あそこへの違和感で目が覚めた。

私のあそこを、Tさんが舐めていた。

そして、私の左手の薬指には、Tさんから貰った指輪がはめられていた。

目が覚めた私に気がついたTさんが、私の髪を掴んでTさんのものを咥えさせた。

「噛んだら承知しないからな。もっと舌使えよ。」

そして、Tさんが腰を動かし始めた。

喉の奥まで出し入れされて、苦しくて息が出来ない。

逃げたくても、髪の毛を掴まれたままで逃げられない。

「出すから、飲めよ!!」

そう言った瞬間に、口の中に出された。

「いい子だ。最高だよ。」

そう言いながら、頭を撫でられた。

そして、手錠に繋がれた。

仕事から帰って来たTさんは、まず、私のあそこを調べた。

指で広げ、見て、舐めた。

その後、お腹に話し掛け、キスをした。

夕食を食べた後、バスルームに連れて行かれて、あそこの毛を剃られた。

もう、私は抵抗しなかった。

毛の無くなったあそこを、Tさんは、舐めていた。

私は、目を閉じた。

「目を開けろ!!お前は誰のものだ?」

そう言われて、Tさんを見た。

「あなたの・・・」

そう答えたら、Tさんが入ってきた。

「俺のものだ!!忘れるな。絶対裏切るな。」

激しく揺さぶられ、弄られた。

「裏切ったら・・・わかってるな。」

私は、アナルセックスの恐怖が甦り、裏切らない事を約束した。



Tさんの監視が以前よりも厳しくなった。

Tさんが、仕事中は、裸のまま片手に手錠をかけられ、ベットに繋がれた。

私の気持ちは、逃避したままだった。

ここまで愛されるなら、結婚してしまおうか、そうも思い始めていた。

Sさんは、どうしているだろうか。

一言謝りたい。

帰って来たTさんに、その事を話した。

Tさんは、黙って携帯を渡してきた。

私は、その携帯で、Sさんに電話をした。

コール音が鳴り、すぐにSさんが出た。

「ごめんなさい。」

それしか言えなかった。

Sさんも、私も黙ったままだった。

きちんと謝らなきゃ、そう思った時、Tさんが、私のあそこに顔を埋めた。

「あっ」

イキナリの責めに声が出た。

「どうした?」

Sさんの声が受話器から聞こえる。

答えなきゃ、そう思っていても、Tさんの責めは止まらない。

Tさんの舌が離れて、ほっとした瞬間、Tさんの指が、わたしのあそこに入ってきた。

静かな部屋に、くちゅくちゅ、音が響く。

まるで、わざと、Sさんに聞かせるように指を動かす。

私の胸を舐める、ちゅっちゅっと啜る音。

我慢しても、喘ぎ声だけは出てしまう。

「ああっっ」

Tさんのものが入ってきた。

携帯を切ろうとしても、Tさんは携帯を持ちながら、私を揺さぶってくる。

一度抜かれ、また、バックから入ってきた。

Tさんは、片手で私のウエストを掴み、腰を動かしながら、片手で携帯を持っていた。

私が、声を我慢しようとすると、わざと激しく腰をうちつけてきた。

ぐちゅっ、ぐちゅっ・・・

「こいつは俺にしか手に負えないよ。それを今から聞かせてやるよ。」

そう言うと、激しく動き出した。

「あっ、あっ、あ~~~っっ!!」

私は、声も止められない程の快感を感じていた。

パンパンパン・・・

打ち付けられる肉の音。

だんだん高くなる自分の声。

息も荒くなってくる。

「あ、あっ~~~!!イクっ!!」

私がイッた後、Tさんは、また話出した。

「こいつは、普通の抱かれ方じゃ満足出来ない女だ。俺がそう仕込んだんだから。」

イッばかりの私のウエストを掴み、よつんばいにさせて、Tさんのものが、アナルにあてがわれた。

「あっ、いや~~~っ!!そこはいやぁっ!!」

一気に貫かれた。

「いた・い・・・動かないで」

Tさんは、動きながら、あそこを指で触ってきた。

私の声も、痛みを訴える声から、快感を感じ始めた声に変わってくる。

「今、アナルにぶちこんでやったんだ。ひいひいよがってるよ。お前には無理だってわかっただろ。もう近寄るな!!」

そう怒鳴って電話を切った。

「二度と裏切ったら許さないからな。」

背中越しに、Tさんの冷たい声が聞こえた。



逃げなければ、そればかり考えていた。

朝になって、ドアが開いた。

Sさんは、黙ったまま、私を車に乗せた。

病院へ着き、Sさんが受付に行った。

その間に、私は病院を飛び出した。

追いつかれないように、必死で走った。

そして、タクシーに乗って、空港まで行った。

空港に着いたら、すぐに、搭乗出来る飛行機に乗った。

飛行機に乗るまでに、見つかったら、と思うと恐怖で一杯だった。

荷物は全て、Sさんの家に置いて来た。

私の荷物は、財布と、新しい携帯だけだった。

帰って来た。

だけれど、行く場所なんてない。

もう、同じ事は繰り返せない。

そう思っていても、結局はTさんのマンションへ戻ってしまう。

Sさんとの情事を電話で聞いていたTさんが、私を許すはずはない。

エントランスで、インターフォンを鳴らす。

Tさんが飛び出てきた。

Tさんは、私を抱き締めた。

「子供は?」

抱きしめたまま、聞いて来た。

「大丈夫。」

それだけで全て伝わった。

Tさんは、私のお腹を撫で、キスをした。

Tさんの部屋に入って驚いた。

几帳面なTさんにはありえないくらい、部屋は汚れていた。

Tさんは、私の服を脱がせていく。

話そうとする私の口をキスで塞ぐ。

「シャワーを・・・」

そう言う私の言葉も遮られた。

Tさんの愛撫は激しかった。

私のあそこは、Tさんの舌で舐められ、啜られ、舌が入ってくる。

私のあそこから流れ出た愛液が、アナルをつたって、シーツにまで垂れていった。

Tさんのものが、私のアナルに触れた時、それまで感じていた快感がおぞましさに変わった。

「やだぁっ、やめてっ!!」

痛みと共に、Tさんが入ってくる。

「おしおきだよ。」

Tさんは冷たい声で言った。

「ごめんなさい。それだけはいやっ、お願い、許して。」

Tさんは、ゆっくり腰を動かしながら入ってくる。

そして、ズンと入ってきた。

「痛い・・・お願い、抜いて・・・」

Tさんの動きが荒くなる。

私は、泣きながら揺すられていた。

しばらくして、Tさんのものが抜かれ、バスルームに連れて行かれた。

シャワーで洗われながら、バックで貫かれた。

部屋に戻った後も、裸のまま、ベランダで抱かれた。

何度も抱かれて、気がついたら、両手を縛られていた。

私のあそこには、Tさんのものが入ったままだった。

Tさんのものが抜かれた後に、どろっとTさんの出したものが出てきた。

「何度抱かれた?」

「何度出された?」

「感じたのか?」

何も答えないままの私に、苛立ちをぶつけるように、また、Tさんが入ってきた。

「お願い、優しく抱いて。」

私の声に、ハッとしたように、Tさんの動きが優しくなった。

私の唇にTさんの唇が重なる。

私は、Tさんの舌を受け入れ、絡めた。

Tさんは、私の中に出しながら、腰を動かし、キスをしてきた。

私もそれに応えた。

私は、Tさんに抱きしめられながら眠った。









目が覚めると、Sさんは居なかった。

部屋の中の情事の残り香で一杯だった。

私のあそこには、Sさんの出したものが固まっていた。

昨日の事は、夢じゃなかった・・・

私は、シャワーも浴びずに、昨日撮られたビデオを探した。

部屋中探したけれど、ビデオは見つからなかった。

夜になって、仕事から、Sさんが帰って来た。

「居なくなったら、ビデオ売るから。」

笑いながら言った。

シャワーを浴びて来るように言われた。

部屋に戻って来ると、Sさんは私を押し倒し、覆い被さってきた。

乾いたままの私のあそこに、Sさんが入ってきた。

痛みで顔を歪める私を笑いながら見て、Sさんは動き出す。

Sさんが動いているうちに、私のあそこから愛液が出てきた。

私のあそこから、Sさんのものが抜かれた。

そして、バックからから入ってきた。

Sさんの動きは次第に激しくなってきた。

Sさんのものが、私の中に出された。

Sさんのものが抜かれたのと同時に、私の中に何かを入れられた。

身体が熱くなる。

乳首も、あそこも、ピンと立つような感覚がした。

私のあそこからは、止め様も無いほど愛液が溢れ出していた。

入れて、突いて、メチャメチャにして欲しい。

乳首をきつく吸って欲しい。

あそこを舐めて欲しい。

欲望が止められなかった。

「入れて欲しかったら、ここに名前書いて。」

言われるままに、名前を書いた。

それを確認したSさんが、私の中に入ってきた。

腰の動きが止められない。

Sさんの激しい動きに合わせる様に、私も激しく腰を動かした。

そして、頭が真っ白になった。

気がついた私に、Sさんは一枚の紙を見せた。

中絶同意書だった。

そして、私の署名があった。

「明日病院へ連れて行くから。」

そう言って、逃げようとした私を部屋に閉じ込めた。





Sさんが、何故そんな事をしたのか、わからなかった。

携帯から、Tさんの怒鳴り声が聞こえる。

それとは逆に、Sさんは笑いながら話していた。

「返すつもりはありませんから。居場所を教えるつもりもありませんよ。俺の名前も残念ながら教えられません。こいつの携帯は、すぐ解約しますから、諦めてください。子供は、堕ろさせます。

その言葉に、ハッとした。

「私は絶対堕ろさないから!!」

Tさんと話していたSさんが、私の方を見た。

「絶対堕ろさない。」

私は、もう一度繰り返した。

「自由になりたいんだろ?俺と一緒にいるんだろ?もう帰らないんだろ?」

答える間も無く、Sさんは、詰問してくる。

「とにかく、あんたには、もう関係ない話しだから。」

そう言って、Sさんは携帯を切った。

「どうして?」

Sさんは、私の目を、まっすぐ見つめたまま、しばらく無言だった。

「欲しかった。お前だけを。赤ん坊は邪魔だ。」

Sさんが、抱きしめてくる。

「お願いだから、堕ろしてくれ。そして、一緒に居て欲しい。」

抱きしめながら、首にキスしてきた。

痛みと共に、つけられたキスマーク。

「ごめんなさい。」

謝る事しか出来なかった。

「謝るな!!俺は絶対離さない!!」

Sさんのものが、私の中に入ってくる。

さっきまで潤んでいた私のあそこは、簡単にSさんのものを受け入れていく。

Sさんの動きと共に、身体は熱くなりだす。

「このまま、流産しちゃえばいいんだ。」

Sさんの呟きと共に、子宮まで貫くような乱暴な動きになっていく。

あまりの乱暴な動きに、私が逃げようとしても、ウエストをしっかり掴みながら腰を打ちつけてくる。

怖い・・・

Sさんのものが、私の中で出された。

Sさんは、イッた後も、激しく腰を打ちつけ続ける。

そして、また、Sさんのものが大きくなる。

Sさんは、あぐらをかき、Sさんの上に、私を抱えて座らせた。

Sさんのものが、入ってくる。

腰を浮かそうとした私を押さえつけ、下から、ついてくる。

私の愛液と一緒に、さっき、Sさんの出したものが出てくる。

Sさんが動くたびに、卑猥な音が響く。

気がついたら、Sさんが、ビデオを撮っていた。

「いやっ、撮らないで!!」

逃げたくても、貫かれたままで逃げられない。

Sさんは、体位を変えながらビデオを取り続けている。

私のあそこから、Sさんのものが出入りしているところも、Sさんが動く度に、Sさんの出したものが出てくるところも・・・

何回もイカされて、ぐったりしている私の両足を開かせて撮っていた。

「これで、あいつと条件は同じだな。」

今までに見たことの無いような卑屈な笑顔。

「どうして・・・」

私の問い掛けに、笑いながら答えた。

「お前がこうしたんだ。」

部屋中、情事の匂いがした。

あそこからは、何度も出されたSさんのものが溢れ出していた。

それを、拭く事も許されず、Sさんに抱きしめられながら眠った。












私は、現実から目を背けたい一心で、Sさんとのセックスに溺れた。

見つめ合い、キスを繰り返し、甘い愛撫を受ける。

Sさんが、私の中に入ってきて、動き出す。

痺れるような快感と共に、私の愛液も溢れ出す。

Sさんが、突然、私の携帯の電源を入れた。

そして、激しく動き出した。

声にならない声と、淫らな音が部屋に響く。

「気持ちいい?」

Sさんの問いかけに、私は頷いた。

「きちんと返事して。じゃなきゃ、動いてあげない。」

少しきつい口調になったSさんに違和感を感じた。

「気持ちいい!!お願い動いて!!おねが・・・」

Sさんが、奥まで突いてきた。

痛いほどの激しい動き。

乳首をきつく吸われ、私の喘ぎ声も高くなる。

Sさんの口から、呻き声が洩れた。

「イクっ!!」

「あ、あっ、い、くっ!!」

2人同時にイッた。

繋がったまま、荒い息を吐き出しながら、キスを繰り返す。

唾液を交換して飲みあう。

ふと、Sさんが、携帯を掴んだ。

「もう、俺のものです。」

私は、一気に現実に戻された。

Sさんは、Tさんに、私たちの情事を聞かせていた。




帰ろう、そう決めても、次の瞬間には、決心は鈍ってしまう。

Sさんに抱きしめられているうちに、また女になって行く。

Sさんの腕の中で淫らに喘ぐ私。

身体が、Sさんを覚えている。

Sさんは、私を何回も何回もイカせてから、自分もイク。

Sさんがイク頃には、私はイカされ過ぎて、身体中が性感帯みたいになっていた。

寝る前に抱かれ、朝、目が覚めたら抱かれる。

抱かれても、抱かれても、つきない欲望を持余していた。

ソファーに座っている私の足を開かせて、あそこを舐めるSさん。

それだけでイカされてしまう私。

そんな私を焦らすように、はちみつや練乳を胸に塗り、舐める。

私のあそこは、ひくひくしながら、待っている。

だけれど、Sさんは、入れてくれない。

焦らして、焦らして、やっと、Sさんが入ってくる。

私のあそこは、喜んでSさんを締め付ける。

Sさんが動くたびに、私のあそこから、ジュポジュポと音が鳴る。

Sさんの巧みな責めに、私は翻弄される。

バックで貫かれながら、背中を舐め、胸を揉まれる。

あっという間に、私は、またイカされる。

それでも、Sさんの甘い責めは続く。

Tさんとのセックスは、毒。

Sさんとのセックスは、甘美な味だった。

Sさんに触れられるだけで身体が熱くなる。

帰ろう、帰ろう、と思いながら、何日も過ぎていった・・・

お互いが、このままではいられない事は、わかっていた。

他の人の子供を妊娠している私が、Sさんのそばには居られない。

Sさんは、何も言わない。

私も何も言わなかった。

言ったら全てが終わってしまいそうだったから。

「子供さえいなかったら・・・」

Sさんの呟きがはっきりと聞こえた。

私も、同じ事を考えていた。

子供さえいなかったら・・・

Tさんとも、K君とも関係の無い世界で生きていけるのに、と。

だけれど、私は、もう母親だ。

母親を捨てて、女になっていた私は、母親失格だろうけど、Sさんの一言で、はっきりわかった。

Sさんに、帰る事を告げた。

Sさんは何も言わず、抱きしめてくるだけ。

帰るな、と言って欲しい。

一緒に居たい、と言って欲しい。

それは、私の我侭だった。

だけれど、その反面では、自分の足で立ちたい。

誰にも、頼らず、生きて行ける様に。

そう思っていた。



Sさんが、私に気がついた。

気がついたら、抱きしめられていた。

キスをされ、胸を弄られ、服を脱がされていく。

Tさんでもない。

K君でもない。

昔の男に抱かれている。

まるで、夢の中での出来事のようだった。

私の喘ぎ声も、Sさんの荒い息も。

部屋の中の情事の匂いも。

私の感じるところを的確に責めてくる。

私達だけ、昔に戻ったみたいだった。

私は、逃げるために、Sさんを利用したのかもしれない。

Sさんも、快楽だけの為に、私を利用したのかもしれない。

朝になったら、お互い後悔するかもしれない。

燻った身体の奥の焔を消すためだけの為に、お互いを貪るようにセックスをした。

全てが終わっても、まだ夢の中にいるようだった。

繋がれたままの手。

裸のまま、抱き合い眠る。

全てが昔のまま。

どうか、このまま、朝が来ません様に・・・

そう思って、眠りについた。


朝、目が覚めた。

夢では無い、現実感が襲ってくる。

このまま、ビジネスホテルには居られない。

昨日、思い出した人を訪ねてみよう、そう思った。

Sさん。

かつて、付き合った人。

会社での同僚だった人。

お互い同郷だと知り、親しみを覚え、恋に発展していった。

別れと同時に、Sさんは、こっちに戻って来ている。

今更、連絡したって迷惑だろうと思いつつ、電話をしたら快く迎えてくれた。

「ワケあり?」

笑いながら、イタズラっぽく聞いてくる。

それに、笑って応える気力は、私には、もうなかった。

「行くとこ、ないんだろ?泊まってけば。」

とても、言い出せなくて帰ろうとした時に、Sさんは言った。

「理由は、また今度でいいや。どうせ、ヒマだし。観光でも付き合ってやるよ。」

話しが、どんどん、進められていく。

ありがたいけれど・・・

そう言って欲しかったけれど・・・

でも、これでいいのだろうか・・・

「荷物、ホテルに置いたままだから・・・」

それだけ言うのが精一杯だった。

「じゃ、取りに行こうぜ。」

ジャケットを着ながら、車のキーを探している。

「ホテルどこだよ~。」

何だか、とても、ほっとした。

「迷惑かけて、ごめん。」

Sさんの答えはなかったけれど、私の頭を撫でてくれた。

ホテルに戻り、チェックアウトの準備をする間、Sさんは、腕組しながら立ったまま、じーっとこっちを見ていた。

「気まぐれ旅行じゃなさそうだな。」

Tさんとの事、知ったらどう言うだろう。

妊娠している事言ったら?

全て、話したい衝動と、知られたくない衝動が、一気に押し寄せてくる。

私は、黙ったままでいるしかなかった。

Sさんは、深くは聞いてこないで、違う話しばっかりしてきた。

そして、Sさんの家に戻ってきた。

「部屋はそっち使って。自由にしていいから。」

言いながら、私の荷物を運んでくれた。

シャワーを借りて、リビングに戻ると、難しい顔をしたSさんが居た。

私に気がつくと、笑顔になって、ホットミルクを入れてくれた。

あぁ、バレていたのか・・・

私は、コーヒーしか飲まない。

コーヒーが無いのだったらともかく、Sさんが飲んでいるのはコーヒー。

だけれど、私に出てきたのは、ミルク。

でも、バレているとは限らない。

お礼を言って飲んだ。

あたりさわりの無い会話をして、寝る前に、Sさんが、言った。

「父親、誰?」

私は、下を向いたままで答えられなかった。

「逃げられた?」

私は首を横に振った。

もう、ごまかせない、そう思って話そうとした。

「ま、別にいーや。明日ね。」

そう言ってリビングを出て行ってしまった。

寝ようと思っても、中々眠れない。

リビングに行くと、Sさんが居た。