まそほ繁盛記
店内は、予約客で賑わっていたが、料理も一通り出し終えて、女将達は一息ついていた。
「よかったですなあ、お料理、余分に作っといて。」「まあ、人数が多少増えたところで大丈夫ですわ。けど、遅れる人の為に残しとかなあかんのが、気ぃ使いますわ。」
「しかたおまへんがな。幹事さんかて、何にも残ってなかったら困りますさかいになあ!」
「肉巻きおにぎり、好評でっせ!さすが、佐賀牛の力ですわ!中に忍ばせた山椒も、また美味しいですもんなあ。」
「なあ、久しぶりに占いでもしてみますか?」
「そういうたら、しばらくやってまへんな。」
女将達は、時々、手づくりのカードで占いをしていたのだった。
そのカードは、不思議な事に月日を経るにしたがってパワーを増し、あたる確立が高くなっていた。
いや、あたるというよりも見抜くといったほうが良いかも知れない。
カードが、現状を見抜くのだ。
「Bはんからやんなはれ!」
「ほな、うちから…三枚選んで…と、げげっ!」
「なになに、なんだす?何が出ましたんや?…ぶっ!」
Gは、思わず吹き出した。「ああ~貧乏神と疫病神がでましたわ!久しぶりにやったら、このザマですわっ!」
「トカゲのカードも出てるやないですか!切り捨てて修復しろっちゅう事で…丸くおさまりますがな。」
「当たり前やっ!修復せんと!あかん、頭痛い。」
Gがひいたカードにも、疫病神が入っていた。
だあれ
「よかったですなあ、お料理、余分に作っといて。」「まあ、人数が多少増えたところで大丈夫ですわ。けど、遅れる人の為に残しとかなあかんのが、気ぃ使いますわ。」
「しかたおまへんがな。幹事さんかて、何にも残ってなかったら困りますさかいになあ!」
「肉巻きおにぎり、好評でっせ!さすが、佐賀牛の力ですわ!中に忍ばせた山椒も、また美味しいですもんなあ。」
「なあ、久しぶりに占いでもしてみますか?」
「そういうたら、しばらくやってまへんな。」
女将達は、時々、手づくりのカードで占いをしていたのだった。
そのカードは、不思議な事に月日を経るにしたがってパワーを増し、あたる確立が高くなっていた。
いや、あたるというよりも見抜くといったほうが良いかも知れない。
カードが、現状を見抜くのだ。
「Bはんからやんなはれ!」
「ほな、うちから…三枚選んで…と、げげっ!」
「なになに、なんだす?何が出ましたんや?…ぶっ!」
Gは、思わず吹き出した。「ああ~貧乏神と疫病神がでましたわ!久しぶりにやったら、このザマですわっ!」
「トカゲのカードも出てるやないですか!切り捨てて修復しろっちゅう事で…丸くおさまりますがな。」
「当たり前やっ!修復せんと!あかん、頭痛い。」
Gがひいたカードにも、疫病神が入っていた。
だあれ
まそほ繁盛記
「Gはん!えらい台風が来てまっせ!」
「ほんまですなあ、嵐になりそうですわ。」
「明日、予約入ってんのに土壇場でキャンセルってな事になりまへんやろなあ…大量の食材、どないしまひょ。」
「そら仕方ないですわ!飲食業しとったら、覚悟せんと。ま、あれですわ、キャンセルなったら、分けて持って帰って、家でご馳走大会でも開催しまひょ!」
「いやですなあ…なんか。うち、お母はんに売り付けよかなあ。」
「せこい事いいなはんな!そないな事いうんやったらうちが、買うたげますわっ、ただし六掛けで。」
「あんさんも、セコいやないですか!」
時刻は、7時を過ぎていた。
台風の影響なのか、雨が降り続いている。
「あ~、なんか坊主の予感がしますなあ。」
「うちも、そない思いますわ。しゃあないから自腹で一杯飲みますか?」
「そうですなあ、そうしまひょ。水茄子と茗荷のサラダでも食べますか?オクラのゼリー寄せもおまっせ。」
女将達は、いそいそと食膳を整えた。
当然の事ながら、一杯でお さまるはずもなく、30分後には、御陽気に仕上がっていたのだった。
ギィー…
「?」「?」
客だった。
「ひ、ひらっしゃいませぇ~ 」
そこからの二人の動きは、実に素早いものだった。
「あかん、足にきそうや!」
「油断してましたな!毎度のことながら!」
「けど、うちら素早いですがな!あっ、もう二人きはりましたでっ!」
「どないなってますのや!」
づづぎ
「ほんまですなあ、嵐になりそうですわ。」
「明日、予約入ってんのに土壇場でキャンセルってな事になりまへんやろなあ…大量の食材、どないしまひょ。」
「そら仕方ないですわ!飲食業しとったら、覚悟せんと。ま、あれですわ、キャンセルなったら、分けて持って帰って、家でご馳走大会でも開催しまひょ!」
「いやですなあ…なんか。うち、お母はんに売り付けよかなあ。」
「せこい事いいなはんな!そないな事いうんやったらうちが、買うたげますわっ、ただし六掛けで。」
「あんさんも、セコいやないですか!」
時刻は、7時を過ぎていた。
台風の影響なのか、雨が降り続いている。
「あ~、なんか坊主の予感がしますなあ。」
「うちも、そない思いますわ。しゃあないから自腹で一杯飲みますか?」
「そうですなあ、そうしまひょ。水茄子と茗荷のサラダでも食べますか?オクラのゼリー寄せもおまっせ。」
女将達は、いそいそと食膳を整えた。
当然の事ながら、一杯でお さまるはずもなく、30分後には、御陽気に仕上がっていたのだった。
ギィー…
「?」「?」
客だった。
「ひ、ひらっしゃいませぇ~ 」
そこからの二人の動きは、実に素早いものだった。
「あかん、足にきそうや!」
「油断してましたな!毎度のことながら!」
「けど、うちら素早いですがな!あっ、もう二人きはりましたでっ!」
「どないなってますのや!」
づづぎ
まそほ繁盛記
「じめじめじめ…毎日毎日…じめじめじめ…ああああGはんっ!うちの歩いた跡銀色の筋になってまへんかっ?」
「へえへえ、見事な大ナメクジですな!梅雨やさかい、じめじめすんのは仕方おまへんで!なんか楽しい事考えまひょ!」
女将達は、日本地図を開いた。
その地図は、各地の特産物や駅弁なども記載されており、なかなか楽しいのだった。
「こうしてみると、うちら行ったことないとこ多いですなあ…うち、栃木とか群馬とか、一遍も行ったことおまへんで!」
「うちなんか、北海道へ行ったことないのやで!……なあなあ、そらそうと、ぽっくり寺て、どこにありますのやろ?」
「どうせ、通称ですやろなあ、ぽっくり寺て。日本全国にありそうですがな。
願望ですもんな、ポックリて。ネットで検索しなはれ、ポックリで出てきますわ!寺と舞妓はんの履物と、二通り出てくるんとちゃいますか。」
「舞妓はんの履物、ポックリやったんや!うちは、コッポリかとおもてましたわ!」
「あれ??…あーもうっ…謎をふやしなはんな!うちわからんようになってきましたがな!」
ぽぼへ
「へえへえ、見事な大ナメクジですな!梅雨やさかい、じめじめすんのは仕方おまへんで!なんか楽しい事考えまひょ!」
女将達は、日本地図を開いた。
その地図は、各地の特産物や駅弁なども記載されており、なかなか楽しいのだった。
「こうしてみると、うちら行ったことないとこ多いですなあ…うち、栃木とか群馬とか、一遍も行ったことおまへんで!」
「うちなんか、北海道へ行ったことないのやで!……なあなあ、そらそうと、ぽっくり寺て、どこにありますのやろ?」
「どうせ、通称ですやろなあ、ぽっくり寺て。日本全国にありそうですがな。
願望ですもんな、ポックリて。ネットで検索しなはれ、ポックリで出てきますわ!寺と舞妓はんの履物と、二通り出てくるんとちゃいますか。」
「舞妓はんの履物、ポックリやったんや!うちは、コッポリかとおもてましたわ!」
「あれ??…あーもうっ…謎をふやしなはんな!うちわからんようになってきましたがな!」
ぽぼへ
まそほ繁盛記
「おはようさんだす。外は、えらいこと蒸し暑いですわ。はあ~…なんだす?これは?」
Gは、珍しい物が置かれているのに気付いた。
「えへへ、フジツボですわ!珍しいですやろ?駅前の魚屋におましたんや!塩茹でして食べるみたいでっせ。うち、前から食べてみたかったんですわ。」
「へええー。よう見たら、中に口バシみたいなもんがありますのやなあ。」
「そうですわ。そして、その口バシが、時々パカッと開いて、中から変なベロベロした舌みたいなもんが出てきよりますのや!多分、舌やのうて、触手なんやろうけど、気色悪いですやろ?あ、ほらほら、今出しましたでっ!」
「地球外生物みたいですなあ…�メートルぐらいあったら、迷わず、火炎放射器で焼きはろてますわな。」「これを今から茹でて、ランチにしますのや! 」
「ランチていいなはんな。うち、パンが食べたかったのに!」
「食べたらよろしいがな。フジツボとパン。」
「なんか、無人島で遭難して三日目の食事みたいですなあ。」
「そうそう、大事にとっておいたパンも残り僅か…
島の周りは岩場で…フジツボがびっしりと…このパンを食べてしもたら、残りの日々は、フジツボが主食ですわ!そして…救助されて、病院でレントゲンを撮ったら、そこには…」
「フジツボが…肺といわず胃といわず…」
「腦にまで…うひゃあっ!」
「ほんまに、今から食べますのか?」
「へえ!もちろんだす!」ぎげげ
Gは、珍しい物が置かれているのに気付いた。
「えへへ、フジツボですわ!珍しいですやろ?駅前の魚屋におましたんや!塩茹でして食べるみたいでっせ。うち、前から食べてみたかったんですわ。」
「へええー。よう見たら、中に口バシみたいなもんがありますのやなあ。」
「そうですわ。そして、その口バシが、時々パカッと開いて、中から変なベロベロした舌みたいなもんが出てきよりますのや!多分、舌やのうて、触手なんやろうけど、気色悪いですやろ?あ、ほらほら、今出しましたでっ!」
「地球外生物みたいですなあ…�メートルぐらいあったら、迷わず、火炎放射器で焼きはろてますわな。」「これを今から茹でて、ランチにしますのや! 」
「ランチていいなはんな。うち、パンが食べたかったのに!」
「食べたらよろしいがな。フジツボとパン。」
「なんか、無人島で遭難して三日目の食事みたいですなあ。」
「そうそう、大事にとっておいたパンも残り僅か…
島の周りは岩場で…フジツボがびっしりと…このパンを食べてしもたら、残りの日々は、フジツボが主食ですわ!そして…救助されて、病院でレントゲンを撮ったら、そこには…」
「フジツボが…肺といわず胃といわず…」
「腦にまで…うひゃあっ!」
「ほんまに、今から食べますのか?」
「へえ!もちろんだす!」ぎげげ
まそほ繁盛記
「えらい、すんませんなあ!暫くブログ、かけませなんだ。というのも…」
「Bはんっ!何をごちゃごちゃ言うてはるのやっ!」Gが、厨房から叫んだ。
「いや、みなさんに、言い訳を…」
「みなさんて、だれだすっ?それより、床でも掃除しなはれっ!」
「へえへえ…そないしますわ。その前に、コーヒーでも飲みまへんか?」
「そうですなあ…雨やし…コーヒー飲んで、働きますか!」
「なあ…こないに雨降ってたら、お客さん来まへんで…少し、寝ますか?」
「そやなあ…30分ほど、寝ますか…ここんとこ、疲れてますからな。その前に、少し何か飲みますか?それで、ぐーっと寝たら、すっきりしますやろ。」
「ええですなあ。」
Bは、言うがはやいかグラスに、たっぷり氷を入れた。
「あんさん、早いですなあ!そしたら、うちも…」
一時間後、二人は寝ていなかった。
そして、祭が始まっていた。
「あかん!ねられまへんわ!Gはん、ナッツをもっと入れとくなはれ!」
「ヒッヒッヒッ!おかわりい~!芋焼酎、もう一杯!Bはん、うちは、うちはなあ~。」
「わかります!わかりますでっ!今日は、飲みなはれ!お客さん来はったら、うちが活躍するさかいになっ!」
「おおきに~、あんさんの作品展には、精一杯の手伝いをさせてもらいますぅ~ぐへぇ。」
「ああっ、大変や!店の酒無くなってますわっ!」
「なんやてっ!今すぐ、買うてきなはれっ!自腹で!」
「あんさんかて、飲んだやないですかっ!」
「うちのは、水ですわっ!」
つづた
「Bはんっ!何をごちゃごちゃ言うてはるのやっ!」Gが、厨房から叫んだ。
「いや、みなさんに、言い訳を…」
「みなさんて、だれだすっ?それより、床でも掃除しなはれっ!」
「へえへえ…そないしますわ。その前に、コーヒーでも飲みまへんか?」
「そうですなあ…雨やし…コーヒー飲んで、働きますか!」
「なあ…こないに雨降ってたら、お客さん来まへんで…少し、寝ますか?」
「そやなあ…30分ほど、寝ますか…ここんとこ、疲れてますからな。その前に、少し何か飲みますか?それで、ぐーっと寝たら、すっきりしますやろ。」
「ええですなあ。」
Bは、言うがはやいかグラスに、たっぷり氷を入れた。
「あんさん、早いですなあ!そしたら、うちも…」
一時間後、二人は寝ていなかった。
そして、祭が始まっていた。
「あかん!ねられまへんわ!Gはん、ナッツをもっと入れとくなはれ!」
「ヒッヒッヒッ!おかわりい~!芋焼酎、もう一杯!Bはん、うちは、うちはなあ~。」
「わかります!わかりますでっ!今日は、飲みなはれ!お客さん来はったら、うちが活躍するさかいになっ!」
「おおきに~、あんさんの作品展には、精一杯の手伝いをさせてもらいますぅ~ぐへぇ。」
「ああっ、大変や!店の酒無くなってますわっ!」
「なんやてっ!今すぐ、買うてきなはれっ!自腹で!」
「あんさんかて、飲んだやないですかっ!」
「うちのは、水ですわっ!」
つづた
まそほ繁盛記
「ほら、これ見とくなはれ!おいしそうですやろ?」Bが、ニコニコとさし示したのは、岩だこだった。
「へえぇ、新鮮でおいしそうですなあ。買い物行ってきはったんですか?」
「ねぎが無いさかいに、市場へよりましたんや。そしたらこのタコが、こうてくれ、て言うもんやから…」「こうてくれ、言われたら買いますわな。どないして食べたら美味しいやろ…なあ。」
「さっとゆがいて、オリーブオイルとニンニクでいためて、トマトソースでからめてもええし…」
「炭火で焼いたら美味しいやろけど、炭火、おまへんしなあ。」
「ガス火ですがな。岩だこのガス火焼…なんか、ちいとも美味しそうやおまへんなあ。」
「名古屋コーチンかて、ガス火焼、て付けたら値打ち下がりますな。」
「いっそ、業火焼、いうのはどないだす?」
「ろくな言葉やおまへんがな!業火…て、まるで、今は瀬戸内寂ちょう、昔は瀬戸内はるみ、の、昔の小説みたいでっせ!」
「うわあ…なんか、どろどろですなあ。又は、連城みきひこ!」
「いにしえの文学をひもとけば、雨月物語はどないだすか?」
「上田はんのですな!」
「上田はんて…近所のオッサンみたいに!」
「雨月…蛇性の婬、ですなっ!」
「そう、蛇が女に化けて、どこまでも追い掛けるやつ…まさに業火…」
「タコ、くさりまっせ!はよ湯がきまひょ。」
ははは
「へえぇ、新鮮でおいしそうですなあ。買い物行ってきはったんですか?」
「ねぎが無いさかいに、市場へよりましたんや。そしたらこのタコが、こうてくれ、て言うもんやから…」「こうてくれ、言われたら買いますわな。どないして食べたら美味しいやろ…なあ。」
「さっとゆがいて、オリーブオイルとニンニクでいためて、トマトソースでからめてもええし…」
「炭火で焼いたら美味しいやろけど、炭火、おまへんしなあ。」
「ガス火ですがな。岩だこのガス火焼…なんか、ちいとも美味しそうやおまへんなあ。」
「名古屋コーチンかて、ガス火焼、て付けたら値打ち下がりますな。」
「いっそ、業火焼、いうのはどないだす?」
「ろくな言葉やおまへんがな!業火…て、まるで、今は瀬戸内寂ちょう、昔は瀬戸内はるみ、の、昔の小説みたいでっせ!」
「うわあ…なんか、どろどろですなあ。又は、連城みきひこ!」
「いにしえの文学をひもとけば、雨月物語はどないだすか?」
「上田はんのですな!」
「上田はんて…近所のオッサンみたいに!」
「雨月…蛇性の婬、ですなっ!」
「そう、蛇が女に化けて、どこまでも追い掛けるやつ…まさに業火…」
「タコ、くさりまっせ!はよ湯がきまひょ。」
ははは
まそほ繁盛記
「蒸し暑いですなあ」
「こたえますわ。このエアコン、部分的にしかききまへんし。」
二人は、グビグビと冷水を飲んだ。
「っはぁ~…いっそのこと身体を激しく動かしたらどないやろか。」
「そういうたら、ヨシ子ちゃん、ビリーなんたらキャンプいうのん、続けてはるんやなあ。」
「身体が、引き締まってましたもんなあ。けど、ものすご、ハードやて言うてましたやないですか。」
「なんぼビリーが応援してくれてもなあ…」
「応援の仕方が、半端やないみたいでっせ!最後は、ビクトリィて言うてくれはるんやて、ビリー。ええなあ…」
「そない言うんやったら、あんさんもやりなはれ!」「阿呆なこと言いなはんな!膝の満月ポンが、木っ端みじんになりますわっ!」「せやな!やるまえに、まずある程度、身を軽うせんと負担が大きいですわな。」
「軽うする為に、プールへ行って膝に負担がかからへん運動をせんと…その前に…」
「なんだす?その前に?」「水着、着る為に痩 せんことには…」
「その為にビリーを!ふぉっふぉっふぉっ!」
「なんで、そないな…尻尾追い掛けるみたいなこと…!」
「果てしないみちのりですがな!とりあえず、今、手をのばしたピスタチオ、あきらめなはれっ!」
づづぎ
「こたえますわ。このエアコン、部分的にしかききまへんし。」
二人は、グビグビと冷水を飲んだ。
「っはぁ~…いっそのこと身体を激しく動かしたらどないやろか。」
「そういうたら、ヨシ子ちゃん、ビリーなんたらキャンプいうのん、続けてはるんやなあ。」
「身体が、引き締まってましたもんなあ。けど、ものすご、ハードやて言うてましたやないですか。」
「なんぼビリーが応援してくれてもなあ…」
「応援の仕方が、半端やないみたいでっせ!最後は、ビクトリィて言うてくれはるんやて、ビリー。ええなあ…」
「そない言うんやったら、あんさんもやりなはれ!」「阿呆なこと言いなはんな!膝の満月ポンが、木っ端みじんになりますわっ!」「せやな!やるまえに、まずある程度、身を軽うせんと負担が大きいですわな。」
「軽うする為に、プールへ行って膝に負担がかからへん運動をせんと…その前に…」
「なんだす?その前に?」「水着、着る為に痩 せんことには…」
「その為にビリーを!ふぉっふぉっふぉっ!」
「なんで、そないな…尻尾追い掛けるみたいなこと…!」
「果てしないみちのりですがな!とりあえず、今、手をのばしたピスタチオ、あきらめなはれっ!」
づづぎ
まそほ繁盛記
「ここにこれをつけて…」「出来上がりましたなっ!完成ですわ。」
女将達は、作品を作っていたのだった。
Tシャツ展に出すために。「自分らで言うのもなんですけど、ええのが出来ましたなあ。」
「イメージ通りですわ。ええですわ。」
「問題は、明日の天気ですわ。雨降っても傘なんかさされませんやろ?」
「そらそうですわ、作品、両手で持たんとあきまへんからなあ。ま、うちにまかしとくなはれっ!ゴミ袋で最高にクールな合羽を作りますさかいに!」
「パフォーマンスもかねてそうしますか。頼みますわな!顔のところは、丸うに穴あけて…。やっぱり、頭の上が三角になるように…。」
「まかしとくなはれ!秘密結社仕様にしますさかいに!作品もゴミ袋で養生して…へへへ…なんや楽しみになってきましたな。」
「明日の天気は…と…。あっ、明日は晴れみたいですわ。晴れも晴れも、どピーカンみたいでっせ!」
「ふうん…ええんやけど…少し残念ですな。」
「ま、ええとしまひょ!作品のためには!それはそうと、あんさん、さっき食べたお昼ご飯…エビ食べてはりましたけど、お腹いとうなりまへんでしたか?」
「げげっ…こっそり、ハルサメにつつんで隠して食べたのに…ばれてましたか?」
「ばればれですわ!ほんまに…大人のする事やおまへんな!」
つつう
女将達は、作品を作っていたのだった。
Tシャツ展に出すために。「自分らで言うのもなんですけど、ええのが出来ましたなあ。」
「イメージ通りですわ。ええですわ。」
「問題は、明日の天気ですわ。雨降っても傘なんかさされませんやろ?」
「そらそうですわ、作品、両手で持たんとあきまへんからなあ。ま、うちにまかしとくなはれっ!ゴミ袋で最高にクールな合羽を作りますさかいに!」
「パフォーマンスもかねてそうしますか。頼みますわな!顔のところは、丸うに穴あけて…。やっぱり、頭の上が三角になるように…。」
「まかしとくなはれ!秘密結社仕様にしますさかいに!作品もゴミ袋で養生して…へへへ…なんや楽しみになってきましたな。」
「明日の天気は…と…。あっ、明日は晴れみたいですわ。晴れも晴れも、どピーカンみたいでっせ!」
「ふうん…ええんやけど…少し残念ですな。」
「ま、ええとしまひょ!作品のためには!それはそうと、あんさん、さっき食べたお昼ご飯…エビ食べてはりましたけど、お腹いとうなりまへんでしたか?」
「げげっ…こっそり、ハルサメにつつんで隠して食べたのに…ばれてましたか?」
「ばればれですわ!ほんまに…大人のする事やおまへんな!」
つつう
まそほ繁盛記
女将達は、大忙しだった。「Bはんっ!先に飲みもんきいとくなはれっ!料理はぼちぼち出したらよろしわっ!」
「へえ!飲みもんは、マダム・シミーがきいてメモしてくれてはるから、大丈夫ですわ!…へえ、わかりました!これだけですな…すぐ、出しますわ!Gはん!マダム・シミーが、ちゃんと名前と注文かいてくれてまっせ!ビールが4本と…烏龍茶と…」
「バーボンロック!だれですか?」
「ニックはんやて!ニックはーん!どこですかあ!烏龍茶はマイクはん!ああ…もう、すでにわけわからんっ!暑いし!…エミリーがベリーベリージュース言うてはりまっせ!」
「大変やっ!冷蔵庫が今頃霜取りはじめましたわ!まったくつかえんわっ!ガンガン、ビール冷やさんとあかんのにっ!」
「へえ!飲みもんは、マダム・シミーがきいてメモしてくれてはるから、大丈夫ですわ!…へえ、わかりました!これだけですな…すぐ、出しますわ!Gはん!マダム・シミーが、ちゃんと名前と注文かいてくれてまっせ!ビールが4本と…烏龍茶と…」
「バーボンロック!だれですか?」
「ニックはんやて!ニックはーん!どこですかあ!烏龍茶はマイクはん!ああ…もう、すでにわけわからんっ!暑いし!…エミリーがベリーベリージュース言うてはりまっせ!」
「大変やっ!冷蔵庫が今頃霜取りはじめましたわ!まったくつかえんわっ!ガンガン、ビール冷やさんとあかんのにっ!」