こんにちは
まーにゃですニコ

竹が支える日本文化①

②③はこちらです↓↓↓

『茶道に欠かせない竹工品たち』こんにちはまーにゃです 竹が支える日本文化②①はこちらです↓↓↓『大活躍!竹の皮&竹の生薬』こんにちはまーにゃです竹が支える日本文化①今日は竹のお話です。江戸…リンクameblo.jp




今日は竹のお話です。

江戸時代中期以降
竹の栽培法が確率され
大型の竹が生産されるようになり
かなり大きな竹の皮をつくれるようになりました。

専門に扱う竹皮商が現れたのもこのころです。

包装材料としての需要が高まり
菓子や鮨をはじめ
佃煮、肉類、漬物、味噌、鮮魚と、
その食品包材としての用途が広がっていき
江戸の町には竹皮問屋も現れました

 竹の皮で包んだおにぎり/備前屋 竹皮栗蒸羊羹

竹の皮は
抗菌作用があり外部からの細菌を避けつつ
保護する役目に優れていて

肉や鮮魚、おにぎりなどの
長時間の梱包も安心でした👍✨

竹皮で包むことで
梱包時に発生する水分が抑えられ
適度な通気性があるため
長時間美味しさを保つこともできます口笛


歌川広重/東海道五十三次細見図会 藤沢
満面の笑みを浮かべながらおにぎりを食べる旅人の
姿がユーモラスに描かれています。

竹皮は包むだけではなく
焼く・蒸す・煮るなど、
さまざまな調理にも使えます。

使った後は水洗いして乾かすことで
再利用も可能で、とても重宝されていました。

いい事づくめですねラブ

現代でも
羊羹やちまき などを包むのに
使われていますが、

こんなに便利でエコなもの、
もっともっと利用したいですねおねがい


竹を火にあぶると
切り口から液汁がたれてきます。

この竹の油は
竹瀝(ちくれき)という生薬です。

江戸時代には
肺炎などの高熱を下げたり
咳こんだときの去痰剤として用いられました。

内服だけでなく
皮膚病などの外用にも使われましたイエローハート

竹の成分には
トリテルペノイド、アミノ酸、ビタミン
クロロフィルなどが含まれているそうですキラキラ


鍬形蕙斎(北尾政美)/薬売り『職人尽絵詞

竹と日本人の関わりの歴史は
とても古く長いですね。

籠になったり
薬になったり
武器になったり
楽器になったり
食器になったり
建材になったり

竹のお話のつづきは
また今度〜ニコニコ🎋



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こんにちは
まーにゃですニコ


おまじない」は
漢字で書くと「御呪い」となり
呪術の一種ということになりますかね。

江戸時代から使われている
おまじないをいくつかご紹介しますね。


✨チチンプイプイ

私は、個人的には
忍者の万能の呪文のようなイメージでした。

三代将軍徳川家光の乳母であった春日局が
疱瘡などに罹り病弱だった幼少の家光に
に使った「智仁武勇」が始まり
という説があります。

「智仁武勇(ちじんぶゆう)は御代(みよ)の御宝(おんたから)」
↓↓↓
「知恵と人への優しさと侍の強さを持つことが、この世の宝」という意味だそうです。

「ちじんぶゆうみよおんたから」
がだんだん変形して、江戸時代には
チチンプイプイ
として使われていたと言われています。

「チチンプイプイ痛いの痛いの飛んでいけ〜」
は小さい頃にやってもらった記憶があります。

痛い時の万能薬のようなイメージで
親が子供のために
優しく使っている光景が浮かびます


鈴木春信/夏姿 母と子
鈴木春信の絵、やはりよいです〜❤︎❤︎


✨てるてる坊主

江戸時代には
てりてり坊主」と呼ばれていたそうです。
「天を照らす法師」→「天照らす法師」
→「照り照り法師」→「てるてる坊主」
という説があるそです。

江戸中期には
晴れを祈って門の先に晴娘を模した
切り絵をぶら下げる風習があったそうで

無事に晴れたら
瞳を書き入れて神酒を供え
川に流していたそうです。

現代のてるてる坊主の扱いよりも
かなり真剣な印象です。
それくらい天気が生活に
大きく関係してしていたんでしょうね


歌川国芳/三海めでたいつゑ 「十 」「天気にしたい」
娘さんがなんとか晴れにしたい、とてるてる坊主に
お酒を振る舞っています🍶

きゅうり

河童にあげるために
川にきゅうりを流していたそうです🥒

水難避けのおまじないです。

現代でも
きゅうりに子供の名前を書いて
川に流して
水泳の無事を祈っていた地域もあるそうです。


✨菖蒲の葉

頭痛の時に
菖蒲の葉で作った矢を髪の毛に刺す
というおまじないもあったそうでさす。

菖蒲には
アザロンやオイゲノールという成分が多く含まれ
体の痛みを和らげる効果が期待できます。

お腹に葉を巻くと
健康になるともいわれているそうです。

おまじないというよりも
実際に効果があったんですね❣️


歌川貞房 /風流酒屋 五節句 四方のしょうぶ酒 
端午の節句の絵ですが、
頭に菖蒲を巻いていますね。

✨ほうき

江戸時代には
妊婦のおなかを新しい箒でなでると
安産になるというおまじないがありました。

ほうきで掃き出すようにラクに新しい命が誕生し
またその子に幸運を掃き寄せようという願いが
込められていたそうです照れ


✨なまず

幕末の江戸を襲った安政大地震の後
地震ナマズを描く錦絵が続々と現れました。

「万歳楽(まんざいらく)。身の用心。地震除(よ)けの呪(まじな)ひ。家の中に張り置くべし」

などの言葉が記され
庶民は、鯰絵を身を守る護符として
あるいは不安を取り除くためのおまじないとして
競うように買い求め
この流行が収束するまでのおよそ2ヶ月の間に
実にたくさんの作品が作られたそうです。

大鯰を押さえつける鹿島大明神
構図がかっこいい‼︎



「おまじない」は
目に見えないものへの畏敬の念や感謝や
そんな日本の文化も関係しているように思います。

ほとんどが科学的根拠のないものですが
長い間受け継がれて
現代にも残っているということは

何かしらの効果があるからなんでしょうねチュー

「おまじない」が効くというよりも
「おまじない」に込められた人々の
「想い」が
現実を変えているようにも思います。

想いが現実を変える力になるなら
たくさん「良い事」を
願っていきたいと思いましたラブ









昨日は
江戸のお茶事情についての記事で
お寿司を食べた後、
抗酸化作用 & 抗菌作用のあるお茶を
飲むという話を紹介しましたが

江戸の寿司屋では
お茶以外にもいろんな工夫がされていました爆笑

      歌川豊国(三代目)/浅草松のすし本店

高価なことで有名な「松のすし」本店前の光景です。



ガリ
例えばガリ。
お寿司の横に添えられている
生姜の甘酢漬けのガリですが

添えられているのが当たり前になっていますが
実は理由があるんです!

江戸の屋台には当然
現代のようにおしぼりはありません。
ガリがおしぼり代りだったのだそうです。

シャリが手につかないように
ガリで手を濡らしながら食べていたそうです!

実用的な上に栄養もありゴミも出ない…
凄い発想ですよねウインク




暖簾
そして暖簾です。
お客さんは帰る時に寿司を摘んだ指を
暖簾で拭いて帰るのだそうです

現代から見ると不潔なようにも思えますが
当時は暖簾が汚れていることが繁盛の証で

暖簾が汚い店は美味い店
ということなんだそうです

発想が面白いですね爆笑


ネタ
江戸時代には、
当然冷蔵庫はありませんので

生のネタを使う『生寿司』ではなく
安全に食べられるよう
煮る、蒸す、ヅケ、昆布〆、酢洗いなど
全ての下ごしらえがしてあったそうです。

江戸前の海で獲れる小鰭や車海老、白魚、イカ
穴子、蛤鮪を醤油に浸けた「ヅケ」などあり
結構、豪華ですね♫


広重の書いた江戸前寿司の絵。
海老やコハダやたい、玉子巻きなど
定番ネタのお寿司は今も健在ですね^ ^

握り寿司になくてはならない「酢」

200年以上続く酢の大手老舗メーカー
「ミツカン」の初代中野又左衛門は
酒粕を利用した粕酢造りに挑みました。

酒を造っている横で酢を造るというのは
非常に危険なことで

酢酸菌が入るとお酒がすべて
酢になってしまう可能性があるのだそうですびっくり

この挑戦は見事成功し、
又左衛門はこの粕酢を江戸で売り出しました。

「粕酢の旨味が寿司飯に合う」
「しかも安い!」ということで
握り寿司が屋台で気軽に提供されるようになったそうです。
  
寿司酢を作るときに砂糖を入れますが
このちょっと甘い粕酢の影響だそうです。


歌川国芳/縞揃女弁慶 松の鮨
小皿の上は握り寿司の海老で
その下は厚焼き卵で巻いた太巻のようです。
書かれている狂歌からこちらも「松のすし」の絵のようです

ネタ、酢、ガリ、醤油、暖簾
これら役者が勢揃いして
ほぼ現代のスタイルが確立し
受け継がれていますね。

美味しく食べながらも
食中毒にならない工夫もされていて

先人たちの
さまざまな工夫や知恵に
尊敬と感謝の気持ちが湧いてきますおねがい


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