


















「シルク&スパイス」はシングルじゃないんですね。でもこれは「カトマンズ」にも負けず格好いい曲です。
シングル以外でゴダイゴといえば、やはり「DEAD END」!
↑これは解散の時のライブでしょうか。イントロの超クールなピアノから終いの転調の嵐迄、本当にエモーショナルな演奏、歌唱で盛り上がります。
テレビドラマ西遊記でも印象的だった「Thank you baby」のメロディの愛らしいこと。タケの声もメロディもすべて愛らしい。
ゴダイゴのタケカワユキヒデの曲はどれもとても美しいので、きっとメロディ先行で作曲されたに違いない、とその昔僕は勝手に思ってたのだけれど、メンバーのインタビューを読むとそれはどうやら間違いで、実は奈良橋陽子の英語詞がまず先に作られて、その詞に合わせて作曲をしていたのだとか。
で、面白いのが、日本語の歌詞の歌を作る場合も、まずは奈良橋に英語で詞を頼むらしいのです。英語詞にタケが曲つけて出来上がった歌を、山川啓介だったり山上路夫だったりが聞いて日本語詞を当ててた、という。これって凄いですね。日本語詞だけは曲先という。「ガンダーラ」も「999」も、とにかく初めはまず、奈良橋英語ありき、だったのですね。
ゴダイゴが新作を作る際は、まず歌詞のコンセプトをバンドから奈良橋陽子に伝えるところから始めてたとか。今度は西遊記やりたい、次はシルクロードだ、って風に。それに応える奈良橋陽子もすごい。
そして、歌詞先行であんなにもメロディアスな曲がポンポン作れるなんて、この時期のタケカワユキヒデは天才だったい違いないです。逆に考えれば、タケのメロディは英語の語感が強く影響されてるのでしょう。
ゴダイゴが80年代に一度解散した理由の一つとして《タケと陽子の共同制作体制が無くなった》のもあげられてます。やはりこの二人が作らないと良いものが生まれない、ということだったのでしょう。
詞先か曲先かって話で、吉田拓郎は《絶対に詞が先。歌詞がないなんてありえない》と言い、スガシカオは《99パーセント曲が先。メロディがないと一行も言葉は出てこない》と言ってます。ユーミン、陽水、達郎、宇多田ヒカルは曲先組(数曲の例外をのぞいて)、で、タケカワユキヒデ、南こうせつ、aiko、槇原敬之は歌詞先行組。どちらのやり方がいい、というよりは、どちらも出来たほうがいい、と僕は思います。
僕は基本、メロディ先行で歌を作ってます。例外もありますけど、そもそも歌いたいこととかメッセージとかないので、歌詞が先って作りにくい。ましてや言葉の構築や選択が下手なもので、歌詞を先に作ろうとすると内容がやたらクサくなりがちで、じゃあメロディにパズルのように言葉を当てる練習をしたら、そちらの方が自分の作りたい唄に近くなった。
《このメロディはどんな言葉が似合うかなー》とチマチマイメージを凝らすやり方なので、効率は良くないです。
でも、本当はどちらも出来たほうがいいのです。松本隆も《(最近は曲先が多いのは)歌詞から作れるスキルがないんだよ》と言ってましたし、歌詞が作れるようになりたい。
余談。子供の頃、タケカワユキヒデの似顔絵を描いたら、甲斐よしひろと区別がつかなかった。僕の中でタケカワユキヒデと甲斐よしひろは同系列の顔、ってことだったのか。後年に甲斐バンドの大ファンのお姉さんにその事をいったら、《あんなニヤケタ顔と一緒にしないでぇ》と怒られました。
マシス


マシス































