Marc のぷーたろー日記 -93ページ目

「ザ・ローブ THE HEROES HIGHT VOLTAGE」('22)

 

特殊能力を持った「超人」が増加する近未来の超人専用刑務所を舞台にしたSFアクションです。主演はブルース・ウィリス、共演はマイケル・ルーカー、トム・キャヴァナー、ブレナン・メヒア、ケヴィン・ゼガーズ、ダン・ペイン他。

 

何じゃこりゃ?! (@o@)

 

作り手はこんな話を面白いと本気で思っていたんだろうか?

 

そもそも、こんなつまらない内容で何故制作にGOサインが出たんだろう?

 

とにかく最初から違和感だらけで、でも、その違和感が何らかの伏線なんだろうと思っていたら、全くそんなことはなく、最初から最後まで単にぎこちないだけでまとまりのない散漫なストーリー。

 

この映画の作り手は「物語」というものの作り方を全くわかっていないと素人でもわかっちゃうレベル。

 

作り手はこの結末を「痛快」なものだと思っているんでしょうけど、完全な自己満足でしかなく、痛快でもなければ、面白くもない。「これまでの視聴に費やした時間を返せ!!」と言いたくなるだけ。

 

「ドント・サレンダー スナイパーズ・アイ」('22)

 

高齢者向けの保養所を舞台に武装グループと戦う男性を描いた「ブルース・ウィリス ドント・サレンダー 進撃の要塞」('21) の4週間後を描いた続編となるアクション映画です。主演はジェシー・メトカーフ、ブルース・ウィリス、共演はチャド・マイケル・マーレイ、ケリー・グレイソン他。

 

前作はいかにも「ブルース・ウィリス出演のチープなC級映画」という出来で、取り立てて面白かったわけでもないのに、まさか続編が作られるとは…。ブルース・ウィリスは(病のため仕方ないとは言え)ただ出てるだけで演技も何もできていなかったし…。

 

そんなわけで、本作の存在自体に疑問を抱きながら観てみました。

 

前作同様、セットも照明も撮影も全てがチープ。また、チャド・マイケル・マーレイのわざとらしいサイコパス演技は本当に観るに耐えない…。

 

とにかく、前作を下回る出来の悪さ。

 

本気で殺しに来ている悪党たちを倒しても、息の根を止めるのではなく、気絶させて放置するだけで、後になって意識を取り戻した彼らにまた攻撃されるとか、主人公たちは「バカなのか?」としか言いようがありません。

 

唯一良かったのは、無駄にマッチョなのに前作ではほとんど活躍しなかったジェシー・メトカーフがそれなりに活躍したことくらいでしょうか…。

 

逆に、ここまで出来が悪いと、友だちと一緒にいろいろと突っ込みながら観るという楽しみ方もできるかもしれないと思ったりもします (^^)

 

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「デッドロック」('21)

 

警官の誤射で息子を殺された復讐のために、傭兵部隊を雇って水力発電ダムを占拠した元レンジャーの父親と、彼の凶行を止めようと奮闘する元レンジャーの溶接工を描いたサスペンスアクションです。主演はブルース・ウィリス、パトリック・マルドゥーン、共演はマシュー・マースデン、マイケル・デヴォーゾン、スティーヴン・サイラス・セファー、エイバ・パロマ他。

 

Wikipedia「デッドロック (2021年の映画)」

 

悪役をただの悪役にしたくなかったのであろう作り手の意図はわかるものの、それが全く功を奏しておらず、所詮はただのサイコパスでしかないというテキトーさ。

 

もちろん、本当に描きたいのはただのアクションなので、背景などはどうでもいいんでしょうけど、それにしても傭兵部隊がことごとく間抜けで激弱なのはもうちょっと何とかならなかったのかなぁ…。

 

主人公の溶接工が無双の強さなので安心して観られるんですけど、あまりに敵が弱すぎて全然ハラハラもドキドキもできないのは致命的にダメ。

「デンジャラス・プレイス」('22)

 

アメリカの田舎町を舞台に、人質に取られた愛娘を救うために戦う元警察署長の警備員を描いたサスペンスアクションです。主演はブルース・ウィリス、アシュリー・グリーン、共演はマイケル・シロウ、テキサス・バトル、ステイシー・デンジャー、マッシ・ファーラン他。

 

Wikipedia「デンジャラス・プレイス」

 

いつものブルース・ウィリス出演のB級映画なのはわかっていたので、期待値はかなり低くして観始めたのですが、その期待値をさらに下回る酷さ (^^;;;

 

とにかく無駄なシーンが多く、テンポが悪い。

 

悪役がとことん間抜けだとか、新しい警察署長がヘタレだとか、ユーモアを加えようとしているのはわかりますが、それがことごとく滑っていて、ただ邪魔なだけ。

 

本気で殺しに来ている悪党に対して致命傷を与えず、ちょっと刺したり切ったりするだけという甘々な対応だとか、観ていてストレスがたまるし、尺を稼ぐために無駄に引き伸ばしているだけにしか見えず。

 

正直なことを言えば、主人公であるはずの元警察署長のキャラクター自体が不要で、人質になった娘が幼い頃から父に教わってきた知識と技を使って自らの力で敵を倒すストーリーの方がよっぽど痛快だったはず。

 

唯一良かった、というか新鮮だったのは、ヒロインである娘が同性愛者という設定だったことくらいかな…。

「ボイリング・ポイント/沸騰」('21)

 

ロンドンの人気高級レストランを舞台に、店のオーナーシェフが波瀾万丈の慌ただしい1日を送るさまを、全編ワンショットの長回し撮影で描いた群像劇です。主演はスティーヴン・グレアム、共演はヴィネット・ロビンソン、ジェイソン・フレミング、レイ・パンサキ、ハンナ・ウォルターズ他。

 

Wikipedia「ボイリング・ポイント/沸騰」

 

ただただ感心。

 

とにかく、エキストラも大勢いるのに「よく撮れたなぁ」と、スタッフやキャストの頑張りに感心するばかりで、ストーリーにはなかなか入り込めなかったのですが、飲食店や接客業の過酷さがよくわかる話で、この映画をきっかけにいわゆる「カスタマーハラスメント」が少しでも減ることを願うばかりです (^^)v

「デリシュ!」('21)

 

革命前夜の18世紀のフランスを舞台に、侯爵の専属料理人の座から追われた中年男性が、心機一転して庶民のためにも開かれたレストランを開業するに至るさまを描いた歴史ドラマ映画です。主演はグレゴリー・ガドゥボワ、共演はイザベル・カレ、バンジャマン・ラヴェルネ、ロレンツォ・ルフェーブル、クリスティアン・ブイェット他。

 

全体に落ち着いた空気感を含め、雰囲気はいい。

 

フランスの田舎の景色を美しく撮った映像、主張し過ぎないが印象的な衣裳など、ビジュアル面は文句なし。

 

また、キャストも概ね適役で、特に主演のグレゴリー・ガドゥボワは、その厳ついルックスが、寡黙で頑固な職人気質の料理人役にピッタリだし、その上でロマンティックな面も的確に演じていてグッド!

 

が、ストーリーがあまりに雑…。

 

物語を盛り上げるためだけのあまりにご都合主義の作為的なエピソードは、まだ許容範囲内ですが、それ以前に、展開がぎこちなさ過ぎて、登場人物の言動に説得力がないのです。ありえないとまでは言いませんが、観ている側にすんなりと入ってこないのは致命的…。

 

題材はとてもいいし、いい役者を揃えているのに、どうしてこんな話にしちゃったのか、本当にもったいないです。

 

ところで、公爵の執事を演じているが、フランスの名門貴族ケンゴ・トンケデック家の末裔で、セザール賞受賞経験のある俳優ギヨーム・ドゥ・トンケデックというのは、本作がフランス革命を背景にした映画であることを考えると、ちょっと感慨深いものがあります (^^)

「フラッグ・デイ 父を想う日」('21)

 

詐欺師である父親と、そんな父親の正体を知りながらも愛してやまない娘の固い絆を、ショーン・ペンが監督・主演し、実の娘ディラン・ペンとの共演で描いた人間ドラマです。共演はジョシュ・ブローリン、ホッパー・ジャック・ペン、エディ・マーサン他。

 

Wikipedia「フラッグ・デイ 父を想う日」

 

主人公である娘に100%完全に共感や同情することはできないけれど、それでも胸の痛む話で、観ていてただただ辛い映画でした…。

 

子は親を選べないし、もしこんなろくでなしの父親と、そんな父親と別れられず、子供たちを守ることすらできない愚かな母親を持った子供はどうすればいいのか…。

 

娘は自らの努力で変わることができたけれど、世の中のほとんどの「ろくでなし」は、この父親のように「死んでも変われない」んですよね…。

 

ただ、映画としては、このような深刻な題材を扱うにしては感傷的すぎて、問題の本質から目を背けさせようとしているように見えてしまうのは残念でした。

「線は、僕を描く」('22)

 

砥上裕將さんの同名小説を原作とし、巨匠の指導で水墨画を描き始めた青年の心の成長を描いた青春映画です。主演は横浜流星さん、共演は清原果耶さん、細田佳央太さん、河合優実さん、富田靖子さん、江口洋介さん、三浦友和さん他。

 

Wikipedia「線は、僕を描く」

 

東洋的精神性、もっと言えば「哲学」をとてもわかりやすく表現した物語という印象。

 

物語としての作為性が気にならないと言えば嘘になりますが、それでも心に沁みる映画でした。

 

ただ、挿入歌と主題歌があまりに作品の世界観と違っていてダウン

 

「青春映画」としては確かに「アリ」なんですけど、水墨画のように静謐さの中に情熱を感じさせる空気感で撮られている映画の世界に合っているようにはとても思えないのです。

 

それさえなければ手放しで「いい映画」と言えたのに…。

「火の鳥 異形編」('04)

 

手塚治虫さんの代表作の1つ「火の鳥」シリーズのうち5作品を原作とした全13話のテレビアニメシリーズの第7話として放映された作品で、戦国時代の日本を舞台に残虐非道な父親によって男として育てられた女性の運命を描いた歴史ファンタジーです。声の出演は浅野まゆみさん、久保田民絵さん、島田敏さん、小村哲生さん、岸野一彦さん、竹下景子さん、久米明さん他。

 

Wikipedia「火の鳥 (テレビアニメ)」

 

かなり好みの話 (^^)v

 

でも「火の鳥」というより、尺を含めて「世にも奇妙な物語」みたいな感じ (^^;;;

 

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「火の鳥 ヤマト編」('87)

 

手塚治虫さんの代表作の1つ「火の鳥」シリーズの1作品を原作とし、オリジナルビデオアニメとしてリリースされた作品で、古墳時代の日本を舞台にヤマトの王子とクマソの娘の恋と運命を描いた歴史ファンタジーです。声の出演は井上和彦さん、鶴ひろみさん、屋良有作さん、塩屋浩三さん、徳丸完さん、岸野一彦さん、池田昌子さん他。

 

Wikipedia「火の鳥 ヤマト編」

 

全てがあっさりし過ぎていて物足りなさは否めませんが、原作未読の人向けのプロモーションビデオと割り切れば、充分にその役目は果たしていると思います。

 

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