〜愛をとりもどせ!!〜
199X年、世界は核の炎に包まれた!!
その全てが崩壊した、暴力と欲望が支配する荒涼とした世界をひたすら彷徨う男が一人。
彼の名は、ケンシロウ。
1000年の古来から脈々と受け継がれてきた一子相伝の無敵の暗殺拳・“北斗神拳”の第64代伝承者であるケンシロウは、哀しみをその瞳に宿しながら、愛のために己の拳を以て戦うのであった――。
「ケーーン!!来ちゃだめ〜〜!!」
たとえ自分が死の淵に立たされようとも他者への愛を決して失わぬ一人の少女が己の声を取り戻した時、全ては始まった。
そして、彼女の心の叫びが渇ききった無情の大地に木霊する時、俺たちは一子相伝の暗殺拳・北斗神拳の無敵の神業を目にすることになるのである――。
ということで、祝☆新作アニメ化!!
新作アニメ化発表と同時期に漫画アプリにて『北斗の拳』を外伝的エピソード「我が背に乗る者」を含めて全て完走致しました!!
いや〜長かった…(´Д`;)
けど、実に最高でありました!!(*´∀`*)
いや、マジで凄すぎるよこの漫画は…。いや、ほんとガチで。
俺、全然世代じゃないんだけど、また生きてて良かったと心底思えました。
ということで、かの有名な『北斗の拳』の全然世代じゃない男による超絶今更すぎる感想です。
その魅力は本当の本当に…本当にとてもじゃないが語り尽くせない!!
・魅力溢れすぎるとにかく濃すぎるキャラ
・北斗と南斗他、登場する拳法の溢れすぎる魅力
・ダイナミックで迫力満点の戦闘描写
・右肩上がりで面白くなっていく展開
・作品に流れるその美学・哲学
・己の星の下で精一杯生きること
こういった要素がトップに来るが、なにより俺が心打たれたのは、
「人ならば、一つの信念のもとに生きよ!!」
そして
「人ならば、愛のために命を燃やして生き、そして殉じよ!!」
つまりは…
「愛」
ということです。
己の星の下で生きることも一つの人生ですが、しかし!それでいても意地と義と仁を通すことが大事。
生きた時間は重要じゃない。
肝心なのは、どう生きたか。
なんですよね。
だから、あの世界で一つの確固たる信念のもとで太く短く生きるキャラたちが皆実に生き生きとしまくっていて、非常に生命力を貰いました。
腑抜けた現代人が失ってしまった何かが、この漫画のキャラたちにはありますね。
特に好きなキャラは、一貫してトキ様とレイ兄貴(アニキ)!!
この二人が俺の中で常にツートップで常時接戦状態。
トキ様は、是非実兄に欲しい漢筆頭。その清潔感あふれる清廉な佇まいが非常に尊くてとにかくかっこよすぎるのと、武の道には行かずに医療の道に生きる姿が非常に惹かれます。
けれどもトキ様も武人の血には抗えなかったというのが非常にイカす!
トキ様は、もう、その全てがとにかくかっこいい!!
語彙力ないですが、本当にガチのマジでこれなんですよトキ様は!!
トキ様で好きなシーンは、参戦早々インパクト大!な北斗有情破顔拳。
敵にすら慈悲をかけて、死に際の痛みを快感に変えてあげるというのが、尊い…人(´Д`)
そして、「愛するがゆえに、見守る愛もある…」のシーンです。
レイ兄貴もまたトキ様と同じく実兄に欲しい兄貴筆頭。まず、見た目がかっこいいし、南斗水鳥拳が美しいっすな。
あと、やはりその生き様ですよ!
ケンシロウたちと出会って大悪党のツラから人間性を取り戻し、己の星の下で義と愛を生き抜いた漢!
ケンシロウには数々の仲間は居れども、ケンシロウと肩を並べてケンシロウが背中を預けたのは一貫してレイ兄貴くらいじゃないですかね。
トキ様もケンシロウの頼れる仲間でしたが、それは導き手としての話。
文字通りのケンシロウの相棒というのは、後にも先にもレイ兄貴しかいねーですよ。
あと、レイ兄貴はその人間臭さがかなり魅力的です。
レイ兄貴って結構狼狽える描写があって、人間的弱さが結構描かれてますが、そんなレイ兄貴が死を前にして全てを悟ったかのような冷静さを以て挑んだあの決死のユダ戦が本当に漢の花道っすよ。
レイ兄貴は人間的な隙が実力を鈍らせている感は拭えないのではないかと読んでいて思いましたが、宿星の下で今この一瞬に全てをかけたユダ戦の時のレイ兄貴こそが多分レイ兄貴の本気なのでしょう。
そんなレイ兄貴で一番好きなシーンはやっぱユダ戦です。
更に言うとその〆。
二人に次いで特に好きなのは、バット、シュウ、フドウ、ジュウザ、アイン、ハーン兄弟、シャチ、ナガト、そして、トヨ、オウカです。
特にフドウ、アイン、シャチが大好きなんですよ〜!
フドウは登場から好感しかなかったです。
あと、改心する時のエピソードが良すぎ。
レジェンズリヴァイブでガチャで三種出たのが嬉しかったですよ!
あと、アイン!
ほんと、アインはね…(´;ω;`)
アインもかっこいいよね!
北斗や南斗に比べたらほんとに全然強くないと思う。けども、アインは人間的魅力に溢れていた。
その拳から血を散らして岩盤を叩き割ったアイン最大の見せ場、ほんとに良いよ…(´;ω;`)
アインが居なけりゃ天帝ルイも日の目を浴びず、爆弾でケンシロウもファルコも死んでただろうしさ。
アインはガチで救世主ですよ。
そして、修羅の国に渡る時にケンシロウがアインの手袋を身に着けてたのがもう最高じゃねーか!
ほんと、惜しい人を亡くしたな…(´;ω;`)
そして、シャチ。
シャチだよ、シャチ。
その端正な面構えから、正直「こいつは改心してケンシロウのために散るだろうな…」と。
が、俺が甘かったッ!!
な、なんつー最期だよあれは…ッ!?
レイアとの過去、そして、ケンシロウがヒョウの実弟だとシャチが知った時から、彼の好感度と魅力がヒートアップッ!!
カイオウの魔の手から満身創痍のケンシロウを支えて逃げるシーンとかガチでヤバい。
加えて、片目を自ら潰すシーン、マジでヤバい。
更に、たとえカイオウに敵わぬとしても愛する希望の糧となるために立ち向かっていく勇気、パねぇ!!
そして、その果てに――愛のために献身するシャチの姿に女人像が涙を流し、北斗宗家の力を貸りてカイオウと戦うシャチのその勇姿よ!!(´;ω;`)
興奮を通り越して、もう感動しかないですよ!!
シャチは、たとえその身に北斗宗家の血が流れていなくとも、きっと北斗宗家の者たちに北斗の闘士たる男と認められたのであろう…。
そして、レイアに胸中の愛を告白し、死んだというね…(´;ω;`)
もうさ、アイン共々敬意を払うしかないっしょ!!(´;ω;`)
俺、多分、潔癖で完璧超人聖人君子みたいなキャラよりも善の道を選ぶ人間味があるキャラの方が大好きなんだと思う。
慈悲深くもしかし己の中の武人の血に抗えなかったトキ様、マミヤへの愛を胸に死をも乗り越えて究極の美に昇華したレイ兄貴、真の漢になったあの日の少年バット、世紀末にあって仁の星の下で明日への希望を見つめて真の正義を貫いたシュウ、たとえ鎧を纏えども子供たちを想う一人の立派な父親だったフドウ、一人の女への叶わぬ恋に身を焦がしながらも己の真の愛を貫いたジュウザ、愛娘への愛と己の拳で皆と世界の明日を切り拓いたアイン、南斗の使命に従って勇猛果敢に戦い抜いたハーン兄弟、愛なき国に身を置きながら愛と正義のためにその身と魂を二つの希望に捧げたシャチ、事を冷静に見極める目を持っているが故に修羅の地で正義のために戦い抜いたナガト――。
皆、その漢っぷりたるや本当に天晴ですよ!!
そして、男たちだけではない。
女たちの生き様も美しいのが『北斗の拳』。
僕はもうね…、トヨおばちゃんとオウカ姉さんが本当に良かったのです。
トヨおばちゃんのエピソードは序盤の中でも本当に良かった…(´;ω;`)
そして、オウカ姉さん…いや、オウカ様と呼ばせてください!!(´;ω;`)
レジェンズリヴァイブでオウカ様の化身たる女人像を当てた時は朝から本当に感嘆の声を上げてしまうほど嬉しかったよ。
そして、ケンシロウに相対する本作の強敵(とも)達もそうですが、例え悪役ポジションであっても皆武人としての己なりの確固たる矜持があるのが本当に良しですよ!
ヒール役では特にシン、ハート様、サウザー、ソリア、ハンが好きです。
運命(さだめ)なのか設定盛り盛りになっていくシンの好感度はV字回復していきましたし、拳王編以前のユリアに振られ続けたシンの散り様も一人の哀れな男として良かったのですよ。
あんなに憎いであろう相手を丁寧に弔うケンシロウ。
その理由が「同じ女を愛した男だから」というのが本当に粋なんですよね。
ハート様は問答無用で好きですわ笑
メダル欲しかったな〜笑
サウザーは本作屈指のTHE強敵でありTHEヒールですよ。
しかも、彼もまた愛に彷徨すると同時に哀しみを内に秘めていたというのが魅力爆発ですな。
聖帝十字陵も結局はオウガイ師父(また彼が好感度MAXの理想の師匠だったのがガチで皮肉すぎる…(´;ω;`))のためのものだったという父親代わりへの屈折した愛。
そして、その身に寄り添う様に死んでいったのは本当に泣けた。
ソリアも好きなんですけど、彼は物語的にファルコの尻を拭ってしまった感じの悲しいキャラでしたねなんか…(´・ω・`)
いや、ファルコに虐殺させたら台無しなんだけどさ…(´・ω・`)
ソリアは天帝の登場してからも彼女のことを蚊ほども気にしてなかったっぽいっちゅーのがね、もう天帝も国も滅ぶ運命じゃん、と(´・ω・`)
ルイはね〜、もう地位もあんな国なんかもほっといてミュウとファルコの遺児と一緒に山奥で静かに隠居した方がいい気がするなぁ…(´・ω・`)
ぶっちゃけ、俺はリンよりもルイの方が好きなんですけどね(´・ω・`)
あと、ハンも大好き。いやね、ただ気取ってるわけじゃなくて、強い者というだけで戦う理由は十分というそのめっさシンプルな生きる理由!そして、ただ強さを求めて生と死の狭間に活を見出す武術家としてのあの姿勢!更に、あのニヒルな戦闘狂っぷりがとにかくかっこよすぎて最高っすよ!
第二部でも一番好きなケンシロウの敵ですし、もしかしたら作品通してケンシロウが戦った敵で一番好きなキャラかも知れません。
そして、何よりジュウケイの清々しいくらいの屑っぷりよ…。
北斗最大の戦犯は、絶対にジュウケイ。この大馬鹿者めが!!
ストーリーは、「愛」が最大のテーマだと思います。
「愛」あるところにもまた「哀しみ」があり、ひと度その「哀しみ」を知ればやがて「慈悲」の心に繋がる――。
「彷徨(ほうこう)」という言葉が本当に秀逸ですよ。
「愛に彷徨している人間の救済こそが北斗神拳伝承者の使命」ということが判明した時は、ガチで鳥肌がヤバかった。
生まれ持って慈悲の心を持っている、ラオウ曰く優しすぎるケンシロウこそが、北斗宗家云々以前に最初から(そう、悠久の時を超えた大宇宙の運命(さだめ)的に)第64代北斗神拳伝承者の何者でもなかったんです。
そんなケンシロウこそが、無慈悲な世紀末の世界で優しさを忘れた人々に慈悲の心の種を蒔く新世紀の救世主だったのです!!
それは、当然ジャギでもないし、力に頼るラオウでもなければ、その一方で優しいトキ様でもないんです。
ケンシロウなんです。
決して愛に彷徨しなかったケンシロウこそがッ!!
ユリアへの一切ブレない愛、身を投げて死んだシンへのリスペクト、サウザーへの慈愛、そしてカイオウとの最終決戦における「倒すことが愛!!」というケンシロウの愛の深さ!!
第64代北斗神拳伝承者はやはり最初からケンシロウ一人しか居なかったんですよ!!
いや、この漫画は本当に凄すぎる!!
だって、そう思わざるを得ん!!
あと、最終章がほんと心の底からよかった…(´;ω;`)
いや、修羅の国編以降に関しては、元々後日談的な舞台のエピソードは好きだったんですけど、バット…(´;ω;`)
いや、まさかバットに男の涙する日が来ようとは…(´;ω;`)
あのバットが立派な漢になってたのに本当に感涙…(´;ω;`)
拷問に耐えるバットの想い。
少年の日からずっと心の中ではケンシロウのことをアニキと呼び続けていたとかもう泣くしかないじゃん!!(´;ω;`)
「男の顔になったな!!」と言われたあの時のバットの涙の重みが全然違ってくるじゃんかよぉ…!!(´;ω;`)
そして――。
「お前は俺にとって弟だ!!」
そう口に出してこそ、北斗の家の末っ子が初めて一人の兄になのである――!!
最終エピソードのバットは本当に良かったし、結末も本当に良い。
少年の日のバットはあんな顔しながらも、ケンシロウやリンに対していつもああいうことを思ってたんだろうなと思うとね…(´;ω;`)
バットは元からいい奴だったもんなぁ…(´;ω;`)
「この傷も、その傷も、おまえの受けた傷はおれやリンのために負ったもの。おまえの優しさの証しだ!!
おまえはすばらしい男だった!!」
これでケンシロウはバットとリンとは今生の別れですよな…。
そして、天空に微笑みを浮かべたユリアの姿を見るケンシロウのその顔には――このシーンは是非その目で確かめて頂きたい。
おれの墓標に名はいらぬ!!
死すならば戦いの荒野で!!
ケンシロウは、結局は独りなんですな…。
――晴れて完走した俺も、これで『北斗の拳』ファンの仲間入りになれたでしょうか??
『北斗の拳』、本当に、本当に言葉に言い表せぬほど、本当に心の底から凄く最高でした。
愛に彷徨する全ての人々よ。
心配するな、あなたの答えはこの漫画にある!!
全世界の俺含めた男子全員には、愛に生きることと肩パッド着用を国際法で義務化すべし!!
※追記∶ファルコも好きなキャラになりました。
※追記修正済