昨日は、免疫ってなに?についてお伝えしましたが
今日は免疫の仕組みについてお話していきたいと思います。
はじめましての方へ
管理栄養士の柴田真希です。 (自己紹介)
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わたしたちの体の免疫システムは大きく分けてふたつ。
ウイルスや細菌などの異物を体内に侵入させないように体を守る「粘膜免疫」
そして、体内に侵入してしまったときに異物と闘う「全身免疫」です。
■ 【防御】粘膜免疫
体内にはウイルスや細菌、病原体、また花粉など……
「異物」が侵入するチャンスがたくさんあります。
これらの異物を侵させないように体を守っているのが「粘膜免疫」です。
粘膜免疫が働く場所は、その名の通り、目、鼻、口、腸管などの粘膜。
ここで異物が粘膜を介して体内に侵入するのを防ぐことで感染から免れます。
冬になると感染症の発症が高くなる理由はさまざまありますが
空気が乾燥していることで喉や鼻の粘膜も乾燥し、
感染に対する防御反応が弱まってしまうこともひとつの要因です。
■ 【攻撃・排除】全身免疫
異物が粘膜免疫を潜り抜け、体内に侵入して増殖してしまうことを「感染」と言います。
ここまでくると、細胞が異物をとらえて攻撃や排除するよう「全身免疫」が働きます。
全身免疫はすぐに相手を捕らえて攻撃する、人が生まれつき持っている「自然免疫」と
相手の性質を見極めて攻撃する「獲得免疫」のふたつで体を守ります。
(詳しくは、 そもそも免疫ってなに? を参照)
もちろん、生まれ持った自然免疫が強いにこしたことはないし
獲得免疫もどんどんつけた方が良いでしょう。
しかしカラダに侵入する前に初期のとりでである「粘膜」で
体に侵入させないようにしたいですよね。
粘膜免疫を弱めるリスクは
小児や高齢者だけではなく、ストレスを感じている人や、睡眠不足の人なども
挙げられるのでリラックス・休養もしっかりとりたいですね。
また、粘膜を正常に保つのに役立つ栄養素はビタミンA。
ビタミンAとなる食品は、野菜(特に緑黄色野菜)に豊富に含まれます。
(写真:お肉の下には野菜たっぷり!チャーハンにも野菜追加。四角いのはスパニッシュオムレツですがこれにも野菜が…♪)
日本人は野菜の摂取量が不足しています。
サラダや和え物を追加したり
おみそ汁を具だくさんにしてみたり…
意識してあと1皿分(不足分の約60g)野菜を摂取していきたいですね!
※国が推奨する1日の野菜摂取目標量は、350g
日本人の平均野菜摂取量は約290g(平成21年~30年国民健康・栄養調査(厚生労働省)での日本人の平均野菜摂取量)なので約60gの野菜が不足しています。
免疫力をサポートする栄養素はまだ他にもありますので
これらについても紹介していきますね。
【感染症シーズン到来】
■コンビニ、レトルト食品……ちょっとのコツで免疫力アップするちょい足しテクニック
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