長らくブログを更新してませんでしたが、昨日、ヘルプ要請のあった古民家の柱の交換が終わって、実家に帰ってきています。
墨付けを間違っていて、柱を一本刻み直したり、既存の柱が曲がり木を使っていたために、柱に刺さっていた梁の長さがそれぞれまちまちだったりして、その修正に二日かかりましたけれど。
ジャッキアップした部分の重量を聞かれると、感覚的にしか答える事ができませんが、4tくらいはあるんじゃないかと。
単管パイプとジャッキベースを組み合わせて仮支持を作りまして、なんとか支える事ができました。
今回使った油圧ジャッキは合計3台。
10t、15t、そして5tのジャッキ。いずれもチャイニーズ製の安いものでした。
単管パイプも今現在、自分の古民家改修のために足場を組んでいて使っているために、多くを搬入する事ができませんでしたが、願わくはもう少し欲しい所ですね。
それからサポートパイプもあと3~4本ほど欲しい所ですね。
単管の破断強度は横方向1.7mの長さで約400kgほど。
もっとも破断する前に潰れたり曲がったりするでしょうけれどね。
単管クランプの耐荷重は直交で500kg、自在で300kgほどでしたか。
それくらいの力がかかると滑り始めますけどね。
機械構造用鋼管(STK)で肉厚のある鋼管が他にもありますが、重いでしょうね。
外径は48.6mmで単管用クランプなども使えますが、パイプに差し込むタイプの足場用資材が使えるかどうか。
特にジョイントなどですね。
サポートパイプ一本の単価に比べると安いかもしれませんが。
セルフリノベーションで家のジャッキアップとか、予算ギリギリの所でやる事が多いので、これらの方法も考えなければ・・・と思います。
暗くなってしまったので、柱の交換後、これら仮支持を撤去した後の写真が撮れていません。
無事に交換が終わったのですが、最後の最後でやらかしてしまいました。
この写真は柱を交換する前のものですが、茅葺の軒を支える桁が、理由が定かではないんですが、イヤに薄い桁を使っているんですよ。
厚さ80mmほど。幅150mmほど。
板金を撤去するまでは丸太桁が乗ってるものだと思っていたんですけどね。
なぜこんな薄い材木を使っているのか。
ジャッキダウンの際、二台のジャッキを均等に降ろさなかったために、この桁が裂けてしまいました。
対応策としては番線で縛って、添え木をするくらいしか方法が思いつきませんが。
うちの古民家も、特に納屋に関しては柱の交換も考えなければならないので、そのための情報収集という点では、いい経験になったかも。
やはり古民家特有の、束立て工法で、柱に梁が刺さっている場合はいろいろと考えさせられる事が多いです。
とりあえず大仕事が一つ終わりました。
ロンドンの学生たちも、まさか日本に来て家曳きの経験をするとは思ってもなかったでしょうけれど。
いやー。また銭にもならん仕事に付き合ってしまいましたね。
さて、今日は半日、他の予定を済ませた後、過去に制作したもののメンテナンスのため、車で上京する事になります。
墨付けを間違っていて、柱を一本刻み直したり、既存の柱が曲がり木を使っていたために、柱に刺さっていた梁の長さがそれぞれまちまちだったりして、その修正に二日かかりましたけれど。
ジャッキアップした部分の重量を聞かれると、感覚的にしか答える事ができませんが、4tくらいはあるんじゃないかと。
単管パイプとジャッキベースを組み合わせて仮支持を作りまして、なんとか支える事ができました。
今回使った油圧ジャッキは合計3台。
10t、15t、そして5tのジャッキ。いずれもチャイニーズ製の安いものでした。
単管パイプも今現在、自分の古民家改修のために足場を組んでいて使っているために、多くを搬入する事ができませんでしたが、願わくはもう少し欲しい所ですね。
それからサポートパイプもあと3~4本ほど欲しい所ですね。
単管の破断強度は横方向1.7mの長さで約400kgほど。
もっとも破断する前に潰れたり曲がったりするでしょうけれどね。
単管クランプの耐荷重は直交で500kg、自在で300kgほどでしたか。
それくらいの力がかかると滑り始めますけどね。
機械構造用鋼管(STK)で肉厚のある鋼管が他にもありますが、重いでしょうね。
外径は48.6mmで単管用クランプなども使えますが、パイプに差し込むタイプの足場用資材が使えるかどうか。
特にジョイントなどですね。
サポートパイプ一本の単価に比べると安いかもしれませんが。
セルフリノベーションで家のジャッキアップとか、予算ギリギリの所でやる事が多いので、これらの方法も考えなければ・・・と思います。
暗くなってしまったので、柱の交換後、これら仮支持を撤去した後の写真が撮れていません。
無事に交換が終わったのですが、最後の最後でやらかしてしまいました。
この写真は柱を交換する前のものですが、茅葺の軒を支える桁が、理由が定かではないんですが、イヤに薄い桁を使っているんですよ。
厚さ80mmほど。幅150mmほど。
板金を撤去するまでは丸太桁が乗ってるものだと思っていたんですけどね。
なぜこんな薄い材木を使っているのか。
ジャッキダウンの際、二台のジャッキを均等に降ろさなかったために、この桁が裂けてしまいました。
対応策としては番線で縛って、添え木をするくらいしか方法が思いつきませんが。
うちの古民家も、特に納屋に関しては柱の交換も考えなければならないので、そのための情報収集という点では、いい経験になったかも。
やはり古民家特有の、束立て工法で、柱に梁が刺さっている場合はいろいろと考えさせられる事が多いです。
とりあえず大仕事が一つ終わりました。
ロンドンの学生たちも、まさか日本に来て家曳きの経験をするとは思ってもなかったでしょうけれど。
いやー。また銭にもならん仕事に付き合ってしまいましたね。
さて、今日は半日、他の予定を済ませた後、過去に制作したもののメンテナンスのため、車で上京する事になります。