3月30日、雨の高速道路を車で飛ばし、行ってきました【足助のかじやさん】。積年の念願であったThe Endのステージを、遂に観ることができました。




高速を1時間、下道を40分ほどの道程は、行く前はナビ見て、わりと近いな運転楽勝、とか思ってたけど、高速降りたら道が川沿いにどんどん山へ入っていく。しかも霧雨の中です。
車窓の景色が森から春野町へ抜ける道にソックリで、なんとも心細いこと。それでも、なんとか開場時間に間に合って着けて、ホッとしました。
予約の名前が、僕のが一番上に書いてあった。もしかして予約一番乗りだったかも。後から知れば、この日は東京や神戸から足助に来てる方もいたとか。テーブルほぼ満席状態で、熱気熱気の場内でした。
《EttとThe End 春の足助で2マンライブ》
この二組とも、SNSはやってないそうなのです。露出を好まなそうなThe Endですから、ライブ中に写真を撮るのは自粛。
オープニングアクトは【PASA】という二人組。OAなら写真撮ってもよいかと勝手に撮影(失敬)。l

左のギターボーカル安藤さんが、学生の時に長野にいて、当時The Endと知り合ったそうなのです。今回の足助2マンは安藤さん主催。後輩からの出演依頼に応えて足助ライブが実現したのですね。演奏の方も上手くて洒落てて、素敵な楽曲を演る二人組でした。
PASAの30分の演奏の後は、いよいよ長野県より【The End】の登場です。今回のフライヤーに顔も載せず、自身のCD音源を作ることをずっと頑なに拒み続けている奇才、僕の意中の御仁です。

↑↓ライブ直前、顔のわからないようにパシャリ。この人がThe Endかーって。ようやく本人に会えた(見れた)。でもなんせ、顔も知らないから、最初は、ん、この人なのか?って感じでした。YouTubeでちょっとは動画があがってますけど、僕はいまだお顔を認識できない。ステージを観た後でも、家に帰ったら今もう顔を思い出せないくらいです。黒子テツヤか、ってくらい。
(歌ってる間、眉間にシワを寄せたまま表情ほとんど動かなかったのが印象的でした)
1曲目の「彼女の家族は一人残らず中日ドラゴンズキ●ガイ」から、一気にThe Endの世界です。いやいや、この人のライブに予習はいらないと思った。これは初見のお客さんも100%楽しめるステージですよ。歌の伝達スピードが尋常じゃなく早い。The Endに予備知識のないお客さんもいたと思うけど、皆すぐ歌が伝わって楽しんでるのがわかったし、The Endの発する鋭い歌詞への歓声が自然に飛び交っていました。
歌の語り口がただユーモラスってだけじゃなく、どの楽曲も隅々まで詩心と美メロディを備えた良い歌なのです。「ちくわの格好いい持ち方」ってタイトルの歌でこんなに感動させられる人がどこにいるよ?こんなん作られたら嫉妬しますよ。1時間ギター弾き語りのステージで飽きるヒマなんて全くなかった。
「こちらのレジにどうぞ」って歌にも参ったなぁ。どの歌も歌詞の構築がお見事。タイトルに吸い込まれるように、最後には見事に話がタイトルに集結してゆくのだから。「引き潮」「ニセモノのギブソン」もシミジミ染みた。
The Endは純粋に楽曲の力のみでお客さんを楽しませるパフォーマーなのだなと感心しました。演者には演奏力やテクニックを芸として観せる人もいるし、歌唱力やステージパフォーマンス、はたまた愛嬌でお客さんを楽しませる人もいます。こういうシンプルに楽曲の良さだけで勝負してるのは、大変共感するところです。
The Endのことを書き過ぎましたが、三番手のトリで出てきた【Ett】も、初見ながら楽しませてもらいました。クラシックギターの伴奏も見事な上に、キラキラした瞳の女性ボーカルの声がなんとも素敵。クラムボンの郁子さんや二階堂和美さんにも通じる、綿にくるんだような声。首のうしろから声が出てるみたい。
上手いってだけじゃなく、とにかく何が何でもお客さんに楽しんでいただく、ってステージ。こういう気合い、姿勢はThe Endにも通じます(見習わないといけません)。ボーカルの西本さんの実家が足助の近くとかで、ご当地トークも出た。
数年前に有志によって(勝手に?)作られたThe Endトリビュートアルバムにて、Ettは「自爆女」って歌をカバーして歌ってます。
曲はEttの「明日の行方」(タイトル違ったらごめんなさい)。そしてThe Endの「自爆女」で終演。アンコール良かった。尻が椅子から浮くんじゃないかって浮遊感を感じた演奏でした。
いくらでも感想が書けそうなくらい、濃く楽しい夜でした。足助のかじやさん良いお店です。また来たいと思いました。































































