松田のこれ知っとるか?~炎の1000本ノック。 -42ページ目

0530 STEP

EPLP/RCサクセション

うわ、こんなこと やってたんですねー。バックに上田さんと鹿島さん。でギターが小暮晋也。おもしろい。


しかしこのアレンジはほとんどオリジナルのバージョンに近いのでは?なんて思って、久しぶりにこのアルバム聴いてみた。当時はこの曲のどこかフュージョンっぽい感じがあんまり好きではなかったんだけど、久しぶりに聴いてみるとリズムに異様なキレがあって、なんだかアシッドジャズが全盛だった頃に発掘されたレアグルーヴものみたいな音をしてるじゃないですか。そうか、これがあったかー、なんて今更思ってしまった。いや実はタワー・オブ・パワーが入ったやつとか当時は聴きなおしたりした事はあったんですけども、こっちのは完全に盲点だったな。

0529 SUMMER SONIC 09

Enter the Vaselines/The Vaselines

今年のサマーソニックのステージ割が発表 されている模様。オレ的に注目なのはやはり東京会場でいう9日のソニックステージである。おそらくヴァセリンズ→ティーンエイジ・ファンクラブ→ソニック・ユース→フレーミング・リップスという流れで見ることができそうなのだ。この4組がかぶりナシで見れるフェスというのはなんだか凄く理想的とすら思える。思うにこの日のソニックステージのオーディエンスは、9割がたどこにも移動しないのではないだろうか。それはそれでパンドラの箱を開けてしまうのではないかと余計な心配も出てくる。本来フェスとはそういうものではなかったはずで、それでOKなんだったら裏でやってるビヨンセとかリンプ・ビズキットなんてわざわざ呼ばなくてもいいんじゃん。そんで武道館とか借りてやればいいんじゃん。でもそれじゃあフェスって言わないですよ。でもサマーソニックって最初からそういうところあったじゃんみたいな話ではないのか。でもそれはそれでOKなので、そこのところは変えないでくれ。とはとりあえず言っておきたい。しかしなんだろな、この残尿感は。

0528 お説教

Boomania/Betty Boo

その昔、ベティ・ブーという人がおってな、近未来SFをコンセプトにしたようなヒップホップの女の子がおったのじゃ。けっこうセンセーショナルでな、そこそこヒットしたりして、深夜のMTVでも流れてたりして日本でもゴー・バンズとかがこの人の真似してたりしたものじゃった。しかしある日、この人がイギリスでライブをした時な、全編口パクだったのがバレてな、これが相当なバッシングを受けたのじゃ。でほとんどそれが原因みたいな感じでな、引退までしてしまったのじゃ。なんで??ええやんかと今だったらわし思うけど、当時はミニ・バニリいうて実はその人らが歌っておらんかったいうユニットがおってな、そういうの許されへん、それはないわいう風潮があったのじゃ。という話をパフュームとか聴いてる子らに教えてあげたい。

0527 ABCDEFGHI、JAZZ!

Little Miss Jazz And Jive/akiko


ヴァーヴが初めて契約した日本人女性ヴォーカリストの4年前のアルバム。かっこいい。私にしてみてみればジャズというのは殆ど骨董品に近い世界なのだが、決してそのレプリカなどではなく、いわゆるモダーンなあり方として提示しようとする姿勢に対しては私もきちんと姿勢を正して受け止めたいと思います。わずか4年の誤差ではあるが、やはりこういうのはできればリアルタイムで痺れるべきだった。

0526 生CMの女

レノアリラックスアロマ本体720ML

普段はあまりテレビを見ないのだが、朝は時計の代わりにしながら結構テレビを見ていることに気がつく。たいていは情報番組であって、私はフジ系列の「とくダネ」をよく見ている。時計代わりというからには毎日同じ番組が好ましいわけで、このコーナーが始まったらそろそろ家を出なくては、みたいな感じで朝のペースが出来てくる。


で、だいたい9時前後になると花王の生CMが始まるのだが、それをやってるお姉さんの何もかもが絶妙なので私は唸ってしまうのだ。いわゆる主婦ウケしそうなキャラと芸風の極意であって、あまり若すぎたり美人すぎたりするとおそらくNGの世界なのである。


しかし2001年ごろだったか、その人はどういうわけか若くてかわいくて初々しいキャラの女の人だった。この手のアナウンサー(っていうのか?)としては異色なキャスティングといえる。もしかしたら主婦層の評判はよろしくなかったかもしれない。ある日突然、「残念ながら私は今日でお別れになるんです。今までありがとうございました」みたいなことをうるうるした顔で言うのだ。1年もやってなかったんじゃないのか。あの時はさすがの私も朝っぱらから泣きそうになった。


で、その次の日に出てきた人は、これがもう腹が立つくらいプロっぽい人だったあくまで主婦目線で然るべき場所にその人ありみたいな、いかにも平和な芸風であった。期間も長かった。4年くらいやってたんじゃなかったか。


今やってるのはその人の次である。もう3年くらいやってると思う。この人もまたその道のプロっぽいキャスティングではあるのだが、こっちが見慣れてきたせいかだんだん洗練されてきて、最近はやや化粧も濃くなってきたような気がする。見ていると中学生がだんだん不良っぽく染まっていくようなスリルを覚えます


ところでレノアは素晴らしいですね。角森さんがかつてハイテンションに絶賛 していたのを思い出して私も使ってみました。花王さんの商品ではないんですが、細かいことは気にするな。

0525 フカキョン

ルート246 (限定盤)/深田恭子 & The Two Tones

今更なんですが、このジャケットはリリー・アレンだよなあ。と思ったらこっちの方が4年も早かったのね。ぜんぜん知らなかった。しかも小西さんの仕事だ。で曲もしっかりかっこいいっす。THE TWO TONESとか名乗ってるし。そのわりにいまいちスカにはなってないんだけどな。YOUTUBE 。とにかくこれはびっくりだった。


ちなみにリリー・アレンのはこれですね。もしかするとこのジャケットは他になにかの元ネタがあるのかしら?

オーライ・スティル/リリー・アレン

0524 BLUE

BLUE/RCサクセション

RCで1枚というと私はやっぱりこれだ。中学生の頃、レンタルレコードで借りてカセットに録音して、毎日毎日何度も何度も聴いていた。とりわけ「まぼろし」という曲が全てにおいて素晴らしかった。その後、大人になって若干の経済力を得ると、やっぱりこのアルバムを真っ先に買ってしまった。


テレビで竹中直人が「清志郎さんからは本当にたくさんのものをいただきました」というようなコメントをしていて、そうですよね確かに私もそんな感じのことが言いたいのである。優れた表現者というものは、その言動を通じて人に何かを与えるものである。そういう人からもらった何かはいつまでも忘れてなくて、私の中で生きてるから妙に実感があるのだ。彼は兄貴肌なんかではなくむしろその対極で、ロック界のカリスマとかいわれるとそれはちょっと違うんじゃなかったかと思う。そんなんじゃなくて、なんていうか常に自分と対等な立ち位置にいたような感じがします。R.I.P.

0523 夢の中の話

RAZOR SHARP(紙ジャケット仕様)/忌野清志郎

私が時々通りかかる道にバス停があり、そこには八戸行きと書いてある。へえ、ここからバスの乗るとそんな遠くまで行っちゃうのかー、と私は日常生活の中でこの道を通るたびに思う。


仕事の途中、自らの臨海地点を突破してしまい、ここから衝動的にバスに乗って八戸まで行く夢を私は何度か見る。現実的な話、深夜バスなので仕事の途中というわけには行かないのだが、目が覚めた朝、自分が八戸にいるというのはいずれにしても夢の中の話みたいな状況かもしれないなどと思いを馳せている。


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このGW、高速道路はどこへ行っても1000円というので通常であれば朝の8時で着くところ、昼過ぎに八戸に着いたという状況は、そういえばさっきニュースで見た現実と巧みに交差している。


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巷の話題として八戸といえば美人過ぎる市議なのだが、私に言わせれば八戸といえばイカである。美人過ぎる市議よりも新鮮すぎるイカの方が優先順位として断然上である。私はこう見えてイカが大好きなのである。ほっけでもいいけど、とにかく北の方なわけであって、海産物が美味いに決まってるのだ。せんべい汁も一応は名物なのだが、あれは別に東京で食べても同じ味がするだろう。それよりも新鮮な魚を当地で食べるのは、東京では宿命的に不可能な贅沢であって、それこそが旅の醍醐味といえる。


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かといって、いきなり卸市場まで行ってしまうのが短絡的である。いかにも夢っぽい話である。しかも休みだったりして、ていうよりもそもそも一般の人は入れない。いやもちろん知ってる。これは夢の中の話なのだ。


八食センター に来た。60店もの生鮮市場が入ってるショッピングセンターである。そこで買ったものが今すぐ食べられる七厘村というのがある。私は1尾200円で売ってたニシンといかめしを買って、そこで食べることにする。新鮮なイカとか言っておいて、加工食品を買ってるオレである。なんか美味そうだったので負けた。実際美味かった。ニシンは炭火であっという間に焼けてしまった。


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八食センターは実際のところ、観光客向けの施設であるらしく、そんなに安いわけではないみたいだ。しかしここは夢テンションによってなにもかもが安く見えてしまう。生物は日持ちしないので干物をたくさん買ってクール宅急便で自宅まで送ることにする。値段より鮮度、というわけでもない。できればその場で食べて帰りたいところだったが、いかめしとニシンでお腹いっぱいでもう食えないっす。もうあらゆる理屈が通っていない。夢なので。


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東北はまだ肌寒いかと思ったのだが天気はピーカンで暑い位で、うっすらと汗をかいてしまった。なので温泉に行きたい。八食センター近くの新八温泉に入る。すっかりリラックスしてしまったので、市街地まで行く。オキノ・レコードという昔ながらの中古レコード屋さんを見つけて中に入る。

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レコードだけでなく古本やゲームソフトとか、正直誰が買うのかと思うような洋服まで売っている。それほど安い価格設定ではないのだが、あまりマニアに荒らされていない感じの品揃えが今時珍しかったので、つい熱くなってしまい2時間近く時間をつぶしてしまう。

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みろく横丁という屋台村で、適当なお店に入り、本日のおすすめというカレイの煮付け(美味かった)とうに茶漬け(これも美味かった)とせんべい汁(これはまあまあだった)を食していると、カウンターの若いお姉さんが私に話しかけてくる。


「観光ですか?」
はい。
「どちらから?」
東京です。
「すごいですねー、どうしてまた?」
なんとなくイカが食べたくなったので。
「イカ頼んでないじゃないですか(笑)。なにか頼みます?」
いやもう食べれないです。


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地元の焼酎を4杯、〆て3千円ちょっとのお勘定。所詮観光客向けのお店なので悪いことは言わない。


いよいよ時間なので帰りのバスに乗ると、ちょっと疲れてしまってるらしく目が覚めたら朝の6時、池袋に着いていた。この日は渋滞の影響が無いらしかった。


ンビニに寄ると、重ねてあるスポーツ紙が見出しのすべてにおいて忌野清志郎の死を報道していた。これはいくらなんでもちょっと、後味の悪い夢なんじゃないかと思う。


目が覚めると気のせいか髪の毛がすっかり魚臭くなっているのに気がつく。ドアのベルが鳴った。クール宅急便だった。


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0522 未解決案件

The Pains of Being Pure at Heart/The Pains of Being Pure at Heart

2ヶ月前くらいだったか、たまたまかかっていたFMのラジオでものすごくカッコイイ曲を聴いて、それは女性ボーカルでいかにもインディーっぽいスカスカな音だったのだが、誰のなんていう曲なんだかが聞き取れなかったのである。前後に「今のイギリスの若者の間では・・」みたいな話をしていたので、ああ、もしかしてこれかあ?と思って確信をもって買ってしまいました。


で、違いました。これじゃないです。いや、これはこれでかっこいいアルバムだったんですけど、これじゃないんです。私は思うんだけど、あれが誰の曲だったのか問題は永遠に解決しないような気がする。そういうの、ちょっと困るんだよな。

0521 ピーコック・ベイビーズ

サイケな街/PEACOCK BABIES

ピーコック・ベイビーズは、ローデッドにもいい加減飽きてきた(笑)賀句さんが2年前に立ち上げたバンドなのですが、このたび17曲入りファースト・アルバムがリリース。ライブはもう何度も観ているんですが、とても興味深いバンドです。


初期の頃のライブはとにかく枯葉マナコさんの存在感が強烈で、賀句さんがコントロールしてると思しきところからも微妙にはみ出しているように見えるところがあって、そういうところが個人的にはとてもスリリングでしたが、最近はすっかり安定してきてスタイルも定着してエンターテイメント性もバッチシなステージをくりひろげておられます。と思うのは私が麻痺してきたせいなのか。


冗談はさておき、こういうコンセプトは微妙に熟練したメンバーで固めると、どうにも息苦しい雰囲気になりがちだったり、あるいは若いメンバーばっかりでやるとなると、どこかニヒルなニュアンスがが邪魔したりとかしがちなのですが、そういう意味でものすごく奇特なバランス感覚を保ったメンバー編成のバンドであると思うんです。例えばここから一人でもメンバーチェンジがあったりすると、そのバランスは微妙に危うくなるんじゃないかな。そういうところはこのアルバムにもしっかり反映されていて、ようするにそれこそがこのバンドの個性であり、サウンドであると。


で、このアルバムには入っていないけれど、ライブでは「東京ディスコナイト」とか「白い小鳩」(←カッコイイ)なんかもレパートリーにしていて、なんとなく小西康陽とか椎名林檎とかのメイン・ストリームな感覚とも微妙にかぶってるところがあって、そういう一面が単なる昭和歌謡をアングラチックにやろうぜ的趣味性のものでないように感じられて、かといって基本はパンクだぜっていうのともちょっと違う。そういうところが興味深いです。民放のテレビとかにバンバン出まくっていただきたいです。マジで。