昨日は、アートサロンのサマーフェスタでした。長時間のまったりとしたイベントでしたが、こういった時間は、心健やかに日々の生活を送っていくためにはなくてはならないものです。時間の限られている人生においては特に、充実した気持ちでのんびりとできることが大切であるような気がします。
今回のイベントにおいては、まんぼうズの演奏についてもちろん思うところはありますが、やはり他の多くの出演者の皆様の演奏についての感想を記録しておきたいという思いは強いです。私のブログはSNSではないので、というのがこれまでの常套句で、前ブログではアクセス記録を見ても私を知っている身内ばかりであることが容易にわかったので、知り合いではないバンド等の場合でも、ブログに画像を載せていいかとの了解を取らずにアップしていました。
人前で演奏をするという目的そのものを考えれば、画像をSNS等に載せないでくれという方が本来おかしいのですが、特殊な事情により掲載お断りということはあり得ます。例えば、プロとして活動をしている方の肖像権の問題(収入に関わることもある)、あるいは、3月までの私のように、仕事の都合により風評被害などを恐れて自分の音楽活動を秘匿したいというようなことですね。
このブログに移行してからの少し前の記事でも躊躇しましたが、面識がない方の画像をブログに掲載することについては、今後どうしたらいいのかなということがブログ移行後の悩みです。ライブをしている風景や景色を撮影しているわけで、問題はないようにも思うのですが。むしろ積極的に公表してほしい人もいるだろうし、その線引きが難しいところです。
今回もアートサロンからは、SNS等への掲載は出演者の許可を得てくれ、とのアナウンスがありました。私のブログが、その「等」に含まれるのかどうかは判断に悩んでしまうところですが、今回も出演者の皆様の演奏に関する見聞録や感想、レビューについては、短文でシンプルに、当たり障りないことだけを書くことにします。読者の皆様からは、私の感想文?も好評だったので、このブログでも引き続き「見聞録」として画像付きで書いていきたかったのですが、どうしたらいいのかなあと迷って、今回は結局やめました。このアメーバブログのアクセス記録を見ると、非常に人数が多くて、しかもアメブロ?をやっている人々(私を知らない人々?)が多数アクセスしていることがわかります。どうも、以前のブログとは違うような雰囲気です。すこし様子を見ないと。でも、画像付き本音レビューが書けないと私のブログの価値が下がるような気もして、悩ましいところです。
ちなみに、誰も私に「まんぼうズ」の画像をSNSにアップしてよいですか、等と言ってきませんでしたから、もしフェイスブックやX等に私達の画像が掲載されたとしたら、抗議してもいいんでしょうか笑。感覚的には、メンバーの誰も掲載がだめだと言っていないから、普通に掲載してもいんじゃないかと思うのですが、主催者がそう言った以上、ルールはルールですから。ちなみに私は、3月までは自らの立場上私の画像のSNS掲載は固くお断りしておりました。普段は掲載OKだがお断りの場合には事前にそのことをつたえておくのか、それとも掲載不可が普通であり、載せたい場合には当該者の許可を得るのか、という入口出口論になってしまいますね。批判や誹謗中傷を書くわけではない場合、もっと自由度があっていいような気がします。
広陵高校の甲子園辞退についてのニュースを見ていると、SNSに対する恐怖や嫌悪感も感じます。行き過ぎた正義感というか、やはりSNSでの中傷は大きな社会問題なのだということがわかり、自分はやはりSNSは避けておこうと考えてしまいます。根拠の無いことやフェイク情報や画像で他者を批判するという世の中になってしまったことに、私は大きな憂いを感じます。
SNSをする人には、たくさんの人に見てほしいという承認欲求があると言われますが、私にはそれはありません。気心の知れた人や私を知っている人にだけ、私自身の日記代わりの人生の記録であるこのブログを読んでほしいし、コメントも、いいね!も不要です。SNSで読者を増やして広告収入を得ようという野心もありません。このブログにも広告を出ないようにしたいのですが、そうなると自分で毎月の一定額の支払いをしなくてはなりませんが、それも嫌です。ブログの運営会社の側からすれば、私みたいなアホなブロガー?がいるというのも予想外のことなのかもしれません。儲けにならずに、申し訳ないですね。
ロッキーさんの萬歌団については、身内ということもあるし、以前に私のブログに画像を掲載することの許可も得ていますから、今回も画像を堂々と載せちゃいますね。前にアートサロンでプロの水越けいこさんのライブがあった際には、水越さんご本人からSNS等への画像や動画の掲載は大歓迎と言っていて、そう言ってくれるとみんなも好感をもつだろうな、と思った記憶があります。ライブイベント等の際には、最初にバンド個別にSNS等の掲載可否についてはっきりとさせておくといいですね。自分で交渉しろ、ではさすがに厳しいのではないかな。だって、知らない人には質問しずらいじゃありませんか。
萬歌団のステージは、最高の一言につきます。音響があまりよろしくなくて、最後の1曲だけがまともでしたが、それでも変わらずに淡々と演奏をやりこなしてしまう3人、すごいです。ロッキーさんは、まんぼうズの演奏でもハンドマイクで2曲参加しましたが、広いエリアを存分に使ったパフォーマンスは、これまたお見事でした。
全体的に、ジャズもあり、弾き語りもありの、楽しいイベントでした。前のブログにも何度か登場した、旧知の油科さんのギター演奏も変わらず素晴らしかったです。また、ジョニーさんのボーカルは感動的で素晴らしかったし、ユキさんのピアノ演奏もグレードアップしていました。福田さんのジャズ・カルテットは、私のお気に入りのバンドです。聴くのは2度目ですが、とても参考になるし、また機会があればライブにお伺いするつもりです。小久保さんのギター弾き語りは楽しかったし、イマジン曽我さんのピアノ弾き語りからはアートサロンへの愛を感じて感動しました。この場所が12月で無くなってしまうということ、未だに信じられずに悲しいです。イマジンさんの弾き語りを、オーナーである京子さんが柱の陰でじっと聴いている(見ている)様子が、とても感動的でした。私もアートサロンには長年お世話になったので、感無量です。
画像付きで紹介できないことが、とても残念です。その素晴らしさを画像でも紹介したいのですが、仕方ないですね。画像から伝わることもあると思うのです。文章だけでは伝えきれない、感覚的なことです。
セッションタイムで2曲ほどピアノを演奏した後は、この面々でチラッと飲みに行ってきました。藤田さんは凄腕のプロであるのに、こういったところまでお付き合いいただけることが嬉しいですね。古くからの友人の一人として、これからも末永くお付き合いをお願いします。理恵さんは、いろいろとご家庭のご事情があってなかなか音楽活動に邁進できない日々が続いていましたが、久しぶりにこうやってご一緒できて、とても嬉しかったです。ピアノ演奏も、練習を全くしていないと言っていましたが問題なく、とてもお上手でした。理恵さんご自身の選曲がよかったのですね。竹内さんの演奏も、今回は特に研究がよくされていて、凄みすら感じました。私の音楽活動の表現には無くてはならない人です。
演奏の全体的なことについてのレビューは…うーん、私自身の演奏には不満が残りますが、とりあえずバンドサウンドとしてはよしとしましょう。キーボードでは音色切替のミスもするし、サックス演奏はメタメタだったし、反省点ばかりですよ。
<今回の演奏曲>
サテンドール/サムワン・トゥ・ウオッチ・オーバー・ミー/炭鉱節/ビューティフル・ネーム/カサブランカ・ダンディ
<今回のメンバー「まんぼうズ」>
生井清太郎(Tp)/竹内芳弘(Gt)/太宰理恵(Pf)/玉木秀和(B)/藤田稔広(Dr)/まんぼう(As&Key)/ロッキー(Vo)/E子(Key)
