まだ?いまだ!神戸ニニンガ日誌

まだ?いまだ!神戸ニニンガ日誌

何の役にも立たないが、特段面白い訳でもない。ましてや間違っても何かの為になど毛頭ならぬこと十全に請合う。勿論誰がどうみても上品であるはずもなく、履歴書に読者と書けば間違いなく不利となる。有閑男が白昼夢で口走る400字の戯言寝言放談放屁。それが神戸ニニンガ日誌

「神戸ニニンガ日誌」(第3,652号)

○朝日新聞に「紙? デジタル?」という記事。改正学校教育法で「デジタル教科書」が正式な教科書となった。小学校では2030年度から使われる。

 

○導入にあたり①紙のみ②ハイブリッド③デジタルのみの3通りの教科書から選ぶ。小4以下はデジタルのみは認めない。川崎市立中学のS教諭はデジタル使用で「生徒が班ごとに相談したり、自分で考えたりする時間が増えた」と言い「どちらを使うかは子どもたちに選ばせてほしい」という。

 

○私は、そうすると大半の子どもはデジタルを選ぶと思う。昭和の子どもに比べるとひ弱になっているので、重いものは持ちたくない。デジタルは、英語のヒアリング等には向いていると思う。

 

○スウェーデンでは、どこよりも早くデジタル化を進めてきたが「スクリーンからバインダーへ」と紙に戻す運動が起きた。相関は不明だが、学習到達度調査で成績低下があり「まずは紙で基礎的な知識を身につけるべき」という論で方針を転換した。

 

○だから新聞も紙で読む。私は紙が好きだ。おぉ紙よ、紙様よ。

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。

「神戸ニニンガ日誌」(第3,651号)

○黄信号は「注意して進め」ではなく「止まれ」の意味だという。教習所で習ったか。約半世紀前のことだ。

 

○「青信号」というが、あの色は緑色に近い。「青緑」という色なのかも知れないが、どちらかというと緑が勝っているように思う。そういえばグリーンな山や木々を「青々とした」と表現することもあるし、そも「青葉」という言葉も日常的に使う。紺碧という言葉の「碧」色に近いのかも。神戸・元町の台湾料理「青葉」は、素朴で美味しいね。だからと言って今更青信号のことを緑信号と呼んだところでコンランショップが増える、あいや混乱が増す。

 

○私は競馬をやらないので知らないが、馬の真っ黒な毛を「青毛」と呼ぶらしい。そういえば山口小夜子のような、つやつやの黒髪を「緑の黒髪」と呼ぶね。そういえば打ち身の部分がアザになり「青タンが出来た」というが、あれも特に青い訳ではない。

 

○そういえば日経夕刊で連載中の「ポワールのソルベ」(中島京子)では、主人公の次郎が行く病院の医師は「海外の医療ドラマで医師がまとっているような群青色の上下を着ていた」と。次郎はその医師を「ドクター・ライトスカイ」と呼ぶ。

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「神戸ニニンガ日誌」(第3,650号)

○珈琲を飲む。コバエが溺れていることがある。明治38年生まれの祖母は「コバエ毒ナイ!」と言っていた。小匙でそっと除く。溺れているから分かるが「タイタニック」のジャックのように沈んでいたら分からない。コバエや蚊は浮くが、蟻やダンゴムシは沈んでいそう。心配性の人は匙でサルベージしながら飲む。

 

○丹波の鰻屋「辻判」のタレは200年間継ぎ足されている。江戸時代後期の小判が隠されている可能性がある。

 

○有馬温泉の金泉は、濁っている。やはり底は見えない。鴨が居たら除けるが、トドが沈んでいても見えない。人魚が沈んでいたら抱きつく。新開地・朝日温泉の「黒湯」はもっと黒いらしい。

 

○寺田寅彦の随筆『茶碗の湯』は「ここに茶碗が一つあります」で始まる。そして湯全体に下から上へ「流れ」が起こる。それによって海流の仕組みがわかる。冬の北風、夏は南風。朝凪・夕凪の仕組みなど自然のできごとが分かる。地球物理学者で「ニュートン」の編集長だった竹内均は、15歳のときに「茶碗の湯」を読んで物理学者を目指した。そういうことを連想しなければ。人魚では駄目だ、屈ッ。

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「神戸ニニンガ日誌」(第3,649号)

【金曜日は過去の号を再録します】

○台風12号の爪痕も癒えないのに15号も遡上し、大雨を降らせた。16日に東京でゴリラ鯨雨(強烈なゲリラ豪雨)に遭い、20日にも神戸でゴリラ鯨雨に遭った。かつてはジェーンだ、
室戸だ、伊勢湾 だと大きな台風には名前が付いた。12号も28号が良かったのかも知れぬ。ガォーッ。

 

○台風進路を予測する地図では、分度器で付けたような線で示されるが、あれはほぼその真ん中を通るという。

 

○地震については予知が難しいのに地震調査本部だけで年間10億以上の予算を使っておる。地震の予知が難しいのはもう明らかなのではないか。であれば予知で使っている予算を災害発生時の人命救助や、避難所での緊急度の高い物資備蓄費、あるいは防災のための資金などに回せないものか。

 

○地球誕生以来地震・台風は起こっており、地球も人類のために地球をやっている訳ではない。恐らく近い内に東海地震も来るし、富士山も噴火するだろう。

 

○私たちは阪神・淡路大震災や東日本大震災等から何を学びとらなければならないのか。「土砂降り」という言葉は昨今の大雨による土石流災害を現し、警告していたのかも知れない。
(2011年9月22日号)

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「神戸ニニンガ日誌」(第3,648号)
 

○新たなテーマパークの誕生だ。が、町の公園だ。超少子化が進み、閑古鳥も鳴かない公園を65歳以上限定のシニア専用公園に改修した。それが[ELDERPARK]だ。介護者と介護犬は入園可。

 

○すべると危ないので、すべり台はコンベア式で、滑るというよりも運ばれていく。揺れると危ないので、ブランコは動かず周囲のスクリーン画像が動く。砂場は「墓場」を連想するので、サンド+場所で「サン場」と言う。城を作る男性が多い。60年前の元球児がキャッチボールをしている。球速60kmなので安全だ。

 

○ベンチに座ると昭和歌謡が聴こえる。70年代・80年代と選択できる。女性はここであや取りをしたりリリヤンをする。その横では血の気の多い漢達がベーゴマをしている。当然金を賭けている。

 

○半世紀前の元暴走族と元レディースの老婆がゴルフ場のカートの様なものを乗り回している。駄菓子屋ではチクロ満載の黒棒や、どピンク色のゼリーがよく売れる。当然の様にビールやどぶろく、三ツ矢サイダーやバヤリースやチェリオが置いてある。嗚呼、夢のようなパークだ。

 

○前期高齢者の私は、入園権があるが行きたいとは思わない。

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「神戸ニニンガ日誌」(第3,647号)

○遂にネタが切れた。過去作を参考にアイちゃんに書いてもらおう。アイちゃんは、AIさんの呼び名だ。これは楽ちんだ。

 

○アイちゃんは梅雨時の事をテーマにした。書き出しは「梅雨も本番、神戸の街もしっとりと濡れそぼっている」と。今日はまだ降ってないが、まあいいか。雨が続くので「家でゴロゴロと白昼夢を貪るに限る」。あまつさえ「紫陽花ばかりが妙に艶かしく、生き生きと咲き誇っているのが癪に触る」と。私の文体に似せているのだがこんな風に書くのかな、俺。

 

○そして「昔の人は『雨奇晴好』などと宣い、雨の景色もまた一興と風流を気取ったものだが、凡夫の私に言わせれば、ただただ洗濯物が乾かぬ不条理の塊でしかない」じゃと。そうか、私は凡夫なんだ。

 

○その後「低気圧のせいか、頭ではなく腹の虫ばかりが『グー』と自己主張を始める始末」そうか、低気圧は腹が減るのか。最後は「結局のところ、雨が降ろうが槍が降ろうが、私のやることは食うて寝る、それだけで完結するのである」と。正鵠を得ているだけに凡夫は苦笑するしかない。

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「神戸ニニンガ日誌」(第3,646号)

○新聞に臨床心理士の東畑開人が「ここ数年、本を読めないことについての本の多くがベストセラーになった」と書く。また「『読書離れ』の最終局面かもしれない」と。

 

○どんな本かとアイさんに聞くと(AIのことをアイと言う)稲田豊史『本を読めなくなった人たち』や若松英輔『本を読めなくなった人のための読書論』などがある。本を読まない人や読まなくなった人はこの本も読まない。それが「ベストセラー」だ。はたして誰が読んでいるのか。

 

○「最終局面」で連想するのは、18時以降のスーパーだ。夜近くで割引シールが貼られる。貼るのを横で待ってるおっちゃん(私)まで居る。閉店が決まった百貨店の営業最終日にお客が殺到する。「最終局面」に関する本を買う人が多く「ベストセラー」になるのはそれに近いように思う。

 

○東畑氏は、読書離れは「個人的なものとそれを守る力全般が危機に瀕している兆候」だという。スーパーに行くおっちゃんは、4割引の天ぷらをゲットする力全般が危機に瀕している、屈ッ。

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「神戸ニニンガ日誌」(第3,645号)
 

【金曜日は過去の号を再録します】

○ドイツやデンマークの幼稚園では、雨天でも外で遊ばせる。「天気が悪いのではなく服装が悪い」と、カラフルなヤッケの子が泥んこになってはしゃぐ・遊ぶ。

 

○日本の母親は「汚れる」「不衛生」「風邪ひく」「怪我する」と子供の楽しみを奪い、自分の事しか考えていない理由で反対する。風邪をひいたら「ソレみたことか」と言う。そんな親の子だから風邪をひいたのに。

 

○英国紳士は日々傘を持つが、実際には雨が降ってもあまり使わない。雨の御堂筋(欧陽菲菲)で観察すると、大半がビニル傘。コートの熟女も、背広の紳士もビニル傘。視界が確保できどこに忘れてもよいので気楽であるが、なんだかなぁ。

 

○釣り道具屋の店先で帽子のような笠が置いてあって、思わず買いかけたがアレで電車に乗ると夕刊に載りそうなので止めた。萬屋錦之介は「破れ傘刀舟悪人狩り」で「てめえら人間じゃねえ!叩っ斬ってやる!」と悪人を斬っていくが、いつしか雨がシトシト降るという演出が憎い。「子連れ狼」の主題歌では雨の様子を「しとしとぴっちゃん」としたが、表現が巧いねェ。(2012年2月23日号)

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「神戸ニニンガ日誌」(第3,644号)
 

○作家の柴崎友香が、新聞に面白いことを書いている。「電子書籍を、音声朗読版ではなくスマホやタブレットの読み上げ機能を使ってときどき聴く」と。その際にAIは漢字の読みを間違えるという。柴崎さんは「不思議な読み方をする」と報告している。

 

○例えば「大西洋」を「おおにしひろし」と読むらしい。柴崎さんは「『洋』を『ひろし』と読む方が難しい気がする」と考えている。で「エリザベス一世」は「エリザベスかずよ」と読むらしい。山田花子の「エリザベスよ!」以上のインパクトがありますな。

 

○あまつさえ、「金持ち」を「きんもち」と読む。柴崎さんは「金」は「かね」「きん」「こん」と読むかは「前後を参照するしかない」と言う。また「黄金」は「おうごん」とも「こがね」とも読め、双方間違いではないだけに奥が深い。

 

○仮に「金水正」という名前の人が居たとしたら「きんすいせい」と読むかも知れない。或いは「こんすいしょう」か。なんだか「こんちくしょう」みたいだね。人の名前で遊んではいけませんよ。

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「神戸ニニンガ日誌」(第3,643号)

○日めくりが大小2つある。小にことわざ、大に格言がある。それを日々書写する。元旦「初心忘れるべからず」に「その日その日が一年中の最善の日である(エマーソン)」だ。

 

○ことわざと格言がリンクする。6月12日「猫の手も借りたい」に「一日延ばしは時の盗人である(上田敏)、5月22日「下手は上手のもと」に「想像力は知識よりも重要である(アインシュタイン)」など。

 

○あまつさえ、新聞トップ記事の見出しを書写するが、それがリンクする。2月15日「男女賃金格差縮小鈍る」に「脱皮できない蛇は滅びる(ニーチェ)」や、2月18日「りくりゅう『金』」に「志を立てるのに遅すぎるということはない(ボールドウィン)」、6月2日「食卓の味方鶏肉が高騰」に「望みを持ちましょうでも望みは多すぎてはいけません(モーツァルト)」など。

 

○奇跡的に見出し、格言、ことわざがリンクする。6月11日「デジタル教科書正式導入」に「子供には全ての最も大きな可能性がある(トルストイ)」に「雨降って地固まる」や、1月30日「中道、巻き返しへ組織戦」に「約束は必ず守りたい(菊池寛)」に「去る者は追わず」だ。教訓萌え。

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。