逃げなければ、そればかり考えていた。
朝になって、ドアが開いた。
Sさんは、黙ったまま、私を車に乗せた。
病院へ着き、Sさんが受付に行った。
その間に、私は病院を飛び出した。
追いつかれないように、必死で走った。
そして、タクシーに乗って、空港まで行った。
空港に着いたら、すぐに、搭乗出来る飛行機に乗った。
飛行機に乗るまでに、見つかったら、と思うと恐怖で一杯だった。
荷物は全て、Sさんの家に置いて来た。
私の荷物は、財布と、新しい携帯だけだった。
帰って来た。
だけれど、行く場所なんてない。
もう、同じ事は繰り返せない。
そう思っていても、結局はTさんのマンションへ戻ってしまう。
Sさんとの情事を電話で聞いていたTさんが、私を許すはずはない。
エントランスで、インターフォンを鳴らす。
Tさんが飛び出てきた。
Tさんは、私を抱き締めた。
「子供は?」
抱きしめたまま、聞いて来た。
「大丈夫。」
それだけで全て伝わった。
Tさんは、私のお腹を撫で、キスをした。
Tさんの部屋に入って驚いた。
几帳面なTさんにはありえないくらい、部屋は汚れていた。
Tさんは、私の服を脱がせていく。
話そうとする私の口をキスで塞ぐ。
「シャワーを・・・」
そう言う私の言葉も遮られた。
Tさんの愛撫は激しかった。
私のあそこは、Tさんの舌で舐められ、啜られ、舌が入ってくる。
私のあそこから流れ出た愛液が、アナルをつたって、シーツにまで垂れていった。
Tさんのものが、私のアナルに触れた時、それまで感じていた快感がおぞましさに変わった。
「やだぁっ、やめてっ!!」
痛みと共に、Tさんが入ってくる。
「おしおきだよ。」
Tさんは冷たい声で言った。
「ごめんなさい。それだけはいやっ、お願い、許して。」
Tさんは、ゆっくり腰を動かしながら入ってくる。
そして、ズンと入ってきた。
「痛い・・・お願い、抜いて・・・」
Tさんの動きが荒くなる。
私は、泣きながら揺すられていた。
しばらくして、Tさんのものが抜かれ、バスルームに連れて行かれた。
シャワーで洗われながら、バックで貫かれた。
部屋に戻った後も、裸のまま、ベランダで抱かれた。
何度も抱かれて、気がついたら、両手を縛られていた。
私のあそこには、Tさんのものが入ったままだった。
Tさんのものが抜かれた後に、どろっとTさんの出したものが出てきた。
「何度抱かれた?」
「何度出された?」
「感じたのか?」
何も答えないままの私に、苛立ちをぶつけるように、また、Tさんが入ってきた。
「お願い、優しく抱いて。」
私の声に、ハッとしたように、Tさんの動きが優しくなった。
私の唇にTさんの唇が重なる。
私は、Tさんの舌を受け入れ、絡めた。
Tさんは、私の中に出しながら、腰を動かし、キスをしてきた。
私もそれに応えた。
私は、Tさんに抱きしめられながら眠った。