0540 新手
「ちょっと微妙な話なんだけど、してもいい?」
「え、なによ」
「いいの、するよ?ええと、この間、休みの日にさあ、普通に出かけてて、夜になって家に帰ってみたらオレんちのドアのところになんか小さくて黄色い封筒が張り付けってあったんだよ。いかにも女の子っぽいやつが。なんだろなあ隣人からのメッセージかな?って最初は思ったんだ。『夜中にうるさい音楽かけるのやめてください』的なさ。なんかやーな予感がしたんだよね」
「あはは、いかにも自覚なく迷惑かけてそうだしな、君は」
「そう、それで中をあけてみたんだけど、それがびっくりでさ、『○○です。覚えてますか?』なんて書いてあんのよ。知ってるでしょ、前に一緒に仕事してた」
「ええーーー!!!なんで??あの娘がーー??そりゃ、びっくりだな」
「でさ、『電話番号がわからなかったので急に訪ねてしまってすみません』とか書いてあんのよ。そういえばあの会社、年末に年賀状書くために住所録を配ってたじゃん。どうもそれ見て調べて来たらしくってさ。っていうか、わざわざ住所調べていきなりオレんちまで訪ねて来てるってのが、まず引くよねえ。どんだけ行動的なんだよってさ」
「で?なに??どういう内容だったの?」
「いや、なんかね、『お願いしたいことがあるので電話ください』なんて書いてあってさ。何?お願いって何よ?って思っちゃうじゃない。ちょっとびびっちゃったんだけどさ」
「うわ、それってどう考えてもあれじゃん?っていうか手法としてはやや古過ぎる感があるな」
「でしょ?今時いい大人がそんなことしないよな、なんて思ってさあ。めんどくさいなあって思っちゃって。でも知らない間柄じゃないわけだし、シカトするのも大人気ないかな、なんて思ってさ。お願いっつうからには何か困ってることがあるかもしれないとか思ってね。で、電話してみたのよ」
「へえーーえ!で、何だったの?」
「それがさ、すごい気になるでしょ?それがさ・・・・、それがさ・・・・」
「何よ??で?」
「うん、続きはホームページで!!URLは・・・・」
「なんだ、またスパムかよ!」
0539 ゴールドフィンガー
シャーリー・バッシーの「ゴールド・フィンガー」をかけると鳩が逃げる。というのを大昔・・・というのは20年以上前の話だがテレビでやってたのを見たことがある。それ単純に大きな音にびっくりして鳥が逃げるっていう話なんじゃないの?ってわけではなく、他の曲(うるさいやつ)を同じ音量でかけたりして実験してみても、鳩はびくともしないのだ。しかし「ゴールド・フィンガー」のさわりをほんのちょっとかけただけで、大群の鳩は慌てふためくようにして逃げてしまうのである。番組では結局、その原因は不明というオチだったような気がするのだが、なんだよーそれ、気持ち悪い話だなあと今でも私の中で妙に強いインパクトを残しているのである。DNA鑑定とか科学が発達している今だからこそ、その謎を解明していただきたいわけなのだが。
で、あまりそれとは関係ない話ですが、カラスはここ10数年の間で着実に進化していると思わないですか。だんだん頭が良くなってきて度胸も据わってきてる感じが私はします。間違いないです。そういえばこの前、4月に野音でライブをやった時に出番まで時間があったので日比谷公園でのんびりしていたら、たまたまカラスが猫を襲っているシーンに遭遇してしまった。猫とカラスでは、カラスの方が断然強いのではないだろうか。んでこれはカラス自身そのことになんとなく気がついてきているという話ではないのか。で私は思うのだが、この先何10年の間で、カラスはもっともっといろんなことに気がつき始めて、洒落にならないくらい人間を脅かす存在にまで進化しているのではないでしょうか。
そこでシャーリー・バッシーの登場ですよ。カラス撃退のためのシャーリー・バッシーのシャウト集とかが急遽企画されて、まさかの大ベストセラーですよ。この想定外な状況こそが近未来であって、ヒッチコックも真っ青なわけですよ。っていうかどうなのよ。
0538 mustang baby
- Fender Japan MG65 VWH
- この写真 がたまらんのですよ。確かに宮崎あおいが良いのだが、どちらかというとそういう話ではなくて、単に若くて華奢で男の子っぽい女の子がフェンダー・ムスタングを抱えている姿がとても絵になっていて、萌えなのだ。
- フェンダー社のムスタングというギターは元々スチューデント・モデルといって、ショート・スケールで価格も廉価、要するに初心者向けのエレキ・ギターである。ピッチは安定しないしサステインにも伸びというものがない。しかし高音が妙にピキピキと「鳴る」ギターである。ムスタング使いの名手といえば個人的には「DIS」~「PHY」期の下山さんが思い浮かぶのだが、一般的にムスタングといえばやはりチャーだろう。チャーといえばムスタングである。ある意味、渋いギターではあるのだがその反面、私かもう少し上くらいの世代の人であれば「ムスタングいいんだけどなー、チャーが使ってるからなー」なんつって、なんとなく敬遠されがちなギターではあったと思う。
- しかし20代前半の女の子には、そんな事は全然関係ない。安いし、なんとなくかわいいモデルなので買った、でOKOK。実際のところこれは向こう見ずなギターなのだ。そういうところを含めてなんだかリアルで良いのだ。この写真を見てムスタング欲しいと思うのはまだ健全な話だと私は思うなー、「けいおん」よりかは。
0537 モテT
ディーヴォについては実はそれほど熱心なリスナーではないのだが、ディーヴォのTシャツを1着持っている。黄色地に黒い文字で「DEVO」と初期のロゴがプリントされてるだけのシンプルなもので、なんだかそれが妙に気に入ってしまって買ったのだ。
不思議な話なのだが、そのTシャツを着て外に出かけると、いろんな人・・・特に外国人がよく声をかけてくる。「オーゥ、ベリーナイスティーショーツ!」とか、「ワタシモDEVOダイスキデース」とかなんとか。妙にチヤホヤされた気分になります。で私は思うのだが、そこらのアーティストTシャツを着ていても、ここまで声をかけられる事ってなかなか無い。ただDEVOって書いてあるだけのそっけなさが、どこかとぼけた味わいがあって、そこがいろんな人にとってのDEVOの良さだったりしているのかなーなんて私は思うわけです。
0536 日本 vs カタール
ここ数試合で、岡ちゃんはなんだかんだいっていい監督なのでは?と思っていたところであった。やっぱり日本語が通じるというのは大きいのかな、と思っていた。瞬時のコミュニケーションは駆け引きの基本である。なわけであって、なんだよー今日の試合はよー。カタール相手に引き分けてる場合なのか日本。そもそもあの先制点はオウンゴールだったし、ダメダメじゃん。
今回の敗因は、っていうか負けてはいないけど、要するに今日はズバリ松木がダメだった。今日はえらいおとなしかった安太郎、実際のところアンタおったんかという控えめな解説であった。あれでは解説とはいわない。いや、いつも解説にはなっていないのだが、あんたはあれかワールドカップ出場が決まったらそれでええんか?と言いたくなってくるローテンションぶりだったなあ。「危ない!!!」とか「ここはシュートで終わりたいですねえ」とか、明らかに日本ファールなのに「ここは日本ボールですよ!」とか、むちゃくちゃかつ直感的なリフが今日の松木からは一切出てこなかったのである。
しかし松木の解説はあれはあれで本人的にはエンターテイメント意識の賜物だそうなのだが(ここ に書いてあった)、言うならばロックンロールである。あの人がサッカーについて語る時の目つきはちょっとやばい。アイ・オブ・ザ・タイガーである。サカナくんと同じ目をしている。とにかくそんなことではオーストラリアにすら勝てないと思った。とにかくもうちょっとがんばれと言いたい。
0535 Missing Link
清志郎がフィッシュマンズの歌を歌っている 。間奏のところで「Honzi!」って煽る場面がとても素敵だ。こうやって見てると、この二人はなんだか妖精そのものみたいに思えてくる。Honziさんはこのアルバムに参加していて、繋がりがあったんですね。しかしいろいろな意味ですごいな、これは。あらゆる場面において清志郎という人は一切のブレが無かったことが改めてわかる動画であると思う。
それとはあまり関係ない話なのだが、この話 が面白い。フィッシュマンズとフリッパーズ・ギターという一見、脈絡がなさそうでありそうなこの両者をつないでいたのが、実はRCサクセションだったという事実。思ってる以上にこの世界は意外と狭いので、この手の「偶然」はわりとよく聞く話ではあるのだけども、たまにはそういった事象を運命と呼びたくなる気持ちを私は密かに擁いているのである。
0534 シングル・マン
なんだか最近、RCサクセションや忌野清志郎の音楽ばかり聴いています。久しぶりに聴いてみるとやっぱりいいんだ、これが。素晴らしいんだほんとに。正直なところ、ここしばらくはあんまりちゃんと聴いてなかったのです。今さら何を言っているんだという話である。ほんとにごめんなさいと言いたい心境である。
この「シングル・マン」は、その昔から名盤といわれていたアルバムであった。なのだけど、このアルバムに関しては実はあまりピンときたことが無かった。2曲目でいきなりリンコさんがリードヴォーカルをとったりしているし、違和感というか、とにかく私が知ってるRCサクセションの音楽とはちょっと違ったのである。なじみのある「スロー・バラード」にしても、私が勝手に親しんでいたそれとは、やっぱりなんかちょっと違った。かといってフォーク時代と呼ばれていた音には、それはそれで、ああそういうことも昔はやってたのね、と簡単に受け入れることができたのだが、このアルバムはそれらともちょっと、いやずいぶん違った。かなり風変わりな音楽だな、と思っていた。
でも今聴くと、このアルバムの良さがすごくよくわかる。全く今頃なにいってんだよオレは、という話である。これ、1975年とかなんでしょ?清志郎は当時22歳とかだったわけでしょう?ちょっと凄くないか?どうしてこんなアルバムが作れてしまったのかな。と思うわけである。よくわからないけどめちゃめちゃテンションが高いし、なんなんだこれはと思う。今でも謎すぎるアルバムではあって、とにかくなんだかわからないんだけど、すごい変なアルバムだと思ったのだ。その「変」で「謎」というのは、大人である私が思う理想的なロックっぽさそのものなのである。
星勝のアレンジは、本人達には不本意だったそうなのだけど、この異端な作品は彼の仕事ぶりに負うところがやはり大きいと思う。あとジャケットですね。インナーにはこのイラストを本人達が実践している写真が載ってるのだが、それがなんだかとても秀逸なのだ。どこか不気味で、そこはかとない凄みがあって、ずっと見てると吹いてしまう感じ。愛すべきRCサクセション。このジャケットとあの写真込みで「シングル・マン」という作品なのだという思いが強い。
ところで、「スローバラード」には2番はないんだぜという話。
「スローバラード」は、1番でAメロがあってBメロがきて、ちょっとした間奏があって、もう1回Bメロが来て、それでまた管楽器ののソロがあって、フェイドアウトして完結するのである。2番がないのだ。実はこのことに今まで気がつかなかった。それで完璧な曲なのである。でもやっぱりそれ、ちょっと変わってますよね。ただそれで何も問題はないのだ。完璧とはこういうことなのだと思う。
しかし実はこの曲は元々2番らしきものがあって、市営グランドの駐車場で寝ていたら、突然お巡りがやってきて注意されてムカついて、という続きがあったのだそうです。でもそれではせっかくの美しい歌が台無しだというので(そりゃそうだ・笑)削られたらしい。こちらのサイト に書いてありました。ちなみに「日隈くん」をめぐる衝撃エピソードも読めるので、興味があったらご覧になってみてください。
で今気がついたのだけど「シングル・マン」というのは、要するに独身男という意味なわけですよね。それは染みるわけだ。
0533 イタリア製
この動画 、すぐ消されちゃうんだろうなー。
思うにこのお客様は、やっぱり我に返って返品したくなっただけなんじゃないかなあ。っていうかこの番組、このまま続けたのか?後でフォローとか落とし前とか何もなかったのかしら。
てもさー、そもそも親戚が5人いたとして、内祝に同じネックレスを5個買うものなのか?あるいは最初から確信的に転売目的だったりとかして保証書(鑑定書?)にこだわってたりするんじゃないのか。
しかしこういう気まずい空気って、テレビで見てるとこっちの方が緊張してくるなあ。妙に眠気が覚める動画ではあります。しかしネックレスはさておき、この生電話のコーナーが「やらせ」でなかったという事実はもっと高く評価されても良いんじゃないだろうか。だれも得していない話なんですけども(笑)。ていうかこれはやらせじゃない事につけ込んだ競合会社かなんかの陰謀的仕込みだったりしないか。考えすぎ?
しかしネックレス業界に於いてイタリア製って価値が高いんですかねー。考えてみれば家電業界では日本製のがダントツに評価高いのに、どうして日本製のギターはダメダメなのか。いやそれは全く関係ない話ですがね。っていうかですよ、フェンダージャパンにはもっと頑張れと言いたいですよね。けいおんに便乗してる場合じゃねえだろーとか。いろいろ考えさせられます。
そんなことよりこのアシスタントの女の人は微妙にエロいなあ。案外ファンとか多いんだろなあ。実にどうでもいい話。
0532 playlist090523
- 今日までそして明日から/和田アキ子
- 5,4,3,2,1 / Manfred Mann
High Time Baby / Spencer Davis Group
Bring Down The Birds / Herbie Hancock
Green Onions / Booker T. & The MG's - Sweet Soul Music / Arthur Conley
Think / Aretha Franklin
雨上がりの夜空に / 和田アキ子
晴れのちBlue Boy / 沢田研二
ダイスをころがせ / 小沢健二
Ant Music / Adam And The Ants
I am Just The Mops / The Mops
なればいい / The Spiders
夜をぶっとばせ / オックス
The Legend Of Xanadu / Dave Dee, Dozy, Beaky, Mick & Tich
Birds In My Tree / The Strawberry Alarm Clock
夜の散歩をしないかね / RCサクセション
0531 やきそば光線
- ウルトラセブン1967
昭和の子供達の思い出といえば、土曜日はもちろん学校があって、でも午前中で終わって、家に帰ると母親が焼そばを作って待っていたものである。で「お笑いスター誕生」とか見ながら「今日の九十九一のネタはイマイチだったな」なんて思いながらもぐもぐと焼そばを食べていたものである。
- ・・という話をすると「え、なんで!?うちもそうだった!」という人が多い。九十九一の件はともかく、土曜の昼の焼そば率は不思議と高いのである。
- それは実はメトロン星人の仕業である。かつてウルトラセブンでそういう宇宙人がいた。全国の母親に焼そば光線を送り、昼間に子供に焼そばを食べさせることによって、人間性をダメにしていたのである。テレビ的にはちょっとやばいのでそこはカットされていた。でその子供が大人になって、実際に今の世の中をダメにしている。今の不況もそれである。まさに40年殺しである。





