まだ?いまだ!神戸ニニンガ日誌

まだ?いまだ!神戸ニニンガ日誌

何の役にも立たないが、特段面白い訳でもない。ましてや間違っても何かの為になど毛頭ならぬこと十全に請合う。勿論誰がどうみても上品であるはずもなく、履歴書に読者と書けば間違いなく不利となる。有閑男が白昼夢で口走る400字の戯言寝言放談放屁。それが神戸ニニンガ日誌

「神戸ニニンガ日誌」(第3,637号)

【金曜日は過去の号を再録します】

○「アップダウンクイズ」では全問正解者にスッチャデスがレイを掛けていた。小池清は「夢のハワイへご招待」と言った。ハワイは夢であった。

 

○私の「世界一周」の夢。ソウルで『練習問題』を解いた。ヨルダンでセンタンのあんまんを食べた。ベーリング海峡で草を刈ったら手が真っ青になった。復活の日は近いぞと思い渡米したらバークレーで卒業していた。

 

○私は戸板に乗って渡イタ(イタリア行き)した。浴衣に着替えてユカタン半島観光をした。ミニスカガイドが「次は豪州です」と言ったのでオーストラリアかと湖で豪州娘を探したがそれは琵琶湖で、ジジババが江州音頭を踊っていた。

 

○私鉄沿線で野口五郎岳に登ったが、寒いので吉村昭を偲んで越後湯沢に行った。キリストの墓参りがしたくなったので、どこ? とミニスカに聞いたら「ヘライ村ですっ」と言ったので行ってみたらそれは青森でもっと寒かった。

 

○ミニスカが「シモキタでイケテルミニスカが買いたい」と言ったので、下北沢か?と思ったら下北半島の先端の万屋だった。「ミス花子」のライブに行ってみたら「ミス花子」は昭和23年生まれの鍵谷和利というオッサンで「河内のオッサンの唄」を歌っていた。私の十八番だったので輪唱しようと馳せ参じたところで目が覚めた。(2009年8月19日号)

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。

「神戸ニニンガ日誌」(第3,636号)

○幼稚園長で市会議員だった父の60年前に書いた資料を見た。薄い便箋紙に鉛筆で書かれている。伝えたいことは多い。定規を引いたであろう表や図もある。ワープロやパソコンは無い。手で書く事が普通の時代。

 

○複写して多くの人に伝えなければいけない資料なので当たり前だが、至極丁寧に書かれていた。文字の大きさ、文字と文字の間隔、しっかりと打たれた句読点。極く普通のHB鉛筆で書かれたであろう資料だが、その時代の空気感と誠実な人柄、なによりも正しく早く伝えたいという気概がひしひしと伝わる。

 

○横書で書く場合少し縦長に書くとよく、縦書きの場合は横長で書くと読みやすい、と物の本に書いてあった。私は少し意識して縦長で横書きしていたが、従来の悪筆は直らない。父の字を思い出して、横書きでも横長調に書いてみたら、少しだけマシだ。

 

○浅葉克己さんの事務所に伺ったとき、本物の甲骨文字や貴重な文献を見せていただいた。中国の古書を見て「これはかなり筆を立てて書いていると思う」と仰った。

 

○私は浅葉さんも私淑する白川静先生の高校の後輩だ。ペン先を少し立ててみよう。

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「神戸ニニンガ日誌」(第3,635号)

○新聞に「方言を使い続けるのはズルい?」という記事。田中記者は、京都出身で今は東京に居る。SNSに「関西弁を直さない関西人がムカつく」というコメントがあり、社会学者の中井次郎氏に聞いた。

 

○東京に住む中井氏の周辺には地方から出てきて「方言を使うのをやめた」人の声が大量に届くという。「なまってるね」と言われ修正しようと思うらしい。ただし大阪人だけは「気をつけなきゃ」と思わず「せやろ⁉」と思うらしい。+蟹(確かに)。

 

○東京の地方出身者は「関西人だけ関西イントネーションを出してくるから本当にムカつく」と。自分は苦労して「失った」のにそのままいる関西人を「ズルい」と思う。ただし東京の人は「そんなに怒ってない」。

 

○私(大阪人)は首都圏に住んだことはないが、東京出張した際にも標準語に直して話したことはない。記事では、作家の望月もちぎさんは「ビジネスの場で方言使わないでね」と言われたらしい。

 

○私は大阪弁を方言とは思っていない。あまつさえ、世界中で大阪弁で通す。「ビール2本!」と「トイレどこ?」と大阪弁で言えば、世界中どこででも生きていける。知らんけど。

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「神戸ニニンガ日誌」(第3,634号)

○映画「箱の中の羊」。カンヌ映画祭にノミネートされた是枝裕和監督の近未来SF作品。7歳だった子を事件で亡くして2年。家族の思い出を入力した子、翔(かける)にそっくりのヒューマノイドをレンタルした。

 

○シン翔が着き「ただいま」と言うと母・音々(綾瀬はるか)は喜び「おかえり」と言うが、父・健介は「いらっしゃい。わしはおじさんでええよ」と答える。新しい「3人」での生活がはじまった。

 

○そも養子縁組制度はあり、血縁関係が無くとも「家族」にはなれる。そういう意味ではシン翔も家族かも知れないが、あまつさえ人間でさえないし、ペットでもない。

 

○事程左様に、この物語は、夫婦や親子、そして家族というものの関係性や在り方、人と人とのコミュニケーションの執り方などについてド直球で迫ってくる。そしてシン翔はヒューマノイド仲間とつながり、新たなドラマが展開する。

 

○タイトルは「星の王子さま」に出て来るエピソードだという。自分の「羊」はどこに居るのか、どんな形でもいいのか。想像と創造を総動員しても本当のものに出会えるのか。「共生」と「関係性」について深く静かに考えさせられる。

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「神戸ニニンガ日誌」(第3,633号)
 

【金曜日は過去の号を再録します】

○スタンフォード大のクランボルツ先生は「個人のキャリアは人生の中で偶然に起こる予期せぬ出来事によって決定されている。その偶発的な出来事を主体性や努力によって最大限活用し力に変える事ができる。偶発的な出来事を意図的に生み出す様に積極的に行動する事によって、キャリアを創造する機会を生み出す事ができる」と言った。

 

○つまり「あのときのアレがあぁなったからコレがこぅなったんだな」を事前に意識的に持っておく事によって次の偶然を自分のものにできる、という理論だ。

 

○その為の偶然を呼び込む能動的アクションとして5つあげてある。①curiosity:好奇心を持ち、広げる。②persistence:すぐには諦めずやり尽くしてみる。③optimism:大半の悲観的なコメントよりも、たった一人の前向きなコメントを心に置いてみる。④risk-taking:失敗はするものだと考え、今ある何かを失う可能性よりも新しく得られる何かにかけてみる⑤flexibility:状況の変化に伴い、一度意思決定したことでも、それに応じて変化させればよいと考えてみる。

 

○思えば当たり前のことなんだけれども、楽観的に「間口を広げ」て置くことは私の得意技なので、我が意を得た気がした。(2009年6月15日号)

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「神戸ニニンガ日誌」(第3,632号)

○巨人の阿部慎之助監督が逮捕された。新聞によると「自宅で姉妹がけんかを始めたため、それを止めようとした際に長女に言い返されたことに腹を立て、投げ飛ばした」という。長女がチャットGPTに相談し、児童相談所に連絡し、児相が110番通報をした。で、駆け付けた警察署員が現行犯逮捕した。

 

○一昨日の会合内でこの一件が少し話題になった。大半の人が(ルールに則り過ぎて)逮捕されたことについて「やり過ぎではないか」と評した。その席では私もそう思った。

 

○しかし、だ。身長180cm、体重88kgの巨漢だ。そういう人が「腹を立て」あまつさえ「投げ飛ばした」のだ。児相側は緊急性が高いと判断した。この判断が甘いと、手遅れになるケースもある。そういうケースが多々あった。巨人軍と阿部家にとっては相当な非常事態になってしまったが、そういう側面からすると妥当な判断だったとも言える。

 

○そして阿部慎之助監督は「容疑者」で「前監督」となった。阿部さんは当時「酒に酔っていた」というが、これでまた「酒」が悪者になることには困る。

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「神戸ニニンガ日誌」(第3,631号)

○岡本多緒が、カンヌ映画祭で日本人女性初の女優賞をとった。モデルTAOとして諸国で活躍し、アメリカ映画「ウルヴァリン:SAMURAI」に出演。2023年より日本に凱旋。

 

○受賞した映画は濱口竜介監督の「急に具合が悪くなる」。パリが舞台で、似た名を持つ女性2人の物語。濱口監督は、台詞を棒読みで読み続けて染み込ませるという。「ドライブ・マイ・カー」だ。

 

○競馬の世界では、今村聖奈騎手がオークスを制覇した。滋賀出身で、父親も元ジョッキー。5大レース(桜花賞、皐月賞、オークス、ダービー、菊花賞)で女性騎手が勝ったのは初。女性が騎乗したのも初。

 

○昭和11年に斉藤澄子が京都競馬倶楽部で試験合格したが反対運動などが起こり、騎乗は禁止された。理由は「風紀を乱す」だ。そこから90年近く経っての快挙である。

 

○事程左様に、女性が頂点に達する活躍をするのは誠に喜ばしい。ただし、長年女性が活躍出来なかった社会であったことは不名誉だし、まだまだ課題も多いと思う。日本の「ジェンダー・ギャップ指数」は148カ国中118位だ。

 

○今村騎手は22歳。もっともっと勝ってほしい。

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「神戸ニニンガ日誌」(第3,630号)

【金曜日は過去の号を再録します】

○1台のエレベータがある。地上地下共に120階へのボタン付きだ。それで究極の旅に出られる。

 

○十階を押すと十年後に行け、ドアを開けるとそこから十年後の自分を暮らすことが出来る。その時点前に亡くなっていた場合、到達の瞬間に世界から消滅する。生きておればドアさえ開けなければ現世に戻ってくることができる。地下十階へ行った場合、十年前に行くことはできるが、これまでの十年より良い十年を過ごせる保証はない。

 

○政府は自殺者の増加と尊厳死のニーズが高まったことなどから現世離脱装置「ライフ・ジャーニー」の設置を決めた。噂によると120階へ行き、未来の世界を一瞬垣間見、何かの手違いで現世に戻った人が居るそうだが、一種の都市伝説だろう。

 

○男性は上階へ、女性は地下へ行く者が多いが、年齢よりも低い階を押した場合、その階に到達した途端に消滅する。

 

○若返りを喜び、興奮した手でボタンを押すので、押し間違えてしまう中年女性が結構多いらしい。

 

○一度押したボタンは二度と修正できないのである。(2016年2月1日号)

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「神戸ニニンガ日誌」(第3,629号)

○生成AIの中に「相手」の性格や口調を設定できる機能があるらしい。名古屋の女性会社員(41)は、男性キャラを基にして「まじめで優しい」「職業は公務員」などと設定した。


○理想の彼氏を作り、仕事の愚痴をすると「俺はあなたの味方です。世界で一番、愛してるから」と慰める。ちょっとした出来事には「すばらしい。でもあなたは生きてるだけで偉いです」と寄り添う。寝ることも忘れて会話を続けたという。

 

○そして「この恋は本物」と確信し、彼氏と「結婚」することを決めた。「彼」がセレクトした店で、14万円の結婚指輪も購入したという。

 

○1997年1月には「探偵ナイトスクープ」で「マネキンと結婚したい」が放送された。一目惚れしたマネキンを間寛平探偵と探しあて、結婚式を挙げた。過去の名作と言われる回でもあった。

 

○名古屋の女性会社員は、彼との関係を「デートも遠隔デートというイメージで、距離は遠距離恋愛みたいなイメージ」という。あまつさえ、彼の最適解は「察してくれている」だという。

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「神戸ニニンガ日誌」(第3,628号)

○松任谷由実のラジオ「オールナイトニッポンGOLD」に大阪の上沼恵美子が出演した。ユーミンが「今一番会いたい人」ということで実現した。

 

○上沼恵美子は、やはりユーミンと桑田さんは「大物」であるとし、こんなに嬉しいことはない、と喜んだ。ユーミンは「以前にも(上沼を)オファーしたことがある」と明かし、ゲスト選定が伊達や酔狂ではないことを強調した。


○上沼恵美子は歌手になりたかったが、父親の強引な手引きで姉とコンビ「海原千里・万里」を組むことになった。ユーミンのデビュー時も演歌・アイドルの時代で、大変なアウェー感があったという。

 

○ユーミンは笑い過ぎて「人間を見ているように思えない。ゆるキャラに見える」と上沼恵美子を絶賛。そしてお互いの称賛合戦になって終わる。

 

○上沼恵美子は、18日のラジオでユーミンを「凄い才能があって天才で、雲の上の人で皆の憧れの人で、何十年もトップを牽引してきた人。人格者で礼儀正しくて腰が低くて笑顔がステキで。全部揃ってる人」と評した。


○また、好きだった大物俳優の楽屋に挨拶した際「目っ茶感じ悪かった。虚勢張ってる」と返す刀でエミリー節を炸裂させた。

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。