『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』シーズン3感想 | 日々是(ひびこれ)デス・ロード

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〜自分の意志で、自由に生きろ!!〜

タンティスにてヘムロックの監視下に措かれたオメガは、クローンに対する非情な現実を見る。
オメガは、反逆者として捕らえられて弱りきったクロスヘアーと助けたハウンドのバッチャーを伴って惑星を脱出。
だが、“ネクロマンサー計画”を推し進めるヘムロックの魔の手はオメガやクローン・フォース99の親しい者たちにまで及ぼうとしていた……。




ついに完結!
本当に感動した!

タンティス基地に囚われの身のオメガ。
完全にお通夜モード炸裂で始まるファイナルシーズン。
オメガは基地の施設でクローン達の身になにが起こっているかを垣間見る。
完全に意気消沈のクロスヘアーと懐いたハウンドのバッチャーを伴ってタンティスを無事に脱出するオメガ。

ヘムロックによる皇帝のための“ネクロマンサー計画”。
その達成のために完璧な“M値”を持つオメガが必要なのだ。

二転三転する息もつかせぬストーリー展開。
そして、爽快感MAXのクライマックス。
全てが完璧でした!

クロスヘアーの贖罪、クローンたちの決断、オメガのフォース・センシティブとしての兆候、アサージ・ヴェントレスの登場、相変わらず詰めが甘すぎるヴェントレス(笑)――。

自分のせいで皆が傷付く――。
オメガを有りもしない罪の意識が蝕んでいく…。

自らヘムロックに投降したオメガ。
オメガを救うためにボロボロになりながらも立ち向かうクローン・フォース99!
そして迎える大団円!!

このアニメで終始描かれてきたのは、「自分の生き方は、自分の意志で決めろ」ということ。
それをクローンたちを通して描かれることによって観ているこっちもビシバシ響いてくる。

やっぱ死んでいたっぽいテクが個人的に残念無念。

けど、まだ希望はある!

シリーズ初登場時にはまだ非常に青臭かったチューチー議員がこんなにも頼もしくなるとは!
クローンたちのために文字通り体を張って頑張るチューチー議員には在りし日のパドメの面影を見ました。

チューチー議員も反乱軍に入るのかな?
詳しくないから分からんけど、個人的には入ってほしいです。

そして、クライマックスバトルで頑張るクローンたちに涙なみだですよ!
エコーの呼びかけに即座に応えてくれるクローンたち!
俺、やっぱクローンたち好きだなぁ!
あと、ヘルメを並び直しているクロスヘアーには涙を禁じ得ない。

で、子供には甘かったドクター・カー、そして命を張ったナラ・セ。
いや〜、個人的にナラ・セがあそこまで頑張るとかカミーノ人らしくねぇな!
でもって、やっぱ最後まで俗物だったランパート笑


その死闘の果てに、クローン(彼ら)がその手に掴んだのは――希望!!

そう……希望!!

スター・ウォーズシリーズで最も大好きなテーマがここでも!!


そしてそして、まさかまさかのラストに感動してうるうるしました!!

間違いなく、このアニメは大傑作だよ!!!

クローンたちよ、永遠なれ!!