映画鑑賞日記 3 あなたはこのままでいいですか?
アバウトタイムは私の大大大大大好きな映画です何回観てもつい見入ってしまい毎回違い気づかせてくれるそんな映画です私が時間系の映画が好きなのもそれはそこに大事なものがあると私が日常忘れそうになっている事を教えてくれるからでしょう今の世の中はいつしか物資ばかりに目に行き私達にとって何が本当に大事でどんな人生を生きたいかそんな事をじっくり考える時間や機会はどこに行ってしまったのでしょうか95歳の老人の詩というのにもう一度人生をやり直せるなら・・・今度はもっと間違いをおかそう。もっとくつろぎ、もっと肩の力を抜こう。絶対にこんなに完璧な人間ではなく、もっと、もっと、愚かな人間になろう。と書いてありましたこの後もまだ文章があるのですが本当に心がきゅーとそしてハッとさせる様な言葉ですよねそんな詩の様に過去に戻り正に人生をやる直す事を言っているのがこの映画ですそしてこの映画はただのフィクション映画でポップコーン食べて終わりみたいな映画ではありませんこの映画には私達が日々忘れかけている事そして意識すればこれからの人生が180度変わるそんな映画です主人公は過去に戻る事ができる特殊能力を持っている事を21歳の誕生日を機に父から告げられるのです父も同じくその能力を持っていたのですそこから彼の人生はいっぺんします最終的には好きな人と一緒になり幸せに暮らす事になりますしかしその中彼は大切な教訓を学びます*過去に戻って自分の事に興味ない人を自分に無理矢理好きになってもらえない事*小さな事で後の大きな出来事が全て変わってしまう事そんな色んな経験をしている中お父さんに秘密を教えてもらったのですそれは同じ日を二度過ごしてみる事そうする事で最初は緊張や不安や無関心で気づかない事も気付ける様になるからですしかし最終的に彼はもうその必要がない事に気付くのです毎日、未来から来たと思って暮らす事精一杯その日を過ごす事その大切さとすべらしさに気づいたのですここではたくさん言ってないもっと素晴らしい事が映画に詰まっているので是非観てみて下さい今日ジャーナリングをしててもし一年ドラえもんが側にいたら何をするかという面白いタイトルがありました私はどこでもドアとタイムトラベラーを使うだろう過去を今は全部受け入れているただもしあの時勇気を振り絞って声をかけていたら…もしあの時怖さを断ち切って最後の面会に顔を出していたら…もしあの時目の前にあったチャンスをちゃんと掴む勇気があったら…どんな自分になっていてどんな人生になったのだろうと気になる事はありますあの時ちゃんと丁寧に両親とお話すればよかったなあの時ちゃんと電話に出ればよかったなあの時ちゃんと逢いに行けばよかったなそしたらもっと不完全さを補えていたのではないかと考えてしまいそうになる全ての瞬間私は最高最善という決断をするというのはある意味不可能に近いだろう何故なら色んな事を学び経験し色んな感情を味わう事がまた私達がこの世に来て遊ぶ事ができる特権ではないだろうか苦しい事や悔しい事もあるだろうただその時最高最善な決断をしようと努める事はできるだろうそれだけで全然違って来ると思うもし私がタイムトラベラーを使えるのなら私はきっと何か不安や恐れにやられて勇気や愛を失いかけた時私は未来の自分の死ぬ時にいくだろうそしてその時自分が感じる全ての感情この世に生まれてよかった事この世で自分が頑張った事そしてなんで挑戦しなかった事もう少し色んな事を経験できたのではないかという感情を今の自分に持って変えるだろうそうすれば私はきっと自分の時間をもう無駄なところに使わないだろうそしていざという時に恐れよりも悔いなくこの世を去りたいという感情が強くなり私はきっと色んな選択肢の前で大胆で勇敢な決断をし思う存分、精一杯その過程を楽しむだろう大切な人との時間もそうだもしその人の葬式にいる自分を先に観る事ができたら……きっと1日中話し合って抱き合ってただただその瞬間を楽しむだろう私達は常に自分にたくさんの言い訳がありますただ全ては自分の人生です最後に喜びのも悲しむのも自分なのです最後にスティーブジョブスが毎日自問していた言葉をみなさんに送りたいです『もし今日が最後の日だったら、今日やる事をやるだろうか?』