こんにちは!
ビジネス英語経営コンサルタント
の西村まみです。
先ほど日経新聞のネット版を
チェックしていてあらためて
気づいたのですが、
5月末時点で世界中の
株価の合計時価総額は
76兆ドルとなり、
2年ぶりに最高を更新。
日経平均株価も2万円を
回復しています。
日経新聞が世界の上場企業
の時価総額ランキングの
トップ10をまとめています。
ちなみに時価総額とは、
上場企業の株価に
発行済株式数を掛けた
ものであり、
企業価値を評価する際の
指標。
時価総額が大きいという
ことは、業績だけではなく
将来の成長に対する期待
も大きいことを意味します。
日経の記事内で
10年前の時価総額トップ10の会社
と5月末時点での時価総額トップ10
の会社を比較しているのが
感慨深いです。
下に画像として貼り付けます。
(画像は日経新聞電子版よりお借りしました)
10年前にはエネルギー、金融といった会社が
トップ10に入っていましたが、
5月末時点ではほぼIT関連会社ばかりが
上位をしめています。
6位のバークシャー・ハサウェイは
ウォーレン・バフェット氏の
投資運用会社の持ち株会社ですが、
バフェット氏のポートフォリオは
かなりIT企業に投資している
ので、純粋に金融というカテゴリー
とは言い難いです。
9位のテンセントという会社は
中国のスマホアプリの会社です。
10年前に時価総額10位だった
トヨタ自動車は38位まで
後退しました。
また、トップ10どころか、
トップ50でも日本企業では
トヨタ以外にランキングに
入っている会社はありません。
この時価総額ランキング
に入っている会社を見ると、
ITにより経済にイノベーション
が起きた、
そして、次世代が
IoTや人工知能(AI)など
新技術を駆使したビジネスモデル
に対する期待がふくらみ
投資マネーが流入している
事がはっきり表れています。
また、中国のIT企業の躍進
も目立ちます。
時価総額ランキングとは別になりますが、
日本企業ではこの10年の
間にエレクトロニクス業界
の凋落が激しく、
次世代の産業が育つ状況
ではないような悲観的な
気持ちになります。
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