まそほ繁盛記
「Gはん!えらい台風が来てまっせ!」
「ほんまですなあ、嵐になりそうですわ。」
「明日、予約入ってんのに土壇場でキャンセルってな事になりまへんやろなあ…大量の食材、どないしまひょ。」
「そら仕方ないですわ!飲食業しとったら、覚悟せんと。ま、あれですわ、キャンセルなったら、分けて持って帰って、家でご馳走大会でも開催しまひょ!」
「いやですなあ…なんか。うち、お母はんに売り付けよかなあ。」
「せこい事いいなはんな!そないな事いうんやっ たらうちが、買うたげますわっ、ただし六掛けで。」
「あんさんも、セコいやないですか!」
時刻は、7時を過ぎていた。
台風の影響なのか、雨が降り続いている。
「あ~、なんか坊主の予感がしますなあ。」
「うちも、そない思いますわ。しゃあないから自腹で一杯飲みますか?」
「そうですなあ、そうしまひょ。水茄子と茗荷のサラダでも食べますか?オクラのゼリー寄せもおまっせ。」
女将達は、いそいそと食膳を整えた。
当然の事ながら、一杯でおさまるはずもなく、30分後には、御陽気に仕上がっていたのだった。
ギィー…
「?」「?」
客だった。
「ひ、ひらっしゃいませぇ~ 」
そこからの二人の動きは、実に素早いものだった。
「あかん、足にきそうや!」
「油断してましたな!毎度のことながら!」
「けど、うちら素早いですがな!あっ、もう二人きはりましたでっ!」
「どないなってますのや!」
づづぎ
「ほんまですなあ、嵐になりそうですわ。」
「明日、予約入ってんのに土壇場でキャンセルってな事になりまへんやろなあ…大量の食材、どないしまひょ。」
「そら仕方ないですわ!飲食業しとったら、覚悟せんと。ま、あれですわ、キャンセルなったら、分けて持って帰って、家でご馳走大会でも開催しまひょ!」
「いやですなあ…なんか。うち、お母はんに売り付けよかなあ。」
「せこい事いいなはんな!そないな事いうんやっ たらうちが、買うたげますわっ、ただし六掛けで。」
「あんさんも、セコいやないですか!」
時刻は、7時を過ぎていた。
台風の影響なのか、雨が降り続いている。
「あ~、なんか坊主の予感がしますなあ。」
「うちも、そない思いますわ。しゃあないから自腹で一杯飲みますか?」
「そうですなあ、そうしまひょ。水茄子と茗荷のサラダでも食べますか?オクラのゼリー寄せもおまっせ。」
女将達は、いそいそと食膳を整えた。
当然の事ながら、一杯でおさまるはずもなく、30分後には、御陽気に仕上がっていたのだった。
ギィー…
「?」「?」
客だった。
「ひ、ひらっしゃいませぇ~ 」
そこからの二人の動きは、実に素早いものだった。
「あかん、足にきそうや!」
「油断してましたな!毎度のことながら!」
「けど、うちら素早いですがな!あっ、もう二人きはりましたでっ!」
「どないなってますのや!」
づづぎ