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まだ?いまだ!神戸ニニンガ日誌

何の役にも立たないが、特段面白い訳でもない。ましてや間違っても何かの為になど毛頭ならぬこと十全に請合う。勿論誰がどうみても上品であるはずもなく、履歴書に読者と書けば間違いなく不利となる。有閑男が白昼夢で口走る400字の戯言寝言放談放屁。それが神戸ニニンガ日誌

「神戸ニニンガ日誌」(第3,695号)

○新聞によりますと、国が推奨している成人1日の歩数は8千歩で、高齢者は6千歩。歩かなくても身体活動量「3」以上を60分以上(高齢者は40分以上)した方がよい、と。達成しているのは46%に留まる。

 

○「60分以上」と言われても60分で8千歩はいかないと思う。今週の私は月=6千歩、火=5千歩、水=5千歩だ。デスクワークしてる人はこんなもんよ。知らんけど。

 

○で、身体活動量「3」というのは「座る」=1、「掃除機」=3.3、「風呂掃除・床磨き」=3.5であると。例えが何だかなぁであるが、健康と同時に住まいもぴかぴかになる、と。

 

○先日の神戸新聞で、作家の貴志祐介が、男性平均寿命は81歳なので「それくらいは生きられるだろう」と楽観しているが「平均とは、何においても高いハードルである」と書いた。あまつさえ、古希(70歳)のことを「近ザラ」と言うらしい。「近年はザラ」ということ。

 

○とはいえ、連日連夜掃除機をかけ、風呂を洗い、床を磨くことは果たしてよいことなのか。悪いことではない、ということはわかる。

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。

「神戸ニニンガ日誌」(第3,694号)
 

○この歳になると、夜中に1度や2度は目が覚める。用を足してまた寝る。昨日も11時に寝、午前2時に目が覚めた。用を足してまた横になった。

 

○丑三時にも関わらず、これが寝付けない。5時起床人であるので、この時間帯には寝ておきたい。悶々として、4時40分頃になって漸く寝たが、5時にスマホに起こされた。あ~、無茶眠い。

 

○都会には快眠サロンやリラクゼーション室というのがある。小さくヒーリング音楽がかかり、癒しのアロマが香る。昼寝はそれでよいのか。

 

○俺がオーナーであれば、会議中の部屋、授業中の部屋、会葬の読経席、市電並みの振動室、「早よ、起きや!」というオカンの声が鳴り響くベッド、などを用意する。寝てはいけない状況でこそ、短く深い眠りが得られるのだ。

 

○そういえば、昔K南女子大で百人の女子大生に講義をした際、部屋の電気が点いた時、95人が寝ていた、屈ッ。

 

○こうなったら、俺を不眠症の集会に呼んでくれい。

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。

「神戸ニニンガ日誌」(第3,693号)

○映画「ラスト・サバイバー」。リドリー・スコット監督の最新作だ。2035年、何があったか知らないが、もの凄い病原菌によるパンデミックで、人類はほぼ滅亡した。そして生き残った僅かの人間が奪い合い、殺し合っている。

 

○主人公は、整備士でパイロットのヒッグ。元軍人の怖いオッサンと元空港での共同生活。犬のジャスパーが良き相棒である。

 

○ヒッグの風貌は、かつての西部開拓時代を描いたウエスタン映画のジュリアーノ・ジェンマに似る。しかし、近未来の都市は、開拓し尽くした後の跡形でしかない。原住民も開拓者も、近寄って来た者はすべて「敵」で、排除される。

 

○6日「正平調」(神戸新聞)では、同作品を「ホッブスの著書『リヴァイアサン』にある原初の人間の状態「万人の万人に対する闘争が展開される」と書いた。

 

○滅亡に向かう世界で生きていく為には、死なないようにすることと殺すことである。監督は、人間のエゴ的本質を容赦なく描く。

 

○ラストで、僅かではあるが希望のようなものを感じ、これを観た者を救う。

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。

「神戸ニニンガ日誌」(第3,692号)

○今年の「イグ・ノーベル賞」が発表された。この賞は、雑誌編集者のマーク・エイブラハムズが1991年に創設。「人々を思わず笑わせ、そして考えさせる」研究に与えられる。授賞式参加の渡航費や宿泊費は自己負担で、賞品はコピー用紙の賞状と10兆ジンバブエ・ドル札。

 

○これまで日本の研究者は、「たまごっちの発明」(1997年、経済学賞)「カラオケの発明」(2004年、平和賞)「電気を通した箸とストローで塩味を感じやすくする研究」(2023年、栄養学賞)「多くの哺乳類が肛門で息をすることができることの研究」(2024年、生理学賞)などを受賞している。

 

○昨年は「シマウマのようなしま模様を描いた牛がハエに刺されないようになるかを調べた研究」で生物学賞を受賞。日本人もなかなかやるじゃないか、ってお前何様やねん!

 

○で、今年も日本の研究者の「正しい鼻のかみ方」が医学賞を受賞した。これで日本の研究者の受賞は20年連続となった。日本人もきちんとやれば出来るんじゃないか、ってホンマ何様やねん、俺様。

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。

「神戸ニニンガ日誌」(第3,691号)

【金曜日は過去の号を再録します】

○大阪ではよくイチビる人のことを「イチビリ」と申しまして、私などはよく「お前何イチビっとんねん!」などと言われたものです。大阪駅前第1ビルのことを略して「いちびる」などと申しますが、当然これはイチビリとは関係がございません。

 

○料理屋で「鯵、イチビいる?」と聞かれてもそれは「一尾要る?」のことなので、そんなことでバビってはいけないわけです。

 

○似たものによくイキる人のことを「イキリ」と申しまして、私などはよく「お前何イキっとんねん!」と言われたものでございます。お産のときには「いきむ」そうですが、イキリとは関係のないことでございます。

 

○似たものによくおチョケる人のことを「チョケ」、チョカチョカする人のことを「チョカ」といい「あいつちょっとチョケやな」という用例がございます。

 

○その他何にでも嬉しがる「ウレシガリ」やすぐにホタエるや、イッチョガミという症例もございます。あ、病気じゃないか。

 

○それもこれもすべては牧村史陽先生の「大阪ことば事典」(講談社)に載っておるのでございます。私はこの本を夜毎熟読しておるのでございます。(2016年9月27日号)

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。

「神戸ニニンガ日誌」(第3,690号)

○髪を金色に染めている人と話すとき、私は少し緊張する。年寄りでもないのに染める人は昭和の時代では少し不良がかった人であったが、今は犬もお玉も誰かれ構わず染めておる。

 

○癖毛がきつい人を直毛の人は「天然パーマ」という。癖毛と言われるのも嫌だが、天然パーマと言われるのも嫌だ。あまつさえ略して「天パー」と言われ、より嫌だ。「パー」の部分が「くるくるパー」の要素を含んでおり、そのようにマウントを取られることに屈辱を感じる。

 

○母親が癖毛で、それを受けついだと思う。中学時分などは母を恨んだ。しかしだ、母とてなりたくてなった訳ではい。母の母も癖毛だったような気がする。誰かを恨んでも詮の無いことである。

 

○閑話休題、金髪の人と話す際、英語で喋るべきではないかという或る種の強迫概念が働くのだ。英語難民だった私は、金髪=英語という公式から逃れられない身体になってしまっている。

 

○生まれつき金髪の人を「天然金髪」と言わないのは何故なのか。略して「天金」。そもそもあれは金色か?

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「神戸ニニンガ日誌」(第3,689号)
 

○TV「ドキュメント72時間」。仏・パリにあるマンガ喫茶の3日間。日本の漫画本が2万冊あるという。漫画本の販売もしている。漫画オタクの息子と母が18年前に始めた。

 

○大学院生、5時間かけてやってきた姉妹。そして親子連れ。種々雑多な老若男女が漫画を読み耽っている。日本のような机の仕切りや個室は無いようだ。

 

○「SPY×FAMILY」「鬼滅の刃」「進撃の巨人」「推しの子」「火の鳥」「NARUTO」…。「GTO」を読んでいる女子は「こんな先生フランスにはいない」と言う。おそらく日本にもいない。多くの作品が仏語に翻訳されていることに驚く。日本のクールジャパン機構が、巨額の赤字を出して終了となるが、政治が主導しなくともバリューは伝播する。


○小学生は、最初は右から読むことに抵抗があったが、すぐに慣れたという。元の台詞は縦書きで、翻訳しても右綴じで右開きとなる。多くのフランス人は漫画に出会うまで右綴じの本を読んだことは無かったと思う。

 

○3万数千円で沢山の漫画を買う男性がいた。パリの若者はみんなミニマリストでシンプリストだと思っていたが、少しホッとした。

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「神戸ニニンガ日誌」(第3,688号)

○映画「私はあなたを知らない、」。工場で働く孤独な28歳の青年・夕平の物語。工場に居る女性・紗月と仲良くなる。紗月はシングルマザーで、朝子という5歳の娘がいた。

 

○互いに出入りしている内に、なんとなく「家族」ぽくなり、朝子の保育園の送迎を夕平がしたりして。いつか花が咲くサボテンも贈った。二人は建設中のスカイツリーをみて、その名称を夕平が「スカイツリーかな」と言う。そしてそれが後日当たっていたことがわかる。

 

○その後生き方の違いや、夕平の朝子への執着などによって二人はすれ違っていく。別れた後も朝子の保育園に行くなどをしたので、警察にストーカーとして連絡される。朝子と約束したクレヨンを渡すために「これで最後」とした上で会ったが、夕平は紗月を殺してしまう。

 

○建設中のタワーが「スカイツリー」という名前に決まっていなければ、紗月が「サボテンは捨てた」と言わなかったら、紗月に返すためのパン切り包丁を鞄に入れていなかったら。多くの「たら・れば」がタイトル「私はあなたを知らない、」の読点に込められている。

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「神戸ニニンガ日誌」(第3,687号)
 

○神奈川県相模原市で高校生が暴行を受けて死亡した。乗っていたバイクが車に追われ、その後暴行を受けたという。ニュースによると、高校生は金曜の27時、つまり土曜の午前3時に発見された。

 

○事件は深夜に起こっている。凶悪事件の発生時間は、夜間から深夜にかけて発生する割合が特に高くなる。深夜から未明の0時~2時が最も多いという。この事件も、追いかけられていたのは深夜2時半だ。

 

○条例では、18歳未満は午後11時から翌日の午前4時(6時)の外出が禁止されている。それは「犯罪被害と非行化の防止」のためだ。特に「恐喝、暴行、誘拐、連れ去り」等のリスクが高まり「喫煙、飲酒、薬物の使用、夜遊び、非行への仲間入り」等の悪事の誘惑が増えるからである。

 

○飲んで帰宅する際、11時を過ぎても繁華街などに小学生らしき親子の姿がある。そういう教育方針であれば仕方がないが、そうした夜型の生活のリズムが体内に沁み込んでいくのではないか。

 

○昭和の時代、子どもは9時頃には寝床に居た。ともあれ、夜はオモロい半面、オソロしいことのあるよ。

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。

「神戸ニニンガ日誌」(第3,686号)
 

【金曜日は過去の号を再録します】

○柔道57K級の松本薫がリオ五輪で銅メダルを獲ったが、ロンドンで金の人は悔しさ半分で涙を堪えた。「今はこの銅メダルでも受け止めて帰りたい」とコメント。

 

○52K級の中村美里は北京と同じ銅で、「成長した自分でも勝てなかった」と言う。男子66K級の海老沼匡も銅で「情けない気持ちでいっぱい」と言う。

 

○何故だ。世界3位というのはもの凄いことなのではないか。新聞も何だ「銅メダルに終わった」とは何だ。


○おそらく「銅」という言い方がイケないのだ。「金」「銀」に対して相当な格下感が否めない。金=10点、銀=8点とすれば銅は6点ではなく、5点位の感覚だ。同じ非鉄金属でも、銅にはどうしても十円玉のイメージがある。小銭の中の小銭だ。そうしたことからどうしても【小銭=小物】感がある。イメージは恐ろしい。

 

○だからJOCは、帰国した銅メダルにニッケルメッキして、500円玉感を出して授与し直すことをすればドウだ?(2016年8月9日号)

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。