ふと、世の音楽イベントを企画する方々は、《次のイベントは誰に出てもらおうか》と毎回悩ましく考えてんだろうな、と思いました。

僕は自身でイベントを企画したことってないのですけど、そういった人選は考える時点で悩ましくも楽しそう、と想像します。ジャンルを揃えるのも楽しそうだし、バラバラなのも楽しそう。実際に出演交渉となるとまた悩ましいのでしょうけどね。

フリーダムフォーク集会に関していいますと、一次会への出演者(四組、もしくは五組)を事前に決めるのですが、これは結構、お気楽に決めてます。マシスが一応は人選している体裁になってますが、大したことは何もしてない。

フリーダムに行くと、常連さんは毎回《最近あの人呼んでないねぇ》《あのグループ呼んだら面白そうじゃない》などとアドバイスをくれるので、おお、じゃあ聞いてみましょうで、うまくすれば一組決まる。

僕の方に直接《次の一次会に出たいよー》って言ってくださる方もいるので、空きがあれば、どうぞどうぞ、と二組目が決まる。希望者が多ければ、この時点でもう埋まっちゃう。僕が《誰に頼もう?》って悩むまでもなくなる。

で、三組までは早めにアタリをつけて、あと一組は希望者の飛び込みにそなえてちょっと待ってみる(残り一組なら、ギリギリ決まんなくても自分が入ればいいし)。もう希望者が来なさそうだな、と思ったら、そこでようやく《誰に頼もう?》となるのです。

僕は社交力がないので、出演交渉ってのは慣れないです。ささやかな社交性を総動員で声をかけさせてもらってます。皆さんどうぞ、そんな時は是非(おおらかに、でも無理せずに)フリーダムフォーク集会に参加してくださいね。


で、来月、5月18日(土)のフリーダムフォーク集会の一次会の出演者が決まりました。ああ決まって良かった。
第165回フリーダムフォーク集会
【日時】2019年5月18日(土)19時半開演
【場所】ライブカフェ mamselle
袋井市堀越1802-1 TEL 0538-42-6440
【料金】music charge 500円
【出演】
一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き)
・楽人
・リバプール・マインド
・ニャジラ
・下尾真秀

二次会(飛び入り枠)演奏時間一組10分


今回のラスト一名、最後の交渉相手は下尾真秀君です。下尾は僕が人前で初めて弾き語りをした時からの付き合いで、緊張しぃの僕が気兼ねをすることなく喋れる数少ない御仁の一人。快諾してくれてありがとう!

出演者の皆さん、よろしくお願いします!
たくさんのお運びをお待ちしています。


あの人はご無沙汰だなどうしてる?、とか、あの人はこの間出てくれたばかりだ、とか、一人で考えてるとワケがわかんなくなります。で、思い付いて、自分の日記を遡って、誰がいつ出てたか、分かる範囲でざっとノートに書き付けてみた。
細かなデータは昔になるほどあやふやです。写真観ても名前が思い出せない方もいる。これから自分が関わってく分だけでもせめて、マメに記録をしていけたらと思います。

フリーダムは僕が仕切るイベント、というより、来てくれたお客さんや演者の皆さんが主役って感覚です。僕の個人主張なんて、ことフリーダムに関しては特に反映されなくたっていい(自分の演奏する時間は個人主張だらけですが)。黒子テツヤばりに僕は影で、それこそ皆が名前の通りフリーダムに、持ち時間と終演時間だけは守って楽しんでもらいたい、と願うのです。


マシス
今週の金曜日は佐木伸誘がサナッシュにやって来るので、夜勤の出勤前になんとか行けないものかと思案してましたが、ちょっとヘビィな出来事があって、それどこじゃなくなってしまった。佐木さん行けなくてゴメンなさい。

イヤなことは考えず、心穏やかに、と思っていても、自分に降りかかる火の粉は、知らない顔はできません。いつものように心を無に柳に風としたいけど、辛いものです。逃げる訳にはいかないし、自分の心だけは守る。そして、然るべく態度と対処で挑む。

楽しいことを考えよう。昼夜逆転の夜勤でささやかに良いところは、枕元のコンポで音楽を鳴らしながら眠りにつけること。この感覚はずいぶん久しぶりです。それこそ独身の頃は、いつも鳴らしながら寝てたものですが。

枕元のこのコンポは、僕が社会人になったばかりの頃より使っているもので、30年近くも頑張って動いてくれてます。多少不具合はあるけど、僕の大事なコンポです。世界が敵でもこいつは僕の味方です。

一人じゃないって素敵なことね。




金曜日にサナッシュに行ける方、ぜひ僕の分も佐木伸誘のステージを楽しんで来てくださいね。
佐木さんのギターはいつもノーマルチューニングらしいです。どの曲もどの曲も、ナンでこんな弾き方ができるんだろうと思う。実際にステージで目の前で弾いてるとこ観ても、思う。



マシス
連れ合いより、コンビニでカップ麺買うと文豪ストレイドッグスのノートがもらえるってよ、との情報をもらい、それは欲しい、と娘と盛り上がり、コンビニへ出掛けて来ました。
指定のカップ麺を二個買うとノート一冊おまけにつく。ノートは中島敦、太宰治、芥川龍之介、中原中也の四種あって、とりあえずコンプリートしました。わりとキレイに作られたノートです。ペラペラですけど。

文豪ストレイドッグスは今週よりアニメ第三期がWOWOWで放送開始です。昨年のGWに公開された映画『DEAD APPLE』もやってくれます。嬉しい。

文ストはアニメになるととても映えるマンガで、僕は文ストに限って、原作のマンガよりもアニメの方が好きです。《ああ、こんなに面白いマンガだったんだ》とアニメ観て思ったくらいだから。三期の放送がとても楽しみです。



コンビニついでに寄った本屋で、惹かれるタイトルの背表紙を見つけたので、思わず衝動買いしてしまいました。その名も「聴かずに死ねるか!」
サブタイトルに、トムス・キャビンの全仕事、とある。最初はトムス・キャビンさんって外国の人のお話かしら、と思ったら、なんと日本人のお話。トムス・キャビンは麻田浩というプロモーターの方の会社、いうなら外タレ招聘会社の社名です。

トム・ウェイツの日本公演を初めて実現させた会社といえば、おおーって思う方もいるのではないでしょうか。あと、エルヴィス・コステロね。デビューしたばかりのシーナ&ザ・ロケッツが前座したやつ。有名なトラックの荷台でゲリラライブを銀座でやったのもこの時だそうです。

本書は麻田浩さんの自伝的インタビュー本で、とても興味深い内容でした。もともと麻田さんは歌手で、若い頃に海外で向こうのミュージシャンと交流を深めた経験もあってか、後年に大手プロモーター会社のやらないような、ブレイク前の良質な音楽家の日本公演をお膳立てるようになるのです。

当時の風潮では、外タレコンサートってのは中野サンプラザのような3000人以上入るホールが埋まるくらいの人気ミュージシャンを呼ぶもので、小さなハコでじっくり聴くなんて外タレコンサートはあり得なかったそうです。

筆者がキョードーの手伝いをしてた時、若者の間では今シンガーソングライターは人気で、バンドと違い一人で歌うから経費がかかりませんよ、と再三に渡って企画を出すも、会社は、そんなものお客が入るわけがない、と全部突っぱねた。

それなら、と麻田さん、自分で会社を起こして自分で呼ぼう、と考えて行動しちゃったのが、今で言うインディーズプロモーターのはしりだったトムス・キャビンなのだそうです。

トムスが招聘した沢山のミュージシャンのリストと、それぞれのエピソードを読むと、正直半分も知らない名前なんだけど、知らないなりにも十分に面白い。自分が聴きたいと思えるミュージシャンだけを呼んで、日本で公演してもらう。なんてシンプルでうらやましいお仕事でしょうかと思う。

でも、苦労ももちろん多かったようで。トラブルもあるし、決して儲かるとは限らない。企画側の苦悩も書かれてます。

また、トムスがシンガーソングライターを呼んで当たったと分かると、大手会社が真似するようにシンガーソングライターを呼ぶようになって、トムスが狙ってたミュージシャンをごっそり持って行かれたって話は、他人事ながら、そういうことするんだよなーとムカつきました。

帯の文を書いたピーター・バラカンとの対談が載ってます。トムスがいかに素敵なミュージシャンを呼んでたかがピーターの口から語られてます。当時のスタッフの伊東アシュラさんの証言も載ってて、麻田さんの証言と照らすととても読ませてくれます。

なかなか面白い本でした。麻田浩さんのアルバムも聴いてみたくなった。値段が結構張る本なので、読んで元が取れるかどうか、その辺はナンとも言えませぬが、洋楽ファン音楽好きにはオススメの内容だと思います。


今日は久しぶりに昼夜逆転の夜勤。これから仕事に行きます。トム・ウェイツの1st聴きながら行こうと思います。




マシス
歌の感想をもらえるのは本当に嬉しいことです。良い感想でもキビシイ感想でも、それをわざわざ伝えようと思ってくれたことが、まずもってありがたい。

僕なんかですと、ステージを観て感動しても、なかなかそれを直接本人に伝えるのは二の足を踏むところがある。知らないヤツからいきなり話しかけられても困るだろうって思っちゃうし、社交性が追い付かず、つい気後れしてしまうのです。

でも、もし自分が言われたらと考えたら、やはり嬉しいんだから、自分が嬉しいことは人にもちゃんと伝えておくべきだよな、と思うようになりました。うまいこと言う必要ないから、とりあえず思ったことを素直に、カッコ良かった素敵でしたと言う。もともとない社交性フル稼働で伝える。


先週の浜松POPS倶楽部では、ママがすぐ感想を僕に教えてくれました。ママはいつも本当に丁寧に聴いてくれて、鋭いことを笑顔でサラッと言ってくれるので、本当にありがたい。こんなにしっかり聴いてくれてるとわかると、歌う方も気が引き締まります。ちゃんとやるぞ、って思う。

同じくこの日のPOPS倶楽部にて、お客さんの一人が僕の歌を聴いて《字のない絵本を読んでいるかのようでした》とステージ後に言ってくれた。もう、この感想が美しい。僕の歌よりもずっとずっと美しい。声をかけてくれただけでも嬉しいのに、ありがたや。

そして、イメージしたという絵本作家の名前をあげてくれた。検索した画像を見て、おおー、と声をあげました。
ガブリエル・バンサンという女性作家の絵本「アンジュール」。どこかで見覚えのある。この表紙絵とタイトルを見て、僕がパッと思い出したのは、僕の大好きな佐野元春。

元春の曲のついてない詩の中にを「アンジュール」という詩があって、それって、この絵本からインスパイアされて書いたのかも、と、とっさにピンときたのです。詩の中に出てくるお腹を空かせた犬が、この表紙の犬の絵と重なりました。

この「アンジュール」という詩、矢野顕子さんが曲をつけて歌っています。
この歌に関して、ある音楽評論家が、《「アンジュール」みたいな高級な詞を自分で歌おうと思わなかったのか》と佐野元春に聞いて、それに対して元春は《僕は歌詞に高級も低級もないと思ってる》とサラッと交わしてたのをよく覚えてます。とても佐野元春らしい切り返しですね。

ちなみに、「アンジュール」は矢野顕子の『グラノーラ』ってアルバムに入ってます。矢野顕子と佐野元春の至極のデュエット「自転車でおいで」が入ってるアルバムです。

ガブリエル・バンサンの名前を知れたのは嬉しい。実際に読んでみたくなりました。


今週末は僕は家でお留守番。これから連れ合いはエスケリータに行きます。とんちピクルスとラフレシアの共演。行かれる方はどうぞ楽しんで来てくださいね。




日曜日のエスケリータ68で、久しぶりにフィッシュマンズの「IN THE FLIGHT」を歌いました。この日はカバーをやろうとは考えてなかったけど、本番前の音出しの時に何曲か歌ったついでに、フワッと出だしのサワリを歌ったら、マダムが《フィッシュマンズでしょ?!》と言ってくれて、嬉しかったので、歌ってしまった。

それと、お客さんから《妖精のテーマを(歌え)!》との声があがって、そんなもんあるかいと言いつつ、僕にとって妖精って、佐藤伸治の声のことだ、とコジツケてみたのです。

あたかも「IN THE FLIGHT」を弾き語りでやるみたいな、そんな楽曲を僕もいつか自分で作れたらどんなにいいだろう、と憧れ、この才能に嫉妬したものでした。フィッシュマンズはこの歌しか詞を丸暗記してないので、僕はこれしか歌えません。ぜんぶの歌を覚えちゃったら、きっとフィッシュマンズ歌ってるだけで満足しちゃう人間になる。自分の歌なんか作れなくなりそうで大変危険です。


この日はもう一曲、たまたま家で遊びで歌ってた歌を、場の勢いでステージにかけてしまった。そしたら、途中で喉が詰まっちゃって、「N.O.」ぜんぜん高い声が出なかった。やるならもっと歌い込んどけば良かった。
「N.O.」も、僕にとって《こんな楽曲を作れたらどんなにいいだろう》リストに常に入ってくる一曲です。「IN THE FLIGHT」同様、4つのコードだけを延々繰り返す、いわゆる循環コードで出来てる歌。こんな《スタンドバイミー》な循環コードで、この二曲の個性、毛色の違いときたらどうでしょう。コードはシンプルでも、面白い歌はいくらでも作れるってお手本のような歌たちです。

カバー曲をやるってとても楽しいけれど、僕としては、《あの人はいつもカバー曲ばかりやってる》って言われるより、《マシスがカバー曲歌うなんてレアだね》って思われてるくらいの立ち位置にいたい。カバーもいいけど自作歌もねで。

ちなみにこの日、僕の後に登場したミックスナッツハウスが、何かの歌のアウトロで「IN THE FLIGHT」のフレーズをアドリブで歌ってくれました。ああ、ちゃんと前座も聴いててくれたんだなって、嬉しかったです。


ミックスナッツハウスといえば、僕は日曜日にご一緒させてもらう前に、YouTubeで動画をいくつか観てたのですね。そしたらNHKのシャキーン!って番組で歌われる「かんじないうた」が、なんとミックスナッツハウスの作曲&演奏でした。僕は知らなかったけど、娘は観てすぐ《とばしかんじ!これ好き》と教えてくれまして。父さんは明日このバンドとご一緒するだよー、と言うと、《すごいじゃん》と言ってくれました。

シャキーンの話も、ステージで喋ってやろう、と行く前は考えてたのですけど、とてもとても、お客さんが賑やかで楽しくなっちゃって、喋るどころじゃなかったので、ここに書いてしまった次第。ちゃんとプリンス林さんには本番前にシャキーンと娘との話を伝えておきました。


今週末、4月13日(土)は、またまたエスケリータ68に、今度はラフレシアがお世話になってしまうのです。
この日は僕は娘と留守番。この二組の取り合わせの妙が、なんというか、いったいどうなるのだって興味深い。面白そう。行けないのは残念です。もし行かれる方はマシスの替わりに応援よろしくお願いします。ご予約の方はお声かけくださいね。



ミックスナッツハウスという素敵なバンドがエスケリータ68に来たのです。そして、なんとマシスがオープニングアクトを勤めさせていただきました。4月7日(日)、忘れられない夜に(いろんな意味で)なりました。

↑窓に「桜の集い」の歌詞が書いてある。脱力しちまいます。


16時45分ころ、エスケリータ到着。テラスが無くなってから、僕は初めてのエスケリータ訪問でした。替わりに店先には新しく控え室が作られてた。

とっても良い感じです。部屋はすでにこの日バッチリ機能してましたが、これは完成が楽しみです。


物販のTシャツは、マダムの筆によるもの(!)スゲー。全国各地でとっても好評なんですって。

会場時間も過ぎるとポツポツとお客さんが到着。Lilyさんやママ、ユンヤオさんが最初から来てくれた。なんて嬉しい。


定刻19時を少し回って、開演。最初は僕、マシスから。
写真はエスケリータのマスター後藤さんより無断拝借。ありがとうございます。

もーう、この日ほどおかしなステージは経験したことないです。一昨日のPOPS倶楽部の楽しさと、ぜんぜんベクトルの違うステージ。楽しいってだけでゆうなら、こんな笑ったステージって自分史上皆無。前もって考えてきたこと、ほとんど吹っ飛びました。

みんな同時に喋ってくるし、後藤さんはPAで悪ふざけするし、マダムは涙流して笑ってるし、ずっと濁流に翻弄されっぱなし。マァ前座ですから、お客さんさえ楽しんでくれたら万事オッケーなんですけど、俺はあれで良かったのか。しかし、バカ盛り上がりしてくださった皆さんには大いに感謝せねばなりませんね。


すっ頓狂な前座ステージの後は、本日の真打ち、ミックスナッツハウスの登場です。
ミックスナッツハウス生演奏の初体験です。一聴して、事前のささやかな予習はあっさり消し飛びました。YouTubeなんかじゃこれは伝わんない。生のミックスナッツハウスはホント良かった。

宇宙人設定とか王子キャラや歌詞の愛らしさだけじゃなくて、短く凝縮された楽曲の佇まいがどれもこれもチャーミングでいい。3分間のポップス&ロックンロールって、やっぱ一番好きなんです。ギターのリフとかキマッてるし、イントロも間奏もアガるアガる。これぞバンドってもんです。

後藤さんPAのリバーブ攻撃と戦いながらの、軽やかで堂々としたステージでした。「アーノルド」や「桜の集い」のサビを歌う多幸感って、ちょっと他にないでしょう(仕事中つい鼻歌で歌っちゃう)。最後にはタカベさんと一緒に立ち上がって踊っちゃいました。


ミックスナッツハウスのメンバー、終演後にお店にあったマリオネットで遊んでました。


だんだん操作が上手くなってくるのが見てて楽しい。ちょっと欲しくなる。

ミックスナッツハウスみんな好漢です。ご一緒できて楽しかった。《またご一緒しましょうね》と林さんに言っていただけて嬉しかったです。ぜひぜひぜひ。林さん安威さんファンさん、お疲れ様でした。ありがとうございました!
もう、歌っててお腹痛いほど笑って、こんな夜ってない。エスケリータの皆さん、お運びいただいた皆さん、ありがとうございました!



でも、僕はこの日みたいなライブをしょっちゅうやってたら、すぐ引き出しがカラになっちまいまいますね。お店の磁場に当てられたというか、お客さんの温かい野次に助けられた。調子コイてたら身が削れて無くなっちまいます。次に呼んでもらえるまでに、もっと地力をつけられるよう、ゆっくりしっかり精進シマス。


聴くものがいっぱいある幸せ。「桜の集い」は一曲目。ジャケットと歌詞カードの本元康のイラストが可愛い。木下弦二のソロアルバムも楽しみ。




マシス
楽しかった楽しかった。昨夜4月5日金曜日、浜松POPS倶楽部に行って来ました。
昨年の夏以来のPOPS倶楽部来訪です。ツアーミュージシャン黒澤大介さんの浜松公演にご一緒させていただきました。



お店に入るとLilyさんと黒澤さんが迎えてくださいました。Lilyさんご無沙汰しました、黒澤さんには初めまして本日はよろしくお願いします、とご挨拶。

森のお茶を買ってお土産に持ってったら、Lilyさんとても喜んでくれて、みんなで飲もうとすぐ入れてくれた。本番前にみんなで日本茶飲んでマッタリ。黒澤さんがお土産にくれたお菓子も御相伴に預かって、《もうこのままライブやらんでもいいねー》とか言ってダラケてた。


一番手は【Lily】さん。ピンぼけ写真失敬。
静かなのにエモい。リラックスしつつ、歌う肩までもむせび泣くようなステージです。日本語詞「ハレルヤ」も良かったし、曲名わかんないけど3曲目凄く良かった。今回はCD買わせてもらおうと思ってたのに《もう無くなっちゃった!いま作ってる》ですって。残念。


二番手は僕、【マシス】


この日のトリは北海道出身、自称二つ名“流氷の旅人”【黒澤大介】さん



佇まいからもう百戦錬磨のソレです。格好つけずに良い歌をまっすぐ客に届ける、清々しくも正しい音楽。僕の大好きな陣内大蔵にも通じる太い歌声がいい。ゴールの歌もビーフの歌も初見で伝わってくる分かりやすさがいい。バラードでのギターソロ、ルーパーの使い方もイヤミなく自然でカッコ良かった。

この日は黒澤さんお目当てに遠く滋賀や東京からもお客さんが見えてました(スゴいですね)。

終演後に黒澤さんの物販CDを買わせてもらったら、おまけでちっちゃなシェイカーが付いてきた(かわいい)。


東京からのお客さんにお菓子のお裾分けをいただきました。お話を聞いてたら《私も森町に住んでいたのです》と伺ってビックリ!?なんと、時期は違えど僕と同じ小学校中学校に通っていた方と判明。なんて奇遇か。おそろしい確率の巡り合わせです。おどろいたなァ。


僕はLilyさんと黒澤の間、二番手で歌わせてもらいました。音が良くて気持ち良かった。途中の一曲、わかりやすいポカをやらかして動揺しましたけど、ポカがかえって場を和ませてくれたほどに、終始いい空間で歌えたのが(勿体ないほど)ありがたかった。

先日作ったばかりの「マイクとアンプ」という歌をネタ卸ししました。《新曲良かった》との感想をビックリするほどたくさん頂けて、スゲー嬉しい。新しい歌が機能してくれて良かった!

お店の柄のせいか、POPS倶楽部でならどんな持ち歌でも歌えるような気がして、選曲を考える時点から楽しかった。Lilyさんにも《前回より良かった》とお言葉をいただき、ホッとしました。お客さんも楽しんでもらえたなら良いのですけど。


終演後、お客さんをも交えての、いつ果つるとも知れないミュージシャンのお喋りが店内に響いたのでした。僕は横で聞いてただけですけど、もう、余所で絶対に話せないアウトな話題がバンバン出てきて、面白いこと可笑しいこと。ステージより終わってからの笑いすぎで喉を潰すかと思った。イヤー勉強にナリマシタ。

本当にスゲー楽しい夜でした。こんなに気持ちいいライブを体験しちゃうと、またやりたくなります。お二方とも自分の歌を届けようという意思に満ちてて、これはもっともっと大勢に観てもらいたいと思った。

黒澤さんに《また一緒にやろーね》と言ってもらえて嬉しい。ぜひぜひ。次回はもっと上手くやれるよう精進します。Lilyさん、黒澤さん、来てくださった皆さんありがとうございました。お疲れ様でした!


POPS倶楽部での気持ち良いライブを力にして、明日エスケリータ68で頑張って歌います。
ご一緒させて頂くのはミックスナッツハウスです。フライヤーの僕についた敬称が誠に困ったものですが、ミックスナッツハウスの生演奏を聴けるのは楽しみです。きっと良い夜になる。なりますように。ご予約の方いらしたら声をかけてくださいね



マシス
娘の中学の入学式で、久しぶりに母校を訪れました。準夜勤の出勤前にスーツ着て、学校へイソイソと行ったけど、あちこち建て替えられてるので、小学校ほどの懐かしいーって感慨はなかった。

粛々と進行する式に参列して、仕事へ向かうため一足先に帰宅しました。中学校の校歌を久しぶりに聴けて、とても懐かしかった。自分が通ってた頃から思ってたけど、ウチの中学の校歌、結構メロディが良いのです。

小学校の校歌も良い歌で好きなんですけど、メロディは中学校のがちょっと大人なラインで良い感じ。小学校の校歌がマジンガーZとすれば中学校はグレートマジンガーくらいパワーアップしてる(わかりづらい)。

でも、中学校の校歌って、歌詞が三番まであるのに一番しか僕は覚えてなかった。校歌って歌ってないとさすがに忘れますよね。それでも僕、小学校のは三番までちゃんと歌えるのに、中学のは歌詞見て《ああーそうそう》と思い出した次第。

中学では一番ばかり歌わされたってのもあったけど、中学生ともなると、脳がもう固いのかもしれませんね。小学生の時のように無垢に刷り込みを受け付けてくれないのかも。

その証拠というか、高校の校歌とか僕、ぜんぜん思い出せないです(メロディが死ぬほどダサかった印象だけ覚えてるけど)。成長期とはいえ高校生の脳は小学校中学校と比べたらおそらくカチカチだろうから、興味の薄いことはどんどん忘却されちゃう時期なのでしょう。


校歌の話を引っ張りますが、今回入学式であらためてフルコーラスの歌詞を読んだら、本当に良くできた歌詞だなーと感心したのです。情景描写もイヤミがないし、一番二番三番でちゃんと歌詞に韻を踏ませてる。韻を踏みながら意味も自然に通ってるのを知って、おおやるなぁ、こいつは本当に大したものだったんだ、と驚いたのでした。この良さはさすがに自分が中学生の頃は気づかなかったですね。あらためて良い歌です。



明日です。普段歌えない歌もいっぱいやろうとおもってます。よろしくお願いします



マシス

繊細な人ほど周りの影響を受けやすい、って印象があります。自分で自分を繊細とはとても言えないけど、いい影響なら僕もどんどん受けたい。

誰々の真似じゃん、と言われるのはシャクですが、自分の引き出しは増えるに越したことないのです。いい影響をちゃんと咀嚼してアウトプットすれば、パクリじゃなくオマージュとなるはず。

良いものはガンガン身体にくぐらせて、つまんないものは遠ざけて影響を受けないようにしたい。

良い波動も嫌な波動も、どっちも貰いやすいので、もらう影響には気をつけなくてはと思います。

怒ってる人の発言とか、とても苦手です。怒りの波動をもらっちゃってグッタリするから。だから、スカッとジャパンは観れません。あれは観てると結構つらい。胸がバクバクなる。

SNSとかでよく目にする不満とか怒りのコメントも、申し訳ないですが、可能な限りシャットアウトさせてもらってます(ニュース観ちゃいちいち怒りの投稿をする人がいる。とにかく声をあげることが正義だと思ってるみたい)。

SNSって文字だけだから、投稿者はそんなつもりでなくてもスゲー怒ってるように読めたりするので、参っちゃうのです。

悲しみの波動もダメです。最近のテレビドラマとかほとんど観れません。号泣を約束したアンハッピーな映画とか絶対観ない。ドラマは感情移入しやすく作られているので、笑ったり怒ったり泣けたりとすぐヘトヘトになります。連れ合いや娘はドロドロしたドラマや本が好きですけど、それにはどうしても付き合えない。テレビだと、ゴメンと謝って別室へ避難させてもらいます。
(注:映画やドラマを全く観ないのではなくて、好き嫌いが激しくあるってことです。基本的には好きです)


アマノさん(僕のこと)は神経が太いから、と職場の同僚に言われたことがあります。叱られても失敗しても落ち込まない人、そんな風にヤツは思ってるようです。そんなわけあるか。

でも、そういう負の波動をシャットアウトするのは、わりと自然にやってると思う。意識せずとも、自分の心が痛むのを守ろうとしてるのかもしれません。


週末は二つ、イベントに参加させてもらいます。もうすぐです。楽しみです。
浜松POPS倶楽部
4月5日(金)
黒澤大介 tour2019
open18:00/start19:00
¥2000+d¥500

start19:00
19:00〜19:30 Lily
19:30〜19:40 転換
19:40〜20:20 マシス
20:20〜20:30 転換
20:30〜           黒澤大介




4月は月末にも二つ、面白そうな予定にお誘いをもらってます。
↑良い写真





マシス
七尾旅人の新譜『ストレイ・ドッグス』を後れ馳せながら聴いたら、あまりにも良すぎて、カーステから出せなくなってしまった。足助への行き帰り道中、ずっと聴いていたのです。なんて傑作か。一聴して以来ずっと聴いて一緒に歌いっぱなしです。


頭から四曲の畳み掛けが、もうメロメロ。こんなにも“一緒に歌いたくなる心”をくすぐる新譜アルバムに出会うのって、いつ以来かしら。どの曲もポップで、愛らしい。抱きしめたくなるほどに可愛らしい歌たちです。

もちろん、ただ甘いだけじゃなく、そこは天才七尾旅人ですから、期待通り、ヒンヤリ冷たいシリアスな視点が歌詞にあって、独特の空気がどの歌にも同居してます。そのベタにならない変態感がたまらない。

「迷子犬を探して」はキャラメルママかってくらいウォームなポップス(細野晴臣みたい)だし、「スロウ・スロウ・トレイン」は絶対一緒に歌っちゃう名曲だし、「Almost Blue」はとにかく美しいし、「きみはうつくしい」なんて震えるほど感動的な大作だし、よくもまぁこんな良いアルバムが作れたなって思う。七尾旅人の天才がポップス創作にまともに向かったら、こんな傑作が生まれてしまうのですね。

七尾旅人は、僕はこれまで前々作の『ビリオン・ヴォイシズ』が一番好きだったけど、今作『ストレイ・ドッグス』は早くも一番の座を奪いそう。もし人に七尾旅人を勧めるなら、前作の『リトル・メロディ』も含めて、ここ三作を聴いてもらいたいですね。この三枚ならどれも聴きやすいですし、絶対どれか気に入るのがあると思う。


日曜日、娘と娘の友人を映画館まで送り迎えしたついでに、書店を覗いて文庫本を購入。喫茶店でお茶しながら読んでました。
以前、青崎有吾の「体育館の殺人」の感想を日記に書きましたが、本書は別シリーズ。まだ読み終えてないですが、まあまあ期待通り。

青崎有吾の小説は、ひょっとしたら《読みにくい》《入り込めない》って人がいるかもしれません。ごもっともだと、僕も思う。登場人物の言動、佇まいが強烈で、マンガのキャラみたいに“こんなヤツいねーよ”感が強くて、興醒めに思うところも、確かにある。それでも僕が青崎有吾の本を個人的に気に入ってる理由は、この作家は本当に本格ミステリーを愛してるのだな、ってことが、ストーリーと文章からビシビシ伝わってくるからなのです。

この人、デビュー長編から《読者への挑戦状》を作中の終盤に盛り込んでるのです。読者への挑戦状、、要は、探偵が知り得たすべての証拠は読者も得てるから、解決の章を読む前に犯人を当ててみろ、ってアレです。

海外ではエラリー・クイーンにヴァン・ダイン、日本人では島田荘司や有栖川有栖が《読者への挑戦状》で有名ですが、こういうフェアプレイを今時まともにやってる若手って、青崎有吾しかいないですよ。

《読者への挑戦状》って、作家からすればラストのネタばれ伏線をそれと分からぬように提示しとかにゃならんので、あっと驚く結末を作るのにはリスキーでしかないのです。でも、目の間に証拠を提示されながら気づけなくて、探偵にそれを指摘されて初めて気づいた時の驚きたるや、《やられたー!》ってシビレル。青崎有吾はこの《やられたー!》を作るのがメチャメチャ上手くて、騙される快感に震えるのです。

本書は新シリーズの短編集なので、軽く読める。読者への挑戦状こそないけれど、なんと言うか、どの話もツボを外してない。よーくわかってるじゃん、って。その昔エラリー・クイーンをさんざん読み漁って夢中なった身としては、物足りないところもまだまだあるけれど、こういう青崎有吾の試み、肩に力の入ったヤンチャな文章には愛しくてたまらんモノがあるのです。



とりあえず、今朝の11時半より新元号が発表されるそうで。きっとニュースやSNSは新元号についての話題で溢れかえってしまうことでしょう。だから、僕は新元号の話はとりあえずここでおしまい。僕まで書いてもきっとうっとおしいだろうから。

準夜勤で休んでるところ、選挙カーの声がうるさい。植田まさしの四コママンガじゃないけど、静かにしてくれる候補者にこそ投票したくなる。




マシス