今日までの30年以上、
気づかなかった。
大学を出て、しばらくして、
あつらえた夏物のスーツ。
今日、着た。
パンツの後ろのポケットにまで、
タックが、ふたつ。
そうだ。。。このころ
パンツの前が『だぶつく』タックが嫌いで、
ノータックのパンツを依頼したんだった。
当時、いわゆる『スポーツマン』で、
B・W・Hが、『ボン・キュッ・バン』だった私。
その体型に合わせて。。。
ノータックの依頼に合わせて。。。
パンツの後ろを絞ってくれたんだ。。。
こんなスーツ、みたことない。。。
恥ずかしながら、はっきりと、気づいたのは、今日。
もちろん、ボーっとは、見ていたんだろうけれど。。。
僕のサイズと要求に、ピタリと合わせてくれていたんだね。
ありがとう。
このテーラーに、あつらえていただいたスーツは、4着。
このスーツではないけれど、
2年前、あまりにも型が古くなった2着を『お直し』した。
別のテーラーで。
そういえば、そのテーラーのご主人に言われたっけ。。。
『こんな手の込んだ、しっかりした作り込みをするテーラーは、もう、ないよ。』
って。
なんだか、1998年までのメルセデスみたいだな。
モノづくりに、『心意気』を感じる。
そうだった。。。
あの頃は、腿が太くて、パンツの内腿が、擦り切れて。
補修のあとが、懐かしい。
その腿は、『あの頃』をとどめていないけれど、
ウエストは、まだ、『現役』(笑)
スーツの胸も、『現役』
このスーツのためにも、
いくつになっても、この体型を保とう。
そんな気にさせてくれるモノづくりに、
出逢えたことに感謝する。
ありがとうございます。
もう、そろそろ、気づいてほしいな。。。
『zero risk』という大きなリスク
どちらも大事だけれど、
安全と安心感は、まったく、別物。
みんなの意見をよく聴いて、決断することと、
みんなの意見の最大公約数を採用することは、
まったく、別物。
100%の安全が保証されなければ。。。と言い出せば、
すべての意見を網羅した内容で。。。と言い出せば、
結局、じっとしていることになる。
どちらも、存在しないから。
なぜ、リーダーがいるのか。
なぜ、責任者がいるのか。
そういうことのわかる人と、共に生きたい。
じっとしていることは。。。
変化に対応しないことということは。。。
どこの世界でも、同じ。
その先に待つものは。
司法試験の設問を変えろ。
『出し子』が、13歳だった。
外見から、20代に見えた。
『削除』した。
(-。-*)o
日本を大好きだ。
そして、同時に思う。
この国では、法の歩んできた道を知る人が、
法の番人をしているわけではない。。。と。
非遡及の原則は、いつ破られるべきなのか。
もっと、勉強しろよ。
法の歴史を。
『teacher』からは、学ばない。
遠い遠い昔、受験勉強をしていたころの僕は、
一歩一歩、確実に、確実に、こなしていくことが、
どんな道より近道だと思っていた。
実際、教師から『teaching』を受けているレベルならば、
その道が一番だと、今でも、思う。
そして、事業を起こそうと動き始めてからは、
その道の遅さに気づいた。
リスクがzeroだと証明されるまで、
動こうとしないから。
遠いあの日の道は、
既に、誰かが通った道のトレースだったから、
最速の道だったのだ。
正しい道のりの確立した、既に証明されて久しい道。
だからこそ、間違いないルートだったのだ。
大人になって、サラリーマンに閉塞感を感じて、
会社を運営する側に立って、喪失感の中、
やっと、気づいたこと。
それは、『teacher』に学ぶのではなく、
『coach』と共に、道を開くことを考える。
ということ。
今でも、『確実性』を大切にしているから、
『可能性』や『期待値』は、徹底的に計算する。
そして、誰かが今まで通ったか否かは、
ほとんど、吟味しなくなった。
気づいてからの僕の人生は、
はじめて、僕のものになった。
相手の『ダメ』な部分を指摘しますか?
私は、しないようにしています。
なぜなら、その指摘は、なかなか、伝わらないから。
『欠けたる』人ほど、その『欠け』に気づいていません。
そして、その人は、『悪人』であるというわけでもないのです。
『欠け』に気づいていない『善人』であることが、ほとんど。
ただ、『気づく』には、きっかけが必要です。
それは、失敗による絶望、希望の発見、などなど、
いろいろなきっかけから学ぶ意欲が湧いてきたその時の
その目耳でしか、人の言葉は、沁みません。
自問自答しても、感じます。
もし、自分が今よりよくなりたいと望み、
学ぶ姿勢を取れた時、誰から学びたいだろう。
うまくいっている人?
うん、それも、あると思います。
では、その『うまくいっている』人の中では、誰だろう。
私は、日頃から、私のよいところをみつけては褒めてくださり、
ずっと、私を大切にしてくれている人から学びたいです。
つまり、もし、私が、
私の伝えたいことを相手に伝えようとするのなら、
相手にとっての『その人』に、私がなればいいのだろう。
それだけの理由です。
今日、卒業式の娘よ。
娘よ。
今日は、大学院の卒業式だね。
学部生として、クラーク賞を獲って院に行ったくらいだから、
勉強は、できたんだろうね。
社会に出た人が言う。
『学校の勉強など、役に立たなかった』
と。
学歴尊重の価値観のない僕ではあるけれど、
勉強をせずに、『役に立たなかった』と言う人に言う。
『勉強した人にしか任せてもらえない仕事に出会わせてもらえなかっただけだ』
と。
そして、学び続けた君には、あえて、言う。
『役に立たないぞ』
と。
基礎研究を『銭の取れる仕事』に昇華させるためには、
いくつもの壁が立ちはだかる。
今度の仕事は、『学者さん』では、つとまらん。
思考の先は、『最低限地球規模』
その心棒は、持ち続け、表面は、しなやかに。
さて、行こうか。
値札は基準ではないけれど。。。
昨日、ご一緒させていただいた女性に、
『値札は見ないで買う』
と、言った私ですが、ちょっと、言い過ぎでございました。
(笑)
訂正させていただきたいと思います。
ちまたで、言われているところの
『買わない理由が値段なら買う』
『買う理由が値段なら買わない』
の意味でして。。。
私の現実は、買う気でも『買えない』ものばかり(笑)
あっ。。。
買う気ないのだけれど、
『買わされる』もの。。。あるなぁ~。。。
ふみだす人のチカラになりたい
会員の人脈を活用させていただき、
著名な方を招き、お話を伺えることは、
もちろん、この倶楽部のすばらしい価値です。
そして、また、勇気をもって一歩を踏み出し、
羽ばたいている若鳥を、
応援できる私たちでいられるなんて、
それも、なんという幸せでしょうか。
ましてや、ここから巣立った若鳥が、
ひと回り大きくなり、
仲間を引き連れて、帰巣するのです。
大歓迎以外の選択肢を、私は、知らない。
かつて、倶楽部のチームの一員として、
フロアスタッフをしてくださっていた彼女が、
プロ歌手として、帰ってきます。
機材を準備し、ピアノ奏者や
仲間まで連れてきてくださるにもかかわらず、
『倶楽部で歌えるなら、ノーギャラでもいい。』
と。
さて、私たちは、そんな彼女のコンサートチケットを、
いくらに、設定しましょうか。
まだ、駆け出しで、無名だから、
『高いとダメ』なんですか?
飲食付きのディナーショーで、
10,000円以下なんて、聞いたこともないですが、
日本一と名高いホテルの倶楽部ルームでの彼女のショーは、
飲食付きで、いくらなら適正なのですか?
(-。-*)o
著名な人には、ノーギャラで請け負っていただき、
駆け出しの若鳥には、惜しげもなく散財する。
それくらいの『器量』の人たちと共に生きたいな。。。
糸の切れた凧の行方
自律的に天空を舞い続けたという話を
私は、知らない。
その凧に、天高く舞ってほしい
と、願うモノの願い。
凧は、その願いを礎に、
その願いを味方に、
天に、風に、高く舞うのだ。
天高く舞い続けたければ、
そのモノの願いを胸に秘めよ。
その願いが、他を傷つけることなく、
この世の一隅を照らすものならば。
風の吹かぬ日にも糸を手繰り、
凧に風を送り続けたモノへの恩を忘れ、
糸を切り、我が物顔で舞う凧の行く末は、
いつの世も、変わりはしない。
凧よ。
自由に舞え。
風吹く空まで、送り出してくれたモノの
思いを胸に。
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恩着せがましく、
糸を『シガラミ』として使う輩も多い。
その糸に、操られる必要は、ない。
そして、同時に、忘れたくない。
もし、ヒトが、
ヒトカドの人間になっていたとしたら、
その我ひとりの力量で、今を築いたわけではないこと。
夢を持って先駆け、
我の代わりに失敗を重ね、
志を分け与えてくれたヒトを。
感謝以外、何があるというのだろう。。。