日々是(ひびこれ)デス・ロード

日々是(ひびこれ)デス・ロード

自分の好きなものについて垂れ流していくブログです。基本ネタバレ全開なんでそこんところ注意。



〜ハンターたる者、自然へのリスペクトを忘れるな!!〜

山奥にある平和なティンベン村で暮らすエイデンは、ハンターに憧れる若者だ。
ある日、ドスランポスに襲われたエイデンは応戦虚しく窮地に陥ってしまう。
そんな命の危機を通りすがりのギルドハンター・ジュリアスに救われたエイデン。
ジュリアスは、その存在自体が周囲の生態系すら一変させてしまうという古龍種が一堂に会する際に発生する大災害である“古龍渡り”がこの地に近づいていると話し、そのせめてもの対策として古龍種の通り道にある全ての村々に警告と避難を促すためにギルドから命を受けてティンベン村の近くに訪れていたのだ。
だが、ティンベン村の住人たちは村の外の人間であるジュリアスを信用し切れず、出ていこうとする者と残ろうとする者たちの間で意見が真っ二つに割れてしまう。
説得虚しく村をあとにしたジュリアスをエイデンが追ってきた。
かつて古龍渡りによって生まれ故郷を失ったエイデンはジュリアスに全てを賭けたのである。
いっそのことやって来る古龍種を迎え撃つ手はないかと言うエイデンにジュリアスは難色を示す。
古龍種を倒すのは歴戦のベテランハンターですら困難を極めるのだ。
だが、ハンターの心得と共にエイデンは必死に説得を続けた。
そして、遂に折れたジュリアスは付近に居るハンターたちを集めるために照明弾を空高く撃ち上げるのだった――。



観ましたモンハン映画。
いや、ネトフリにあるの知らんかった…。

ワタスはモバイル版で初めてモンハンと出会い、2ndGを死ぬほどプレイし(文字通りPSPが最後は瀕死だったような気がする…)、その後もモンハンは抜けてる作品はあるが止められず、Now止まりの歴戦のハンターである。

一番個人的に良すぎるモンハンはライズ。
最初にプレイした時はやりやすくなっててめっちゃビビったし、世界観も大好きだ。

そして、だ。
実写映画を今更ながら観た。ありゃ駄目だわ。
で、アニメ映画を観た。これだよ…!

では、そんなモンハンファンが書く感想をば。


主人公はまさかまさかの筆頭ハンターじゃねぇかおい!!
懐かしーなおい!!
つか、お前、エイデンっつー名前だったんかい!!
電気屋みたいな名前だなおい!!

つーことはさておき、そんな筆頭ハンターがハンターとしての第一歩を踏み出す話でした。

本作で俺が非常に痺れたのは、モンハンの世界のシビアさを一切妥協してない点とハンターの矜持というか信条を確かに提示した点。
「人間も自然界のサイクルの一部である。だから自然へのリスペクトが無ければハンターとして生きる資格は無い」という点をシリーズの映像作品で明確にしっかりと示したことで恐らくは狩猟に唾を吐く人たちも文句は言えまい。

あと、ハンターがプロなんだってことがよく分かりました。
ドスランポスが地味に小さかった個体だったんですが、それに苦戦しまくる序盤のエイデンとかまさにモンハン世界の一般人代表。
装備以前にゲームの素人プレイヤーよりも戦闘能力がねーんじゃねーかというエイデン。

本作を観ていると、相応の武具と相応の技術と経験が無ければハンターは務まらず、しかもそれでいてもハンターは常に死と隣り合わせということがよくわかります。

モンスターの攻撃によって体力が尽きて瀕死になってベースキャンプにガタガタ運び込まれるどころの話ではなかった。
むしろ主人公が恵まれすぎていたのかもしれないなあれは。

また、地味に武器の長短がはっきり描かれていたのが興味深くもあった。
例えばボウガンは精密機械ゆえに機械トラブルが起き、双剣は攻撃こそ防御かつリーチが短い分ゲーム以上に欠点も多々ありという具合。
現実的に見ればそりゃそうだよな。
でもさ、そういうことじゃねーよな。

だから、不満点も結構あって、まずは戦闘シーンの絵面がひたすら地味なこと。
モンハンとしていかんでしょそこは!!
そこに畳み掛けて更にSEが凄まじくボリューム不足だったこと。
いやいやモンハンとしていかんでしょそこも!!
そこら辺妙にリアルにしなくていーんだよ別にさぁ!!
いつものモンハンにせいよ!!
モンハンのあのケレン味はいったいどこいったんぜよ!!ゼヨ!!(`Д´#)

てか、本作最大の不満点としては俺は近接武器は昔から双剣一択という筋金入りの双剣キチでもあるため、ジュリアスの戦闘シーンにかなりの不満が噴出したっす。
双剣使いを描いてるのに一度も鬼人化もしねーと地味になることがよく分かりました。
近接+ダイナミックっていうと後述のマエが居る。
双剣は華麗な剣捌きと諸刃の剣である鬼人化が売りだと思うが、それをしなければやたら前面に押し出されていた操虫棍使いのマエに絵面が負けるんだよ。
あとはあの筆頭リーダーであるはずのジュリアスがひたすら地味で他人の褌で相撲を取り結果的に獲物にトドメを刺す役割を担うという漁夫の利を得ていたという感じなのが全然納得いかんわ。
なにあれ…ってかんじ。
そんな人には偉そうにしていて双剣使いとしてはあまりにも駄目な見た目の絵面だったジュリアスに対しては、「さっさと鬼人化してモンスターはよシバけやゴラァッ!!(゚Д゚#)」と俺はひたすらイライライライライライラしておりました。
筆頭リーダー…(´;ω;`)

以上だけなんだよな、特にかなり気になったのは。
他は確かに「なにこれ…(゚Д゚)」って感じなのもある。
だけど、確かにモンハンなんだよ。

あとは、筆頭ガンナーことナディアさん。
元々筆頭ガンナーさんは褐色肌と服装のコントラストと大人な逞しい系セクシーさが目を引くが、本作では何よりも林真里花ボイスというのが最っ高にクール!
チームの参謀役とサポートを担うという素晴らしすぎるお方ですが、大体からして本作の即席すぎるチームをうまく纏めていたのは彼女。
ジュリアスをリーダーに据えて、前線からの最新の指示をジュリアスが彼女に言い、彼女が後方からの最新情報をジュリアスたち前線に伝達するという連携プレイが素晴らしかったです。
あとは、エイデンを励まし、つまらんジョークにもいちいち乗ってくれたりとか細かな気遣いが光っておりました。

で、個人的に「正直こいつら誰だよ!?(゚Д゚)」っていう鍛冶屋に転職した元ハンターのおっちゃんラヴィと作品の都合上ジュリアスのお株を奪っていた感がある操虫棍使いのキュートなねーちゃんマエ
ネタバレすると、死にます。

ラヴィのおっちゃんは過去にハンターとしてあるまじき行為……つまり、娯楽としてモンスターを狩ってしまったので鍛冶屋(つか、加工屋じゃねーんかい…)にジョブチェンジしたという感じだと思います。
おっちゃんはそのハンターとしての罪はそれなりに心の傷になっていたようですが(ただあんまし反省の色は無かった。だけど、きっと世間から色々言われたんだろうなっていうのは何となく分かる)、因みにそれをジュリアスが「まぁ…その…ソロプレイならそういう時もあるさ…ガンバレヨ(´∀`;)」的に超微妙すぎるフォローをしてました。

でも、そんなおっちゃんは「鍛冶屋ならここにいるぞ!!」と、結局はハンターとしての罪を背負いつつもハンターとして村をナナ・テスカトリから護ることを決意!!
おっちゃん、素直じゃねーなーおい!
てなわけで、なんかいつの間にか防具でしっかり身を固めていて武器をがっしり手にしておったおっちゃん!
そんなおっちゃんの武器はスラッシュアックス!!
スラッシュアックス…(゚Д゚;)
防具はバンギス装備だと思う。間違ってたらすまん。
因みにガンナー主体の俺はスラッシュアックスめっちゃ使いづらいYO!
てか、あんな戦い方するだけなら普通にモンハンを代表する武器である大剣で良かったんじゃねーでしょーか…。でもまぁ大剣使いづらいしな…。

そして、おっちゃんが死ぬのは物語的にもハンター的にも予定調和だったと思いますが、ナナ・テスカトリの吐く炎の直撃を真正面から受け続けてたった一人で時間を稼いだあの散り様は、「あんた立派なハンターだったぜ…b(´;ω;`)ツンデレ乙」としか言い様がねーよ!!

そして、まさかマエねーちゃんが死ぬとは思わんかった…(・∀・;)
完全に不意打ちでしたわ…。
まさに「!?!?!?!?!?!?(゚Д゚)」って感じだったもん。
でも、相棒の猟虫ちゃんが死んで、そして村とかそういったデカいもんを救うためなんじゃなくてその村に住む一人の少女をはじめとする罪なき人々を救うために命を散らしたというのが本当に良かった!!
操虫棍使いづらいとか言ってすまん!!
「ねーちゃんも立派なハンターだったぜ…b(´;ω;`)」

そんな二人の尊すぎる犠牲とエイデンのギリギリの機転によってナナ・テスカトリは無事討伐され、村は救われたのであった――。

そして、二人の墓前でエイデンは……。

いや〜、これからエイデンは筆頭ハンターになるべく邁進していくわけですな。


時は流れ、荒海を進む調査団の船の中でイキりまくっている若人たちに一人のハンターが忠告する(なんかMHWっぽいけど、ワールドはお兄さんは未プレイなんだすまんな!)。
古龍を甘く見るな、素人ハンターが調子こいてんじゃねーぞ、と。
そう、奴の名はエイデン。人呼んで筆頭ハンターである!!

ちゅー感じのオチ。


ちゅーわけで、『モンスターハンター:レジェンド・オブ・ザ・ギルド』は普通にモンハンの映像作品であった。

ハンターの哲学をジュリアスが、そしてハンターとしての気持ちをマエが語るというその要素が熱い!!

そして、本作のもう一人のコメディリリーフであるメラルーのノックス。
喋るメラルーっすよ…。
まあ、喋るメラルーがいても不思議じゃないよね?ね…?
メラルーらしく軽薄ながらそれでいて段々とエイデンと意気投合して凸凹コンビになっていくという黄金比を地でいくのが良かったっすよ。
佐藤せつじボイスがなんともいえぬ良い味を出しておりますよ!

メラルーもムカついちゃっててすまんな。
でもそもそも他人の懐に手を伸ばすのがいけねーんだぜ?
だから当然の報いだ。

ていうか、なんかノックスも別にアイルーで良かったんじゃねーのって思わんでもなかった。

そんな感じで、本作はモンハンを知らない人には正直微妙かもしれません。
モンハン未プレイ組には世界観も狭義の世界だからモンハンの世界像がいまいち掴みにくと思うし、武器の特徴もモンハンプレイしてないとよく分からんと思う。
だから本作はモンハンファン向けの映画って感じでした。

でも、やっぱ一番良かったのはハンターの哲学を提示したこと。

ちゅーわけで、『モンスターハンター:レジェンド・オブ・ザ・ギルド』はモンハンファンならば観るべし!!と高らかに主張しますよ!
あとは、お馴染みのモンハンのテーマがエンドクレジットで流れてたら迷うことなく100点だったYO!!そこはかなり残念!!



〜厨二になっても呑まれるな!!〜


この二十年で犯罪と腐敗が横行しているゴッサム・シティ。

混沌としたこの街で、地元の名士ブルース・ウェインがバットマンとして自警活動を始めて早二年。

闇夜に紛れて街の悪党に鉄槌を下すバットマンは、次々と罠を仕掛け街の権力者たちを私刑する連続殺人鬼リドラーの脅威と対峙することとなった。

その影には、ブルースが知り得なかったウェイン家の秘密と街の再開発計画という負の遺産があった。

こうして、ブルースは否応なしにゴッサム・シティの闇に隠され続けた真実に否応なしに対面することになる――。



大分前にやっと観ました、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』。

バットモービルに即一目惚れして以来、ずーっと全部観たかった映画。


ではさっそく、以下感想をば。



一言で言うと、ロバート・パティンソンのブルース/バットマンは一番好きなバットマンで、バットモービルはガチで一番好きなバットモービル。


ぶっちゃけ視聴前はロバート・パティンソンみたいな清涼感たっぷりのイケメンはブルースじゃねぇよ!もっと筋肉盛れ!なんて思ってたけど、謎ポエムをひたすら唱えながら明らかに怪しい姿で夜の街を徘徊し、目をつけたチンピラ集団を問答無用でしばき倒しつつ、そのうちの一人にスタンガンを首のリンパ辺りに食らわしまくり、更に別の奴を無表情でひたすらしばき倒して半殺しにするという非常にクレイジーな姿をのっけから見た瞬間、俺の中で好感度がハイボルテージですよ!!(゚∀゚)ヨッシャア!!


く、狂ってやがる…(´Д`;)

それが、ロバート・パティンソンのバットマンです。


そして何より、本作における一切迷うことがない突き抜けるように厨二病全開のブルース・ウェインもといバットマンのその姿は、バットモービルとバットスーツの超絶的な格好良さと相まってぶっちゃけ俺がバットマンに求めていた理想の姿でもあったのですよ!!


だってさ、いくら治安が悪くたってよ、街中をあんなコスプレした結構ガタイいいやつが無表情でガツガツこっちに歩いてきたらあんたどう思うよ?

こいつぜってーイかれてると思うじゃん!?


これよこれ!!まさにこれなのよ!!!(゚∀゚)ヨッシャア!!

俺が常日頃からバットマンに抱いてたイメージがこれ!(*´ω`*)


そこんところの狂気性をわりかし上手く現していたのがマイケル・キートンのバットマンだったんだけど、本作は見事にそれを更新!!

厨二の童貞感漂うイカれ陰キャ野郎のブルースがガチで始終最高でした!!(゚∀゚)ヨッシャア!!


この自分のことしか考えてない厨二病全開のボンボンが世の中の真実を知りつつも最後は世のため人のためにボランティア活動ができるようになるという引きこもりの就活みたいな本作は、バットマン映画としてもう一京点!!(゚∀゚)ヨッシャア!!


ラストでブルースの厨二モノローグがまた流れる中でブルースがバットマンのコスプレしたままボランティア活動に参加する姿には、正直言ってリアル志向の作風だけにすんませんちょっと笑っちゃったんだけど…(失笑)、でもそれが本作のブルースらしくてガチで良かったっす!!(゚∀゚)ヨッシャア!!


バットマンはあくまでも狂人枠のダークヒーローなんです。だから市民に賛否があって当然なのよ!

しかも、ニュースだと「謎のコスプレ男が軍の救援活動に突如乱入して勝手に救援活動を開始」とか言われてたから、要はこれで良いんだよ!!(゚∀゚)ヨッシャア!!


たとえメディアからなんて言われようが一切ブレずにゴッサム市民のために全く恥ずかしがらずに頑張れる、そう、これこそがまさに真のバットマンだ!!(゚∀゚)ヨッシャア!!


そして、そのラストにつながるクライマックスのバットマンの自己犠牲が本当に良すぎて泣く…(´;ω;`)

これまでなんだかんだ言って自分のためにしか戦ってなかったバットマンが初めて赤の他人のために自ら行動したのがあのシーンなんだよね。

赤と青に色が交互に変わる水の中に落ちていく姿が幻想的でもありました。


そんなブルースがバットマンに開眼する様を描いた本作で一番良かったのは、やっぱバットモービルの活躍でしょ!!(゚∀゚)ヨッシャア!!


いや〜実際観てみたら実に景気がいいのなんのって!

爆炎の中からバットモービルが出てきた時のコリン・ファレルのリアクションが素晴らしいっすよ!


で、コリン・ファレルの乗った車がふっ飛ばされるわけですが、あそこはコリン・ファレル視点で描いているのが新鮮だった。

そして、バットマンがゆっくりと近づいて「ん〜、生きてるかな〜??(・∀・)」って覗き込んでくるとこに吹いたwww

素晴らしいよあれは!

バットマンの怪奇性っていうか、よく表現されてると思います。

ん〜良き哉(*´ω`*)



とまあ、こんな感じでワタクシ今回も力尽きました…(´・ω・`)


ゴードンやアルフレッドがなんか影薄かったり、リドラーが意外と阿呆だったり、キャットウーマンのビジュアルがなんかものすんげー鼠小僧みたいだったり、ブルースのママが病み病みだったり、路地裏を徘徊パトロールするブルースがガチで不審者にしか見えなかったり、バットマンのスカイダイビングが素晴らしすぎたり、テーマ曲や音楽が素晴らしかったりと語りたいことはたくさんあるんすけど、とりあえずここまでにします(´;ω;`)


次回作は何気になんかクロックキングとか出して欲しい気もする…。



〜ゴミ屑どもには死を!!〜

パニッシャーことフランク・キャッスルは、遂に最後の復讐を終えていた。
だが、パニッシャーであった頃とはうって変わって、家族、友人、知人たちの幻覚に苛まれ、自責を続ける彼の精神はもはや疲弊しきっており、その姿はまるで生ける屍のようでもあった。
そして、フランクが潜伏するリトル・シシリーの街は彼の復讐による代価を払わなくてはならなかった。
街を実質的に牛耳っていたグヌッチ・ファミリーの崩壊によって、街は警察が無力に陥るほどに阿鼻叫喚の地獄絵図と化したのである。
完全無政府状態の中で、ある日、グヌッチ・ファミリーのボスであるイザベラがフランクのもとに訪ねてくる。
彼女はフランクに殺された家族の復讐を誓っていたのだ。
イザベラによって懸賞金をかけられ居場所を拡散されてしまっていたフランクには、無法者たちによる殺戮の魔の手が忍び寄っており、フランクがイザベラの三男を殺した時刻である午後6時47分きっかりに一斉にフランク狩りが始まるという。
そんな絶体絶命の状況下で、今や燃え尽きた灰のようになっている満身創痍のフランクが選んだ道とは、果たして――??



超特急で観ました。
パニッシャーなのでね。
今現在マーベルで特に好きなヒーローは三人。その中の一人がパニッシャーなわけで。

では早速、以下感想をば。


復讐がひとまず終わったフランクは、精神的にもう臨界点を突破して他人が見え、そんでもってひたすら責め苦を受け続け、フランクはボヤいたり叫んだりする等、本気でイカれ度MAXになってしまっていた!

上半身裸の上からくたびれたパーカーを着て外に出るフランクを見た同じアパートの隣近所の母子の「あの人やっと外に出たんだ」という反応からも、フランクが長い間部屋に引きこもっていたことが分かる。

フランクが地元893のグヌッチ・ファミリーをあらかた殺っちゃったためにリトル・シシリーは阿鼻叫喚の地獄絵図と化し、街に一歩踏み出しゃあイカれ野郎共のエデンが広がっているという、まさに読んで字のごとく街はカオスの極み状態!!

ぶっちゃけ言って、戦争がなんだという話でねーのよ。
マッドマックスの世界なんかにはなるわきゃねーんだよ。
これよ、現実の世紀末っちゅーのはこれ。
まさに警察も即機能停止に陥るレベルの完全無政府状態。

この阿鼻叫喚の地獄絵図っぷりは是非その目で見て欲しいですな。
リアルだと思いますよ。
流石に本作レベルの治安崩壊は『ロボコップ』ですらなかったけど、大なり小なり今の日本だって地域差であるでしょこれ。

あと本作を見て切に実感したのは、警察の必要性ですよ。
警察はとにかく超大事だってこと。
けど、その警察が少しでも仕事をサボるとクソ野郎共が調子こきまくってどんどんつけあがり、その地域の治安は瞬く間に悪化していって、最終的にはパニッシャーみたいな過激な自警団が現れてしまうってことっすよね要は。

つまり、警察のニッチを誰かが埋めなければならないという必要性に迫られると自警団が現れる。
けど、その自警団が仕事を放棄したとしたら果たして世界はどうなるかっていうことを本作は如実に描いているわけですわ。

そこら辺、日常生活の延長線上って感じで昨今の荒れた世界情勢と経済状況を見てると余計にそう思わざるを得ないんですが、私怨が更なる私怨を呼び、最終的にその場所が地獄と化し善なる命が悪によって無慈悲に次々と血祭りに上げられていくというこのヤバさのスパイラルよ。

そんな中で、パニッシャー狩りが起こった後に嘘みたいに静まりかえるリトル・シシリーの街が正直言ってかなり不自然で嘘っぽかったということはとりあえず置いておいて、これは精神極めちまったフランクの束の間の救済物語なんですよね。
フランクも分かっていましたけどね。
多分さ、天国からフランクを見守っていたフランクの娘が親父のその痛々しいまでの満身創痍っぷりに対して流石にこりゃいかんと今回救いの手を差し伸べたんだと思いますよ。

そして、地獄の中にも光は必ずあるってことが本作の何よりも一番良かったところ。
現実的じゃねーよとか冷笑ムーブかますアホはフランクにKILLされればいいと思います(断言)

…マジで今は余計に居そうだもんね、こういう奴。
老若男女問わず冷笑することが一種のステータスみたいになってるっぽいよね。
俺もこの間、うちの親父一発殴り飛ばしそうになったよ(苦笑)

…すんません、話がかなり逸れましたが、本作は救済っつっても一時の休憩みたいな程度なんす。
そこが非常にリアルね。

しかしながら、馴染みの商店の親爺とその娘を助ける道を選んだフランク。
この時、パニッシャーはアンチヒーローでもダークヒーローでもなく、間違いなく正真正銘のヒーローになった瞬間でもあった。

そして、ドクロマークをしっかりキメて復活を遂げるパニッシャー。
もうね、だからフランクはそうなんですよ。パニッシャーやるのがね、生き甲斐なのよこの人(笑)
だからパニッシャーやれなくなると今回みたいなことになっちゃう(笑)

サツがやらねーなら俺が殺る!!といういつもの安心安定のパニッシャーイズムを我々視聴者に最後に拝ませてくれます。

でも、ぶっちゃけパニッシャー狩りという名の害虫駆除が終わってみたら、警察や救急は普通にバンバン仕事してたというオチ。
しかしながら、たとえそれが地獄であってもフランク側に居て、彼に味方してくれる人は、たとえその人がどんなに無力な存在であっても必ず一定数は居るという事実。
だから彼らはフランクに希望を託す。
なぜなら、彼には強い力とスキルがあるから。自分には逆立ちしたってできないことができるから。
だから、フランクはそうしたフランクみたいな境遇の人たちの代わりに悪に制裁を加えてくれる貴重な存在でもあるのだ。

そんな本作は、ジョン・バーンサルが自ら脚本を書いてるらしいんですけど、ぶっちゃけ言ってネトフリ&MCUのフランク/パニッシャーのことを知り尽くしたジョン・バーンサルだからこそこのハイクオリティ極まる本作が産めるのだと切に思いましたよ!!


ちゅーわけで、『パニッシャー/ワン・ラスト・キル』の簡単な感想でした。

これまでのジョン・バーンサルのパニッシャーの積み重ねありきの本作は、本当に至上の出来でガチで最高でした!!


〜※ジェダイと関わるとこうなります。〜

銀河帝国が圧政を敷いてから数年。
まだ帝国の支配が及んでいない惑星ジャニックスの地下にモールは潜っていた。
忠実なるルック・キャストをはじめ傭兵や仲間達と共に、モールは自分を裏切った全てに復讐するために動き出したのである。
そんなジャニックスの警察署に所属する警部のブランダー・ローソンは、騒ぎを起こしたモール一味に対処することになる。
その中で、ローソンはダキという謎の男と出会う。
どうやらダキの身内のような関係であるらしい少女のデヴォンが警察署に連行されたようなのだ。
実は、このダキとデヴォンは粛清を生き残りジャニックスに一時的に潜伏するジェダイ・マスターとそのパダワンなのであった。
更に間の悪いことに、モールの捜査情報をローソンの相棒である警官ドロイドのトゥー=ブーツが帝国に報告してしまい、独立中立を何とか保っていたジャニックスは瞬く間に完全に帝国の支配下に置かれてしまった。
復讐の足掛かりとしてデヴォンを狙うモール、そして、そのモールを追うローソンはダキとデヴォンに巻き込まれるかたちで一人息子のライリーと共に指名手配犯となってしまう。
満身創痍になりながらも復讐心に燃えるモールと、成り行き上仕方なく彼と共闘関係を結んだローソンは、名誉も正義も無い暗黒社会の混沌とした戦いに身を落としていく――。



暇を見つけては途切れ途切れに観て、やっと完走しました。
では、以下感想をば。


もうね、すげかったよ…(´Д`;)

え…、なんこれ…。
というか、終始四面楚歌状態でもうヤバかった。

トゥー=ブーツが盛大にやらかしたせいでじわりじわりと次第に詰んでいく前半からラスト手前、そして畳み掛けがガチでパない怒涛の最終話付近から最終話がガチのマジでヤバすぎ!!
もうね、パないよこれ!!

個人的にスター・ウォーズのアニメにハズレなしの法則をまた更新しましたよ!

本作で特に好きになったキャラは三人。モール陣営のあの二人のザブラク兄弟とローソン警部!!

まずは、俺は名を知らぬあのダソミアの兄弟たち。
ダソミアのザブラクって家族愛っていうか同胞愛強いよね。そこが相変わらず良い!!
俺はサヴァージも大好きなんですけど、あのザブラク兄弟は本当に大好きになりすぎたので死んで欲しくなかったなぁ…(´;ω;`)
モールに助太刀に行ったのかな?な弟?の方の散り様と、最後の最後で彼の仇をとって一矢報いたあの兄貴という二人の勇姿にはガチで泣けた(号泣)
兄貴の方はストームトルーパーごときが相手っていうのがまた一抹の寂しさがあってガチで泣けるのよ…(号泣)
しかも酸だぜ酸!?
モールも同胞愛が凄いからあの二人の死はやっぱ堪えたっぽいよね。
そこでモールが完全にブチギレるのが良かった!!
そして、何気に最後まで何も言わずに静かにモールについてきたのは主にこの二人だけだったのも泣ける!!しかもモールも無言でこの二人と頷き合っていたのも信頼の証みたいな感じで倍増しで泣けた!!(号泣)
本当に特別な存在だったんだな、と…(´;ω;`)

そして、ローソン警部もガチで超格好良かった!!
年頃の(でも普通に大人すぎるほど大人)息子を抱えて妻が居ない家庭で悩む一人の父であり、また日々悩みながらも命を張って仕事を頑張る一人の刑事というこれはもうね、大好物ですよ!!
しかもブラスター捌きがパないというのがこれまた超格好良いじゃん!
てか、ハンドブラスターの光弾一発で普通に貫通するキャノピーって一体…。
まああれか、どうせ帝国のことだから予算ケチったんでしょ?或いはローソン警部は独自にカスタマイズしてるとかね。
後者だったらガチで熱い。
そんぐらいしとかないとジャニックスじゃあ命が幾つあっても足りないわな。

最後、「もっといい父親になれたが、努力はした――」は超名台詞を発するローソン警部。
本作で一番なのは勿論、俺的に多分スター・ウォーズ屈指だと思う。クワイ=ガンの「出会いに偶然はない。全て運命(さだめ)なのです」を越えて暫定一位です。
で、光弾を食らいながらも霧の中に消えていく演出が趣があって良いなぁ、と。
素晴らしいよね。
一応、ローソンの親爺さんにはワンチャンあるよね…?
あるよな…?な?

そして、モールが動き出したことはともかく、本作の重罪人は明らかにトゥー=ブーツとダキの爺。
トゥー=ブーツはドロイドだからまだしも(でもドロイドの癖に能無しだから許さんよ)、この旧共和国時代末期のジェダイあるあるな始終超上から目線で己の罪を一切省みないというダキの爺には終始怒りがマッハで、なんていうかフォースのダークサイドに堕ちそうでした。
しかもパダワンのデヴォンがまた短気なのよ(笑)
これ、なんでクローン戦争世代あたりのパダワンってこうも血の気多すぎなのか。
しかも師匠のダキもダキなので、やっぱジェダイは一回滅ぶべきだったのかな〜なんて俺の中でジェダイ離れが進んでしまった昨今、改めて特にそう思ってしまう。
こいつら、何しても許されると思っとんのか?あぁん?みたいな。

で、最終回はやっぱ来たよ俺たちのアナキン坊やが!

うん、こえーよ!!( ゚д゚;)
まずは呼吸音だけなのがこえーし。
そして、相変わらずの叩きつける感じのセーバー捌きと手首ちょんちょんでブラスター光弾跳ね返すあれが健在で嬉しかった。
ベイダーがいかにつえーかがよく分かったし、おまけに帝国がいかに恐ろしいかがよく分かった。
そしてそんな帝国に真っ向からメンチを切りまくる反乱同盟軍はガチで勇気あるよね。
てか、帝国バックレ組が反乱軍に何気に多いっつーのもなんか笑えるんだけど、本作では帝国の脅威は一切笑えねーっす。

フォーム3に切り替えたのがダキの運の尽き。
明らかにベイダーブチギレてたのが笑えた(笑)
やっぱフォーム5とフォーム3は相性悪いのね。ダキは一矢報いてたけど、あの様を見ればオビ=ワンがいかに剣技に熟達していたかが改めてよく分かるよね。
小説『パダワン』でもオビ=ワンはいじめの主犯からなんかヘイト買ってたしな。

でも、モールにはもっと善戦してほしかった。
でないと、『反乱者たち』のオビ=ワンの顔がなんかさ、立たないじゃないのよ!

そんな本作の殺陣は良かった。
ブゥゥンやブォンブォンと音がひたすら鳴り続け、互いの光刃がギランギラン光りまくってバチバチと火花を散らす鍔迫り合い、俺が観たかったライトセーバー戦がここに復活した!!
これをなぜ実写作品でやらんのだ!?

あとは、ビークルどうしのチェイスとかがガチで良すぎ!
スピード感がパないです。
それに、帝国のガンシップがガチンコで勝負して攻めたり逆にガンガン落とされてくんだけど、帝国のガンシップがガチで脅威だったりする。
つまり、いかにジェダイがチートかがよく分かった。


とまあ、こんな感じでシーズン2が非常に気になるオチを含め、本作はガチの神作。

本作はさ、こう、なんつーの、エピソード4のゴミ溜めに閉じ込められるようなもんっちゅーか。
ゴミ溜めみたいな救いようもない世の中でガチで両側からジリジリと壁が迫ってくんだけど、それがシリアス一辺倒ですよ。

そんな中でも、モールの修行時代が垣間見えたり、彼の意外な一面がまた新たに見られたりしたので良かったです。
モールは屈折しちゃったけど、それは大概あのクソ爺のせいよね。
クローン・ウォーズで判明したのはモールは同族には甘いってことだと思ってますが、本作ではより一層そのウラを取ることができたのでなにより。
あとは、サヴァージの新たな一面も見られたのも良かったです。
モールにとってもサヴァージはやっぱ特別な存在だし、その死はトラウマなんだなぁって(泣)
繰り返しますが、ザブラクってやっぱ家族愛っていうか同胞愛が強いよね。

ベイダー無双、モールの下半身の意外な打たれ弱さ、ジェダイのクズさ、ドロイド脳の無能さ、ザブラク兄弟の家族愛、ローソン警部のいぶし銀のかっこよさ、スター・ウォーズ一般人代表なライリーの巻き込まれっぷり――と、既にこれだけでもかなりの見どころがある本作。

とりあえず、帝国時代にはジェダイにだけは関わるなよ!絶対だぞ!!

〜覚醒めろ、その魂!!〜


西暦2001年、人間の手では不可能な方法を用いた殺人事件が起こっていた。

そんな世界で、美杉家に居候する記憶喪失の青年・津上翔一は、その不可解な殺人事件を引き起こした張本人である謎の存在・アンノウンの出現に際し何かに即されるように謎の戦士・アギトに変身してアンノウンと戦う。

そんな翔一と、G3となって市民を守るために戦う警視庁の刑事・氷川誠、そして事故をきっかけに異形の存在・ギルスになってしまった葦原涼の三人の運命が、一隻のフェリー・「あかつき号」の遭難事件を軸に次第に交差していく。

そこには、二つの絶対的な力の戦いを背景とした人類が決して避けては通れないであろう宿命があったのだ――。




別に新作映画公開がきっかけだったからとかじゃなくて、ガチでただ単にやっと観ることができたからという理由でリアルタイム視聴以来ようやく観ました『仮面ライダーアギト』!!

とにかく、以下感想をば。



いや〜、やっぱ超おもしれーわ!!


リアルタイムの時は文字通り身も心もガキでした。

クウガに続いて本当に毎週楽しみだったよ。

クウガから続く俺の中の特撮革命はアギトを以て無事に更新された感じ。

それが更に龍騎で更新されてくんだけどね。


繰り返しますが当時もすげかったですよ!

毎週本当にいいとこで終わるんで、日曜八時が楽しみすぎてヤバかった。

二回完結の体だったクウガは二周目には大抵スッキリしたりしますが、完全に連続ドラマであるアギトはそんなことにはいかず、次回への引きがすごいから基本的にもやもやしっぱなし。

加えてストーリーはガチヤバで面白かった。ガキの身では細かい部分はよく分からなかったけどね。

①「あかつき号事件が全ての発端で、そこでアンノウン(水のエル)に因縁をつけられるかたちで翔一君と木野さんがアギトの力を持つきっかけになった」

②「翔一君以外の乗客を救った氷川さんが警察の英雄になった」

③「あかつき号事件とは別に現代において超能力者and超能力者予備群狩りが、アンノウンによって人類に因縁をつけているかのごとく息をするようにいやらしく行われている」

④「人類を創ったらしい謎の青年(闇の力)は普通の人類LOVE故に人類の超能力発現を良しとしていない→光と闇の盛大な内輪揉め」

⑤「真魚ちゃんの親父と本物の津上翔一(沢木哲也)、木野さんのエゴ」

⑥「葦原さんがいつもボロボロになる」

⑦「葦原さんがよく水の中に落ちる」

⑧「人類代表=氷川さん」

とりあえず以上の八つが幼子にも一応は理解できましてね。


本作を観て馬鹿なガキの身でもとにかく真っ先に思ったことは、闇の力と風谷教授と沢木(本物の津上翔一)はあまりにも無責任すぎる、と。

特に実質的に人類にとって創造神である闇の力は、超能力発現しない人類が可愛いならなんで人殺すんじゃ!!(怒)って思いました。

結局のところ、最後は美川憲一の歌に触発されたみたいに手始めにさそり座の人間を大量虐殺するとか正直言って子供心にガチでよく分からんかったんです。

さすがの神様でもテンパる時はテンパるのか…、みたいなね。


そして、木野さんに初登場時からノックアウトされた次第。

うん、木野さん、今見返してもやっぱかなり狂ってるけど超渋かっこいいわ。


そんなリアルタイム視聴時から実に25年という歳月が流れた今、超能力が特に発現することもなく心が汚いおっさん化した俺は今更になって本格的に本作を観たのでした。


結果、すげー深かった…。


『仮面ライダーアギト』という作品は、いわば「生きることを諦めない」ことがテーマであり、そしてそこには「人類含めた生物が持つ絶対不変の生存本能」と、その「生存本能に何があってもしがみついて限界まで(或いはそれを超えて)生き抜いてこそ人間である」という、究極の、それも人類の根源たる人間讃歌みたいなものが感じられたのでした。


す、すげぇ…。すげぇよアギト…(´Д`;)


人間讃歌っつっても全然綺麗事なんかじゃないっすよ?

人には一人ひとり善悪があんのなんか小沢さんがわざわざ言わなくたって普通にごく当たり前のことであり、肝心なのは、それを内包しつつも自分はどうあるべきかという点であると俺は小さい頃からずっと思ってるんですが、要はそういうことじゃね?

違う?


まぁとにかく、オラとんでもねーもん観ただ…(´Д`;)

という感じっす。


キャラについては、まずは主人公の翔一君が意外とナイーブだったのに驚いた次第。

ガキの頃に観てた時の翔一君の印象は「能天気な近所のよくわからん兄ちゃん」みたいな感じで、「とりあえずノリで強敵もなんとかする」という感じだった。

ところがですよ!大人になって見返すと、翔一君は基本的に能天気っぽいけど実は根っこは結構喜怒哀楽が普通にあって、記憶喪失故だったり元々が末っ子気質で温厚だったりするせいか何かとナイーブになりやすい感じで事あるごとに結構悩みまくってたという事実。

そこが子供の頃に観た時とは全く違って、翔一君を人間らしいと感じた部分でした。


また、そんな翔一君から不器用とか無骨だとか言われてはキレる氷川さんについては、ガキの頃と変わらず「頑張る刑事(デカ)」という印象。

ガキの頃は氷川さんは「とにかく頑張る人」という印象で、そこが市民を守るという警察官の職務に忠実すぎるほど忠実だったので前作の一条さんと同じく好印象しかなかった。

大人になった今見返してみると、氷川さんは冗談抜きで優秀だったのね…、と。

本作のギャグシーンの大半が翔一君と氷川さんなわけですが、氷川さんへの翔一君の正体バレのくだりも正直引っ張りすぎてかったるかったです。

でも、北條さんが氷川さんにさらっと言った「あなたもまたアギトだ」は地味に感動したのよ。

そうだよ!氷川さんはただの人間だけど一人の立派なライダーじゃねーのよ!ってさぁ!

でも、翔一君=アギトって分かってからの一時の暴走っぷりがあんま受け付けないかな…。

職権濫用はいかんよ氷川さん(苦笑)

で、やっぱ最後に輝くのは氷川さんなのよ!

最終回の出動は最高だったよ!たぶん最終回普通にがっつり観てたと思う。

「ただの、人間だ!!」っていうの、これやっぱ最高すぎでしょ…!俺も言いたいよ…。


そして、多分っていうか確実に本作一の苦労人は葦原さん。俺デミー苦労賞を無事に文句無しの受賞です。

ガキの頃と一切変わらず一番共感して一番感情移入したのは葦原さんでした。

ということはつまり、病弱・虚弱・脆弱・貧弱という『アイシールド21』のまもり姉ちゃんが言ったようなことを体現してる俺はガキの頃と一切変わってなかった、と…。

マジか…。

あと、葦原さんはこの作品で一番仮面ライダー要素を体現していると思います。

孤独・孤立・人間でも怪人でもない異形の存在・苦悩しながらも人々を助けるために戦う――いや、もろ俺が思う仮面ライダーじゃん。

「津上は幸せだ」と葦原さんも言ってますが、翔一君はそこんとこがライダーとして甘い印象。

「夢なんかなくても生きていける。いや、普通に生きていくのが俺の夢だ」っていうシーンと葦原さんの一連の台詞が葦原さんとは事情は違えど昔も今も俺には深々とぶっ刺さって痛すぎるんだよなぁ…。

ぶっちゃけ最後まで救いがない。


更に、第四のライダーである木野薫/アナザーアギト(仮面ライダーアナザーアギト)こと木野さん!

やっぱり子供の頃と変わらずライダーのみならず特撮においてもマイベスト級に好きなのがやっぱ木野さんですよ!!

子供の頃、「仮面ライダーになって怪人と戦う優秀な医者」という木野さんには速攻で惚れた。

いや、木野さんはガチでクレイジーだってことは馬鹿なガキの時だって重々承知してましたよ。

でもさ、超渋かっこいいじゃんか木野さん。

第35話は子供心が即ヤラれたよ。

かっこよすぎる樋口隆則さんの姿・ストイックすぎるその変身・貫禄ありまくりなアナザーアギトの強者すぎるめっちゃかっちょいいデザイン・無駄が無さすぎる戦闘・呼吸法・重量感抜群のアサルトキック・瞬く間にアンノウンを撃破――というこれらの有無を言わせぬ要素に多大なインパクトを受けまして即惚れたんですよ。

カウントしたら約45秒でアンノウンを撃破してました。流石っす木野さん。

ちゅーこんで、そんな木野さんはいざ蓋を空けてみれば中々にクレイジーなお方。

なぜだ雅人ッ!!ってなる木野さんの右腕の件は雅人ではなくて、木野さんの良心の部分だと思います。

そんな木野さんが次第に良心と正義の心を持っていった先の翔一君の手術とアギトの力を取り戻した時は最高に燃える!!

最後の手術(翔一君の緊急手術)の時には右手は震えてなかったのが木野さんが真の仮面ライダーとなったなによりの証拠。

そして、全てをやりきったかのように微笑みを浮かべる木野さんと、最後の「浩二、コーヒーを頼む……」はやはり今見ても良すぎ!!

更に、死したシーンの後、雪山で弟を背負いながらひたすら歩いていく幕切れが大変良い。

あれは、死してなお木野さんの苦悶は続くってことなんかしら…?

当時と同じでよく分からんけど、でもあの苛烈で幻想的な感じが良い。

木野さん関連は未だにしっかりと覚えてんのな〜。

でも、見返したら登場話数意外と少ないのな…。

しかしながら、25年経った今でもしっかりと覚えてるあのインパクト。

やっぱ木野さんはめちゃくちゃ濃い良キャラですよ!

大好き!!


そして、アギトには絶対に欠かすことのできないキャラは個人的にはやはり小沢さん!そう、G3ユニットの肝っ玉母ちゃんこと小沢澄子さんです!

ガキの時にリアルタイムで第1話を観たときはその威勢の良さに即座に圧倒されたもんですよ!

でも、大人になって観てみると小沢さんのその威勢の良さは実は自分を守るための鎧だったのかもしれないと思いましてね…。

小沢さんだって天才故に孤独を感じたのかもしれないし、まして女性だからあの時代は尚更、周りからの色眼鏡を回避するべく身に付けて防御せざるを得なかったかもしれないじゃんか!

だってさ、反抗してきた氷川さんにたじろぐ姿とかめっちゃ可愛いじゃん!

意外と押しに弱い面はあれど、小沢さんは基本的に人に命令して仕切るタイプだと思う。

これ付き合ったら絶対に束縛してくるタイプでしょ(蹴

てか、今見返すと氷川さんへの指示が非常にアバウトすぎて現場でボロボロになりまくる氷川さんの姿がより一層見てて泣けてくる。

これってもしかして小沢さん普通に現場泣かせの人じゃねーすかね…?

北條さんのアシストの方が普通にまだマシに感じたというか…。

でもまぁ小沢さんは装着者に発破かけてナンボですからね。

小沢さんに発破かけられたら有無を言わず軽く普段の力の五倍くらいは出せると思います。

てか、小沢さんの着ボイス欲しいわ〜。もしガラケー全盛期だったら絶対にありそうだよね。

小沢さんに発破かけられたり喝入れられたらガチのマジで問答無用でほんと頑張れるよ俺は。

「〇〇君、早く起きなさい!!」とか言われたら有無を言わず朝起きられるよ俺。

「根性見せなさい!!」とか言われたら有無を言わず頑張れるよ俺は。

「G3-Xとしてでなく人間〇〇として戦いなさい!!」って言われたら有無を言わず頭部ユニット脱ぎ捨てて戦いますよ!!

そんな圧倒的な元気と勇気と根性を貰えるよね小沢さんからは。


あと、大人になった今特に心に染み入るキャラは尾室君です。

うむ…、まさかの尾室君ですよ!!

尾室君、すごく良い味出してるよね。

尾室君はガキの頃にはただのサブキャラの一人でしかなかったけど、ガキの頃には絶対に感じなかった魅力が彼には確かにある。

尾室君の魅力や存在意義は大人にしか分からねーんじゃねーかな…?

尾室君の敷居の低い身近な感じっちゅーかなんつーか、とにかく良いのよ!この等身大の人間らしさが尾室君の一番の味であり魅力ですよ!

周りからはやれ影が薄いだの存在が忘れられたりとか散々な扱いだけども、画面の節々で普通に存在感発揮してて毎話見てて楽しかったよ俺は。「今週の尾室君」っつって結構楽しみだったから。

つか、この人居なかったら地味にG3ユニット回ってなくね?って全話観て思いますよ。

あの当たり障りなさすぎる上層部や何かと小癪すぎる北條さんにいちいちひたすら噛みつくだけの小沢さんや、意外と周りに惑わされまくって主体性が無くて融通の利かない氷川さんの二人ではG3ユニットは地味にうまく回らなかったような気がするのよね。

そこんところ尾室君が時に結構鋭いツッコミを入れつつ、またある意味でG3ユニットの潤滑油の役割をしてた印象っすかね。周りからは相手にされてなかったけど。

白バイ警官姿は様になってたし、実際に普通に仕事こなしてた印象だしなので、文句垂れてても仕事はきっちりできるタイプなんだよね尾室君は。

あとは、上で「人類代表=氷川さん」と書きましたが、大人になってからは「人類代表=尾室君」と俺の中で無事に更新した次第。

最後の最後でG3システムを身に纏った尾室君の姿には、いい歳こいた大人になった身からするとなんか感動しちゃったよ…(´;ω;`)

そうすよ、G3は確かに打たれ弱いけどへたすりゃ俺みたいなそこらのパンピーでも(主に小沢さんの許可があれば)纏おうと思えば纏うことができる=「変身できる」というライダーなんですよね!

で、念願叶ってG3になれたけど自分の立ち位置に迷う尾室君の姿は良かった。

等身大の人間らしいと書きましたが、そんな尾室君はミーハーで主体性もないしブレブレではあるしちょっと薄情でもあるけど(笑)、でも人間って基本的にみんなそんな感じじゃね?って。

だけど、ひたすら迷い続けながらも何とか自分なりに道を切り拓いて歩もうとするのが人間のベストな姿だと俺は思うんですよ。

なんか尾室君についてめっちゃ熱く書いちゃったけど、そうしたことを大人になった今では彼を見てそう強く思いました。

そんな、旨いジャムには絶対入らなきゃいけないレモン汁みたいなキャラである尾室君。

最終回のラストは良かったよ!!たった一年で威勢の良さと貫禄の凄さにガチでビビった!

なんか将来的に現場の鬼教官になってく印象がするな〜(笑)


で、北條さんは子供の頃に観た時と変わらずなんか憎めないキャラでしたね〜笑

でも、今見返すと「この人こんなん必死こいて一体何と戦ってんの?」って感じが終始否めかったっちゅーか…。

主体性無い以前に、インテリ面したいい大人のくせになんかこう地に足がついてない感じがなんともね…。

でもこれ、河野さんが全て早々に氷川さんと我々視聴者にちゃんと言ってくれてたんすよね。

その言葉を借りると北條さんって、要は親にもぶたれたことないようなガキンチョなんすよねぇ…。

だから言動にもなんも説得力ねーし、それなりに正義感あってもいかんせん信頼性0なんだよなぁ…。

そんな自分の出世になる利益しか考えない北條さんは口八丁手八丁だし狡いし小癪だし八方美人だから普通に出世していく人だとは思うんだけど、その過程で周囲は北條さんにどんどん寄生してくだけだろうし、北條さんはそれを吸い尽くすだけ吸い尽くしたら即蹴落とすでしょうが、ぶっちゃけそれはいかんよ〜って(笑)

とにかく、そんな一歩間違えれば嫌味や軽いキャラになりかねない北條さんを演者の山崎潤さんはうま〜く演じている感じがして、再見してもとても良かったですよ。

てか、そういや北條さん、もしかして春巻あたりもダメなんじゃねーの…?


あと、メインヒロインの真魚ちゃんは、子供の頃に観てた時の印象は「我慢強いしっかりしてるお姉さん」って感じ。正直、美人すぎて毎週ドキドキしてたのはナイショ。

でも今改めて見直すと「既に精神的にかなり追い込まれてるナイーブな女の子」でした。

いや、非常に危なっかしすぎて見ててハラハラしましたよ。

翔一君が居てガチで良かったっていうかマジでほんとに…。

てか、テニス部の先輩とかざまぁねぇな!

「真魚ちゃん、超能力でいっちょシバいたれ!」ってずっと思ってたけど、実際やらなくてガチで良かったです。

真魚ちゃんは救われてほしい。

親父さんの真実をちゃんと受け止められる日が来るといいですね。多分近いうちにきっと来ると思うけどさ。



そして、そんな本作のライダーは実に四人(劇場版第一作加えて五人!)という、リアタイ当時は非常に衝撃的でした。

複数フォームを物語で巧く使いこなして単体ライダーでバラエティ性をみせたクウガとは対照的なアギト。

でも、今見返すとちゃんと四人には個性と個人のドラマがそれぞれあって、ライダーごとにちゃんと差別化されているからすごく分かりやすかった。


中でも一番好きなライダーは相変わらずアナザーアギトなんだけど、ジオウでの解釈も一応は一理あるかなとは思います。それはそれでありかな、って。

だってリアタイ当時も「?」って思ったんだけど、そこは「デザインが違うけど劇中では全然関係ないパターン」として雑に脳内処理してましたからね。

でも、更に俺独自に深掘りすると、若干違うように思えてならないんす…。

つまりね、俺が言いたいことは要するに、「アナザーアギトとは、歪んでしまった木野さんの精神の影響でアギトの力が発現の際にグランドフォームからアナザーアギトの姿に変質した姿なのかもしれん」ということですよ。

だって劇中ではアギト発現者は一様にグランドフォームと同じだから、その理論なら木野さんの中のアギトの力も同じと解釈するのが自然。

だとしたら、それが木野さんは只でさえ心を病んでいた身で超能力の倍増と共に心(精神=価値観)に何らかの支障がより顕著に出てしまったから、それに共鳴してアギトの力発現の際にグランドフォームが形を変えてアナザーアギトの歪な感じになってしまったのかもしれない、と…。

少なくとも『仮面ライダーアギト』としては、そう解釈すると俺個人としてはなんかかなり納得するんすよね。


で、アギトは子供の頃から変わらずやっぱバーニングフォームが一番好きです。

活躍少なかったけど…。

いや、なんかほんと少なかったけど…。


そんでもって、ギルスは相変わらずきっちり格好良い!

ギルスは子供の頃は「格好良いけど絶対に変身したくないライダー」筆頭だったんですけど(初めて葦原さんに老化現象が出たシーンを観たときはクウガの生物兵器云々の件よりも正直ドン引きした)、改めてやっぱなりたくねーよな…。

だって真魚ちゃん居ないと無理じゃん!!

あと意外と打たれ弱かったのが印象的でした。

でも葦原さんの粘り強さは折り紙付きなのよね!


てか、アナザーアギトにしろバーニングフォームにしろギルスにしろ、俺はこういう生物系のデザインが好きなのかもしれんなぁ〜。

響鬼の鬼さん方もすげー好きなんですよ。


でも、大人になった今ではG3系の魅力がかなり分かった気がします。正直言って好きなライダーのかなり上位に無事食い込んだ感じ。

子供の頃もG3はデザインがかなり好きだったんですが、しかしながらG3-Xの方は駄目だった。

でも、大人になった今では、子供の頃はなんか理由もなしに受け付けなかったG3-Xの肩装甲も格好良いと思えるようになったし、基本的に股間に装甲が無いのが相変わらず見てて気にはなったんですけど、そこは小沢さんはやはり女性ですからね。

男が女の痛みを分からないように、彼女も男の息子とタマの重要性を理解できないのかもしれない…。

因みにG3系で一番好きなのは子供の頃と変わらずG4です。

絶対装着したくねーよ…(´Д`;)



というわけで、書くことも大体書いたのでこんくらいかな…。


とにかく、25年ぶりにまともに観たアギトは新しい発見がバンバンあって超最高だったということ!


そして、何気にクウガと同じくライダー作品の中では結構異色の部類に入るかもしれない、とそう思った次第。

やっぱ平成ライダーのスタイルが本格的に確立したのは龍騎だと思った。

で、続く555で作風のバリエーションが増えて、その次の剣で地盤がより一層しっかりした印象というか…。


で、『PROJECT G4』はもう既に観ちゃったん♪

ちゅーわけで、そっちの感想もできたら挙げたいと思います。


とりあえず、アナザーアギトをもう一度、装動とか掌動とかの食玩化希望!!

〜袖すり合うも他生の縁!!〜


えりかの母・さくらの誘いでファッションショーのモデルとしてパリを訪れた、つぼみ、えりか、いつき、ゆりの四人。

“花の都”と謳われるパリで花が見当たらないという現実を目の前にしたつぼみは、花を探すために街中を一人で奔走してしまう。

言葉も地理も分からぬこの土地で挙句の果てに迷子になってしまったつぼみは、突如、建物の屋根から飛び降りてきた“ルー・ガルー”という一人の少年と遭遇する。

彼は砂漠の使徒のサラマンダー男爵に何らかの理由で追われているのだった。

満身創痍のルー・ガルーを放っておけないつぼみ。

そして、サラマンダー男爵はルー・ガルーのこころの花を抜き取ってデザトリアンを生み出してしまった。

キュアブロッサムに変身したつぼみは、合流したえりかといつきと共にデザトリアンを浄化するも、ルー・ガルーのこころの花は狼の影を纏うなど、いつもと何処か様子がおかしい。

それは、まさに少年とサラマンダー男爵の因縁のほんの一端に過ぎなかったのだ。

そして、謎多きルー・ガルーを匿うことになったつぼみ達。

中でも彼に何かと世話を焼くつぼみは、彼のこころの花からキンモクセイの英名である“オリヴィエ”の名を彼に授けるのだった。

実は、サラマンダー男爵の目的とは初代プリキュア・キュアアンジェに受けた屈辱から憎しみに支配されたが故に全てを破壊しようとすることであったが、オリヴィエはそれを阻止せんと孤軍奮闘していたのだ。

そんなオリヴィエを救い、サラマンダー男爵の復讐を止めるべくブロッサムたち現代のプリキュアは立ち上がる。

果たして、つぼみはサラマンダー男爵の憎しみの影響によって力を暴走させるオリヴィエを、そして、憎しみに囚われたサラマンダー男爵を救うことができるのだろうか――。




ちゅーこんで、テレビシリーズ完走に伴いサブスクでやっと観ました人生初プリキュア映画。


一言で言うと、なんかすげかったです…(´Д`;)


では、以下感想をば。



なんというか、ガキの頃を思い出しましたよ。


デジモンやONE PIECEの映画を映画館に観に行った時の理屈抜きのワクワク感っていうか、そうした感じ、めっちゃくちゃ久々に感じながらスマホの小さい画面で観てました。

理由が分からないあのワクワク感、いつの間にか無くなってたんだよな…。

だから、ある意味でなんか小学生だった頃の心の一片を取り戻したような錯覚が起こっていた。


で、この映画、もうね、作画もさることながら全てが非常に美しい作品ですよ。

ん〜、オッシャレ〜☆(*´∀`*)シャレオツ!

んもぅ〜、すんげーお洒落で可憐で綺麗!

すげーよ!!

いや、ガチですんげーから!!


そんな感じで、おされな花の都・パリで繰り広げられるプリキュアと文字通り“狼少年”の心にくる親愛と、狂心の男爵の救済をこれでもかと描き切った物語が本作。


つぼみを主として、えりか、いつき、ゆりさん皆に見せ場が均等にあるっていうのが凄く良かった!


そして、可憐で、哀しくも、同時に温かい――それが本作でした。


相変わらず全てを包み込むかのような慈愛の戦士つぼみの勇姿の他に良かった点では、まずは、えりかの部活以外の仕事モードが見れた(多分、将来えりかはあんなスマートで格好いい感じになるんだな〜って)のとつぼみに対する本音が聞けたのが超GOOD(*゚∀゚)b

あと、男装女子に興味が無い人なら「ですよねー」っていう問いかけを(自分が狼男故に)いつきにするオリヴィエとそれに真正面から答えるいつきも良かった!

そして、テレビシリーズではなんか説教・叱咤・叱責ばっかで口から出る言葉が一方通行でとにかく子供相手以外はキツすぎる印象だったゆりさんがオリヴィエに叱咤激励しまくってたことが良かった!

こういう厳しくもある温かい人的なゆりさんを肝心のテレビシリーズでももっと見たかった。


で、加えて本作で何が良かったって、テレビシリーズよりも倍増しで四人のプリキュアが人(本作ではオリヴィエ)を常に自分なりにフォローしてたところ!

「相手を思いやる=優しさ」をプリキュアが体現してこそハートキャッチプリキュアだな!って強く思ったし、内容がある程度の年齢向け(小学校高学年くらい)に見えたので、やっぱテレビシリーズとは違ったこの劇場版の空気感っちゅーか、マジで最高ですな。


そんな本作は、オリヴィエの物語と見せかけて実は真の主役はサラマンダー男爵で、その実、彼の救済物語だったというようなオチ。

サラマンダー男爵の飄々としながら鋭すぎる狂気を内包している独特の食えない感じとか、やっぱ藤原啓治さんしか出せないよな〜ってね…。


そして、戦闘モードのオリヴィエのカッコ良さよ!!

神!!



というわけで、回数分けて書いても体力尽きたのでここまで。


本作はハトプリの〆として観られて本当に良かったです。

プリキュアには拘りも特に無いし当然詳しくもないけど、『ハートキャッチプリキュア!』という作品に出会えて本当に良かった!とオジサンは改めて思ったでがす。


ていうか、どうやらプリキュアって映画は観客参加型らしいんですが、多分ここら辺で応援するんだなってのは一応分かったつもりだけど(実に唐突に「世界中の皆、プリキュアを応援してくれでしゅ!今でしゅ!」っていうあの感じ)、ぶっちゃけすげー見入ってしまっていた中での不意打ちだったので正直言って「えぇ…」(´Д`;)ココデ…?って感じになったのはヒ☆ミ☆ツ♡

小さい娘は尚更これちゃんと乗っかることできたんでしょうかね…?

〜真紅の親友(とも)、再び――〜


我々の住む世界とは似て非なる、とある世界。

青年・ジンは、突然、見知らぬ部屋で目覚めた。

記憶を失っていたジンは、傍らに立っていた謎の女性・エレアから「世界を救ってほしい」と言われ、赤い眼鏡型のアイテムを受け取る。

エレアと別れたジンは、エージェントの一人としてDEUS本部からの指令により、ケイとエスというエージェントの仲間たちと共に社会の影に潜み地球人類の平穏を脅かす数々の敵対エイリアンと戦う。

その中で、ジンはエレアから託されたその赤いアイテムを使って赤い巨人・ULTRASEVEN Xへと変身し、エイリアン達を次々に葬り去っていく――。




Q.「血を吐きながら続ける悲しいマラソン」を止めるにはどうしたらいいですか?

A.エイリアンが地球人類を飼い殺しにする。


ウルトラセブンの永遠のテーマである「血を吐きながら続ける悲しいマラソン」を解決する方法の一つが明確に示されているのがこの『ULTRASEVEN X』です。


てなわけで、サブスクで観ました。

懐かし過ぎてワクワクしながら観て泣いた(ガチ)


大好きなんすよ。

でも、正直リアルタイムの時は深夜だったので数話しか観れなかったから、はっきり言って話の内容は殆ど覚えてない。

だけど、深夜慣れしてない俺にとっては深夜の空気感とその静かな作風が、まさにSEVEN Xを観ている時だけテレビの画面に吸い込まれて異世界であるSEVEN Xの世界に一人だけ迷い込んだかのような不思議な感覚を与えていた。


そんなSEVEN Xは、ソフビも喉から出が出るほど欲しかった。

実家地域のとあるスーパーにてウルトラヒーローシリーズが並ぶ中で子供になど一切媚びずひときわ異彩を放ちまくるSEVEN Xのソフビは最高に映えていたのであった。

放送当時、学校帰りに寄ったコンビニで買ったHGでナイトカラーバージョンが一発で当たった時にはガチで歓喜し心の中で咽び泣いたのは良い思い出。


そして、登場するエイリアンたちの殆どがかっちょいいんだよね。


そんな思い出補正有りきの感想です。



『ウルトラQ』の「2020年の挑戦」+『ウルトラセブン』+刑事ドラマみたいな本作。

基本的にジンをはじめとするDEUSのエージェント達による刑事ドラマが主で、SEVEN Xの活躍は最後の最後。

でも、その戦闘シーンまでに繋がるストーリーがガチで良いので、一話一話が実に見応えたっぷり。


個人的に特に第9話が超好み。

一番好きです。

シーンの節々に記憶があったので、多分この回は観てるし観た中では一番記憶に残ってるっぽい。


ラストスパートの一歩前、嵐の前の静けさ的な第9話は良いな〜。

悲しすぎるけど、あれはお嬢さんがいけねーよね。

でも、もし自分がノゾム君の立場だったとすると…とつい思ってしまうことも事実で…。


てっきり兄のサク(演:高野八誠)が悪役かと思ったら全然違っていて、たとえ暴走しても弟のことは殺せなかったというのが悲しかった。

サク兄貴はジンというよりもセブンに全てを賭けていたというようなオチ、そして最後の兄弟揃って月食を見るシーンは非常に美しかった。

第9話はそんな感じでしたが、まさかまさかの太田愛脚本だったというね。

そりゃ俺の琴線に触れるわけだわさ!

コスモスの「雪の扉」とか、あとはマックスの「クリスマスのエリー」とかと空気感がなんか似てるな〜って思ったら(ノスタルジック感とかどこか独特の神秘的な感じ)、そりゃそうだよ!!

「脚本 太田愛」ってさぁ!

いや、クレジットはちゃんと見よう…。


太田愛さんの脚本は俺好きだと思います。

ちょっと他探してみる…。


あと、キャラクターとしてはDXプリン君ことケイが一番好きですね。

性格は2枚目半でキザだけど、最初から義理堅いのが好きだなー。

ジンとケイのコンビとケイとエスのやり取りが好きでした。


エイリアンが地球人類を飼い殺しにするというのも、「情報によって」という言葉が頭に付く。

放送当時よりも情報化がより高度に一層緻密化した社会となった昨今、物事や他人にひたすら無関心な人々、生き場のない心の孤独を抱える人々、情報に踊らされて単調すぎる毎日を過ごす人々、といった数々の要素がやたらとリアル過ぎてヤバい。


ていうか、ゲストキャラに唐橋充さんや高野八誠さんというね!

なんか歓喜でしたよ!


あと、多分、最終回は昔しっかり観ていてネタバレとオチはしっかり知ってました。

でもそこまでの繋がりはよく分かんなかったから改めて観られて良かったですよ。


セブンは基本的に強すぎなんだけど、容赦の無さとゴリ押しっぷりがなんかセブンらしくて「ああ、姿変わってもやっぱセブンなんだな〜」と。

意識はジンだとは思いますが、でも、SEVEN Xはちゃんとセブンだと思った。


でも、どっちかっつったら敵のデザインの方が好みだった…(笑)

特にガルキメス、ヒュプナス、獣人がめっちゃ好みすぎてガチでヤバい。

その中でもやっぱ獣人(ノゾム)が一番。


さて、そんなSEVEN Xはやっぱ「Another day comes」が神曲。

放送当時から大好きで、まだMP3プレイヤー持ってなかった時期にもケータイに買った曲入れてたくらい大好きすぎてヤバい。

今でも普通によく聴くもん。

SEVEN Xといったら「Another day comes」。

「Another day comes」といったらSEVEN Xなんだよな〜。


そんな『ULTRASEVEN X』。

全12話という短い話数でありながら、とても綺麗にまとまっている傑作だと思います。


そして、ウルトラセブンは俺たち地球人類にとって、遠い星から来たかけがえのない親友なんだなって改めて思いますよ。


ジンがセブンと一体化した経緯と、赤い球体となって湖に入っていくセブンを見送るジン、エレア、ケイ、エスの姿と、ダンとアンヌの再会はしっかり覚えてるんで、多分最終回付近は確実に観てる。


こういうように、長い時を経ても何か確実に覚えているってのが名作の証なんじゃないでしょうか。


体調の関係で短くなるのが惜しいですが、以上にしますよ。


やっぱ良いよねSEVEN X。

てかさ、SEVEN Xのウルトラヒーローシリーズ化(再ソフビ化)ガチのマジで真面目に長い間めっちゃ待ってんすけど、まだ…?




〜振るえ!テキ屋怒りの日本刀!!〜


故郷は九州の炭鉱から抜け出した青年・武田勇は、一人残した母の想いを胸に秘め職を求めて一路東京へと向かった。

そこで作業員として雇われるも、地元の漁業組合に対する会社の酷な仕打ちに持ち前の義侠心から怒りが湧いた勇は、その会社を仕切る唐沢組と対立する。

作業員から流れ流れて勇がやっと落ち着いたのはテキ屋の親分に縁あって声をかけられたが故のテキ屋であった。

こうして、不器用ながらもテキ屋として食っていこうとする勇。

だがしかし、そんな勇やテキ屋の先輩達に唐沢組の執拗な嫌がらせが容赦なく襲いかかるのだった――。




完全に盲点だった一作、『ごろつき無宿』。

非常に良い映画でした!!


では、以下感想をば、



で、今回の健さんは炭鉱夫→土方→無職→テキ屋とジョブチェンジを繰り返す九州男児ばい!

そう、ケーキ屋ケンちゃんならぬテキ屋の健さんなのが本作。


そんなテキ屋の健さんのわくわくテキ屋ライフは当然そんなに続くはずもなく…。


因縁付けられた唐沢組の度重なる嫌がらせにも耐えまくる健さんが実に痛々しい。

「テキ屋をやるなら喧嘩は絶対にするな」という掟のもとでボロボロになっていく健さん。

だが、そういうテキ屋の先輩たちも志村喬演じる親分含めて理不尽な仕打ちにずっと耐えてきたという事実があったのであった。


生来の不器用さから棒読みの売り文句でバナナを売る健さん。

とある少年との出会い。

胸に染みる母ちゃん手製の餡餅。

東京行きの汽車の中で出会った同郷のバレー部の姉ちゃん。

なんだかんだ言ってノリが良い漁業組合の人達。

そして、そんな漁業組合に迫る唐沢組の魔の手と親分の死――。


理不尽さと自責の念から遂に日本刀に縛られた紐を千切る健さん。

その怒涛の殴り込みが光るクライマックスは本当最高でした。

今回の健さんは長ドスではなくて日本刀を装備!

加えて途中で敵からパクったピストルも装備してバンバン撃ちまくる!

敵側も撃ちまくる!

車庫でのバトルでは、弾が飛び交うわ車が火を噴くわですげぇ!

こればかりは戦後を舞台にしたやつでしかできないよね。

敵も撃ちまくるからすぐ弾が尽きる→結局ドス同士の勝負というところがガチで最高!

洋画とかになると下手したら無限に撃てちゃったりしますからね。だからこういう日本らしいリアルさが実にナイス。

そして事務所の部屋でのラストバトル!

狭い室内であろうことか敵は槍!(笑)

てなこって、日本刀vs槍のサシのバトルですよ!

それも真面目に迫力あんのよ!

日本の槍って叩くこともできる武器だから、その威力が垣間見えますよ!

で、健さんの日本刀はやっぱ良い刀なんでしょうな。とにかくスパスパ斬れる。


〆に〆た末の健さん放心エンドは、正直もう一声なんか欲しいところだったけどそれなりに風情があったから良し!!



てなわけで、テキ屋に勤しむ健さんの人情味溢れるドラマとアットホームな空気から一転する怒涛のクライマックスは、もう最高っす。

今回は健さんは全く非が無いし12000%唐沢組が悪いから、クライマックスバトルにおける健さんの怒りと唐沢組を血祭りに上げるカタルシスがパない。



そんな、バナナを買うなら台湾産ということを覚えた、母の愛と人情が溢れる大傑作映画でした!

おすすめ!!



〜渡世人はつらいよ……〜


博徒・番場の忠太郎は、ようやく生き別れになった実母の居所が掴めそうだった。

舎弟・金町の半次郎が飯岡一家に因縁をつけてしまい、それに対して全てを背負った忠太郎は、半次郎を堅気にし、母の為に溜めた百両を懐にそのまま江戸へと旅立った。

江戸でも持ち前の義侠心を発揮する忠太郎は、人助けで得た情報から実母が料理茶屋“水熊”の女将となっているのではないかと疑い、会いに行くことにする。

だが、証拠を列挙する忠太郎の涙ながらの懸命な訴えにも拘らず、女将は忠太郎を詐欺師と決めつけて実子だとは頑なに認めない。

なぜなら、自分の息子の忠太郎は幼い頃に死んだと言い張る女将は保身を優先していたからであった――。




股旅ものの傑作『瞼の母』。

萬屋錦之介のこの映画、観ました。

で、泣きました。

一人で観ていてよかった。


因みに、長谷川伸の原作は読みました。


では以下感想をば。


もうね、底なし沼の渡世の掟に生きながらも、義侠心を貫く忠太郎のその人柄に惚れた!


いやね、もう忠太郎の格好良さと健気さ、そしてその儚さよ。

夢を目の前で実の母に打ち砕かれた忠太郎でしたが、それでも最後は必死に堪えて母と妹たちの幸せのために人知れず涙を流す…。

いくら渡世人だとしてもっすよ、これを泣かないという方が無理っすわ…。


そして、忠太郎が最後に流した涙と瞼の母の姿はこれまでとは違って女将の姿なんだと思いました。

そこが唯一の救いだったというかなんというか…。


いやもうさ、繰り返すようですが、番場の忠太郎が良い男すぎ!

忠太郎の漢気に惚れましたよ俺ぁ!

アニキと呼ばせてくだせぇ!!


そんなようなことを思った次第。


こういう日本人の人情に訴えかける作品、最近はめっきり見かけなくなったなぁ…。

斜に構えたスカした面した野郎共の薄情な群像劇なんざ一体全体どこが面白えっつーのよ??



〜轟き狂え!はみ出し者たちへの讃美歌!!〜

一見すると冴えない高校生のケビンは、親友のハンターと「スカルファッカー」というヘヴィメタル・バンドを組んでいる。
中一の時に両親が離婚して以来ヘヴィメタルの信奉者となったハンターは、学校でも浮く存在であると同時にいじめの標的でもあった。
そんなハンターは、ケビンとコンビでヘヴィメタル・バンドとしてデビューする夢を賭けてバンドの王者を競うバンドバトルに出場するためにケビンに発破をかけまくるのであった。
一方、ハンターから課せられたヘヴィメタル・バンドの伴奏リストをこなしながらドラムの才を発揮していくケビンは、次第に本格的にヘヴィメタルに開眼していった。
だが、そんなニ人にはある一つの大きな問題があった。
それはベースの不在。
いっそのこと二人体制で行こうと言い張るハンターをよそに、ヘヴィメタルの神はケビンに天才的なチェロの才能を持つ同じ高校の生徒・エミリーを引き合わせたのだった――。



最近、体調不良や家族の影響により精神衛生が非常に宜しくなく、気付けば荒れてます。
そんな中、ある日偶然テレビのネトフリのホーム画面に大々的に映し出されて吸い込まれるように自然と観た『目指せメタルロード』。
とても良かった…。

まるで、ヘヴィメタルの神が鬱屈としたものを抱え込み心身共に限界を迎えた俺に救いの手を差しのべてくれたようであった…。
或いは、「これを観ろ!!」とヘヴィメタルの神の俺への啓示だったのかもしれん。

俺はヘヴィメタルは全く詳しくないが、メタリカの「Enter Sandman」をはじめとするヘヴィメタルや或いはかなりのレベルまでのハードロックが好きという超絶にわか
気付けばいつも聴く音楽は大体ヘヴィメタルかハードロックという超絶にわか
つまり、本作にゲスト出演した面子は顔は分かる人はいるにはいるというレベルです。
そんなヘヴィメタルの下戸が観た感想です。あしからず。


本作は、様々な問題を抱えたはみ出し者たちが手と手を取り合いFワードを連発しながらヘヴィメタル街道を突っ走る青春映画です。

冴えない隠れイケメン的なケビン、情緒不安定なハンター、精神病を抱えたエミリー、この三人が自分の問題を乗り越えて最終的にヘヴィメタル・バンド「スカルフラワー」として完成されるまでを描いています。

傷の舐め合いもなければ甘々な甘ったるい青春群像劇もない。
ただ、そこにはヘヴィメタルだけがある!!
その点がヘヴィメタルのノリに相まって、まるで雷に打たれた鋼鉄の如くビリンビリンジンジンバリンバリンと俺の魂にビシンビシンと来て、いつまでも余韻を残したのでした。

最終的に何もお咎目を受けないというのがやけにリアルだったハンターをいじめていた不良の主犯格という要素は実は本作においては殆ど重要ではなかったように思います。
バンドバトルでエレキギターを掻き鳴らしてヘブン状態になるハンターを現実に引き戻したのがこいつなわけなんですが、しかしながら最後まで不必要的なキャラで存在自体がめっちゃ疑問でした。

なぜなら、父親のすねにかじりながらも父親を否定して周囲には不平不満しか吐かない独善的なハンターの問題というのは、何を隠そうハンター自身にあるのですからね。
そして、最終的に彼は自らを顧みて人に謝ることができるようになりました。
↓アホ共に髪を切られ少しだけイメチェン
↓もうやってられっか!!と開眼!!
(↑もれなくリハビリセンターに行くことになるパンク野郎の図)

一方、そんなハンターの親友である主人公のケビンはケビンで冴えない奴に見えて実は見た目を変えれば陽キャになり得るということが判明する美味しいキャラでもありますが、彼の独白によって物語が進行するので観ていて違和感は無かったし面白かったです。
↑ナウいハリポタみたいなこれが…
↓開眼!!

また、エミリーは精神病か精神疾患っぽくて向精神薬が手放せない。
でも、彼女は向精神薬を自ら否定し、向精神薬から解放されます。
これは俺はよく理解できる。
多分、このエミリーの苦悩と葛藤と解放(救済)は精神を病んだ人間にしか分からない気がします。
↑こんな控えめな彼女が…
↓イカしたネーチャンに!!

ヘヴィメタルの神の導きにより「スカルファッカー」改め「スカルフラワー」としてバンドバトルで観客を盛り上がらせる三人。
ハンターが歌い、彼とエミリーがかき鳴らし、ケビンが轟かせる「拷問マシーン」は名曲すぎて最高だった。
これ作れるのはやっぱハンターしかいねぇし、これを魂で歌って人々の魂というエンジンに勇気と励まし、そして闘志を与えられるのもハンターしかいねぇんだわ。
こうした高校生にしか作れないヘヴィメタルを発揮したスカルフラワーに拍手。
故に、ハンターいじめの主犯格であるあの糞野郎は絶対に許さん。そんなケツの穴野郎はマジのガチでファッ◯!!

そして自ら口説いた美人のネーチャンに愛撫されつつ煩悩を振り払うケビンの漢気が良かったですな。ネーチャンは可哀想だったけど、あんたは出遅れたのよ。

そんなこんなで、友情をとったケビンは、思いっきしメイクと服装をバッチリキメてイカれまくった結果自分のオヤジにリハビリセンターに入れられてしまったハンターを単身救いに行く。
「俺はお前の親友失格だ…」と謝るハンターに「だけど僕の親友は君しかいない」と即答するケビンが熱い!

更に、エミリーをバンドに入れたいケビンに対して俺たちのバンドに女は要らねぇ!なぜならゲイっぽくなるからだ!とケビンを取られたことに対する嫉妬も加わって一方的にエミリーを拒否し続けていたハンターは、遂にエミリーを認めるのであった。

そして、エミリーも覚醒!
バンドバトルにて白熱しまくる三人であった。

結果は、ハンターいじめの主犯によってバンドの晴れ舞台を台無しにされたことによって銀賞。

だが、三人は…特にハンターはそれで満足だった。
一般大衆には俺たちは理解できねぇのさ!ってところが良かった。

友情・努力・勝利を己が手で見事に掴み取ったケビン、ハンター、エミリー。


観たあとには大好きな「エンター・サンドマン」をまた改めて無性に聴きたくなりました。

俺的に今まで観た中で一番最高の青春映画です!!!!!