職場にて、《アマノさん(僕のこと)は今月どこかで休みない》と言われまして、本日、何の用事もなくお休みをもらいました。班の中でも僕は有休消化率が断トツで低いとのことで、《休め》とのお達し。ありがたく命に従ったのです。
 
どうせ休むなら鍼を打ってもらおうと、お馴染みの医院に予約を入れて行ってきました。昨年より、振り上げたはずみで痛めた右腕がいまだ治らなくて、一度先生に診てもらわなきゃなーと思ってたのが叶った。
 
僕の訴えを聞いた先生は、僕の右腕右肩を触って、《ああー、ここが肉離れ》とサラッと仰った。まさかの肉離れ。肉離れなんて生まれて初めてです。
 
どうすれば治るんですか?と聞くと、《これは(鍼じゃ)治らないですね》と申し訳なさそうに先生。筋肉の繊維が切れてしまってるのは安静にするしかないそうで。
 
まぁ、一部の動作に気をつけていれば日常生活にもとりあえず問題ないので、安静にします。ギターは弾けます。ピート・タウンゼントのようなウィンドミル奏法さえしなければ余裕。

腕の他にもいろいろ診てもらって、身体が軽くなった。右手の様子もいくぶん痛みが消えたよう。ありがたい。ここで調子に乗らず養生です。


《アマノさんみたいに背の高い人は猫背になりがちで、肩が凝るのです》と先生。

以前に先生が研修時代に、布袋寅泰さんが施術される場に立ち会ったことがあるとかで、《布袋さんも凄い猫背でした》と仰った。おお、生ホテイを見たことあるなんて羨ましい。それも鍼を打たれてる場に立ち会うなんて、スゲーお話。

(EPOさんにも実習中に会ったことがあるとか。オフの布袋さんは芸能人オーラ殆んどなかったそうですが、EPOはすごくお綺麗だったそうです)
 
 
鍼を打った後は、毛だるい午後をのんびりさせてもらいました。家に帰ると、誕生日プレゼントに買ってもらったアイナ・ジ・エンドのCDが発売日フライングで配達されていて、これ幸いと部屋でゆっくり聴いてました。

BiSHのアイナ・ジ・エンドの歌声はとっても好きで、初のソロアルバムはとても楽しみでした。先行公開されていた「虹」のプロモビデオがなかなかえげつなかったので、いやがおうにも期待が高まったのです。 

 アルバムを一聴した印象は、BiSHで聴けるアイナさんのパワフルなヴォーカルを求めると、ちょっと物足りない。BiSH楽曲の聴かせ処をキメキメに盛り込んだ作りに対して、どうしてもアルバムの曲がおとなしく感じます(でも捨て曲があるわけじゃなく、どれもいい)。


収録楽曲はすべてアイナさんの作詞作曲。それだけでもソロアルバムを出す意味がある。自分の言葉、自分で生んだメロディで歌うそれは、BiSHと印象が違って当然です。一回聴いたくらいじゃ気付けない僕に分かってない良さがきっとある。これから聴き込んでいけば、気づけるかも知れない。


途中、居眠りを挟みながらも、心地よく聴かせてもらいました。鍼の後は毛だるいので、やたら眠くなるのです。平日の午睡。良いものです。


 

本日は節分の日、それも、2月2日が節分の日にあたるのは124年ぶりとか?無知な僕はそれを聞いて、別に豆まきくらい毎年2月2日にやればいいんじゃないの?って思ったけど、そういうものじゃないらしい。説明されてようやく、節分って《季節を分ける日》と書くのだな、と改めて認識しました。で、夜には家族と恵方巻きも食えた。良い休みでした。
 


 

マシス 

 

 

 

 

 

 

 

さだまさしの2007年のアルバム『Mist』の一曲目、「51」という歌を聴いた時、まるで2000年代の「前夜(ニッポニアニッポン)」みたいだ、と思ったことを、今日、ふと思い出しました。

https://nico.ms/nm21623607?ref=other_cap_off 

タイトルの数字、51とは、当時メジャーリーグで活躍していたイチロー選手の背番号のこと。世界を熱狂させるイチローのプレイと対比して日本という国、そして日本人の有り様を問う歌。

そして「前夜」(1982年のアルバム『夢の轍』収録)は、当時絶滅寸前だった朱鷺と日本人との対比構造になってて、あながち《通じるものがある》と僕が思ったのもそんなに見当違いじゃない気がします。どちらも《世界から日本がどう見られるか》って視点が貫かれているから。

イチローは引退しちゃったけど、「51」は好きな歌です。そして、純粋な日本の朱鷺ももういないけど、「前夜」は名曲です。


で、なぜ突然「51」かと言いますと、今日、実は誕生日でして、51才になりました。すでにメッセンジャーやFacebookからお誕生日メッセージをもらっています。皆さんありがとうございます。


51才、自分では特に変化は感じません。変わってないつもりでも、はたから見れば年相応に老けていってることでしょう。気持ちの面、あと体力面なら、もうちょいがんばれるような気がしています。


誕生日のお祝いに、この週末に僕の好物を作ってくれるらしい。で、今日は何もないとのことで、コンビニで自分で苺と生クリームが食べられるスイーツを買ってきた。
実は昨年くらいから、寝る3時間前は水かお湯しか身体に入れないようにしてたのですが(身体に良いというので)、今日は誕生日だから食べちゃおう。珈琲も飲んでしまおう。誕生日に苺と生クリームを食わずしてどうする。



51才になった朝に最初に聴いた音楽はatomicfarmのアルバム。

51才が見た夕空の月。雲の色がいい。

連れ合いが誕生日のプレゼントにCD買ってくれると言ったので、来週発売されるアイナ・ジ・エンドのアルバムをお願いしました。やった。スゲー楽しみです。


先日、久しぶりに散髪しました。外に歌いに出る予定がないもので、髪なんてどうでもいいやと不精してたけど、いい加減むさ苦しくなってたので、サッパリ。


マシス

(昨年の誕生日は、前日の1月26日にオールマシスの日というイベントをやったっけ。あれから一年、一年で世界がまさかこんな風になろうとは)
昨年2020年に発売された新譜で、気にはなってたけど買いそびれたってアルバムが何枚かあります。これは悶々とします。未だに前年の未練を引きずっているようで、スッキリと2021年が始まらない気分。残尿感?
 
で、今年になってから少しずつ、やはりアレは欲しいって盤は手元に集めようとしてます。
 
ちょっとずつなので、やっぱアレはまだいいや、って気が変わるかもしれない。そのうち今年の気になる新譜が出たらそっちを優先して買っちゃうだろうし、でも、いつかは揃えたい。
 
 
さて、そうなるとまず、2020年の未練の回収は何からだ?、と自問した時、もうこのアルバム以外は考えられなかった。The東南西北のデビュー35周年記念アルバム、2020年11月21日発売の『朝露の首飾り』です。
 キャリアの長いバンドの久々のアルバム、といえば、昨年はb-flowerもご機嫌なアルバムを作ってくれましたが、東南西北もまさか出してくれるとは。

伊藤銀次が自身のネットラジオ番組にて、このアルバムを激褒めしていまして(久保田洋司くんがゲストでした)、それを聞いて僭越ながら慌てて注文したのですが、これはヤバいですよ。本当に素晴らしくて、銀次さんじゃないけど《やるじゃん!》《実力あるじゃん!(銀次さん談)》って膝を打ちたくなりました。

個人的には「ライオンのように雁が音のように」「鞄に絵具を詰め込んで」が堪らないです。「スーパーロボットにもできない」「恋のマグネット」も最高。ポップなのにコードがひと癖ある東南お得意のメロディと、それに有機的に絡んで機能する歌詞がお見事。松本隆はいないのに松本隆イズムがちゃんと息づいてる。このアルバムを東南の最高傑作とレビューしてる人もいましたが、同感です。


僕がその昔トンナンの楽曲をいかに好きだったかとか、ここで改めて書きません。途中に解散期間もあったとして、デビューして35年、瑞々しさをそのままにこんな境地にたどり着けるなんて、軽く感動を覚えました。

 

 (アルバムのダイジェスト動画。これだけじゃ伝わらない本当に楽しく面白いアルバム)


ベテランなのに新人バンドみたい。久保田洋司のあの独特の歌声が健在なのも嬉しい。こんな傑作、スルーせずに買って良かったよ。

 
 (伊藤銀次のポップファイルリターンズというネットラジオがアーカイブで聞けます。久保田くんゲストの2回目が昨日、1月22日に放送されましたが、メチャメチャ面白い回です。是非チェックしてみてください)
 
 

昨夜1月22日といえば、チグリスさんのネット配信イベントの二回目が生放送されました。マシスの歌も流れましたよ。

https://youtu.be/cKUr34ayJIk 

 

 

 こちらもYouTubeでアーカイブが観れます。マシスの紹介は51:00過ぎくらい。途中で音源の放送が飛んだり、リズムテンポが狂ったりしてますが、そこは配信あるあるでしょうし、仕方ないと思いましょう。


こうやって音源を紹介してもらえることは嬉しいです。コロナで音楽表現が制限されたように思ってたけど、新しい音源を作ろっかなってモチベーションにもなります。チグリスさんありがとうお疲れ様でした。



コロナによる世間の雰囲気は今、すこぶるよろしくなくて。コロナ恐怖を煽る風潮と、コロナなんてただの風邪だから恐れるな、という意見、そんな両極端な真実が同時に叫ばれてしまうのは、どうするのが本当の正解か誰も分かってないって証拠にも思えます。


だって、絶対に正しい対処法なんてものがあったら、もうとっくに一般に広まってることでしょうよ。結局まだ誰も正解の確証なんてないんだなって思っちゃう。


どっちの意見も鵜呑みにするのは不安です。僕らは今分かってること、やれることで、とりあえず気をつけるしかない。コロナよりむしろ風評の方が怖い。うんざりしますね。




マシス


 

 

 

 

 

 

 

 

Heart Warm Companyが、僕の作った歌「新しい風」の演奏動画をアップしてくれました。夢華さん哲也さん歌ってくれてありがとう。

夢華さんも書いてますが、「新しい風」はHeart Warm Companyにマシスが提供した楽曲です。提供、というと職業作家さんみたいで僭越ですね。

どういう経緯で頼まれたか忘れましたが、多分《曲をくれ》みたいなことをフワッと言われたのだと思う。で、じゃあ歌ってない歌をあげるよ、という話になって、二曲ほど渡したのでした。そのうちの一曲「新しい風」が採用となったのです。
(ちなみにボツになったもう一曲「刹那によくある物語」は未だに未発表のまま)

そして、Heart Warm Companyのワンマンライブにて、バンドアレンジで披露されました。客席で聴いていて、オー素晴らしいと感激しました。

「新しい風」は何年も前に自分のユニット【あすとら】用に作った楽曲で、マシスが一人弾き語るには難しいかと(ハモる気満々でしたから)自分で演奏してなかったのです。HWCはこんな(詞もメロディもスカスカな)難しい歌をよく歌ってくれてます。嬉しい。


フリーダムフォーク集会に限らず、フォーク系弾き語りのイベントはカバー曲を演奏される方がほとんどです。そもそも誰だって初心者の入り口はカバーなわけで、日頃の練習を披露するのだからカバー中心も当然といえば当然。

そんな中で、マシスはフリーダムフォーク集会において、ずっと自作歌を中心に歌ってました。それはカバー勢が圧倒的に多かったから、僕みたいのが一人くらいいても面白かろう、と、《オリジナル至上主義です》と公言して、異端を楽しんでたのです。さぞや空気を読まない困った若造だったことでしょう。それを受け入れてくれたフォーク集会の懐の深さには感謝なのですが。
(そんな僕がいつしか主催者に)

こと日本のフォークという音楽ジャンルは、《客がシンガロングできるような演奏》を求める節があって、誰も知らないオリジナルを中心に歌う人はお客さんがポカンとしちゃう。その風潮は今でも根強いですね。知ってる歌か、一聴して口ずさめるような覚えやすいフレーズを持つ歌が強い。
(シンガロングさえできれば「異邦人」でも「木綿のハンカチーフ」でもOKなのがフォークコンサートの不思議)


そんな感じで、自作勢はずーっと少数派だったのですが、ここ何年かで、演奏者のオリジナル比率がグッと上がってきた感があります。カバーだけだった人も作り始めて、みんながオリジナルを持とうという意識を抱き始めてくれたのか、僕もだんだんと、昔ほど少数派じゃないのかも、という気に最近なってきました。

オリジナル持ってるといいねぇ、という雰囲気を広めてくれたのは、ことフリーダムにおいては、ラフレシアの貢献が大です。

夢華さんの素晴らしい歌声が《誰も知らない曲》に説得力を与えてくれて、どこへ行ってもカバーと同じようにオリジナルがウケる、という幸せな女性デュオとなってくれた。二人ともめちゃエライ。

夢華さんはHWCとラフレシアを掛け持っているので、カバー中心の明るいHWC、オリジナル中心の薄暗いラフレシア(?)と色分けが出来たのも面白かった。恐れ多いことに、ラフレシアの歌を作ったってことでマシスの株もちょこっとだけ上げてもらった。申し訳ない。ありがたや。


でも、僕はオリジナル至上主義と言ってますが、王道のカバーを演奏する演者は絶対必要だと思ってます。四半世紀前に僕がフリーダムで歌う場所をもらったように、カバー曲を練習している人にもどんどん出てもらえたら嬉しい。フリーダムフォーク集会に来られるお客さんには、懐かしい歌を聴けるのを毎回楽しみにしている方もいらっしゃいます。カバーの人がガッツリいて、オリジナルの人もいるっていうのが健全なのです。


袋井市のライブ喫茶マムゼルにて開催されるフリーダムフォーク集会においては、元気なカバー勢にこれからも頑張って頂きたいです。3月20日にフリーダムフォーク集会を開催予定(世の中の情勢次第)。現在三組ほど出演者が内定してます。もう二、三組、出たい人募集中。


マシス
(袋井市のライブ喫茶マムゼルでの一枚。何年前のか忘れた)

本当なら今日、2021年1月16日は奇数月第三土曜日、袋井市のライブ喫茶マムゼルにてフリーダムフォーク集会が開催される予定でした。ですが、昨年暮れに告知した通り、1月フリーダムは中止で、今年初フリーダムは一応3月に持ち越しです。楽しみにしてくださった皆さんごめんなさい。3月には無事開催できることを心より願います。

他のお店のイベントは結構開催されたりして、フリーダムだけが少し神経質すぎるかもと思わなくもないですが、愛知や神奈川で緊急事態宣言が出てる状況ですので、どうか臆病になることをお許しくださいませ。

実は僕自身、個人的に少々臆病にならざるを得ない状況下にありまして、ちょっと近いうちにスタッフで色々相談させてもらいたい。色々がままならないのは胃が痛いことです。胃が痛まない状況切に希望。

とりあえず、3月のフリーダムフォーク集会はやれるよう、出演者も依頼していきます。皆さんその際にはよろしくです。



ここ数日は動画編集アプリで遊んでおりました。コロナでふさいでいても身体に心に良くないので、やれることを楽しんでみたい、と。まだぜんぜん大したこと出来ないですけど、勉強中。
 
動画とかCD音源とか、これまでにもずっと作ってみたかったけど(CDは昨年ようやく作った)、機材やアプリの操作に手を出すのがとにかく億劫で(苦手なので)、腰が重くなってしまってました。
 
だって、歌を作ったら、今まではすぐステージで歌えてたし、それは録音より手っ取り早くて。それで目の前のお客さんの反応をすぐダイレクトにもらえてたから、もうそれでいいじゃん、って気分でした。そんなんでズルズルやってきたのです。

それでも、こんなにもステージが遠い状況下ですから、そんなこと言ってられない。僕だって何かやってみたい。
 
で、年明けに試しにひとつ、無料アプリをタブレットに落としてみたのです。正月からチビチビ遊んでいるうちに、少しずつやり方を覚えてきた。アプリの使い勝手はやや不満もあるけど、僕が遊ぶのには充分足りてます。
 
そして先ほどひとつ、作った動画を投稿しました。僕が昨年作ったCDの収録曲をダイジェストで紹介したもので、こういう動画を作ってみたかったのです。

https://youtu.be/JGzmyvNXE2wCDダイジェスト マシスシンガーソングライター、マシスの初のCD音源を曲のダイジェストで紹介する動画です。【マシス】静岡県西部にて活動するシンガーソングライター。2020年1月26日に自身初のイベント《オールマシスの日》に合わせて初のCD音源を発表。リンクyoutu.be

 

 で、日記冒頭の写真です。CDの内ジャケットにも使ったお気に入りの一枚です。動画は全編この写真で音をあとから当てました。


思い返せばちょうど一年前の今頃、このCDを仕上げようとせっせと録音していたのでした。自分主宰のイベント【オールマシスの日】の開催に合わせて、会場でお客さんに手に取ってもらえるよう頑張ってた。なんか懐かしい。


後れ馳せながら、一年越しの宣伝動画です。CDは10曲入りで、お値段は500円。今さら感もありますが、もし希望される方がいらしたら連絡くださいませ。


 ○


慣れてくると、動画編集は面白い。僕の落としてきたこの無料アプリ、編集作業が進むにつれて動きが重くなるのは閉口したけど、ついつい夢中になって凝りたくなる。目の奥が痛くなるほど画面に熱中してしまってました。


作業中いきなりブラックアウトしてしまったり、頑張って編集したのにデータが大きいのか保存出来なかったりで(やり直した)、何度もアーッてなった。結局は、ちょっと編集しちゃ保存、ちょっと作っちゃ保存、の繰り返しで、なんとか最後まで作り終えました。


手前味噌ですが、頑張って作ったので、楽しんでもらえたら嬉しいです。




時は先週1月10日の日曜日のこと。チグリスさん企画の配信イベントにて、マシスの音源(動画)を流してもらいました。僕も風呂上がりにリアルタイムでタブレットで拝聴しました。
 
Facebookのみの配信だったらしいけど、ラジオ番組さながらに自分の声と演奏が聴こえてきた時はオオーと思って、嬉しかったです。
 
今年になって、人生初めて自分でYouTube動画を作ってみたのが早速、偶然にも役に立った。自分の演奏動画を持ってたから、こういうご時世にあって、家にいながらイベントに参加表明が出来た訳で。ホント、不特定多数に聴いてもらえる貴重なチャンスをありがとうございました。


で、早速ですがまたチグリスさんに音源の提供のお誘いをもらったのです。
イベント概要
シンガーソングライターのオリジナル1曲とプロフィールをご紹介する音楽イベントになります。
司会進行はチグリスが勤め、ラジオ番組風に
上記日程で2時間ほど番組をチグリスのYoutubeライブイベントで立ち上げます。

配信アドレス Youtube  DIY音楽活動チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCUQXVaiBeQOcHHn07dNWyzQ

詳細はこちらのホームページに掲載しました。
https://tigris-event.jimdofree.com

第1回 シンガーソングライター紹介

2021年1月23日(土)20:00

出演予定アーティスト

HeartWarmCompany   

三河三味線 風流院 

心 

夢ねこりん 

マシス 

peaky triangle

マツシタマサヒロ 

泉谷むつみOdaShow 

アルパカセブンス 

MESOPOTAMIA

にゃんぷりーと 

ワンダフル アキト

Kiyosaki

 


こちらの配信企画、今度はマシスCDの2曲目に入っている「遠い列車」を放送してもらえる予定。僕の動画ではダイジェストですが、そちらではフルで聴けると思います。是非チェックしてみてくださいね。

 
マシス
新年、仕事も始まりすっかり通常運転です(あまり忙しくないですが)。
RCサクセションのセカンドアルバム『楽しい夕べ』を聴いていました。

何年前のことだったか、音楽雑誌の「日本のロック・ポップアルバム究極の150枚」という特集で(立ち読み)、『楽しい夕べ』が一位に選ばれていたのを思い出して、急に聴き返してみたくなったのです。

(以下、検索してみた)
ちなみに、その時のトップ10は
10位 ソウルフラワーユニオン/エレクトロアジールバップ
9位 コーネリアス/ファンタズマ
8位 ローザ・ルクセンブルク/ぷりぷり
7位 岡村靖幸/早熟
6位 ボアダムス/SUPER ARE

5位 中村一義/太陽
4位 村八分/ライヴ!
3位 フィッシュマンズ/空中キャンプ
2位 ローザ・ルクセンブルク/ローザ・ルクセンブルクⅡ
1位 RCサクセション/楽しい夕に

だそうです。

(雑誌は多分、snoozerのこれだったと思う)
$白いヤミの中 -ipodfile.jpg

当時も思ったけど、なかなか凄い結果です。ありきたりな選出なんてするものか、はっぴぃえんどなんか絶対トップ10に選ぶまいぞって、選者達のヒネた意志が伺えるような?、なかなかに独特な選出です。

雑誌を持ってないので、10位以下は何だったか知れないのですが、表紙を見るからに髭や七尾旅人、ゆらゆら帝国もきっと入ってたことでしょう。

まぁ、三位がフィッシュマンズで、それを押さえた二位がローザ・ルクセンブルクですから、世間一般の知名度を基準には絶対に選んでないですよね。よく、あなたの選ぶ○○の好きな曲、ってアンケートがありますけど、たいてい一位は有名な曲で、コアなファンだったらそれは一位に絶対しないわふざけんなって結果が多い気がします(RADWIMPSだと「前々前世」が人気一位になってしまうような悲しさです)。

さすがにこの雑誌の結果を見て、ベタだなーとは誰も言わないと思う。それにしてもちょっと極端な選出だとは思いますが。


一位がRC、って結果はそんなに驚きません。もし選ばれたアルバムが『ラプソディー』とか『シングルマン』だったら、ああそうでしょうね、で終わっちゃう。そこが、一位に『楽しい夕べ』だったから、いまだにこのアンケートを忘れられないのです。そんなに良いアルバムなのか、と、当時この雑誌のおかげで『楽しい夕べ』を買っちゃいましたもの。

今日、久しぶりに聴き返してみて、買った当時とそんなに感想は変わってません。

《3人RCなら『初期のRCサクセション』の方がぜんぜん好き》

これは今でもそう思います。『初期のRCサクセション』は本当にご機嫌なアルバムですからね。

RCはどのアルバムも楽しいので、もちろん『楽しい夕べ』も好きだけども、これがRCの最高の一枚とはやはり思えない。ひょっとしてもっともっと聴き込めば、これこそ一位!って思える日がそのうち来るのかもしれませんけどね。

ちなみに僕が好きなRCのアルバムを選ぶなら、一位は『シングルマン』と『ラプソディーnaked』(ネイキッドですよ)。もうここは同率一位でいい。その次が『初期のRCサクセション』ですね。もし『初期RC』が雑誌で一位だったら何も不思議に思わなかったろうな。


最近、作りかけの歌の歌詞を考えていまして、今回このRCと陽水を聴いてたら、不思議とサクサク筆が進んだのです。ちなみに陽水で聴いてたアルバムは『カシス』ですが、『楽しい夕べ』も『カシス』も決して有名なアルバムじゃない。でも、この二人の天才からもらえる刺激と滋養はたっぷり詰まってます。

作った歌詞は、もうちょい推敲してから披露させて頂きます。すぐにも発表したいけど、いま公開しても、どうせ後からちょこちょこ直したくなるに違いないのです。時間をおいては見直して見直してって、もうちょい繰り返します。


さて、明日です。Facebook上で開催されるチグリスさんの配信イベントにて、マシスの歌も流してもらえるそうです。お時間のある方、良かったらチェックしてみてくださいね。
チグリス企画イベント再開 第1弾
2021年1月10日(日)20時スタート
オンライン音声配信イベント(フェス)
「渾身の1曲紹介企画」
チグリスが司会進行を務めます。

配信はこちらから↓
https://www.facebook.com/keiji.gokai
イベント案内はこちら↓
https://tigris-event.jimdofree.com

このオンライン音楽イベントは、オフライン(リアル)音楽イベントへの橋渡し、共存を図るため企画したものです。オンライン、オフライン共に音楽を伝える、音楽を楽しむイベントとして重要な役割があると思っています。
今後は、オンライン、オフラインどちらのイベントも大事にして、チグリス企画イベントを継続していこうと思います。よろしくお願いします。

⬛︎出演予定アーティスト タイムスケジュール(目安)

【19:50-20:00】
・音声チェック
・オープニングの挨拶

【20:00-21:00 前半】 
01.夢ねこりん 
02.Pink Diamond 
03.MESOPOTAMIA 
04.HeartWarmCompany 
05.マツシタマサヒロ 
06.心 
07.藤原コータ 
08.にゃんぷりーと 
09.いってつ&けいいちろう 
10.泉谷むつみ 

【21:00-22:00 中盤】 
11.マシス 
12.三河三味線 風流院 
13.鈴木NG秀典ーだー。 
14.φ田π子 
15.みつバンド 
16.空色のくれよん 
17.OdaShow 
18.HIKA 
19.METABOBO 
20.peaky triangle 

【22:00-23:00 後半1】 
21.ジョニレモン
22.M&M’s
23.グレート・アナコンダ 
24.ピンクとんとん 
25.大燈亞 
26.む~みん 
27.ASR 
28.MIHO 
29.IVORY COAST  
30.Pearl Moon 

【23:00-23:30 後半2】
31.ひろりん
32.あゆれい
33.ゆき
34.めけ
35.HARE☆SORA



マシスの歌は21時ころのようです。しかし凄い人数ですね。こんなん三時間半に収まるのかしら。明日は僕も楽しみにして配信を待ちたいと思います。


マシス
新年明けましておめでとうございます。昨日は朝の神社で冷えたのか、帰ってから少し鼻水が出て、おおヤベーなと思ったけど、今日はもう元気です。
 
先日の日記でも書きましたが、自分で作った演奏動画のこと。チグリスさんの1月10日の配信イベントで流してもらう予定なのですが、詳しく聞いたら、今回そちらで流れるのは音声だけとのことで、
 
じゃあ僕の方で、映像を先行紹介しても良いか、と思い、先に日記に上げちゃうことにしました。この「白い歌」はここ近年作った中では自分でも気に入っている歌です。
 

https://youtu.be/i3JJTJGc3rU

実は、これがマシスが自ら公開する初めてのYouTube。元旦なので、ひとつ新しいことをやる意気込みで人生初YouTube。暮れに僕んちの仏間で歌ったのを撮影しました(娘にタブレットの録画ボタン押すのを頼んで)。

 


この日記で僕を知ってくださった方より、以前から《マシスさんはどんな歌をやってるんですか?》と聞かれることがあって、そんな時に音源や映像を持ってなくて、


こんなのやってますよーって伝えられなかったのがずっともどかしかったのです。せっかくの知ってもらえる機会に。


特に県外の方ですと、簡単にライブに来てくださいとも言えませんしね。だからこういう動画は前から作って見たかった。


ただの弾き語りでも、演奏に合わせて歌詞が流れると、マシスが何をやってるかちょっとは伝わりやすいと思う。面白いと思ってもらえたらいいのだけど、どうでしょ。お時間のある時に観てくれたら嬉しいです。


とりあえずはじめの一歩です。また何か思いついたら作ります。

(人が作る動画を観ると、あれはどうやってんだろって思う。皆さんスゴイです。アルパカセブンスとかすごく凝った素敵な動画を作ってて、あんなん作ってみたい)

 


○追記 : 


「白い歌」を聴いてくださった方より、歌詞の一節、《何も主張しない》ってフレーズがちょっと引っ掛かる、との感想を頂きました。


作り手が歌の説明するのは蛇足でしかありませんが、ちょっとだけ。


あそこは消極的な意味のつもりはなくて、昨今の一億総コメンテーターな世の中にウンザリして出たフレーズです。


今やテレビやSNSで街頭で、皆がそれぞれの正義を訴えてシュプレヒコールを挙げてる。正しければ何でも言っていい、ってものじゃないでしょうって思いから、


《エゴの主張をしない、言葉の刃を振りかざすことのない、真っ白な歌を探して歌いたい》


って、ちょっとカッコつけた気持ちで歌いました。


エゴのない歌なんてもちろんないし、歌は聴き手が受け止めるままでいい。聴いてもらえた上に感想までいただけて嬉しいです。ありがとうございました。



ちなみに2021年元旦、今年僕が最初に聴いた音楽は、奇しくもCDでなく映像作品でした。

まふまふの初のライブ動画です。これを娘と一緒に、年賀状の返事を書きながら大音量で観てました。ついに顔出ししてるのかーって買った時は気になったけど、顔はやはり絶妙にモザイクがかかってました。でも娘と《CDとはぜんぜん迫力違うねー》って盛り上がりました。

年賀状は急いで作って刷った。丑年なので原子心母。

 

 
 本年もよろしくお願いいたします。
 
大晦日のうちに、今年の破魔矢とか羽子板を神社に納めに行く、と言うので、朝のうちに家族みんなで小国神社へ。
来年の厄年は何歳か、とチェックしているうちに、今年2020年は僕(昭和45年生まれ)は八方塞がりの年だったと判明。

オレ今年、八方塞がりだったー

と、今さらのように知って驚いた。そしたら家族が、

でも、今日で終わりじゃん

と、言ってくれた。確かに!最終日に気づくなんて呑気なものです。

いや、八方塞がりって、今年はオレだけじゃないじゃん、世界中が八方塞がりだったじゃん、と話しながら参道を歩きました。

あと数分で八方塞がりが終わるなら、2021年は希望がありそうですね。そう思いたい。



年を取ると一年が過ぎるのが早い、と呟く声をよく聞きます。

毎日毎日、この日に何かした、って思い出をシッカリ残さないと、その時間がまるでなかったように忘却してしまう。それで時が早く感じるのか。子供の頃と比べたら、あの日が楽しみだ、って一日千秋の気持ちは確かに減ってきてますものね。

なら少しでも日々意識して、何かをしたぞーって思い出を作っていくべき。大事な箇所にポイントを作ってくように、記憶のアンカーを絶えず撃ち込んでいくのです。

ものぐさな僕ですが、2020年は自分のイベントをやりました。あれがやれたのは運が良かった。一ヶ月ずれてたらおそらく出来なかった。おかげで2020年はイベントやってCD音源も作って発表したぞって、後になってもきっと思い出せます。コロナ込みの記憶は不本意だけど仕方ない。そこはみんな同じ。

で、フリーダムフォーク集会の開催について、奇数月が近づくたびにヤキモキしてた。どーしよーって胃が痛い想いをして、でも、そうやって一年中悩んでたおかげ、と言うのか、今年は短いどころか長かったですよ。

マシスのライブは数えるほどしか出来なかったし、プライベートもどこにも遊びに行かなかったけど、ずーっといろいろ考えることがいっぱいで、だらだらと時間を流していく、なんてことは全くなかった。絶対に忘れられない一年です。

大変なことがいくつもあって、でも、行動はできた。消耗したけど、濃い時間だったともいえる。それも経験。


部屋で年越しに聴いているのは、ストーンズの『スティッキー・フィンガー』。
「キャントユーヒアミーノッキン」「ビッチ」のクールなリフとミックの雄叫びに頭が沸々とオーイェー来年は良い年になりますように。



マシス
連休に入ってすぐ、いとこが釣りでイワシをたくさん釣ってきて、お裾分けをもらったのです。我が家で食べきれないほどあったので、ご近所に分けたけど、まだ140匹くらい残った。

で、夕食にイワシを揚げてみました。僕は揚げ物をやるのは初の体験でした。その日は連れ合いが仕事だったので、休みの僕がやってみたのです。やり方を覚えるつもりで。

なんせイワシの腸を取るのも初体験。お袋にやり方を聞きながらおっかなビックリ頭と腸を取った。慣れたらせっせと取れました。

で、下味の調味料に浸けて、卵と粉を着けて、揚げてみた。
どのくらいの焼き色でいいのだろ、と覗きこんだら、イワシが破裂して油が顔に飛んできた。覗きこむのは危ないです。


美味しく揚がりました。家族にも好評でした。揚げ物楽しい。今度は鶏カラも揚げてみたい。


この冬休み初挑戦の話をもうひとつ。

年の瀬12月30日、浜松のエレクトリックポップスバンド【メソポタミア】のチグリスさんより、音源もしくは演奏動画を送ってみませんか、とのメッセージをもらったのです。

それによると、年明け2021年1月10日にチグリスさんの配信イベントにて、浜松ゆかりのミュージシャンの音源をDJよろしく紹介してくださる、ということ。それはとても素敵だなと思いました。生演奏のお誘いじゃないのが実にありがたい。

たまたま先日、自宅での練習時にタブレットで録画したのがあって、やった参加出来るじゃん、と話が早かった。

で、せっかく紹介してもらえるのなら、頑張ってアプリを使って、演奏動画に歌詞を付けてみようと思い立ちました。そのために急いでアプリもダウンロードしてみた。動画編集アプリ、人生初挑戦。

(そんなの何も難しくないじゃん、って言われそうですけど、僕はとにかくあらゆる機械機材に音痴なので、これまで尻込みしてたのです)

やってみたら編集、スゲー楽しかった。これ、面倒くさいけど面白い。延々とやっていられますね。

ずーっと僕は、自分の演奏動画に歌詞をあててみたかった。音楽動画って歌詞がないと何歌ってるか聞き取れないものが多いから。自分がもし動画を出すならそうしたかったのです。

今回、なんとかそれっぽく作れた。歌に合わせて歌詞がパン、パンと切り替わって、ヨッシャーって思いました。嬉しい。

その動画は、チグリスさんの配信番組で1月10日にうまくすれば流していただける予定。楽しみです。
(追記。どうやら音声のみの配信らしい。なのでこの日は歌詞は見れないです)

▶︎Facebookライブイベントアドレス

https://www.facebook.com/keiji.gokai



この配信の日が過ぎたら、せっかく歌詞を付けた動画を日記で公開できるようにしてみたい。編集に慣れたらもっと歌動画を作ってアップできるかもしれないです。かも、ですが、野望は膨らむ。


今年ももうすぐ終わりですね。レコード大賞「炎」おめでとう予想通り。

僕個人がよく聴いて、ぞんぶんに楽しめたって基準で2020年レコード大賞を選ぶなら、以下の通り。

【優秀アルバム賞】
何もかもが嫌になってしまうまで / b-flower
(オフィシャルサイトかコンサート会場でのみ購入可)

ラフ・アンド・ロウディ・ウェイズ / ボブ・ディラン

あの橋を渡る / 友部正人


松任谷由実の滑り込みの新譜も、素晴らしかった。



で、栄えある?僕の2020年レコード大賞は
ENTERTAINMENT!/ 佐野元春&THE COYOTE BAND

いろいろ考えたけど、元春しか思い付かなかった。

ちなみに最優秀新人賞を選ぶなら、
KISSIN' MY LIPS / SNOW MAN

ある意味、我が家で大賞よりも流行った曲です。僕は娘とふざけてこの歌の振りを踊ってて、can't get enoughのとこで右腕を痛めました。いまだ痛いです。


来年もどうぞよろしくお願いいたします。


今年、年内に僕が購入した新譜としては、おそらく最後の一枚になりそうなポール・マッカートニーの『マッカートニーⅢ』。もう既に聴かれた方も多いと思います。僕も年末休みに入って、家や車でシコシコと聴いています。
マッカートニーと自分の名を冠したアルバムは今作で三枚目。すべての楽器をポールが一人で演奏した多重録音アルバムです。ライナーの解説では、 Ⅰ と Ⅱ との違いは Ⅲ にはリンダの声が入ってない、と指摘していて、なるほどと思いました。

で、このシリーズですから、内容も大方の予想通りというか、愛すべき凡曲がてんこ盛りです。昔のように朗々と声を張って歌うのがおそらくしんどいのか?メロディの起伏が少なめで、いわゆるポールらしい名曲って呼べるような歌はほぼ入ってません。

既に本作を駄作呼ばわれしているレビューがネットに挙がってるのをいくつか読みました。僕はそこまでヒドイとは思わない。決して嫌いじゃあない。いいのです。ポールは時にこういうトホホなアルバムを作っちゃうことも含めて愛されていると思う。だってポールですもの。

あのポール・マッカートニーがこれを家で一人でせっせと作ってるところを想像しながら聴くと、なかなか楽しめます。一曲目からギター、ベース、そしてドラムと楽器の音がひとつひとつ生々しくて、ワオって思う。長くて後半ダレルけど。

『マッカートニー』には「恋することのもどかしさ」「ジャンク」という名曲があって、『マッカートニーⅡ』には「ウォーター・フォール」がある。

それに比べて『マッカートニーⅢ』を聴いてて、この調子でこのまま終わっちゃうのかなー、と思い始めるとアルバム後半に、ようやく「スィーズ・ザ・デイ」が出てくる。ああ、良かった、とここでホッとします。「スィーズ・ザ・デイ」もネットレビューでは駄曲とクサしてる人がいたけど、僕は好き。

さらにネットでは、ポールのボーカルの衰えがことさらヒドイ、と嘆くレビューも結構見ました。でもそれは年齢を思えば仕方ないこと。むしろよく保ってる、頑張ってますよ。あのビートルズのポール・マッカートニーがビートルズ解散してから50年以上経って新譜をいまだに出すんですもの。昔とはそりゃ違うでしょうよ。

帯に書かれた《メイド・イン・ROCK DOWN》の文字がいささか大仰に感じますが、これは多分その通り、イギリスはコロナでロックダウンしてステイホームを強いられ、そんな状況だからこそ作れたアルバム、と言っていいのでしょう。よく出してくれたと言いたい。こんなの出すな、なんて言う輩は聴かなきゃいい。


そして、日本ではユーミンが《今年アルバムを出す》《この未曾有の事態の年を記録せずにおくものか》とアルバムを作ってくれました。
『深海の街』 / 松任谷由実

スミマセン。ユーミンは買ってません。レンタルで今日借りてきて聴けました。それこそ、今年のうちに聴くことに意味があるかな、と思っていたので、聴けて良かったです。

まだ一回しか聴いてないので感想も何ですけど、前作『宇宙図書館』よりも僕は好きかもしれません。
(追記。繰り返し聴くほどに、その意は強くなった。曲の粒が揃った良いアルバムです)

ポール以上にユーミンも、近年の歌声の衰えを嘆くレビューの声は聞こえてきます。確かに、もし近年のアルバムが昔の声で歌われていたら、と僕も夢想しなくもないです。声が苦しそうに聴こえちゃうと、作品に集中できずに我に返ってしまうことがあるから。でもポール同様、キャリアが長ければ声は変わって当たり前で。

聴く以上はそれを《新しい声》と受け入れて楽しめるようになりたい。今作はそれがかなり良い線いってるんじゃないでしょうか。今の声が活きた楽曲になってる。


声はフィジカルなものだから、加齢や肉体の衰えによってキーも下がるのが普通なのだそうです。声を出すのが苦しいと、当然作る歌にも影響は出てくるでしょう。

では、自分はいつまで今の声で歌えるだろうか、と考えたりもします。

今のところは、ですが、キーだけの話なら、かろうじて20代の頃のキーを保ててる。むしろ少しだけキーは上がってる。僕は発声は我流ですが、そんなでも、多少は昔よりも正しい発声で歌えるようになってきたのかしら。そうだといいのですけど。

でもさすがに年と共に、声を出すのに疲れ知らず、とは言えなくなってきた。声帯は磨耗品なのだそうで、なるべく長く歌うべく、長持ちしてもらいたいのです。