家を買う時の企業の利益について

今回は家を買うときに

企業の利益はどんなもんなのか。

ということを書いていきたいと思います

※全ての住宅メーカーや工務店などがこうではないと思いますが、私の経験上の話になりますので参考程度にみてください

あと建て売りは当てはまらないのであしからず

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↓初めましての方↓

きりやむと申します

建築士を辞めた理由

今は専業主婦で家事育児をし

ゆるゆる節約にたまに

建築っぽい話をぶっこみます

建築的な電気代節約の話① ② ③

建築的な防災の話①

珍客百景①

湿気対策

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まず

建物本体の見積もりのしくみ

ですが、計算式は

こんな感じ。

原価×1／(1－粗利)＝見積もり金額

粗利…企業の利益率

仮に原価1000万円、粗利が25％とした場合、

1000万円×1／(1－0.25)＝

簡単にすると

1000万円÷0.75＝約1333万円

これに消費税をかけた数字が見積もり金額となり、

1333万円－1000円万円＝333万円という差額が企業の利益となります

ちなみに大企業ほど粗利は高くなる傾向にあります

それはね…

広告料や人件費をかけているから

ですよ

テレビのCMなんて億かかっても流すんですから、それだけのお金をお客さんから頂かなければなりません。

また、大企業ほど給料や経費などが高いです。

ある大企業の求人見たら、

月給が良いのにさらに賞与9ヶ月分と載っていました

き…きゅうかげつ…

粗利は 1000万円基準で

中小企業で20％前後→1250万円

大手企業は30％以上→1428万円

下手したら50％近く

→2000万円

同じものを購入してもこれだけ粗利によって開きが出ます

セキ○イさんで5000万円で建てた知人がいましたが、

私が働いていたところでは3500万円で建てられる内容でした。

でもお客さんは信用を買ったのかもしれません。

大手企業だから安心とかブランド力とか、

倒産の恐れが中小企業よりは心配が少ないとか、

大手なので採用も中小企業よりは厳しいので変な社員も少ないかもしれません

どこにお金をかけるのかはお客さん自身ですし、

何を求めるかもお客さん次第です。

ちなみに契約を結んでからの追加やアフターサービスでの工事は

新築住宅の粗利と比べ、高いところがほとんどです

なので契約するときはなるべく要望を全部出しきってからの方が

高くならずに済みます

契約する前の方が

営業も契約を取るために値引きに応じてくれますよ

これは、なにするにもそうですよね

結婚式とかも

話は変わりまして

仲介屋についてですが

良くコンペやコンサルと称して無料でお客さんに合ったハウスメーカーなどを紹介しますっていうのがありますが…

厳密に言うと間接的に紹介料をとられていることになっているかもしれません

確かに仲介屋はお客さんからはお代はいただいてないかもしれませんが、

ハウスメーカーや工務店などには契約になった場合に

契約請負金の3％から多いと10％程度を

マージンとして貰っているはずです。

じゃあこのマージンはどこから出すか

お客さんに出すお見積りに見えないところに含まれていますシラーッ

例えば分かりやすい金額として

原価1000万の建物の見積もりがあったとします。
※端数切り捨てとします

通常、企業利益が25％とした場合に

1000万円÷0.75＝1333万円

これが契約金額としたら

仲介屋に5％のマージンを払うのを見込む場合、

1333万円×5％＝66万円

となるので

(1000万円＋66万円)÷0.75＝1421万円

1333万円が1421万円に…

88万円の増額うへぇ

同じものを同じハウスメーカーから買うのに

仲介者をいれたことにより金額が高くなるかもしれません。

全部の企業がそうではないでしょうが、

そういう企業があるのも事実です。

そういうやり方してないところは会社の粗利を多目にとって予備費をつくって、

仲介屋に当てていたりすることもあるみたいです