ロードショー映画情報局 -9ページ目

イマアイ1位に!!

気がついたら1位ですよ^^b「いま、会いにゆきます」が週末映画ランキング1位。
先週の「コラテラル」を蹴落としての記録です。凄いことです。劇場キャパもそれほど大きくないのに・・・。

やはり今年は純愛・癒し系なんですかね~。「セカチュウ」こと「世界の中心で愛をさけぶ」に続いてのヒット。TBSはホクホクなことでしょう。

それにしてもトム・クルーズが「ハウル~」登場まで突っ走ると思っていたが、まさかこんなに早く転落するとは・・・。確かにいつものトム作品とは違うタイプで正月映画からも外されているが、意外な伏兵に東宝チェーンもびっくりか?

「いま、会いにゆきます」は良い映画ですよ!オススメです。

ピクサー新作ダントツ1位!!

1位は確実と予想はされていた「Mr.インクレディブル」が、もの凄い記録で1位を獲得。同じくピクサーの前作「ファインディング・ニモ」の記録もわずかだが上回った。興収75億円はアニメ作品では「シュレック2」に次いで歴代2位の記録。

ピクサーというブランドもあり、前作が「~ニモ」なのでスタートダッシュは良かったのかもしれないが、来週以降の推移が作品への直接の評価かもしれない。日本は「ハウルの動く城」があるだけに1位を取ることは難しいだろう。

それにしても「~ニモ」のオープニング記録を破るとは思わなかった。これで全ての作品で前作を上回る記録で、益々ピクサーの信頼度がアップし、次回作を最後にコンビ解消となるディズニーにとっては微妙な状況に。(まぁ今回も儲かってるわけで・・・)

まぁ今まで散々良い思いをしてきたディズニーなので、十分過ぎる契約だったと思う。版権も全てディズニーになっているので、「トイ・ストーリー」の続編もディズニー独自で作る計画もあるくらいだ。ただ、人材的に良いものを作れるかかなり疑問。やはりピクサーの要となっているジョン・ラセターがいないと作品的には期待できない。

ちなみにジョン・ラセターは元はディズニーの社員。その後、ルーカスが作ったVFX工房ILMのCG部門に入って、その部門をアップル創設者であるスティーヴン・ジョブスが買い取って作ったのがピクサー。ラセターも創設者の一人である。たぶんその縁もあって長編製作実績が無い製作会社と提携したのがディズニーだったのだ。

ついでに何かとディズニーに対抗意識を燃やしているドリームワークスのアニメーションをまとめているのが、ジェフリー・カッツェンバーグで彼も元はディズニーの社員。ディズニーアニメの全盛期を彼が支えたと言ってもいい存在だが、マイケル・アイズナーに追い出されて後に、スピルバーグとデビット・ゲフィンの3人で(ドリームワークスSKGの意味は3人から)ドリームワークスを作る。そして「シュレック」という超大ヒットアニメシリーズを誕生させた。

こう振り返るとディズニーは素晴らしい人材を、どんどん外に出してしまって自滅していく感じである。どうなるディズニー。

そしてピクサーの相手はどこに?(個人的にはソニーピクチャーズなんだけど・・・)

あ!なんの話をしてたっけ?全米ランキングからこんな展開に^^;
ということで、「呪怨」も3位で踏ん張ってます^^」

ピクサーの新作のさらに新作

12月4日から公開される「Mr.インクレディブル」の次のピクサー新作CGアニメの予告第一弾が公式サイトで公開された。

「カーズ」(Cars)という車が題材の作品で、ディズニーとピクサーが組む最後の作品となる。現時点ではその後のピクサーと提携する会社は決まっていない。(離れる報道から、再び契約報道、そしてまた決別報道となっている)

車が話したりする、いかにもアニメ的内容な雰囲気はあるが、もともと人間を題材にした作品を作るのが「「Mr.インクレディブル」」で初めてなので、ピクサーとしては本領発揮の作品かも。初期作品の「トイ・ストーリー」も子供向けとして見られがちだが、大人が観ても十分楽しめる内容で「カーズ」も期待したい。

そう考えると「Mr.インクレディブル」が、日本で受けるのか?ちょっと不安な面もある。

それにしても予告の映像で、冒頭の車が登場するシーンの見事なこと。本物の車の映像かと思ってしまった。しかし、車が喋るシーンは「機関車トーマス」のようで笑ってしまった^^;

とは言え巧みなストーリーテリングはピクサーの得意技なので、きっと楽しませてくれることでしょう。(ピクサー作品は大筋のストーリーはめちゃくちゃ単純だけど、その流れにそった展開が面白い。そして真面目で道徳心に重きを置いてます。それに対してパロディギャグやおふざけ路線で、あえて違う路線で勝負しているのがドリーム・ワークス・アニメーションの「シュレック」タイプです。新作「シャーク・テイル」もかなりふざけた内容らしいです^^;)

地底試写会は実現するのか?

話題作りとはいえ、凄い企画を考えたものだ。
青函トンネルの中で試写会とは・・・。

作品は「エイリアンvsプレデター」で、内容が南極大陸の600m下での
死闘を描いたもの。つまり内容に合わせて地下でやるということなのだ。

だからって・・・青森まで試写会に行く人って・・・い・な・い。
ということで「めざましテレビ」で取材してたが、チケット一枚も
売れてないらしい・・・やっぱり。
なぜなら7万近くも出して、東京から行く人がいるのか?
(有料試写のようです)

かなり無謀な計画だったのか?

いやいや、これだけの話題作りという作戦は成功してるのでは?
なぜなら成功しても失敗しても、映画の認知度は上がり
ワイドショーやニュースで取り上げられれば、宣伝効果抜群!

ただ、それによって観に行く人が増えるのか?が問題なんだけど。
頑張れFOX。

来年は「SWエピソード3」があるので、ホクホクだと思いますが^^;

ジョニー・デップの父親決まる!

本当はジャック・スパロウの父親です。そうです、大ヒット作「パイレーツ・オブ・カリビアン」の続編に海賊ジャック・スパロウの父親が登場することが決まったようだ!

10月25日のネタで、ローリング・ストーンズのギターリストであるキース・リチャーズがジャックの父親役でオファーされているとの情報だったが、どうやら出演を承諾した模様。

これで注目度が倍増したこの作品は、キーラ・ナイトリーの人気アップに加えてジョニー・デップの超期待出演作として期待度最高になりそうな予感。

え?オーランド・ブルーム?あ~出てたっけねぇ~^^;
(その後、「トロイ」でも株を落とした予感)

年末恒例のカウントダウン上映

今年も恒例の大晦日カウントダウン上映が行われるようです。
最新の映画を公開前に、オールナイトで3本上映する企画で元は渋谷パンテオンで始まった企画。現在はパンテオンが存在しないので、新宿ミラノ座に移って継続されているイベントです。

まぁ世の中は紅白ってる時に、劇場で映画なんてと思いますが、これがなかなか豪華な新作映画が上映されるのですよ。他にもいろいろ企画があって眠らないようになんて感じではありますが、寝ちゃう人は寝ちゃいます^^;

今年の3本は現時点では発表されていませんが、かなり期待できる作品が上映される可能性がります。可能性のある作品を予想してみると・・・

・「シャーク・テイル」既に全米公開済
・「オーシャンズ12」全米12月10日公開(日本正月第2弾)
・「カンフー・ハッスル」(東京国際映画祭上映)
・「アレキサンダー」全米11月24日公開(日本2月)
・「プリティ・プリンセス2」(東京国際映画祭上映)
・「ボーン・スプレマシー」既に全米公開済(日本正月第2弾)
・「THE JUON/呪怨」既に全米公開済(日本春公開予定)

っとこんな感じですが・・・どれかは公開されるはず。。。だと思う。
なかなかいいのが揃ってるんじゃな~い♪

ちなみにミラノ座は東急系列なので、東宝系の作品は無い。

ジョニー・デップは本当に一人?

「シークレット・ウィンドウ」は鑑賞しましたが、コメントは明日ということで・・・。

それにしてもデップ君は次々と映画に出演しているが、どうしてこんなに出演できるのか?二人いるんじゃないか?くらいの勢いで出てますよ。 ^^;

このくらいの人気俳優になると、作品としても大きくなってくるし、スケジュールについても調整が大変だと思うんだけど・・・人によっては役作りでも時間を必要とするわけで。。。しかも髪型なんかもコロコロ変わっているような気が?

年明けには「ネバーランド」という作品に主役出演。ケイト・ウィンスレットと共演してます。さらにティム・バートン監督との4度目のコンビ映画「チョコレート工場の秘密」もまもなく完成(来年夏公開予定)。そして「パイレーツ・オブ・カリビアン2&3」へと繋がるわけで・・・何人のデップ君が働いてるのだろうか? (笑)

デップ君の出演作は大小問わず、さらに超娯楽作に出るかと思えば、めちゃくちゃ地味な文芸作に出たりもして、その辺の演技の幅が出演作の多さに繋がってるかもしれませんね。

これだけ多くの出演作があるので、もうそろそろ日本に来てもいいのでは?


全米ランキング、「呪怨」粘った

先週から引き続き「呪怨」が1位をキープ。
興行収入は前週比43%ダウンとなってはいるが、数字としては先週が大きかったので悪くはないかも。1億の大台に届きそうだという。快挙である。

そして3位に日本でも同時公開となっている「ソウ」(SAW)。低予算の映画で「キューブ」っぽい雰囲気があるのか?鑑賞しててキリキリと追い込まれそうな映画である。このような映画が3位に入るとは、かなり配給会社も頑張って公開館数をキープしたのだろう。

さすがにハロウィンということもあってホラー系が強かったか?
しか~し!来週はピクサー新作CGアニメ「Mr.インクレディブル」が登場。間違いなくダントツ1位は確実。オープニング記録をどこまで伸ばすか?画的に日本だと受けが悪そうなキャラだが、向こうでは違和感なく受け入れられるんだろうなぁ?

映画祭・・・終了~

本日で東京国際映画祭も終了。
ちなみに東京グランプリに選ばれたのはウルグアイの「ウィスキー」。っとミーハーな我輩はトム・ハンクスが舞台挨拶する「ターミナル」の方が気になる。

日本ではお正月映画として公開を控えている作品で、トムが米国で外国人として英語が話せない役で登場。ターミナル内でさまざまな人と触れ合っていくというハートウォーミング映画・・・らしい。

でチケット取れなかったので^^;クロージングのレッドカーペットを偵察しに行ってきた。っがどこにあるんじゃ?って10mもねぇ~~~!トム・ハンクスもあっと言う間に過ぎていきました^^;まぁ見れたから良しとするか。。。

ただ、トム・ハンクスということでか?それとも場所的に目立たなかったのか?人が凄く少なかったように思います。オープニングのレッドカーペットも思ったより多くなかったので、ギリギリに行って余裕で見ることが出来ます。

来年も映画祭やりますので、ミーハーな方は楽しめると思いますのでレッドカーペットを覗きに行きましょう^^;華やかさは去年の映画祭の方があったかなぁ。

ちなみにオープニングのレッドカーペット以外は全て撮影禁止になってます。舞台挨拶での撮影はかなり厳しくなってきてますね。昔はみんな平気で撮りまくりだったけど、やっぱり最近はカメラ付携帯の影響なのか?

「スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー」鑑賞

東京国際映画祭で鑑賞。

スカイ・キャプテンとはいったい何者か?そんなことは考えちゃいけません。次々くる疑問もさらりと流して、とにかく強大な陰謀にひたすら立ち向かうヒーローを観ることに専念しましょう。ただ、今までのヒーロー像を引きずってはいけません。とにかく不思議な映像美とレトロSFっぽい世界観を楽しむのです。

元は4年もの歳月をかけて自宅のパソコンを使って作り上げた6分間の作品だったらしい。それをこの映画のプロデューサーに認められ、ハリウッド・スターを起用して大作映画に自ら監督して完成させた映画。もちろん初監督である。

ほとんどの背景や登場するものはCGで描かれ、セピア調で統一され時代背景と相まってレトロ感は強調している。とはいえ登場するさまざまな機械や乗り物は、とてもレトロだけでは片付けられない代物が多数。まさに不思議空間のオンパレード。どことなく宮崎ワールドに似てなくもない。(映画祭で鑑賞したのだが、舞台挨拶の質問で、その辺を突っ込まれていた)

グウィネス・パルトローにとっては久しぶりの話題作出演の印象。強気の女記者が似合っていた。でもちょっとやり過ぎの場面も多く、その辺を狙った笑いもあった。なんかジュード・ロウより目立っていたような気がしたのは気のせいか?アンジェリーナ・ジョリーは友情出演なのか?程度と考えても良いが、見せ場はなかなかあっていいですよ。彼女らしい。

賛否が大きくわかれそうな映画で、日本でヒットするか・・・配給側も微妙と感じているのか?今秋と発表しているが未だに公開日が決まっていない。もちろん他作品との関係もあると思うが・・・。今のところ11月末みたいだけど、それだと正月映画扱いになるんだけど^^;