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まーにゃですニコ

 竹が支える日本文化②

①③はこちらです↓↓↓

『大活躍!竹の皮&竹の生薬』こんにちはまーにゃです竹が支える日本文化①今日は竹のお話です。江戸時代中期以降竹の栽培法が確率され大型の竹が生産されるようになりかなり大きな竹の皮をつくれるよ…リンクameblo.jp

『武士の内職と竹』こんにちはまーにゃです今日も「竹」のお話です。①②はこちらです↓↓↓『大活躍!竹の皮&竹の生薬』こんにちはまーにゃです竹が支える日本文化①②はこちらです↓↓↓…リンクameblo.jp



今日は竹と茶道の関わりについて。

江戸時代前期までの茶の湯人口は
主に大名・豪商などが中心の
ごく限られた人のものでしたが

江戸中期に
町人階級に富裕層が増えるとともに
飛躍的に広がったそうです。

国芳「婦人手わざ鏡 茶の湯」


日本の伝統文化の茶道は
竹と深い関わりがあります。

抹茶を点てるための茶筅(ちゃせん)
抹茶を取り出す茶杓 (ちゃしゃく) 
茶入れ
花入れ
花籠
柄杓 (ひしゃく) 
蓋置き
とあらゆる茶道具に用いられています。

周延「徳川時代 貴婦人の図 茶の湯」/

周延/徳川時代 貴婦人の図 茶の湯 

素朴で侘びた風情を持つ竹工品に
千利休は自身の美意識を投影したとされ
特に竹花入園城寺」は有名。

  ↓↓↓

東京国立博物館蔵

ピンク薔薇


茶道に必要不可欠な道具のひとつ
茶杓(ちゃしゃく)」。

抹茶をすくって茶碗に入れる
スプーンのような機能を持っています。

一見すると
何の変哲もない道具と思われがちですが
茶人の価値観を反映させた
「銘(めい)」と呼ばれる固有の名前がつくほど
重宝されるものもあるそうです。



茶筅(ちゃせん)は
使うと閉じられた穂先が開いてしまうため
一度しか使えない消耗品とされるそうです。

茶道は一度きりの機会に情熱を傾け
入念な美しさを求めるため

茶人らは
竹の種類や穂先の本数、色や形など
各自こだわりを持って茶筅を選ぶそうです。


ピンク薔薇


掛花籠については
こちらのブログが素敵でしたのでご紹介イエローハーツ
↓↓↓


ピンク薔薇

私は
茶道を習ったことがないの
詳しくないのですが

茶道の精神を表すのに
竹の性質と趣は
大切な存在なのですね🎋✨


ピンク薔薇


明治時代には
カゴやザル類、食器や掃除道具などの生活用具から
スキー板やスケートの刃といったスポーツ用具まで
数え切れないほどの道具の素材に
竹が使われていたそうです。

1960年代にマダケが
数十年に一度の開花時期を迎えたことで枯れてしまい
竹工品が生産できない状態になり
それをきっかけとして多くの竹工品は
当時急速に発達してきたプラスチック製品に
換わっていったそうです。


現在
プラスチックによる
環境汚染が問題になっていますね🥲

環境に優しく
優れた工芸品である竹細工に
日用品として復活してほいです❣️



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