まわりから『ありがとう』と言われて、生きていきたい -46ページ目

奇蹟

奇蹟は、そうそう、
起きるものでは、ありません。


はい、そうです。


奇蹟は、起こす、ものだから。


(*^_^*)


ほとんど、すべての奇蹟は、
人と人との、偶然のように見える必然の。。。


そう。


『出逢い』からこそ、生まれます。





あなたに、出逢えて、よかった。


(*^_^*)


作業手順を超えてこそ、本領発揮。

COCO壱番館の接客レベルは、高い。


そんな話を耳にしていたので、
客として、訪れてみました。


『な~~るほど!!』


納得。


彼らのレベルは、
か~なり、高いです (*^_^*)


まったく、侮れません (*^_^*)


よいマニュアルさえあれば、
かなり高いレベルでの接客は、可能なのだ。


そうも感じた次第です。



しっか~~~し!!


最上級の『おもてなし』では、
At least 
マニュアルを超えて欲しい。


マニュアルには、当然ながら、
そのマニュアルを作成する人がいます。


マニュアルを作成する人は、
自分にしかできないレベルのことは、
マニュアル化しません。


その部分が、実は、
最上級の最上級たる所以。


その部分は、


tell show try do


で、ひとりひとり、根気よく、
教え込むしか、ありません。


そして、個性の出る部分、
出せる部分でも、ありますね(*^_^*)


まずは、最上級の品格を持つお客様に、
教えていただくことから。。。


僕は、そこから学ぶことにしています。


(*^_^*)


神さまひとりの庭仕事

ダ~マの記事に呼応して。


過去記事ですが。。。


キリスト教から。


ある、神様に仕える方が
きれいに整えられた庭を見て、
整えた庭師に、言いました。


『とても美しいけれど、
これは、君一人の仕事じゃない。
神様とともに、作り上げたんだよ。
神様が、いなければ、
君一人で、この仕事を仕上げることは
できなかっただろうよ。』


そして、庭師、答えて曰く、


『そうですとも。
神様が、草木を育ててくださらなければ、
こうは、いきませんから。
でも、見ておいて欲しかったなあ。
以前、神様が、ひとりでやった仕事を』


ん~~~ん!!すばらしい!!


示唆するものの大きさといい、
応酬話法といい、
『一本』だね。


就職面接の採用基準

高一の我が娘。。。


テストの結果、
補習の呼び出しを、くらいました (笑)


親ですから、やっぱり、少し、心配です。


(笑)


6年ほど前、パーティで、
大村昆さんに、お会いしました。


その際に、
いいことを言っていました。


彼の事務所では、
どのような就職面接をして、
『誰を採用するか』
の話に、なりました。


彼の事務所では、
面接時に、自分の写っている集合写真を
3枚持ってこさせるのだそうです。


3枚とも、違うグループで、
全部、前列の真ん中で写っていたら、
即、採用だって ♪


だって、そこには、
人の心を捉えるものを
持っている人だけしか、
座れないから。。。


的を射た、いい基準だと思った私でした ♪

地上の星

2007年12月から、
糸井重里さんプロデュースの
『ほぼ日手帳』を使っています。


2008年4月26日のところに、
こんなことが書いてありました。


*・’°☆。.:*:・’☆’・:*:.。.:*:・’°:*:・’°☆*・’°☆。.:*:・’☆’・:

就職という問題を考えるとき、採る側と採られる側の両方が、
止まって出会うしか方法がないから難しいんですね。
採る側も採られる側も、本来は動いているのに、
『いっしょに歩きながら互いを見る』ということができない。
いまのあなたと、いまの私が、止まって出会うから不自由なんだ。

*・’°☆。.:*:・’☆’・:*:.。.:*:・’°:*:・’°☆*・’°☆。.:*:・’☆’・:


と。


就職や入試の面接で、典型的に発生することを、
実に上手に表現なさっていますよね。


確かに、不自由で、不自然。


まあ、与件の中では、やむなきこと。


前回の記事で、書き込んだ社長さんは、
だからこそ、過去歴から『人選』したのでしょう。


私も就職面接を預かる身でした。




もともと、過去暦などという、
過ぎ去ったことを見る気もない私。


もちろん、赤字零細に、
飛び抜けた過去歴の人。。。(-。-*)o


『地上の星』を、みつけるのは、まさに
『砂の中の○○○』


大手さんの人事とは、
また、違う苦労だわ!!


(*^-^*)


大手さんでは、


『砂の中の銀河~~』


か、


『名立たるものを、追って、輝くものを、追って、人は、氷ばかり、掴む~~』


か!!


影響も、大きいから、人事が、
『メガネを替える』くらいの話では、すまないから。。。ね。


それも、大変よね!!


大手の人事さんも、御苦労様!!


(*^-^*)



学歴、学習歴から、人は何を見出すのだろう・・・努力歴?

ある新聞のあるコラムに、
水泳の古橋広之進さんの記事が、ありました。


そこには、こう書いてありました。


大学を卒業して、就職をする際、
社長から、


「『フジヤマのトビウオ』という名声が欲しいのではない。
その名が付くまで頑張った君が欲しいのだ」


この言葉に共鳴して、
その会社に就職しました。


と。


うん。
すばらしいと思いますよ。





でも、どうなのでしょう。


努力をした結果が、赤の他人からみても、
『結果』として、明確に現れ、
高評価を得られる。


そのような人が、
どれほど、いるのでしょうか。


ほとんどの人は、
奮闘努力の甲斐もなく、
平凡な記録に終止してしまったのでは
ないでしょうか。


ユーミンさんの歌で、
『NO SIDE』
という歌が、ありますね。
学生ラグビーの歌ですね。


『同じゼッケン、誰かが、つけて、また、次のシーズンをかけてゆく』
『人々が、みんな、立ち去っても、私、ここにいるわ』
『人々が、みんな、あなたを忘れても、ここにいるわ』


世界に名声が轟かなくても、
評論家から高い評価を得られなくても、


この彼だって、この彼女だって。。。


そう、この歌に出てくる『あなた』も『私』も、
十分に、立派だと思います。


努力の結果が『華』となった人の
すばらしさを愛でるだけではなく、
きっと、同じ努力。。。
いえいえ、努力は、それ以上かもしれない。。。


でも、『華』とは、縁がなかった人の姿も、
愛でることができる。


そんな、眼力を持とうよ!


そんな眼力を持てるような心を持とうよ。


とても、難しいことかもしれない。。。


他の人とは、違う評価になるかもしれない。


でも、


『たったひとりが偉いんだ』


という、
堀越千秋さんのお父様の言葉にこそ
【mani】は、共鳴します。


みんなで、一緒に、行動するなんて、
案外、簡単なこと!!


みんなとは、違っていても、
自分の信じた道を、歩ける。


一人ぼっちでも。。。


我が手にとれる、たった一灯の篝火でも。。。


叡智の光を携えていると
信じて歩き続けられる。。。


そんな人こそ。。。すばらしい。





それにしても、先の社長さん。
成功者へのプロモーションとしては、悪くないけれど、
『結果』の出なかった、多くの純情な頑張り屋さんには、
どう、プロモートするのだろう。


組織だって、
『歩のない将棋は、負け将棋』
なのに。。。


『琴になり、下駄になるのも桐の運』


という江戸川柳 ♪
胸に沁みるなぁ~。


えっ、
『力がなければ、正義も半文の価値しかない。』


徳富蘇峰さん!
そりゃそうだけれど、


これは、あなたのように、
『違いのわかる人』だけが使える戯れ言ですよ (笑)


an underlying idea(手を差し伸べて)

Do unto others what you want others to do unto you.


あなたが、人からしてもらいたいと思うことを
人に、しなさい。


キリスト教の説諭に、
必ず、出てくるフレーズです。


このフレーズが、
キリスト教圏内の人々の、
対外的な積極性に、
大きな影響を与えています。


日本人は、ず~~っと、
『人から、されたくないことを、人にするな。』
と、教育され続けてきました。


つまり
Don’t do unto others what you don’t want to be done from others.
ですね (*^-^*)


ここに、『強烈な』社会の基盤の違いを感じます。


どちらが、よい、ということではなく、
どちらも、その考え方が機能する
社会基盤がなければ、機能しません。


キリスト教の世界では、
たとえ、それが、『おせっかい』に
感じられるようなことであっても、
『おせっかい』されたほうも、
とにかく、『ありがとう』です。


きっと、『してくれた人』は、

『自分が、もし、その立場だったら、こうして欲しい。』

そう、思うことを、
ただ、誠実に、行動に移しただけ。


受け手との価値観の違いを
理解していなかった、とは、いえ、
教えには、忠実に行動したこと、
そして、相手の価値観への配慮不足や取り違いは、
常に、起こって当たり前。


『明日は、我が身。』の現象だから、
『おせっかい』に対し、寛容です。


(*^_^*)


それに対し、日本は、
『人から、されたくないことを、人にするな。』
ですから、


『人助け』ひとつ、とっても、
出足が、鈍ります。


美しい女性が、目前で、転んだ。。。


助けて差し上げたいけれど、
助ければ、


『転んだ』事実が、歴史に残る。。。


『助ける』という行為を通じて、
【mani】が、証明してしまう。。。


『彼女が、ここで、転んだ』という事実を。


助けなければ、無視すれば、
歴史上から、『その事実』は、抹殺できます。


彼女が、誰にも、言わなければ、
それで、おしまい。


もし、彼女に、
今、その姿で、衆前で、
転ぶことに対する恥ずかしさがあったとしたら、
彼女の、その恥ずかしさは、
無視されることにより、
グッと、減るでしょう。


もし、彼女の心に、
『誰にも見られていませんように』
という心が働いていれば、ですが。。。


日本人の教えでは、ここまで、要求されます。


相手が、一事象に対して、
どう思っているかを的確に捉えて、
かつ、それを、
決して、取り違えては、いけない。。。


結局、事前に、
社会全体の価値観のすり合わせが、必要です。


異文化の導入のない均一的な価値観のみを
皆が、認める時代には、
また、
新しい価値観の伝達に、時間のかかった時代には、


日本の教えは、高度に機能していました。


その結果、この訓えにより、
居心地のよい人間関係を構築できました。


でも、今となっては。。。(-。-*)o


もう、誰もが、わかりますね。


無理です。


それにも、関わらず、
相変わらず、
『人から、されたくないことを、人にするな。』
と教えています。


悪いけれど、無理。


結局、皆の選択は、
周りを助けない、
見て、見ぬふりをする。


助ける心と、
助けるタイミングの訓練すら、
誰も、しなくなります。


少し、おせっかいでも、
『人からされたいと思うことを、人にしなさい』
に、『教え』を変えないと、
草の根での相互扶助は、機能しません。


あまりにも、多過ぎるから。
正しいと言われる、異なった価値観の同居が。


人を見抜く力を養う訓練をするには、
越え難い、あまりにも恐ろしい価値観の差異が、
日本の中に、同時に存在しています。


そして、訓練を怠り、
見抜く力養う機会が、なくなりました。
怖くて、動けないから、
仕方ないのですが。。。


見抜く力のない人にとって、
危険すぎるから、


結局、だれも、いなくなる。


見抜ける。。。人が。



会社組織の責任者

なんとなく、感じるのは、私だけでしょうか。


他人様の集まる会社組織の責任者って、
ふたつの思考回路で、
『組織を守る』ために、
存在しているように思えてならない。


ひとつは、トカゲの尻尾切りのように、
【こと】あるたびに、責任者に【クビ】になってもらって、
組織を、守る。


もうひとつは、失敗した当の本人を隠すことによって、
つまり、【会社として】とか【組織として】などと、
もっともらしいことを前面に押し出して、
実際に、失敗した輩とは、赤の他人様を押し出して、
『怒り』『苦情』の矛先を丸めようと・・・・・


だって、やっぱり、『苦情』を言っていても、
気持ちの中に、少し、出てくる・・・


迷惑をかけられたのは、『こいつ』に、じゃないし・・・って。
だから、『こいつ』に言っても、しょうがない・・・って。
『この人』も、『他人の責任』を取らされて、かわいそう・・・・って。


かつ、どうせ、ほとんどの場合、頭を下げに来た責任者も、
頭を低くして、嵐の通り過ぎるのを、じっと待っているだけだし・・・


人間って、うまく作ったもんだな、この無責任体制


(笑)



権限の委譲

私が営業部長をしていた時・・・・・、
社長に相談に行きました。


私  : 『かくかく、しかじか、ありまして、・・・』

社長 : 『で、あなたは、どうしたらいいと思うの?』

私  : 『私は、こうすべきかと・・・』

社長 : 『じゃあ、そうすればいい』

     『覚えておいてね。』

     『今の営業現場のことに関する判断では、
      あなたの判断は、私の判断より、【マシ】、
      でなければ、困るのよ』

     『たとえ、
私の意見と、あなたの意見が食い違った時にも、
      責任は、私でも、
判断の決裁権は、【あなた】に、あります』

     『従業員人事の総帥権は、【私(社長)】に、あります』

     『どうしても、あなたの意見を採用したくなければ、
      私(社長)は、あなたから、
その職務権限を奪うことにより、
業務を直接管掌して、
あなたの意見を抹殺することは、できます』

     『でも、それ以外の方法では、
権限を委譲した業務に関し、
      私(社長)の意見を通す方法は、ありません』

     『社長の越権行為になります』

     『権限を委譲してある業務に関し、
上職者ができることは、
      過去の経験談を語ること、
関連の部署の現状を、判断材料として
提供すること。
それだけですよ』


部長になって、一週間も経たないうちに、
社長から、言われました。


平成元年の、あの日、・・・・・


有効数字

いつ、記事を拝読させていただいても、
とても優秀な人物を想像させる記事を書かれる彼


そして、この記事


まったく、同意。


ただいま、49歳です。


16歳のとき、地球科学の授業で、


『有効数字外』のことは、
その数値が、いかに大きくても、
無視をしなければ、判断を過つ。


地球科学の授業では、1年間、
それだけを、教わりました。


教師が、


それ以外、わからなくて、よい。
岩石の名前なんか、覚えなくてよい。


と、宣言して、一年が、始まったので(笑)



さて、記事の件


私が25歳のころから、
仕事を通じて、痛感し、同時に、
ずっと、主張し続けていることです。


大手小売流通の『脳みそ』に、
刺激を与えるほどに、
消費者の意識改革が求められていますね。


日本は、食糧危機に陥る。と。


原因は、『日本の消費者』の感覚の中に根強く、はびこる、
有効数字を無視した精密さ、正確さの追求にあると。


小学校の運動会。
手押し式のストップウォッチの100分の1秒計測。


海に落としても、
拾いになど、行くはずもない腕時計の300m防水。


(-。-*)o


ディーゼルエンジントラックの黒煙に
石原都知事が注目をし、
パブリックコメントを求められたときにも、
『有効数字を考慮した』コメントを
出させていただきました。


賛同意見も、いただきましたが、
結果的には、僕の意見は、通りませんでした(笑)


東京都の『回収商品報告条例』では、
【mani】の単独意見が、採用されました。


有効数字外の回収が、
起こらなくて済むように、
少しでも、役に立てたのなら、
この上ない、喜びです。


誰も具合の悪くならないトラブルで、
食品が『ゴミ』になることは、
どうしても、イヤ。


この瞬間にも、
餓死する子供たちがいるのだから。


まだ、肌に温もりのあるその子を、胸に抱き、
じっと、こちらを見つめる母の瞳。


その瞳の先に、あるものは、
その瞳に映るものは、


無駄に厳しい精度を求める『日本の消費者』と


自分の作業負担を軽減するために、
『形を揃えろ』『数を揃えろ』『色を揃えろ』
『明日の何時に、こちらの必要な数だけ揃えろ』


揃えろ、揃えろ、揃えろ。。。


こんなことの交渉時間が、
品質確認以上に長い、『日本の小売流通』の醜態。


今日、わが子を餓死させてしまった彼女の瞳に、
僕は、どんな風に、映るのだろう。


心を引き締め直します。