〜己の生き様は、己で決めろ!!〜
今日も今日とて“マンドー”ことマンダロリアンの賞金稼ぎディン・ジャリンは、養子のグローグーと共に新共和国の依頼でアウター・リムに巣食う帝国の残党を捕らえるべく雪原の中を進む。
そして、新たなるレイザークレストを前金として新共和国のウォード大佐から次なる依頼を受けたマンドーは、今は新共和国に身を置くゼブと共に、正体不明の元帝国の高官コマンダー・コインの情報を握るハット・ツインズに接触。
彼らから情報を渡す代わりに甥である囚われの身のロッタ・ザ・バットを救い出してほしいという頼みを受けたマンドーは、いざロッタ本人と対面してみれば、ロッタは悪名高き父の名前から解き放たれて闘技場のスターとなっていた。
だが、それは仮初めの栄光に過ぎなかった。
彼の雇い主であるジャヌは、ロッタを最後の試合で殺すことにしていたのだ――。
遂に観れました『マンダロリアン・アンド・グローグー』!!
いや、めっちゃ超最高だった!!!!!
というわけで、早速以下感想をば。
とにかく、本作で真っ先に思ったことは「スター・ウォーズがやっと帰ってきた!!」ということ。
ディズニー買収以降のスター・ウォーズ映画として圧倒的な支持を得ている『ローグ・ワン』は確かに名作だったし、俺自身もガチのマジで大好きなんだけど、あれをスター・ウォーズかと訊かれると実は腕組みをして考えてしまう自分もいる。
そんな昨今のスター・ウォーズですが、ドラマやアニメを抜いて、映画としてみると、個人的には実に『エピソード3』以来(!)の「スター・ウォーズを観た!!」というドキドキワクワクをしっかりと味わえたわけです。
そして、それでいて本作もやはり『マンダロリアン』。
そもそもが『マンダロリアン』自体がオリジナルト・リロジーの乾いた感じ(シビアで退廃的みたいな)を継承しつつも『クローン・ウォーズ』と『反乱者たち』の彩り豊かな系譜でもあった独特の作品だったから、それが明らかにスケールアップした劇場版で観られるのも当然として嬉しかった!
そうした本作では、まずはゼブ(ガラゼブ・オレリオス)の 本格的な実写作品への参戦が『反乱者たち』ファンとしてはすごく嬉しい。しかも吹替えも稲葉実さんだったのがなお嬉しい。
知らない方のためにフォローしておくと、ゼブはスター・ウォーズアニメの一作『反乱者たち』のレギュラーキャラで、ラサットいう種族。
因みにそのデザインの源流にはスター・ウォーズ初期デザインの中のチューバッカのデザインをオマージュしているとかなんとか。
こうした逆輸入的小ネタがスター・ウォーズには沢山あるんです。
ラサットは帝国のエージェント・カラス率いる軍勢によって虐殺されてしまい、生き残ったゼブは“チームゴースト”の一員として帝国への反乱運動に身を投じることになります。
そんなゼブもやっぱ反乱同盟軍でエンドアの戦いまで戦い抜いたんかね。
新共和国のパイロットスーツに見を包み、新共和国の基地に勤務。
因みにボー=ライフルがリニューアル。もうちょいゴツいやつにして欲しかったのがファンとしての本音。
あと、なんかもうちょい口数を多くして欲しかった。
だけど、マンドーのまさかの相棒枠がゼブだとは思うまい!
一匹狼のマンドーと捻くれ屋だが一皮剥けば人情家で仕事はきっちりとこなすゼブは相性バッチリだわい!
ロッタの捕獲の時もゼブの的確なアシストによってマンドー側が何枚も上手をいくような結果だったり。
そして、マンドーとグローグーの親子魂!
本作のグローグーがめちゃくちゃ成長しててびっくりした(笑)
3シーズンと『ボバ・フェット』を経た今、グローグーはちゃんと受け答えをしっかりできて考えることもちゃんと地に足がついている。
シーズン1は本当に何も分からん赤ん坊だったんだな。
それが『ボバ・フェット』を経たシーズン3では遂に何かの言葉を発するようになり、本作では見た目小学校低学年くらいの知能はあるんじゃねーかってくらい成長した!
そして、ドラゴンスネークの毒を食らって満身創痍のマンドーを介抱するくだりがこれまでの二人の軌跡を知りまくってるから余計に泣けるよな(´;ω;`)
そんでもって、それでもまだ脇が甘くて誘惑に勝てないグローグーのギャグシーンには良い意味で笑ってちょっと元気出たよ!ありがとう、グローグー!
特に二代目レイザークレスト発進シーンでボタンの誘惑に勝てなかったのが秒で吹いた(爆)
あれは『マンダロリアン』ではお決まりな感じだったからグローグーの介入は予感はしてたけどジャストタイミングすぎて不意打ちすぎだったわ(笑)
やりたくなるよな、分かるよ。俺もガキの時はボタンの群れを見ると沸き上がるその誘惑と常に戦ってたもんな。
そして、肝心のマンドー。
新共和国の安定のザルさによって今回もまた巻き込まれ体質発動(笑)
そんでもって、マンドーの十八番は華麗なるブラスター捌きであるが、本作ではVS帝国残党軍のトルーパー共✕2回、VSハットのドロイド軍団がとにかく至高すぎる。
特にクライマックスでハットの根城にカチコミを決行して以降の快進撃は多分スター・ウォーズ全作品の中でも屈指のブラスター戦闘シーンじゃないかね。
単体じゃブラスター捌きにかけてはジャンゴやベケットやヴァンス保安官も中々だったけど、本作では超久々にマンドーの本気が見れてガチで良かった!
マンドーの強さはなんかシーズン1の頃に戻ったような気がしますわ。
そんでもってアンバン・フェーズ=パルス・ブラスターですよ!!
最後の戦いではんもぅ〜超久々にアンバン・フェーズ=パルス・ブラスター使うとこが見られて俺超大満足っす!!
アンバン・フェーズ=パルス・ブラスター、ガチで大好きなんすよ!!
そんで、やはり特筆すべきはプクプクちゃんですよ!
そう、あのお目目クリクリの小さかったプクプクちゃんがあ〜んなに筋骨隆々で逞しくなりました!
しかも、「俺は親父みたいにはならない!!」と高らかに宣言する誇り高き正義の戦士に成長しておった!!
プクプクちゃん…感(´;ω;`)涙
尤も今やタトゥイーンのジャバのシマはボバ大名様が仕切ってるわけだし、プクプクちゃんは自由気ままに生きておkなわけっすよ。
でも、善人すぎるプクプクちゃんはやっぱまだ若いんだなぁ〜これが。
プクプクちゃん、これからに期待です!
そして、中盤からマンドーを追い詰める名うての賞金稼ぎがなんとエンボ!
まさかまさかのエンボですよ奥さん!!
エンボとゼブが実写シリーズに本格参戦してくれたのがガチで嬉しすぎる!!
スヴィオはなんだったんだという(誤解しないで欲しいが俺は『フォースの覚醒』もといシークエルで一番好きなキャラがズヴィオなんだぜ!)レベルでアニメの世界から出てきたようなエンボ。
新しい犬を連れて相変わらず頑張ってるみたいっすな。
マンドーのクライマックスバトルの相手がエンボなのが制作陣は最高に分かっておる!
いいんだよ…、いいんだよこういうので!!
俺は、またこんなマンドーが見たかったんだ!!
で、脱線し始めたんで(笑)物語的な話に移りたいと思います。
本作はやはりあくまでも『マンダロリアン』の映画作品であり、『マンダロリアン』のスペシャルエピソードといったような印象。
つまり、日本で言うならばレギュラーアニメの一時間スペシャル的なあれよ。
そして、そんな本編が前後編にきっちりと分かれているのは今の時代の映画では結構珍しい構成じゃねーかね。
前半はまさに昔ながらの『スター・ウォーズ』という感じで、後半はまんま『マンダロリアン』。
この作品、それは一粒で二度おいしい某アーモンドキャラメルみたく粋な楽しみ方ができるという、スター・ウォーズ全体のファンと『マンダロリアン』ファンのどちらも等しく楽しめるようになっているのが超素晴らしい!!
また、過去作のオマージュと思わしきシーンも散見されたし、戦闘シーンも申し分ないわで、以上からワタクシは夜遅いのにアドレナリンが止まらなかったのであった。
華麗なるブラスターファイトの他には、久々に見た気がする速いスピーダーチェイス、そしてスター・ウォーズにはなくてはならない見やすい&スピード感と迫力満載の宇宙船(スターファイター等)のドッグファイト!!
以上三点が更に「久々にスター・ウォーズを観た!」という気にさせてくれた。
物語的に新共和国はやっぱザルすぎて、このままシークエルで瞬殺されるのかと思うともう何をやっても結局は味気ないのは事実。
モン・モスマ何やってんねん!?あんたまともかと思ってたら違ってたし!
これ多分オーガナ議員が生き残ってたら大分違ってたよね。
絶対に軍縮反対してたと思うからこの人(実に嬉々としてブレード・ウイングの量産化に積極的に乗り出してたあたりそれが垣間見える実にまともなお方でした)。
それでも本作のクライマックスの新共和国軍はテンション爆上がりよ!
BGMがチルドレン・オブ・ザ・ウォッチの皆さんが絶体絶命のマンドーを助けに来てくれた時(シーズン1チャプター3クライマックス)の曲と似たようなやつだったからなお最高!
そして何気にUウイングが出てきてくれたのが何気になんか嬉しかった。
『ローグ・ワン』で初登場して以降は何かぱっとしない印象だったので。
反乱同盟軍の補給船としてデザインされたらしいUウイングですが、多分イメージ的には宇宙で普通に活動できてハイパースペースジャンプもできるリパブリック・アタック・ガンシップみたいなもんなんでしょう。
メンツがメンツだけに撃墜されないスターファイター飛行隊をやっと見ることができたのも良し!!
だが、やはり本作ではそれよりもレイザークレストのドッグファイトが非常に良き哉!!
ドラマの方でも迫力十分だったけど、やっぱあの重量感あるレイザークレストがマンドーのテクで羽根のように軽く俊敏に自由自在に飛び回って敵機を撃墜していく様が超格好いい!
トミカ買っときゃよかった…。まだ新品売ってるかな…?
ナブースターファイターも勿論良いんだけどもさ(因みにナブースターファイターことN-1スターファイターはスター・ウォーズのスターファイターの中でも指折りに大好き!)、個人的には塗装剥いだナブースターファイターにノれなかったこともあるけど、マンドーといえばやっぱレイザークレストなんだよなぁ。
だから本作でマンドー✕レイザークレストが復活してくれて超嬉しかったっす。
――ということで、体力も尽きたので『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』の感想はここまでにします。
作風が作風ゆえに意外と情報量が多い『マンダロリアン』ですが、それでも最低限の情報はちゃんと劇中を観ればスター・ウォーズ初心者であっても一発で分かるようになっているのが親切なところ。
だから本作もはっきり言って『マンダロリアン』を視聴しているか否かで物語の理解度と重みは全く違ってくると思う。
けど、だからといって一見さんお断りでは全くなくて普通に『マンダロリアン』の例外なくきちんと単体でスター・ウォーズしてるんですわ。
ただし、世界観が全く説明されてないからスター・ウォーズ初心者は「『マンダロリアン』の時代はスター・ウォーズの銀河中に圧政を敷いていた銀河帝国が反乱同盟軍に打倒された数年後で、その間に反乱同盟軍は新共和国を樹立した」ということくらいは最低限頭に入れとかなきゃならない。
という感じの『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』ですが、『マンダロリアン』ファン含むスター・ウォーズファンは勿論のこと、スター・ウォーズを知らない方にも「今現在のスター・ウォーズって大体こんな感じだよ」ってことで普通にエンタメ作品として面白いのでおすすめしますよ。





