The Key of Midnight -16ページ目

桜坂洋 「ALL YOU NEED IS KILL」

桜坂 洋
ALL YOU NEED IS KILL
「出撃なんて、実力試験みたいなもんじゃない?」
敵弾が体を貫いた瞬間、キリヤ・ケイジは出撃前日に戻っていた。トーキョーのはるか南方、コトイウシと呼ばれる島の激戦区。寄せ集め部隊は敗北必至の激戦を繰り返す。
出撃。戦死。出撃。戦死―死すら日常になる毎日。ループが百五十八回を数えたとき、煙たなびく戦場でケイジはひとりの女性と再会する…。
期待の新鋭が放つ、切なく不思議なSFアクション。はたして、絶望的な戦況を覆し、まだ見ぬ明日へ脱出することはできるのか。
 
 ◆ ◆ ◆
 
個人的にとても苦手な作家なのですが、ループものということで読んでみました。
戦場で死ぬたびに出撃前日に戻り、戦いを繰り返す主人公。
ループものではありますが、その部分がメインではありません。
特にギミック等が仕掛けてあったりすることもなく、一応ループに理由付けはあるものの、軽く流されています。
そのため、ミステリ的な要素はほとんどなし。
この点、期待していたものと違ったのですが、それでもループ自体は物語に上手く生かされています。
ループというよりは、ゲームのリセット、という感覚のほうが近いでしょうか。
肉体は何度ループしても変わらない。しかし、覚えた戦い方は継承される。
ループを繰り返すうちに、どんどん強くなっていく主人公。
非常にストレートな物語ですが、展開が上手いです。
読みやすいですし、万人受けしそう。
中盤、一人の女性が出てきてから、また若干話の方向性が変わるのですが、
そのあたりも王道を踏まえて良く作ってあると思います。
・・・・・・しかし、それはそれで良いのですが、おかげで物足りなく感じる部分も。
ラストも随分あっさりしていた気がします。切ないエンディング、なのでしょうが、それまでの書き込みが薄いので、淡々と終わってしまった感じです。

やっぱり自分には合わないなー、という部分もあったものの、それでも予想していたよりは遥かに良かった作品。
「よくわかる現代魔法」等が合わなかった人も、こちらは読んでみても良いと思います。
7点

「輪廻」(映画)

ジェネオン エンタテインメント
輪廻 プレミアム・エディション

輪廻転生ものが好きです。
特に、転生そのものに何かトリックが仕掛けてあるタイプの作品が大好きです。
以前から周囲にもそんなことを言っていたのですが、
そしたら、友人が「これ、気に入ると思うから」とこのDVDを持ってきてくれました。

35年前にあるホテルで起きた、凄惨な殺人事件。11人の人間が殺され、犯人も謎の自殺を遂げた。
そして現代。一人の映画監督によって、この事件が映画化されることになる。
主人公・渚は、その映画のヒロインに抜擢されるが、撮影が進む中、奇妙な事が次々と起こり・・・・・・。
ストーリーだけ見ると、特に変わったところはない、正統派なホラーです。
実際、その通りなのですが、本作の面白いところは、「輪廻転生」が物語の一つのギミックとして大きく関わってくる点。
時折甦る前世の記憶。
主人公の女性は、自分の前世は35年前に殺された少女だ、と確信を深めていき・・・・・・・そして。

「生まれ変わっても恐怖は繰り返される」

元々ホラー映画自体ほとんど観ないため、それほど期待はしていなかったのですが、予想以上に優れた構成でした。
途中までは退屈なのですが、終盤、急激に展開が早くなってからは、思わず画面に見入ってしまいます。転生ものということをあまり意識していなかったからかもしれませんが、明かされる”真相”は素直に巧い、と思いました。
ミステリ的に観てしまうと当然ながら整合性が取れない部分がいくつもあるのですが、
ホラー映画としては、十分成功しているかな、と。
あまり具体的なことは書けないのですが・・・・・・・。ある意味、「転生もの」の王道的パターンだと思います。

ホラーとしては、直接的な恐怖はほとんど無く、怖さはほとんど感じませんでしたが、ラスト1シーンはさすがにぞっとしました。
ラストだけではなく、この映画全体に言えるのですが、主演の女優(優香)の演技が本当に巧いですね。
久々に演技力に感心しました。段段恐怖・狂気に囚われていく姿は、演技であると感じさせないくらいにリアルです。
これだけで、観る価値があるかもしれません。他の人の演技も水準以上。全員雰囲気に合っていました。

脚本、演技等、総じてレベルが高い映画です。
傑作、というほどではないですが、良作です。暇なときに一人で観賞する映画として良いと思います。
7点
ミステリ好きにも結構お勧めの映画です。

テスト終了、そして

期末が終わりました。
後は結果を待つのみです。
大体どんなテストでも、出来たと思った時は悪く、逆に出来なかったと感じた時は良い点をとっていたりするものですが・・・・・・。
今回は、そのようなことは無さそうです。良い意味でも悪い意味でも。
そろそろ塾に行かないといけないかなあ、と不安になったりもする今日この頃。そんなことは置いておいて。

明日、明後日と休日です。
しかも、その後はすぐ冬休み。
久しぶりに十分な読書が出来そうです。
余裕が出てきたので、感想等も今日から再開します。
今年は去年までと比べると、圧倒的に読んだ本が少ないのですが・・・・・・。
残り三週間ほどで、果たしてどれだけ読めるでしょうか。
目標15冊・・・・・・いけるかどうか。
読む時間があるうちに、シリーズものなどはまとめて読んでしまいたいものです。

このミス&本ミス

まだテスト中ですが、若干余裕が出てきたので最近の話題でも。
「このミス」&「本ミス」、発表されましたね。
自分も、少しだけ目を通しましたが・・・・・・。
このランクには吃驚しました。
全く予想がつかなかったです。
自分は、「骸の爪」「夏期限定トロピカルパフェ事件」「仮面幻双曲」あたりがベスト5に入ってきそうだな、と予想していたのですが・・・・・・。
思った以上に、ベスト10に未読の作品が多くランクインしていました。
それにしても・・・・・・。どちらも1位が大変意外で、一体何人の人がこの結果を予想できたことか。
特に「このミス」のほうは、ミステリとは到底思えないような作品が1位になっていますし。

どうでも良いことですが、今年の「このミス」と「このラノ」1位の作品、
それぞれ、ランクが発表される数日前から読み始めて、どちらも中盤くらいにさしかかった頃に1位の発表があったので、
奇妙な偶然もあるものだなー、と少し驚いてしまいました。
どちらも、まさか1位を取るとは思わないような作品だっただけに、尚更。
詳しい感想等はテスト終了後に書きますが、ランクはともかく両方とも良作であることには違いないので、気になる方は買って損は無いと思います。

しかし、「本ミス」1位は完全にノーチェック・・・・・・。当分読む予定もないですが、そんなに面白いのでしょうか。気になります。

KID倒産

今更な話題ですが・・・・・・。
その噂を最初に耳にしたのは12月1日。その日からずっと、ガセであったらいいと願っていました。
・・・・・・しかし、中澤さんや打越さんのブログを読むと、どうも本当らしい、と信じざるを得ず・・・・・・。
何を言ったらいいのかわからないのですが・・・・・・。
そもそも、KIDはInfinity以外では何も関わりがないのですが、それでもあのシリーズを提供してくれた会社が倒産するのは、大変に残念なことです。
Infinityシリーズを出して頂いて、本当にありがとうございました。
今後、Integralが続くのかどうか気になるところですが、
12RIVENは出す、とスタッフの方々はコメントされています。
どれだけ遅れても、楽しみにして待っています。
打越さんを始めとするスタッフの方、大変な状況ですが、どうか頑張ってください。

しかし、これを機会にInfinityシリーズが入手できなくなる、なんて事態になったら辛いですね。
恐らく移植されるのでしょうが・・・・・・。Remember11などはどうなるのでしょう。
とりあえず、興味のある人は今のうちに手に入れておくことをお勧めします。

「デスノート DEATH NOTE(前編・後編)」(映画)

映画「DEATH NOTE」 公式サイト

公開された週に観に行っていたのですが、感想を書くのが遅れてしまいました。
映画「デスノート」。TVで前編が放映されたので、そちらは観た方も多いと思います。
果たして、あの傑作を巧く映像化することはできるのか? と不安と期待が半分だったのですが、
前編はそこそこ綺麗にまとめてあって、大満足とは行かないまでも納得はできる出来でした。
何より、前編の良さは、オリジナル要素をしっかりと活用して、原作を短縮すると共に「意外なオチ」をつけていたところだと思います。
ただ映像化しただけでは原作に劣るのは目に見えているので、こういった形に変更したのは成功と言えるでしょう。

CMなどを観ると、後編もどうやらオリジナル要素を強く前面にだしているようで、これは期待できるかな、と思ったのですが・・・・・・。
残念ながら、後編はそこまで巧いと言えるものではないです。
原作を読んでいれば、CMと重ねることで、多くの人がトリックはともかくオチは予想できるでしょう。
そのオチを達成するためのトリックには感心させられましたが、よく考えれば粗がありすぎます。
ただ、相当詰め込んだ展開だったにも関わらず、不自然になっていない点は素晴らしいと思います。
第二、第三のキラを登場させた上で、原作の第一部最大の名シーンも巧く演出していますし・・・・・・。
これだけやれば、観客は置いてけぼりにされかねないと思うのですが、原作を知らなくても自然についていける展開になっています。そのおかげで全体的にスピード感が出て、見ている間一切飽きさせない映画に仕上がっています。

・・・・・・・しかしながら、前編でも気になった、この映画最大の欠点――「月が全く頭良さそうに見えない」という問題は、一切改善されていません。むしろ酷くなっています。原作に比べると、どう見ても頭が悪すぎです。演技も下手ですし・・・・・・。
対するLは、演技も巧く、キャラクターとしても巧く再現できていたと思います。よくここまでLに近づけたなー、と感心しました。
恐らく、この映画最大の見所だと思います。

映画版デスノートは、原作ファンなら観ても良いと思いますが、わざわざ映画館で観る価値があるかどうかは微妙なところ。
映像になったデスノートが観たいのであれば、映画どころか原作のクオリティさえ遥かに超えたアニメ版デスノートを観ることをお勧めします。伝説になってもおかしくないほど、演出が優れています。
アニメ版を見てしまうと、どうしても映画版が色あせて見えてしまうのですが・・・・・・。
デスノートという作品に対して思い入れが無く、純粋なエンターテイメント作品が観たいという方には、良い映画だと思います。
7点
多少、説明不足なところもある上に、映画のどんでん返しが原作既読者向けに作られているので、
原作を知らない人は、映画を見る前に一通り読んでおくことをお勧めします。

三浦綾子 「塩狩峠」

三浦 綾子
塩狩峠
結納のため札幌に向った鉄道職員永野信夫の乗った列車が、塩狩峠の頂上にさしかかった時、突然客車が離れ、暴走し始めた。声もなく恐怖に怯える乗客。信夫は飛びつくようにハンドブレーキに手をかけた…。
明治末年、北海道旭川の塩狩峠で、自らの命を犠牲にして大勢の乗客の命を救った一青年の、愛と信仰に貫かれた生涯を描き、人間存在の意味を問う長編小説。
 
 ◆ ◆ ◆
 
大変知名度が高い小説だと思います。キリスト教を背景に、一人の人間の生涯を綴った作品。
カトリック系の学校に通っていながら、今更読了しました。
何となく、タイトルやあらすじで読みにくそうな印象があったのですが、
実際に読んでみると、あまりの読みやすさに驚きます。
特に目立って大きな展開もなく、いたって普通の文学といった感じなのですが、何故か読んでいて面白いです。
僕自身、全くキリスト教に興味は無いとはいえ、すんなりと物語に入っていけましたし。

本書は、良く「感動した」「泣いた」といった感想を目にするのですが、
確かに、最後まで読むとそう言われる理由もわかります。
何より、「感動させよう」という意図が感じられるような物語ではなく、自然な帰結でこのような形になっているのが素晴らしいと思います。
しかし、自分は感動というよりはむしろ、考えさせられることのほうが多かったです。
特にキリスト教というものに思い入れはないのですが、この小説のラストが本当に「救い」なのかどうか。
あらすじにも書かれているラストですが、これが果たして最も良い終わりだったのかどうか、疑問が残ります。
全員が幸せになれたか、といわれれば、やはり違うと思いますし・・・・・・。
もっとも、そのような終わり方だからこそ、これほどまで多くの人に支持されているのでしょう。
安直はハッピーエンドではなく、だからといってバッドエンドでもなく。
読んだ人の心に残る物語です。

宗教関係の話は苦手、という人もいるでしょうが、本書は宗教よりもむしろ、人間の生き方そのものにスポットがあてられています。
多くの人にとっては、すんなりと受け入れられる話ではないでしょうか。
8点
ところで本書、実際にあった話を元に書かれているというのは有名な話ですが、
自分がこのような状況にあったら、と考えると・・・・・・。
やはり素直に、このような生き方は凄い、とし言うほかないですね。
少し、読んでいて辛くなりました。

テスト一週間前

期末テストまで残り一週間。
・・・・・・だというのに、レポートの連続でテスト勉強どころでは・・・・・・。
ただのレポートなら良いのですが、それぞれ条件がついていて、
片方が用紙B4指定。
片方が手書き指定。
普段からPCで文章を書くことに慣れている人にとっては、どちらも最悪です・・・・・・。
B4のほうは、サークルの顧問の先生に印刷をお願いして、数時間もかけて印刷していただいたのですが、
もう片方は未だ手をつけていない状態で・・・・・・。
PC慣れしていると、こういうときに辛いですね。
もう少し手書きで何かを書く練習をしておけばよかった、と後悔しつつ。
今からレポートに取り掛かります。

「SAW3」(映画)

映画「SAW3」公式サイト

1、2共に楽しめた映画だったので、今回も勿論観賞。
あまりに残酷すぎてR-18になるとかならないとか、米国では四回差し戻された挙句「17歳未満は保護者同伴」に落ち着いたとか、海外では救急車で運ばれる人が続出とか・・・・・・。日本での公開前から、そういった”怖い”噂(しかも実話らしいです)が流れていた作品。
・・・・・・さすがに、凄かったです。
ここまで残酷な映画はさすがにはじめて。退場者が何人も出るというのも納得です。
1や2の比ではないので、グロや残酷描写が苦手な人は絶対に見ないほうがいいです。
多少のことなら平気、という人でも、少なくとも自分はお勧めしません。
ただ、綾辻さんの「殺人鬼」や我孫子さんの「殺戮に至る病」に比べればまだマシかな、と。
目をそむけてしまうほどきつくは無かったですし。

グロは置いておいてストーリー自体ですが、完全に1、2の続編でありシリーズを通して見ていなければ意味がわかりません。
ただ、その分、シリーズファンなら楽しめるような出来になっています。
SAWの”裏”にあたる部分が、少しだけ見れますし。
勿論、そういったファンサービス的なところ以外にも、メインの”ゲーム”があります。
舞台は食肉工場。
主に二つの”ゲーム”が並行して進むのですが、
どちらも、今までと違い”誰かを救う”という要素があって、目新しさがあります。
それがかえってゲームの残酷度を高めているのですが。

そして、SAWといえばどんでん返しです。
今回もラスト数分でどんでん返しがあるのですが・・・・・・。
これは大多数の人が見抜けるのでは、と思いました。
パターンを読めば、まずわかってしまいます。わからなくても、衝撃は3作のなかで一番低いでしょう。
残酷さとどんでん返しの驚きが反比例しているような。
最早、中盤のグロテスクなシーンに意味がなくなってきていますし。
しかも、どんでん返しの後のラストが消化不良気味です。
明らかに次があることを匂わす終わり方。
その割に、到底続きは作れないだろう、と思わせるラストでもありますし・・・・・・。
「SAW4」が気になってしかたがないです。

1のようなクールさはもうこのシリーズに期待できないのでしょうか・・・・・・。
願わくば、グロを減らしてその分トリックに力を入れて欲しいです。

一応面白い映画ではあるので、7点としますが・・・・・・。
後味は最悪なので注意が必要です。もう一度観たい、と思わせるような映画ではないですね。
SAWファンでも、2で目を覆った、という方には、やはりノベライズ のほうをお勧めしておきます。

西澤保彦 「ソフトタッチ・オペレーション」

西澤 保彦
ソフトタッチ・オペレーション
連続する念動力による不法侵入と引っ越しの奇妙な関係、血飛沫の記憶と母の幻影に悩む女性、男の手料理が招く連続怪死、辻褄があわないことばかりの豪邸内殺人、男子学生が巻き込まれた拉致女性が密閉空間にテレポートしてくる奇怪な監禁事件―
五つの超常事件を神麻嗣子、神余響子、保科匡緒が緻密な論理で解き明かす。
「論理の神業」続出の大人気シリーズ最新刊。
 
 ◆ ◆ ◆
 
率直に言って、初期に比べると随分とレベルダウンしているなあ――というのが最初の感想。
別につまらないとかではないのですが、全体的に売りである「論理」が弱いと思います。
捻り具合が少ない、と言っても良いかもしれません。
「人形幻戯」までのシリーズ作品には、ある程度の冴えとアクロバットがあって、ラストで驚かされることが良くあったものですが・・・・・・。
今回は、感心するようなネタがあまり無かったですね。
その上、シリーズキャラクターの登場機会が少なすぎます。前作に続いて、番外編に近い感じ。一編目の「無為侵入」以外は、どれも脇役的なポジションで登場する程度です。
聡子や能解警部に至っては、登場すらしませんし・・・・・・。
せっかくのシリーズなので、やはりキャラクターは十分に活躍させて欲しいものです。

ミステリ的な部分で見れば、表題作の「ソフトタッチ・オペレーション」が最も意外な真相でしょうか。
書き下ろしですが、おまけというわけではなく、本全体の半分を占める長さです。西澤さん、こういった話書くのすきだなあ――と思いつつ読んでいると、予想外の真相で思わず驚いてしまいました。多少、というかかなり無理があるものの、こういったネタ自体は面白いと思います。
「闇からの声」もなかなか楽しめる作品ですが、さすがにオチが読めてしまいます。
他に、「変奏曲<白い密室>」も割と真っ当な「意外な真相」を用意していますが、印象は薄いですね・・・・・・。
話としては「補食」が面白かったです。

シリーズファン以外にはお勧めはできませんが、シリーズファンでもキャラクターの登場が少ないので微妙なところです。まあ、読んでおいても良いかな、ということで。6点
・・・・・・しかし、短編ばかり連続で続いていますが、新作長編はいつになったら読めるのやら。
短編もそろそろネタ切れな様子なので、次こそは長編を書いて頂きたいものです。勿論、シリーズキャラがしっかり活躍する話で。