず、正直に生きるものが幸せになる、という設定がほっとする。

 

前にも書いたけど、上田誠作品では「時をかけるな、恋人たち」が超お勧めだ。

もう一度観たくなったな。。。

時代劇が好きだ。

そして、この作品はまさに王道を行っている。

時代劇の魅力は色々あれど、やはり現代の人々にとって憧憬である「義理人情の世界」が、一番かなと個人的には感じる。

 

高田都の原作は人気コンテンツのようで、2012年のテレ朝版(北川景子、貫地谷しほり)、本作(黒木華、成海璃子)、2020年の映画版(松本穂香、奈緒)がある。

今回は黒木華を見たくてNHK版をチョイス。

作品の魅力を存分に味わうなら、連続ドラマであるNHK版がベストではないかと思う。

 

兵庫県出身の高田都が、初めて東京に来た時に、その食文化の違いに驚いたことにインスピレーションを受けて作られたお話だとか。

MATTも19歳で東京に来て、同じようにうどんの出汁の違いや、ちらし寿司が東西で違う食べ物である、など驚きの連続だった。

 

劇中でも江戸と上方の食文化の違いに戸惑いながら、一流の料理人目指して奮闘する澪の姿が描かれる。

日本の豊かな食文化を、あらためて実感することができるのも、このドラマの良いところ。

カツオや鰆、ハモなど関西と関東での扱いの違い、江戸の粋の文化と、上方の実を取る文化など興味深いし、そういった文化を大切にしていきたい、と改めて感じる。

 

主人公の澪を演じるのは黒木華。

江戸にやってきた大坂の料理人という設定なので、大阪府高槻市出身の彼女が演じることで自然な関西弁が耳に心地よい。

またドラマの中の料理シーンは、特訓してすべて彼女が吹替無しでやっているそう。

 

澪の幼馴染で吉原一の花魁・あさひ太夫を演じているのは、成海璃子。

目鼻立ちがシュッとした彼女にはぴったりの役だ。

成海璃子といえば、2016年・東海TV「リテイク 時をかける想い」での、筒井道隆との父娘の愛憎劇がとても良かった。

 

そして物語は、不幸が重なり大坂の一流料理屋から流れ流れて江戸にやってきた、澪の主人であるご寮さん(安田成美)との血のつながらない母娘の愛情、御前奉行の小松原(森山未來)、町医者の永田源斉(永山絢斗)との恋模様、江戸一番の料理屋・登龍楼との名声をかけた勝負の数々など、見どころが豊富で、毎回飽きが来ない。

 

特に、幼馴染である澪と野江(後のあさひ太夫)のエピソードは、幼い頃に生き別れた二人の、お互いを思う気持ちと、叶わぬ願いに感動を禁じ得ない。

7話、吉原の「翁屋」料理番・又次(萩原聖人)の計らいで、遊郭の2階の窓から顔を隠して澪と再会するシーンは、涙無しでは見られない。

当時の遊郭の厳しい掟をかいくぐって再会を果たし、未来に希望をつなげようとする二人の姿が切ない。

 

優しい物腰で一見か弱い風情であるが、時折、内に秘めた熱い気持ちがほとばしる澪という少女を、黒木華が魅力たっぷりに演じている。

まさに役が乗り移ったような演技は、黒木華の真骨頂だ。

 

澪に思いを寄せる、二人の男。

森山未來の時代劇向きの男ぶり、永山絢斗の清廉さも良い。

永山絢斗は不祥事で一線から退いて久しいが、時代劇も現代劇もいける、シュッとしたイケメンだったのでもったいない。

 

共演もNHKらしく、時代劇ならこの人というキャストで手堅い。

小日向文世、麻生祐未、伊武雅刀、浪岡一喜、松尾スズキ、木村祐一、杉村蝉之介(このひとも不祥事で最近見なくなった。。。)、大倉孝二、国広富之など。

 

蒔田彩珠が重要な役で出演。翌年の「透明なゆりかご」で初めて認識したが、この作品でもすでにしっかりした役作りで、その才能の片鱗をのぞかせていた。

またすっかりNHK御用達俳優になっている、毎熊克哉もクセのある役で出演。

 

ふき役の蒔田彩珠。

その実力がやっと最近、世間に認知されるようになった。

 

良い原作・脚本に良い俳優陣、物語を盛り上げる小気味よい音楽など、時代劇ファンも料理ドラマファンも納得させる良作だった。松本穂香と奈緒の映画版も観てみようかな。。。

その前にスペシャルも観ないと。

 

最後にエンディングロールで流れる、「澪の献立帖」のコーナーが、妄想マニアにはたまらない。現代のシステムキッチンに立つ澪(もちろん劇中の和装)、ムーディなテナーサックスのBGMに乗って澪が「わたしと、〇〇を一緒に作りませんか?」(もち、関西弁)と誘う。

その時点で妄想スイッチが入り、キッチンで黒木華と一緒に料理している自分がいる。

毎回、このコーナーも楽しみの一つであり、ゆえに最後まで満足度の高いドラマだった。

 

柳原料理教室のHPより。

昆布を「こぶ」と言う黒木華が好き・・・・笑

晴れ男、その名もマサ・Yさん。

いつも予報が雨であっても、マサ・Yさんとラウンドするとなぜか降らない。

降ってもパラパラで終わってしまう。

たまやんとラウンドすると、雨の確率が高く感じるのと比べると、まさにミスター晴れ男と言っていいだろう。

今日も結局一滴も降られずにゴルフが楽しめた。

 

ラインヒルGCは5年ぶり。

昔はお値打ち価格のわりにいいコースだったので、よく行っていた。

8時前にマサ・Yさんのお迎えでGO。

今日は大塚製薬のオープンコンペプラン。

雨でもキャンセル料無し、料理は美味しい、といいコースである。

 

レギュラーティで6,396y。一日中曇り空で涼しく、最高のラウンド日和だった。

 

2番ミドル。

 

5番ロング。

 

OUTコース

 

1 ミドル 416y 3-1 パー

2 ミドル 379y 4-2 ダボ

3 ミドル 367y 3-2  ボギー

4 ショート 155y 2-2 ボギー

5 ロング 497y 5-2 ダボ

6 ミドル 392y 2-2 パー

7 ミドル 349y 2-2 パー

8 ショート 142y 2-1 パー

9 ロング 476y 4-2 ボギー 

 

【ティショット】

1 〇

2 X右

3 〇

4 〇7I右手前

5 〇

6 〇

7 〇

8 〇8I手前

9 〇右

 

MATT 43 久しぶりだが悪くない

マサ・Yさん 52 ティショットは好調

 

2番はラフから打ち上げの6Iを右にミスってしまい、4オン2パットのダボに。

打つ時に右に出そうだ、とわかっていたのに何もできず無念。

 

3番は1.5mのパットを外しボギー。

 

5番は珍ショットが。2打目を4UTで打ったらトップしてしまい、そのまま前4のティーマーカーに当たって横に出てしまう。

たぶん、救済は受けられない(障害物扱いであるがまま?)ので、ここは仕方なく3打目をそこから打つ。

3打目の4UTも4打目のPWも全部トップ。。。5オン2パットのダボ。ここのホールだけおかしかった。

 

9番も2打目の4UTが左に出るミス。今日は4UTのトラブル多し。。。

 

お昼はここの名物である豚スタミナ焼き定食。ここに来たらこれを頼みたくなる。

変わらぬクオリティと量で満足。ご飯は大盛無料だがそんなに食べれません。。。

メニューも豊富でどれもまずまず美味しい。

企業努力を感じる。

ベテランスタッフさんが、ドリンクバーもどうぞ、と声をかけてくれるなどホスピタリティも素晴らしい。

 

レストランから見える庭園もよく手入れされている。

 

INコース

 

10 ロング 512y 4-2 ボギー

11 ミドル 365y 4-1 ボギー

12 ミドル 394y 3-3 ダボ

13 ショート 122y 2-1 パー

14 ミドル 391y 3-1 パー

15 ミドル 336y 3-2 ボギー

16 ショート 130y 3-2 ダボ

17 ロング 501y 3-2 パー

18 ミドル 424y 3-2 ボギー

 

【ティショット】

10 〇

11 〇右

12 △左

13 〇PW手前

14 〇

15 〇

16 △9I右ガードバンカー

17 〇

18 〇

 

MATT 43ー44 87 久しぶりに落ち着いて回れた

マサ・Yさん 52-51 103 後半パットがよくなってきました

 

最近アプローチのタッチが合わなかったので、今日は52度を主に使ったが、その結果まずまずの出来栄えだった。

その一方で、パットがなぜか入らないことが多く、特に後半はかなり損をしている。

 

10番はそのパットが寸止め。

 

11番は52度のアプローチが寸止め。

 

12番はロングパットをミスって3パット。

 

15番は1mのパーパットを決めきれず、カップ手前で右に切れる。

 

16番、打ち下ろしの短いパー3,9Iは右に出てガードバンカーに。アゴが高くピンが近いので出すだけになってしまう。

ラフからのアプローチがナイスだったのに、1mのパットがまたも入らず。。。。

 

17番は3打目の打ち上げ140yを7Iでナイスショット。

 

ピンハイ2mにつけたが、ここも一筋違っていて入らなかった。。。バーディが、、、、、

 

10番ロング。

ここで後ろから打ち込まれる。

次のティグランドで会っても何にも言ってこない。

こういうマナーxのゴルファーが最近多いので、やれやれと思っていたら、マサ・Yさんがドスの利いた声でクレームを言いに行った。ガタイのデカいマサ・Yさんにすごまれて素直に謝っていたが、言われないと気づかないようではアカン。

先日、タツアキ君とのラウンドでも打ち込まれたが、その時は打ち込んだ人が謝罪に来てくれた。それが普通だ。

最低限のマナーを守れないようでは困る。

 

16番パー3のティイングエリアはマットだったが、お花畑になっていて和む。

こういう気遣いは素晴らしいと思う。

 

ラウンド終了後、前半9ホールの新ぺリアで大塚製薬の製品がもらえるオープンコンペの結果が。

151人参加して、MATTは8位で飛び賞GET。

 

500mlのポカリが1ダース。

マサ・Yさんも20位で飛び賞GET。

これでお昼の料理の差額込みで13,000円はお値打ち。

 

スタッフ全員でアイデアを出し合って運営している姿勢は、企業努力を感じる。

以前よりも良いコースになっていると感じた。

またラウンドさせていただきます。

 

マサ・Yさん、来月も都合合えばよろしくお願いします!

 

 

以前から観たかった作品。

「ヨーロッパ企画」の上田誠の脚本、山口淳太監督というと、吉岡里帆主演の「時をかけるな、恋人たち」も名作ドラマだったが、本作品もアイデアと脚本の切れ味が絶妙な一品だった。

 

京都の貴船が舞台。

福知山時代の2017年12月、鞍馬山に観光で登ったことがある。

少し足を延ばせば貴船だったが、冬と言うこともあり行かなかった。

夏の川床が有名なのもあったが、今から思えば行っておけばよかったなと後悔している。

 

86分という短編なのだが、上田誠が得意とするSFなので、2分ごとにタイムループするという設定だといったい何回ループするんだ?それに、毎回ループして観客は耐えられるのだろうか・・・ などといらぬ心配をしてしまった。

だが、当然そんな心配は杞憂に終わる。

 

しつこく2分のループを繰り返す冒頭から中盤のシークエンスで、しっかり登場人物のキャラを見せてこの後起こるだろう様々な騒動の伏線を張り巡らしている。

そして、中だるみしないように中盤からは貴船の美しい雪景色を背景に、中居のミコト(藤谷理子)、料理人見習いのタク(鳥越裕貴)という主人公の若い二人の淡い恋物語を挿入。

 

続いてそれまでコメディだった雰囲気を、突然の事件発生で緊張感あるものに流れを一気に変えて、そこからタイムループの原因をまさかの種明かしで感動のフィナーレへと導いていく。

上田誠の脚本の素晴らしいこと。

90分弱という尺がピリッと引き締まっていて、ラストの爽快感が半端ない。

 

先日観た「侍タイムスリッパ―」もそうだが、お金や有名な俳優がいなくても、アイデアと脚本・演出で映画はなんでもできる、楽しいものになる、といった好事例だろう。

 

主演の藤谷理子は、舞台となった老舗旅館・ふじやが実家という京都人。

29歳にしては幼い顔立ちで若く見える。

テンポよいセリフ回しに、気風の良い演技が才能を感じさせる。

とてもいい役者さんだが、舞台を中心に活躍しているようなので、たまにでいいので映画やドラマでも見てみたい女優さんだ。

 

藤谷理子。

舞台の方が映える役者さんかもしれない。でも映像作品でもぜひ観たい女優さん。

 

そのほかの俳優陣も名の知れた人というと、近藤芳正、本上まなみ、「ヨーロッパ企画」所属の永野宗典くらいだろうか。

早織も出ていたが、かなりお痩せになったようで眼鏡とも相まって、最初誰だか気づかなかった。 そのほかには久保史緒里(乃木坂46)が、ストーリーのキーマンとして出演している。

 

ハンディカメラを多用した躍動感あるカメラワークや、タイムループするたびに変化する貴船の四季折々の景色、個性的な役者陣の連携のとれた演技など、完成度の高い作品として人に勧められる一品だと思う。

 

こうなったら同じヨーロッパ企画の作った「ドロステのはてで僕ら」も観てみよう。

 

1W PING G425 MAX 10.5度 ALTA CG 55 FlexR(US仕様)

5W PING G425 MAX 17.5度 ALTA J CB SLATE FlexS

4UT PING G425 22度 ALTA J CB SLATE FlexS

5UT PING G425 26度 ALTA J CB SLATE FlexS

5I~PW ミズノMP55(NS-PRO950GH)FlexS

50度、52度、56度 クリーブランドRTX6 ZIP CORE(DG 115 Spinner Tour issue WDG Flex)

スコッティキャメロン スタジオニューポート2

 

2009年からクラブを入れ替えるたびにUPしてきて、はや43回目。

振り返って見てみると、なんとも無駄な買い物ばかりしてきて自己嫌悪に陥る。。。笑

2020年以降はほとんどクラブを買い替えしていないので、それまでの10年間が迷走の時代だったといえる。

 

今回は5Wを変更した。

昨年夏に買ったG425 SFTはやたら球が捕まって怖くてコースで使いづらかった。

実際にトラブルになったケースも多々ある。

 

そこで同じG425のMAXの新品がゴルフドゥで値下げ(26,800円)していたので買い替えることに。ついでにアメリカ駐在時に買ってほとんど使っていない新品同様のオデッセイ2ボールも売りに出すことにした。

 

昨日行きつけの鶴田のゴルフドゥに行き、査定結果は2本合わせて17,000円。

メルカリで売った方がいいのかもだけど、ついめんどくさくて・・・

 

2500円分のポイント使用に、他店からの取り寄せ送料無料キャンペーンがちょうど昨日から始まったというラッキーもあり、差額7,000円ちょいで購入できた。

まあ、新品同様のクラブをたたき売りした結果ではあるけど・・・

 

なんで1年前に買う時にSFTを選んでしまったのか。

確かLSTが欲しかったが新品がもう無くて、MAXはヘッドが小ぶりなのでSFTにしたと記憶。

でもドライバーと同じMAXにしとけばこんな無駄な買い物は無かったのにと思うと、つくづくマネジメント力が弱いと反省。ゴルフも然り、か。。。泣

 

原作者の柚木麻子の作品といえば、「伊藤くん A to E」はとても良いドラマ&映画だった。

 

昔から、女流作家の小説が好きで読む機会が多い。

男と女というのは一生相いれない、お互いの本当の心の中は理解できないものだと思っている。だからこそ、女性を理解しようというのではなく(そもそも本当の意味で理解などできない)、男が永遠に理解できないものの正体を見たい、、、という本能的な欲求に従い、女流作家、監督の作品を求めるのかもしれない。

 

タイトルにあるナイルパーチとは淡水の肉食魚。生態系を破壊するほどの攻撃性を持っている。柚木麻子の描く世界、それは男の見えない場所で女同士が壮絶に競争し、お互いを攻撃しあっているその地獄のようなものだが、この作品でも心が捩じられきりきりと搾り上げられるように綴られている。

 

良い原作に良い脚本、そして良い役者とすべてがそろった本作は、隠れた名作と言っていいと思う。全8話にぐっと凝縮されたエッセンスを、女優陣が文字通り体を張った演技で魅せてくれる。

ちなみに「伊藤くんA to E」でもそうだったが、男優陣は刺身のツマ程度の扱いだ。

例えば杉下康行役の淵上泰史は女を理解しようとしない男代表、丸尾賢介役の篠原篤は、女に多少理解のある男代表として描かれている。ただ、それぞれが女性サイドにとっては重要な立ち位置で存在し、物語に立体感を持たせている。

 

主人公の志村栄利子を演じるのは水川あさみ。もう一人の主役ともいえる丸尾翔子を山田真歩が演じる。この二人の演技力があってこそのドラマといっても過言ではない。

水川あさみの豊かな表現力は、人との距離感が常にバグってしまっている危うい栄利子という存在をリアルなものにしている。

 

水川あさみ。

美人なのだが、役としてはそれこそなんでもできる器用なイメージ。

 

また、山田真歩は本当に実力ある女優さんで、脇役でも光るが主役でも魅力的な役者であることを本作で証明してみせた。

 

山田真歩。

こういう人のことを本当に演技が巧い役者だ、というお手本のような女優。

 

さらに共演の女優陣も素晴らしい。

2021年の放映当時は森矢カンナ名だった、森カンナ。小笠原圭子という、過去に栄利子によって人生を台無しにされた女性を演じている。

栄利子の母役の宮地雅子はベテランらしい味のある演技。

そしてサイコパスな女・高杉真織を演じて爪痕を残した小池里奈。

3人とも2人の主人公とかかわる「女」として、なくてはならない存在である。

 

小池里奈といえば将来期待された若手だったが、色々あってその後あまり見かけなくなった。

この作品での演技は相当怖い。もっと彼女の活躍が見たいのだが。

「桃ノ木マリン」だけで終わるのはもったいない。。。

 

 

男社会の中の男同士の競争は、勝つか負けるかがはっきりしていて可視化されていることが多い。一方で男社会の中の女同士の争いは、非常に見えづらい。

女性は単純な男の世界には無い、表と裏を同時かつ瞬時に見て判断をしないとダメなのだ。

 

栄利子と翔子は、タイプも生きて来た道も違うがその難しい世界で上手く生きることができず、もがき苦しみ、目を背けて生きてきたという点では似たもの同士であった。

不幸だったのはお互いが相手は自分と違う種類の人間だと思い込んでいたことだったのだろう。

 

こういうドラマを観れば観るほど、本当に男と女は違う生き物なのだということに驚かされる。

だから安易に「女性の気持ちがわかる」などと言う男のことは信用ならない。

同時に、男の気持ちがわかる女性というのもうさん臭いものだ。

いずれのケースにしても、相手の性からは「わかっていないやつ」というレッテルを貼られ、笑顔の裏では軽蔑されるのだ。

 

最終話で栄利子と圭子(森カンナ)、栄利子と翔子がそれぞれ互いの胸のうちをさらけ出して、お互いをいたわり合う。これまで女性同士の激しいつばぜり合いを見せられてきた後だけに、言葉の一つ一つが心の奥底に染み入る。

誰かのための、誰かが認めてくれる自分はいらない。

自分を信じ、自分のために生きる。

支え合うということは、依存することではなくお互いが自立し、互いの距離感を大事にしながらいたわり合うことだ。

 

共演者はあまり多くはない。安藤聖、飯田基祐。

監督の瀧悠輔は、「クレイジークルーズ」「七夕の国」「早朝始発の殺風景」「アカリとクズ」「ガールガンレディ」などで監督・演出。

 

2日で一気見するほどのスピーディな展開と圧倒的な熱量。

ただ、それなりのテンションの時でないと視聴が辛いほどの演技力で見せてくれるので、心の調子は万全を期して。

中村アン。

 

もう、本当にど真ん中でタイプの女性だったりする。

アカン、そんなことを書くコーナーではなかった。

 

「SUITS/スーツ」での秘書の玉井役が本当にかっこよくて美しかった。

そのイメージが強すぎて、「僕の手を売ります」での可愛い女性役の萌えGAPが凄すぎて、悶絶してしまう。

 

アカン、またズレている。。。

 

最近時では「約束~16年目の真実~」、そして先日観た「災」での刑事役が、男社会で奮闘する大人の女の魅力が爆発していた。

 

竹内結子という存在を失ってしまった今、男前でかっこよく、でも女性的な美を併せ持つ女優さんの筆頭として、これからもっともっと活躍してもらいたい女優さんだ。

巨匠 ヴィム・ヴェンダースの「パリ、テキサス」風にタイトルをつけたが、全然違う、、、、

ヴェンダースの「パリ、テキサス」のパリは、フランスのパリではない。

アメリカは移民の国なので、街の名前は入植者の故郷の街の名前が使われることが多かったという。

なので、テキサス州にあるパリという街がタイトルになっているのだ。

 

アシスタントとして監査業務デビューすることになり、国内外の主要製作所の所長を歴任した大先輩、N本さんと2人で、水曜から二泊三日の出張へ。

水曜夜は、移動・前泊で10数年ぶりに鈴鹿は平田町に泊まった。

N本大先輩の行きつけの居酒屋で一次会、その後近所のお店で二次会をやってこの夜は終了。

 

木曜は一日、業務監査を行って夕方に浜松へ移動。

ホテルで別同隊の先輩たちと合流し、食事会へなだれ込む。

お食事会では、監査に関する話が色々と聞けて勉強になった。

先輩たちは皆さんエキスパートとして活躍されてきた人ばかりで、個性豊か(クセ強ともいう、、、)なメンバーばかりだ。

 

入ったお店はJR浜松駅北の歓楽街にある居酒屋「濱松たんと」。

お店は若い人を中心に大繁盛。

自分の娘くらいのキャピキャピの元気な店員さんが走り回り、大盛況のわりにオーダーしたらすぐに届くという質の高いサービス。

 

浜松の地ビール・ABATEN LAGERを頼んだが、すっきりとした後味で美味しかった。

ビールの一杯目の際、店員さんから「おひとり代表者が、やらまいか!と掛け声をかけたら、みんなでおいしょう!!と続いて乾杯してください」と説明が

こうやって盛り上げてくれるのも、なかなか楽しい。

 

 

浜松ぎょうざはじめ、おさかなもお料理も大変美味。

しかも7人で飲んで食べて28000円。

若い人がいないベテラン中心だったとはいえ、結構飲んだわりには安い。

企業努力を感じる、良いお店だった。