社労士のたまご  -41ページ目

九象限のマトリックス

今回は、人事評価のうちの業績評価についてのテーマになります。本来であれば、前提として人事評価の原理原則、真の成果主義の是非、目標管理との連動、業績評価と能力評価の違い等に触れた上で、筋道を追って整理すべきところです。話の進め方の手順が違いますので、ちょっと唐突感はあります。いずれ、再整理しますので、ご辛抱して頂き、単発的な話題として読んで頂けたらと思います。



通常、業績評価を行う場合の一つの基軸が、目標達成度になります。しかし、これだけでは、結果の成果を見るに過ぎません。プロセスを含めた仕事の価値の大きさ、或いは成果の良否を判断するには、もう一つの難易度という基軸が必要です。それを9象限のマトリックスを使って、5段階で評定しようというものです。



まず、達成度を横軸に置き、難易度を縦軸に置きます。横軸には、◎(期待以上)、○(期待通り)、△(未達成)の3段階の目盛りを振ります。縦軸には、H(High)、S(Standard)、L(Low)の3段階の目盛りを振ります。そうすると、3×3=9象限のマトリックスができます。更に、面積のほぼ同等のところに点数を割り当てると、下図のように、5段階の評点表が出来上がります。このマトリックスの面積の大きさで、成果の良否を見ていきます。


難易度



















達成度











人の目は、3段階での評価はそれほどぶれません。しかし、5段階になるとどうしてもぶれが生じます(そこを相場形成するのが、評価者訓練のミソになるわけですが、その詳細はまたの機会に譲ることとします。)。そうなると、現場では何が起こるか。実質的には、5段階評価にもかかわらず、2、3、4の3段階の評価に収斂するというのが実際のところではないでしょうか。



 それをこのマトリックスを利用することで、3段階評価を二次元で考えることにより、人間の摂理に逆らわず、無理なく5段階の評価が可能になります。こういったしくみを採っている企業も少なくありません。しかしながら、うまく使いこなせていない例が多いようです。要は、しくみより運用であろうと思います。

 しくみだけを論ずるのは本意ではありませんので、いずれ筋道を追って整理をしようとは思っております。


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ウェブサイト「ほっとけないぞ!CKD(慢性腎臓病)」の開設

1月6日に、東京都が表記のウエブサイト を開設しました。全国では28万3千人の方が腎不全により人工透析を受けていて、患者数は年々増加しているそうです。

慢性腎臓病は糖尿病と同様自覚症状がないままに進行する怖い病気です。私の母親も、既に20年以上人工透析をしていますが、週3回各4時間ベッドの上で透析を受けなければなりませんし、これは一生続けなくてはなりません。高額療養費の長期高額疾病の対象ですから、1万円/月の自己負担となります。


一方、医療費という側面から見てみると、月額40万円/一人を要し、医療費全体を圧迫しています。


そのため、早期予防を目指して、自分で簡単にチェックできるよう立ち上げられたサイト です。


具体的には、


· 血液検査の結果を入力するだけで、腎機能の状態(CKDのステージ1~5)を調べることができます。

· ステージに応じた糖尿病・腎臓病の専門医によるアドバイスを見ることができます。

· 糖尿病や高血圧などCKDの要因もチェックできます。


皆さんもぜひお試しを。


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八雲立つ

八雲というと、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)を思い出されるかも知れません。ただ、今回は、「八雲立つ 出雲八重垣 つまごみに 八重垣つくる その八重垣を(『古事記』)」に因む出雲国=島根県についてのお話です。


今年の正月から、山陰地方は大雪に見舞われ、車が立ち往生したニュースが流れていました。普通の民家でも、しばらく外に出るに出られず籠り状態が続いたとも聞いています。現地の皆様には、お見舞い申し上げます。


関東の仲間としゃべっていると、島根県と鳥取県のどちらが右でどちらが左かわからないという声を聞きます。地元の方々には大変失礼な話ですが。


何故、島根県かといいますと、私のパートナーの故郷が出雲地方であるからです。出雲地方の言葉は、松本清張の「砂の器」でも有名ですが、東北弁に酷似しています。どうしてこの地方だけがそうなのかは定かではありません。ただ、そこで思い当たるのが、アホバカ論争です。


アホバカ論争とは、関東の方には馴染みがありませんが、大阪の番組「探偵ナイトスクープ」で「アホとバカの境界線はどこか」を徹底研究し「全国アホ、バカ分布考」という一冊の本に大成されるまでに至った論争です。その結果、調査をしてみると、京都を中心とした、同心円状に離れた同じ距離の違う地方で同一の方言が使われていたことが判明するなど、方言周圏論の検証ができたというものです。


分布図に当てはめると、出雲と東北が同心円の中に入っているのかも知れません。


昔は義理の両親と話をすると、なかなか言語の理解ができませんでした(今は十分わかります)。でも、当時はもう一度聞きなおすことも失礼かと思い、ただただ愛想笑いを繰り返すことも度々あったことを思い出します。


江戸っ子は、「ひ」と「し」の区別が曖昧で、「火鉢」が「しばち」になります。同様に、出雲地方では、「し」と「す」の区別が曖昧で、「ししす(猪巣)」が「すすす」になります。


いやあ、なかなか、聞き取るにはむずかしい。



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落語の「七」

今日は1月7日。本来は七福神や七草粥をテーマにすると正月らしいですね。でも、今日は出張中で七草粥を食べる機会がありません。また、今までも七草粥を食した記憶がほとんどありません。そこで先月の艶話 に引き続き、上方落語「焼き塩」という中から「七」にまつわるまくらでお寛ぎください。



「あいつが置手紙してきたって?」「そうやねん。あんたが留守やって言うたら、手紙読んどいて貰うてって。」「あいつ、この頃手習いに行って、ちょっと字がかける言うたら、生意気に置手紙やて。ほら、見てみい。ミミズの這ったような字書きやがって。えーと、借りた羽織は『しち』に置いた。なにをさらすねん。3日やいう約束で貸してやったのに、黙って『しち』に置きやがって、なんてことさらすねん。」と言うていると、本人が現れて、「おっ、手紙読んでくれたか?」「おまえはえげつない奴やなあ。3日やという約束で貸してやったのに、なんで俺に黙って『しち』に置いたりすんねん。」「そんなことするかい。返しに来たんやないかい。お前が留守や言うからそこの棚に上に置いた。ほら、その棚の上に乗ってるやろ。」「えっ。ほんにあるなあ。そやけど、手紙には借りた羽織は『しち』に置いたと書いたるやないかい。」「おまえ、字を知らんな。それは七夕の『たな』という字や。」


 もう一つついでに、

「『つかさ』という字がよくわからんのやがな」「そんなことわしに聞いてもようわからん。魚屋の大将に聞いたら物知りやからよう知っとる。」「魚屋の大将、ちょっと字を教えてもらいたいんやが。」「なんちゅう字やねん。」「『つかさ』ちゅう字なんやが。」「ああ、それやったら同じという字を二枚に下して、骨付きの方や。」


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さぶ六協定

昨年の今日は何をしていたかと振り返ってみると、VTR講義に備え雇用保険法の過去問と基本テキストの突き合わせをしていました。年初からよく頑張っていました。

てなわけで、こんなテーマ。無理やり感がありましたが、社労士のたまごなんだから、こういったテーマも入れなくてはいけません。



例年社労士試験では選択式の問題に翻弄されておりました。昨年は、労基法に久しく大きな法改正があったので、当然ながら力を入れました。



法第36条(時間外および休日の労働)

②厚生労働大臣は、労働時間の延長を適正なものとするため、前項の協定で定める労働時間の延長の限度、当該労働時間の延長に係る割増賃金の率その他の必要な事項について、労働者の福祉、時間外労働の動向その他の事情を考慮して基準を定めることができる。(正解は白字にしています)


これは、出るかと思っていたのですが、ふたを開けてみると、あに図らんや通達からの出題ばかり。受験生の方々は、これから出題傾向が読めなくなりますね。



さて、ここからは、某百貨店に在籍していた頃の労使協定に因んだ些末な話です。

ある年、幾度かの団体交渉が終了して、労使での協定を締結する時のことです。協定の署名欄に組合委員長の名前を入力していました。あの頃はシャープの書院を使っていました。玉垣潤一というお名前を入力しても、一発では変換できず、どう表示されたかというと「玉が基準位置」。


玉が基準位置?ヒェー、うまく変換してくれるじゃないの!敢闘賞差し上げまひょ。


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