まだ?いまだ!神戸ニニンガ日誌

まだ?いまだ!神戸ニニンガ日誌

何の役にも立たないが、特段面白い訳でもない。ましてや間違っても何かの為になど毛頭ならぬこと十全に請合う。勿論誰がどうみても上品であるはずもなく、履歴書に読者と書けば間違いなく不利となる。有閑男が白昼夢で口走る400字の戯言寝言放談放屁。それが神戸ニニンガ日誌

「神戸ニニンガ日誌」(第3,627号)
 

○永六輔さんは「えい」という名前がある限り「容疑者A」は止めてほしいと言った。「A」で思い出すのは横尾忠則さんだ。長男に「A」、次の子に「B」と付けたという。確かに娘さんの名前は美美さんだ。

 

○容疑者Aでは、神戸の連続児童殺傷事件だ。犯人は当時14歳で「少年A」と呼ばれた。自ら「酒鬼薔薇聖斗」と名乗り、現在も元少年Aと呼ばれる。

 

○閑話休題「えい」という姓はあるが「びぃ」という姓はあるか。美井や備居はあるのかも知らぬ。「しぃ」では共産党の元委員長・志位和夫が居る。

 

○「でぃ」はいないと思うが、蝶美・蝶子(現パピヨンズ)のギャグは「てい!」である。「いぃ」となると、井伊直弼が居る。「えふ」は無いと思うが、わかぎゑふさんが居る。ゑふさんは、確か「ふみこ」で、イニシャルを芸名にした。「じぃ」は、地井武男が居るが、あれは「ちい」か。「えいち」もないだろうが、妹尾河童さんの「少年H」は読んだことがある。俺はエッチじゃないよ。

 

○こんなことをZまでする紙幅はない。ウルトラマンを倒した最後の怪獣は「ゼットン」だよ。それがどうした竹下景子。

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。

「神戸ニニンガ日誌」(第3,626号)

【金曜日は過去の号を再録します】

○古代ローマ時代の英雄が何万人に演説する。それに「ウオーッ!」と盛り上がる何万人。というような映画がよくあるが、あれは本当にあの何万人にマイクスピーカー無しで演説が聞こえていたのだろうか。いかにローマ人の建築がスバラシいものでも何万人もの聴衆に肉声を届けることなどは出来なかったように思う。前方の数百人だけにかろうじて聞こえ「ウオーッ!」となって、その「ウオーッ!」がウエイブしていっただけの話なのではないか。

 

○甲子園で原監督が審判に抗議して、何を言ってるかは分からないが「原のボケナスッ!何審判にタテついとんねん!」というウエイブが4万人に伝播するようなもんである。

 

○為政者とその取り巻きは「ウオーッ!」で総意を得たことに満足し、政治を進めていたのであろう。記録者はかなりの地位を持った者であった筈だ。為政者の肉声が聞こえる位置にいたのであろう。

 

○事程左様に歴史というものは勝者の歴史である。伝わっていなくても伝わったことになる。承認していなくても承認したことになる。

 

○それから2千年以上が経った今、為政者と臣民との関係はほぼ変わっていない。(2013年6月3日号)

 

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。

「神戸ニニンガ日誌」(第3,625号)

○イランが「機雷を装着したイルカ」を軍事的に利用する予定だ、という米国のニュース。ホルムズ海峡封鎖への対抗措置として機雷イルカでの米軍艦攻撃を計画している、というもの。イラン側はこのニュースは虚偽の創作で、情報操作であると否定した。

 

○しかし、そんなことの可能性がゼロかというと、そうではない。軍用イルカは、過去実際に実行されてきた。あまつさえ、イラク戦争(2003年)では機雷探知にイルカが使われた。

 

○私は映画「イルカの日」(1973年)を映画館で見た。たぶんパンフレットもある。海洋動物学者が調教したイルカが人と「会話」ができた。しかし、そのイルカは大統領暗殺計画に使われる予定だったのだ。米国は1950年頃から「米海軍海洋哺乳類計画」を実施していたという。事程左様に「動物いじめ」(桂朝丸)していたのは米国も同罪である。

 

○そんな米国のシー・シェパード等に、日本の鯨・イルカ漁を邪魔され続けていることが非常に悔しい。

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。

「神戸ニニンガ日誌」(第3,624号)

○大谷翔平に11戦本塁打が無く、ベンチで頭を抱えるシーンを見た。笑顔がなく、楽しそうではない。大谷選手は、全スポーツ競技の選手の中でも世界の頂点に位置する選手だ。

 

○そんな世界一の翔平でもスランプだ。それを思えば私の現状などは、翔平のそれに比べれば屁でもないと言えば屁が怒ってくる程の低い屁度スランプが起こる。たまに忙しいときに限って締切が重なるとか、何もない平地でコケそうになった途端に覚えていたことを忘れるとか。桂米朝師の「算段の平兵衛」にある「弱り目にたたり目、泣き面に蜂、貧すりゃ鈍する、ワラ打ちゃ手ェ打つ、便所へ行たら先ィ誰か入っとる」という事が年に数回は起こるのよ。

 

○私が翔平に言えることは、打てないから楽しそうじゃないけど、楽しそうに野球をしていないから打てないのではありませんか、ということだ。野球少年、野球小僧という原点に戻って野球を楽しみましょうや。

 

○SLUMPには「寄りかかる」という意味もあるらしい。こういう時こそもっと家族や友人に寄りかかってもよい、と思う。

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。

「神戸ニニンガ日誌」(第3,623号)

○「親方、若隆景が平戸海を突き落としましたね」「そうですね。平戸海のカイナが空いたところをわたたかかげが上手く落としましたね」「親方、若隆景です」「平戸海が正面からまわしを取りにいったところをわかかたかげは読んでましたね」「親方、若隆景です」

 

○「琴勝峰に勝った草野も粘りの取組をしましたが、平戸海ももう少し慎重にいってほしい」「親方、草野はもう義ノ富士です」「物言いがついて草野に星が付きましたが、まだ初日ですからね」「親方、義ノ富士です」

 

○「次の取組は新大関の霧島が隆の勝と組まれています」「先場所では霧馬山が12勝で優勝しましたが、霧馬山が強かったというよりも、やはり他の力士がちょっと不甲斐なかったですね」「親方、霧島です」

 

○「親方、この後の取組ではどこが注目ですか」「そうですね。やはり結び前の琴ノ若と若碇ですね」「親方、琴櫻と藤ノ川です」「えっ、そうなんですか」「ダメだこりゃ」

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。

「神戸ニニンガ日誌」(第3,622号)

○鳥山まことさんの『時の家』。人文学部の学生さんに教えていただいて読んだ。

 

○青年が家に忍び込み、家の細部を描く。これでもかという程に細かく観察し、繊細に描いていく。青年はかつて近所に住んでいた。記憶と記録が交錯する。鳥山さんは建築士で、詳細ぶりには事欠かない。

 

○細密過ぎるのは、最初の住人の藪さんが凝りに凝って設計し、建てた家だからだ。「取手」ひとつでも「指先をただ受け入れるだけではない、どこか向こうから寄り添ってくるような形をしていた」のだ。アフォーダンスの強度が強い。

 

○あまつさえ、大森荘蔵の時間論や存在論をも超え、家が自らその半生を語るように、これまでの住人との関係性や細部に及ぶ役割と機能が明かされていく。藪さんの次に住んだ緑さん、そして脩さんと圭さん夫妻。青年は、青年の手は家を巡る物語と歴史を細密画よろしく家の悉くを復元する。

 

○家の最期に於いて青年は「これまでにどれほどのものを掬い損ねてきたんだろうか」と省みる。物事には始まりがあり、終わりがある。私にとって家とは何なのだろうか。

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「神戸ニニンガ日誌」(第3,621号)
 

○トランプ大統領がまた狙われた。ワシントンでの記者夕食会に、武器を持って強行突破しようとした容疑者が取り押さえられた。或る程度の所までとはいえ、警備の網をダッシュして突破した。

 

○大統領はすぐに会見し「シークレットサービスは見事な働き」と評したが、そこまで突破させたという時点で完全に機能できなかったという事にはなると思う。

 

○クリント・イーストウッドの映画「ザ・シークレット・サービス」では、老いた大統領警護官が大統領を暗殺者から守る。容疑者との電話で「お前がどんなに扮装しても俺は目で分かる」と言う。今ではAIが判別するだろう。

 

○トランプは会見でリンカーンの名前を出し「最も大きな影響を与え、最大の貢献をした者が狙われる」と嘯いた。

 

○日本の警察は米国に比して警護体制が弱く甘い。安倍元総理は奈良で斃れ、岸田文雄首相も和歌山で危機に瀕した。


○映画では手製の銃が凶器になる。奈良や和歌山でも手製銃やパイプ爆弾が使われた。「銃社会」は、今やアメリカや諸外国だけの話ではない。

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 「神戸ニニンガ日誌」(第3,620号)
 

○4月22日、岩手県大槌町で山林火災が発生した。昨年2月には同県・大船渡市で大規模な山火事があったばかりだ。空気が乾燥し、風も強い。この季節は特に要注意なのかもしれない。

 

○大槌町では27日に雨が降った。現地の人は「こんなにありがたい恵みの雨と思ったのは初めて」と言う。政府はこの火災を「局地激甚災害」に指定する。復旧費用の半額が国の補助となる。

 

○降雨と消火活動の結果、大槌町の吉里吉里地区でも避難指示が解除となった。「吉里吉里」で思い出すのは、井上ひさしの「吉里吉里人」(1981年)である。ぶ厚い単行本で読んだ記憶がある。本棚のどこかにあるのだが、分からない。調べたら「二段組で843ページにおよぶ辞書並みの分厚さ」とあった。

 

○大槌町の火災は、これまで1633ヘクタールに及んだという。約16㎢である。大槌町の面積は約200㎢で、大阪市(225㎢)の面積ほどもある。

 

○焼失した16㎢は、私の住む大阪市M口市の13㎢よりも広い。

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 「神戸ニニンガ日誌」(第3,619号)
 

○ロンドンマラソンで、ケニアのサウェ選手が1時間59分30秒の世界新記録で優勝した。公式レース初のフルマラソン2時間切りが実現。50メートルを8.5秒台、100メートルを17秒台で走り続けなければこの記録は出ない。私の全力疾走よりも早いぞ、屈ッ。

 

○中国では人型ロボットがハーフマラソンで人間記録を上回る50分26秒の記録を出した。フルで換算すると1時間40分52秒だ。こういう事もシンギュラリティと呼ぶのか。囲碁や将棋もAIが人間に勝っているが、高齢者向け等にほどよい「負け役」になる等の応用が効くのではないだろうか。

 

○中国のロボットが「ロボコップ」や「ロボット兵士」に至るのは時間の問題のように思える。そしてアトムまでいくかも知れない。

 

○サイバネティクス(生体と機械の通信と制御を統一的統御)の枠を超えてもアシモフの「ロボット3原則」が順守されてほしいと願う。しかし、アンドロイドが西部劇の「負け役」になる映画「ウエストワールド」の世界観が保持されたり、諸国がロボット3原則を守らなければならない保障は今のところどこにもない。

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。

「神戸ニニンガ日誌」(第3,618号)

【金曜日は過去の号を再録します】

○「何黙ってんねん。もっと盛大鳴きぃな」「こんだけ暑かったら無理やて。熱中症なるわ」「熱中症のセミなんか聞いたことないわ」

 

○「隣のご主人見てみい。いつもエエ声で鳴いてはるで。三橋美智也級や」「例えが古過ぎるやろ。猛暑日は蚊も飛ばんねんで」「あんたはセミや、アホ」

 

○「こないだ夜に鳴いてたやろ」「あぁ、昼寝が過ぎてちょっと夜に…」「若いオケラを呼んどったんやろ」「もうそんな元気ないで、ワシ」「昨日も晩帰ってこんかったがな」「へへっ、ちょっと夜の蝶のトコまで」「アホ、あの店は全部蛾や!ぼったくりやで!」

 

○「明日は朝から鳴きや」「龍角散あるか」「浅田飴しかないわ!ほんでもうミンミン鳴かんとってや。格好悪い」「あかんか」「クマゼミはシャンシャン鳴かなあかんねん」「アブラゼミのものまねしてみたんや。セミ界のコロッケや」

 

○「ゴボ天みたいな顔して何いうてんねん。それにしてもホンマ今日も暑っついなぁ」

≪とある樹上にて≫(2018年7月26日号) 

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。