「線は、僕を描く」('22) | Marc のぷーたろー日記

「線は、僕を描く」('22)

 

砥上裕將さんの同名小説を原作とし、巨匠の指導で水墨画を描き始めた青年の心の成長を描いた青春映画です。主演は横浜流星さん、共演は清原果耶さん、細田佳央太さん、河合優実さん、富田靖子さん、江口洋介さん、三浦友和さん他。

 

Wikipedia「線は、僕を描く」

 

東洋的精神性、もっと言えば「哲学」をとてもわかりやすく表現した物語という印象。

 

物語としての作為性が気にならないと言えば嘘になりますが、それでも心に沁みる映画でした。

 

ただ、挿入歌と主題歌があまりに作品の世界観と違っていてダウン

 

「青春映画」としては確かに「アリ」なんですけど、水墨画のように静謐さの中に情熱を感じさせる空気感で撮られている映画の世界に合っているようにはとても思えないのです。

 

それさえなければ手放しで「いい映画」と言えたのに…。