『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』 | 日々是(ひびこれ)デス・ロード

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自分の好きなものについて垂れ流していくブログです。基本ネタバレ全開なんでそこんところ注意。



〜ソレソレソレソレ!ワッショイ開始!地球最大の決戦!!〜

ゴジラ他、大怪獣たちによる脅威が当たり前となった地球。
もはや公の存在となった秘密組織“モナーク”は世界各地に次々と前哨基地を建設、怪獣たちをその管理下においていた。
そんな中、中国雲南省にあるモナークのナンバー61前哨基地が傭兵アラン・ジョナ率いる環境テロリスト集団の襲撃を受け、テロリスト集団はモナークのエマ・ラッセル博士とエマの娘マディソンを拉致。
エマとマディソンとは疎遠関係にあるエマの夫でマディソンの父である元モナークの生物学者マーク・ラッセルはモナークと協力して二人を奪還するため一路南極へと向かうが、マークは南極で極秘裏に管理されている超巨大怪獣“モンスター・ゼロ”の存在を知る……。



ゴ・ジ・ラッ!!
うぉぉぉ!そりゃあッ!!
ソレソレソレソレッ!!
はっはっはっ!ゴジラッ!!!!!

という実に景気の良い主題歌が特徴的な映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』。
実に…、実に景気が良い!!

というわけで、今回は初めて通して観ました。
つーのも、前回(初見)はサブスクの配信が終わってしまったか無料配信をしなくなったかで観れなくなってしまったから。
そして、今回は体調も良く、じっくり観れた。
が、ガチで目が疲れた…。
劇場で観てたら、俺は目がガチで死んでたわ。
久々に映像で酔ったよ…。

なんつーか、洋画の怪獣ものって何で晴れた昼間にプロレスしないの??
ほんとに疑問です。

さて、本作は人間ドラマはほんとにオマケみたいなもんですな。
クズ&アホ極まりないたった一人のクソ女・エマのせいで文字通り地球が壊滅の危機に陥りますよ。
ゴジラとムートーのプロレスによって息子・アンドリューを失った結果として暴走したエマ。
が、やることがもうね、最悪すぎ。
で、そんなエマを演じたヴェラ・ファーミガの顔芸がガチで迫真すぎて臨場感たっぷりなのが良かったです!
特にクライマックスのキングギドラを誘導するシーンでの泣きじゃくり顔は正真正銘のガチで凄く泣きじゃくり顔でして、役者さんの底力を垣間見た感じ。

あと、主役のマークがひたすら影が薄すぎて可哀想だったですよ…。
いやガチで。

人間キャラで一番好きだったのが、軍人のお姉さん(エリザベス・ラドロー)ですね。

あとは、ゴジラに闘魂注入する渡辺謙の最期が良かった。

一方の怪獣は、皆良さげな感じ。
何より、真面目に観る前の印象と違ってモスラが非常に美しかった。

モンスター・バースのゴジラは首は太いし肩はないし腹は出てるわ足は太いわで、エメゴジよりはマシだけどかといって良いデザインではないという微妙な印象だったんですが、その活躍を見て見直しました。

で、迫力満点のキングギドラや、なんか燃え盛っているラドンなどの怪獣のリデザインが秀逸な中でやっぱり気になっていたのはなんといってもモスラ。

儂、モスラが大好きなんです…。

ほんとにね、モスラ好き…。
日本の全怪獣の中でモスラが一番好き。

故にね、本作のモスラの姿を初めて見た時には直ぐ様こう思いましたよ。


(゚Д゚)ハァ?


(´・ω・`)モッカイデナオシテコイ


――と、まあ…大体こんな感じ。

が、しかしね、これが実際見てみたところ、実に…実〜に美しすぎてヤバい!!!

チャン・ツィイーが“怪獣の女王”だと呟きましたが、ガチでそんな感じ。

Kawaiiを地で行くモスラの幼虫。
そして、発光するモスラの成虫はもう(物理的にも)眩しくて神々しすぎ!!

そして、ゴジラのピンチに颯爽と駆けつけてくれる頼もしさですよ奥さん!!
(↑よく見たらちゃんとモスラ顔ですよ!キモいとか抜かしてスマンなモスラ(´・ω・`))

しかしながら、キングギドラに敵わないと知るや直ぐに媚びへつらう小癪なラドン相手に苦戦するモスラ。
必殺の針でラドンを串刺しにするも既に満身創痍…。

キングギドラの猛攻にたじたじなゴジラを庇うようにキングギドラに立ち向かっていったモスラはキングギドラの電撃で散ってしまうのでした…。゚(゚´Д`゚)゚。

モスラ、キミのことは絶対に忘れないよ…(´;ω;`)
キモいとか言ってほんとにゴメンな…(´;ω;`)

そして、キングギドラの電撃で光る粒子になったモスラ。
その粒子モスラがゴジラを覆うように降りかかる。

結果、ゴジラは何年かぶりのバーニングゴジラにパワーアップ!!
無事にキングギドラをバーベキューにして完勝するのだった!!

…細かい設定とかよく分からんのであれだが、本作のモスラはゴジラと共存関係にあるため、クライマックスの時のモスラはゴジラに二度目の闘魂注入をするためにあえてキングギドラに向かって死にに行ったのではないか、と個人的には思いました。

そんな素晴らしいモスラの活躍がこれでもかと見れる本作。
非常に盛り上がったまま終わり、ワッショイワッショイ!ソレソレソレソレ!な主題歌ですよ!!

超加速する自然回復……ある意味でエマの言うことは正しかったのでした。
それが人道に反していたとしても。

ワッショイワッショイ!な主題歌が終わるとお馴染みのゴジラのテーマでエンドクレジットは〆。
そして、超不穏な空気で映画は〆という感じ。

本作は、怪獣ものに疎い俺ですら素晴らしいと思った映画でした。
ただ、強いて言えば、
・モスラがインファント島出身でないこと
・小美人が一切出てこないこと
・マディソンとモスラの交流が圧倒的に足りない
という点が不満でした。

あとは……

ソレソレソレソレ!

ワッショイ!!