「デスノート DEATH NOTE(前編・後編)」(映画)
映画「DEATH NOTE」 公式サイト
公開された週に観に行っていたのですが、感想を書くのが遅れてしまいました。
映画「デスノート」。TVで前編が放映されたので、そちらは観た方も多いと思います。
果たして、あの傑作を巧く映像化することはできるのか? と不安と期待が半分だったのですが、
前編はそこそこ綺麗にまとめてあって、大満足とは行かないまでも納得はできる出来でした。
何より、前編の良さは、オリジナル要素をしっかりと活用して、原作を短縮すると共に「意外なオチ」をつけていたところだと思います。
ただ映像化しただけでは原作に劣るのは目に見えているので、こういった形に変更したのは成功と言えるでしょう。
CMなどを観ると、後編もどうやらオリジナル要素を強く前面にだしているようで、これは期待できるかな、と思ったのですが・・・・・・。
残念ながら、後編はそこまで巧いと言えるものではないです。
原作を読んでいれば、CMと重ねることで、多くの人がトリックはともかくオチは予想できるでしょう。
そのオチを達成するためのトリックには感心させられましたが、よく考えれば粗がありすぎます。
ただ、相当詰め込んだ展開だったにも関わらず、不自然になっていない点は素晴らしいと思います。
第二、第三のキラを登場させた上で、原作の第一部最大の名シーンも巧く演出していますし・・・・・・。
これだけやれば、観客は置いてけぼりにされかねないと思うのですが、原作を知らなくても自然についていける展開になっています。そのおかげで全体的にスピード感が出て、見ている間一切飽きさせない映画に仕上がっています。
・・・・・・・しかしながら、前編でも気になった、この映画最大の欠点――「月が全く頭良さそうに見えない」という問題は、一切改善されていません。むしろ酷くなっています。原作に比べると、どう見ても頭が悪すぎです。演技も下手ですし・・・・・・。
対するLは、演技も巧く、キャラクターとしても巧く再現できていたと思います。よくここまでLに近づけたなー、と感心しました。
恐らく、この映画最大の見所だと思います。
映画版デスノートは、原作ファンなら観ても良いと思いますが、わざわざ映画館で観る価値があるかどうかは微妙なところ。
映像になったデスノートが観たいのであれば、映画どころか原作のクオリティさえ遥かに超えたアニメ版デスノートを観ることをお勧めします。伝説になってもおかしくないほど、演出が優れています。
アニメ版を見てしまうと、どうしても映画版が色あせて見えてしまうのですが・・・・・・。
デスノートという作品に対して思い入れが無く、純粋なエンターテイメント作品が観たいという方には、良い映画だと思います。
7点。
多少、説明不足なところもある上に、映画のどんでん返しが原作既読者向けに作られているので、
原作を知らない人は、映画を見る前に一通り読んでおくことをお勧めします。
公開された週に観に行っていたのですが、感想を書くのが遅れてしまいました。
映画「デスノート」。TVで前編が放映されたので、そちらは観た方も多いと思います。
果たして、あの傑作を巧く映像化することはできるのか? と不安と期待が半分だったのですが、
前編はそこそこ綺麗にまとめてあって、大満足とは行かないまでも納得はできる出来でした。
何より、前編の良さは、オリジナル要素をしっかりと活用して、原作を短縮すると共に「意外なオチ」をつけていたところだと思います。
ただ映像化しただけでは原作に劣るのは目に見えているので、こういった形に変更したのは成功と言えるでしょう。
CMなどを観ると、後編もどうやらオリジナル要素を強く前面にだしているようで、これは期待できるかな、と思ったのですが・・・・・・。
残念ながら、後編はそこまで巧いと言えるものではないです。
原作を読んでいれば、CMと重ねることで、多くの人がトリックはともかくオチは予想できるでしょう。
そのオチを達成するためのトリックには感心させられましたが、よく考えれば粗がありすぎます。
ただ、相当詰め込んだ展開だったにも関わらず、不自然になっていない点は素晴らしいと思います。
第二、第三のキラを登場させた上で、原作の第一部最大の名シーンも巧く演出していますし・・・・・・。
これだけやれば、観客は置いてけぼりにされかねないと思うのですが、原作を知らなくても自然についていける展開になっています。そのおかげで全体的にスピード感が出て、見ている間一切飽きさせない映画に仕上がっています。
・・・・・・・しかしながら、前編でも気になった、この映画最大の欠点――「月が全く頭良さそうに見えない」という問題は、一切改善されていません。むしろ酷くなっています。原作に比べると、どう見ても頭が悪すぎです。演技も下手ですし・・・・・・。
対するLは、演技も巧く、キャラクターとしても巧く再現できていたと思います。よくここまでLに近づけたなー、と感心しました。
恐らく、この映画最大の見所だと思います。
映画版デスノートは、原作ファンなら観ても良いと思いますが、わざわざ映画館で観る価値があるかどうかは微妙なところ。
映像になったデスノートが観たいのであれば、映画どころか原作のクオリティさえ遥かに超えたアニメ版デスノートを観ることをお勧めします。伝説になってもおかしくないほど、演出が優れています。
アニメ版を見てしまうと、どうしても映画版が色あせて見えてしまうのですが・・・・・・。
デスノートという作品に対して思い入れが無く、純粋なエンターテイメント作品が観たいという方には、良い映画だと思います。
7点。
多少、説明不足なところもある上に、映画のどんでん返しが原作既読者向けに作られているので、
原作を知らない人は、映画を見る前に一通り読んでおくことをお勧めします。