現状
今週で妊娠8週間(3ヶ月目)になり、一週間くらい前から毎日不正出血でおりもの用ナプキンに真っ赤に染まるようになり、心配になったので産婦人科に電話しました。
過去の記事:
前にも話しましたが、私の通う産婦人科はジュネーヴ市内でも有名な産婦人科医で経験豊富で患者の評価も高く、国連に務める日本人の知り合いから紹介してもらったのですが、彼女自身もここに通っています。ただ、ここの産婦人科は人気がありすぎて予約が取りにくかったり、予約が数ヶ月先までいっぱいで初回診察で何ヶ月も待たされたり、新規の患者を受け付けなかったり、先生もなるべく無駄な検査の数を減らして効率化したり、緊急診療を受け付けないといったデメリットも。
電話を入れる
そのため今回不正出血で電話しても予約がいっぱいでまた門前払いかなと思っていたら、すぐにジュネーブ市総合病院の妊婦用緊急診療に行くように催促されたので、その日仕事帰りの主人と行ってきました。
妊婦用の緊急診療なので予約不要で24時間診療を受け付けており、薬局も24時間無休で営業しているのですが、ここの待合室で診察まで3時間も待たされた
しかも最初の受付で要件を伝える際に、すぐ横が仕切りの無い待合室でそこからの視線をすごい感じる「この人たちはどんな問題を抱えて来ているのだろう?」と興味本位で聞いているのですが、プライベートがないので少し不快に
まぁそんなことで不快になっては海外ではやっていけないのでそこまで気にしませんでしたが
血液検査
受付が終わった後は看護婦による問診と血液検査、尿検査をしてその後3時間後の診療まで待ちました。長かった〜
血液検査では、血液型のプラスかマイナスかを正確に判断するために行い(看護師によれば夫側もしくは妻側がマイナスとプラスの場合は子供に悪影響があり、2人ともプラスだと問題がないみたい。私はプラスだったので問題なしとのことでした)、2週間前も血液検査をして血管が太くなっていたせいか、今回の針入れたときは涙が出たくらい異常に痛かった
ちなみに待ち時間は日本同様緊急度によって異なり、緊急度が高ければ高いほど待ち時間が長く、低いと待ち時間が長いので私は3時間も待たされて複雑な気持ちでした
3時間後にようやく名前が呼ばれ、産婦人科医は比較的若いイタリア語圏の女性でした。
緊急診察と結果
緊急といっても診察の内容は妊婦検査と同様で脱衣後ガウンのまま台に乗り、まずは細胞診?培養検査?といった感染症の検査で膣に器具を入れて開き、棒で細胞をかき取る作業(一瞬で終わる)をしたのですが、この女医の場合は器具などを膣に入れるスピードが早く荒く乱暴に感じられて怖かった改めて産婦人科は安心感を感じられるところが一番と感じました。(=信頼感)
その後は最後の経膣超音波検査(経膣エコー)をして(そこでも早く入れられて怖かった)、赤ちゃんの様子を確認。
先生の険しい顔を見て心配度がMAXになる妊婦(私)と旦那…
しばらくして先生から、
「赤ちゃんも子宮も異常ありません」
この瞬間までドキドキで心配していたのでホッと安心しました。
しかも今日は初めて赤ちゃんの元気な心拍音も一緒に聞こえました!!!
でも、出血はなんなの?
医師もどうやらはっきりとした原因がわからず、
検査も異常が見つからなかったので
よくある感染症の錠剤を数日分を処方してもらってこの日は無事終了。
初期妊娠の出血
診察前に主人と不正出血の可能性について色々調べていたところ、ホルモンバランスの乱れが原因だったり、生理周期で一週間ほど少量の出血がある可能性もあり(私はまさに通常の生理周期が今週にあたる)、特に心配のない出血もあるのでしばらく様子を見てみようと思います。
初めての妊娠、特に妊娠初期の不正出血は流産に繋がるかもしれないと不安になりがちですが、妊娠3ヶ月の流産は染色体以上による赤ちゃん側の問題であるので防ぎようがありませんので赤ちゃんを信じて日頃からストレスを抱え込まないように気長に待つしかなさそうです。
とは言え、予防できることも稀にあるので少しでも異常を感じたら産婦人科に行ってみることをお勧めします。
一緒に頑張りましょう!
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