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まだ?いまだ!神戸ニニンガ日誌

何の役にも立たないが、特段面白い訳でもない。ましてや間違っても何かの為になど毛頭ならぬこと十全に請合う。勿論誰がどうみても上品であるはずもなく、履歴書に読者と書けば間違いなく不利となる。有閑男が白昼夢で口走る400字の戯言寝言放談放屁。それが神戸ニニンガ日誌

「神戸ニニンガ日誌」(第3,563号)

 

      【金曜日は過去の号を再録します】

 

○映画「クロッシング」。北朝鮮で今何が行われているのか。人々は何にどう苦しみ、何を希望に生きているのか。そして我々に何ができるのか。この映画ではそうしたことをドキュメントフィルム以上の力で我々に突きつける。

 

○「クロッシング」を見る限り、北朝鮮では軍人以外は奴隷である。しかし現実には奴隷以下の苦しみを強いられているものと拝察する。国民の家族の絆、親子の絆、親族の絆、人間としての尊厳や誇り、を根っこから断ち切る国家。

 

○そして何よりも食糧がない。飢えと病苦、そして理不尽な接収。他に選択の余地がなく強行する「脱北」。その失敗は死を意味する。終焉に向かって親子の再会を期待するのであるが、それを国家は許さない。

 

○国民を陥れ、不幸にさせ、そして死に至らせるのがその国家だという現実を、映画という表現によってはっきりと現した。必見の映画である。

 

○この映画は2007年に撮影され、2008年には公開できた筈の作品である。それが今日まで公開ができなかった。誰のどういう利益のためにそうした妨害が起きるのか。

 

○ソウルから国境までは僅か40kmだという。ソウルの40km先で、飢え、苦しみ、死に、そして泣いている同胞は何を見つめているのだろう。(2010年6月9日号)

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。

「神戸ニニンガ日誌」(第3,562号)
 

○新潟県にある「柏崎刈羽原発6号機」が再稼働となった。東日本大震災のあと、東京電力の原発が再稼働するのは初である。新潟で発電した電気が供給されるのは、関東甲信越の1都9県である。

 

○脱原発を謳っていた立憲民主党は、野合した公明党と「中道改革連合」を組織し、安全が確認されて避難計画があり、地元の合意が得られた場合、原発も認めるとひとまず棚上げした。こういうのを「洞ヶ峠を決め込む」というのではないか。

 

○この社会に電気が不可欠なことは分かっている。しかし、原子力(核)そのものが人間の制御不能なものである限り、それを御すことはできない。あまつさえ、日本は災害大国である。諸外国に比べても地震、台風、大雨、大雪、洪水、土砂災害、津波、噴火等が起こる。そのような地に危険極まりない発電装置を置き、稼働させることに反対する。

 

○原発が本当に安全なのであれば、広瀬隆が1981年に提唱したとおり『東京に原発を!』設置すればよいと思う。関東甲信越の1都9県内にある原発は茨城の東海第二発電所のみである。

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。

「神戸ニニンガ日誌」(第3,561号)
 

○大学入学共通テストを「チャットGPT」に解かせると、9科目で満点を取った。自慢じゃないが生まれてこの方「満点」というものを取ったことはない、屈ッ。

 

○ここで私が悔しがれば、あ奴らに負けを認めたみたいで嫌だ。シンギュラリティは「技術的特異点」と訳され、人工知能が人間の知能を大幅に凌駕する時点のこと。一般的には2045年頃に到達するのではないかというが、対私対象であれば一昨年辺りに到達したのではないか、屈ッ。

 

○大リーグのシカゴ・カブスと契約した慶応大学の常松広太郎は、就職最難関と言われる米金融業界大手の「ゴールドマン・サックス」内定を断った。あまつさえあの(どの?)TOEIC(国際コミュニケーション英語能力テスト)で満点(990点)を取ったという。加えて常松広太郎のマスク(顔)はシュっとしていて、男前やないかい!屈ッ。

 

○大学では法学部で政治学を学ぶ。野球人生を終えたあと、そっち方面に進むのではないか。

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。

「神戸ニニンガ日誌」(第3,560号)

○「読み書き」が好きだ。本や新聞を読む。ブログを書く、ノートを付ける。畢竟、家の中が本だらけになり筆記具が何百本もある。

 

○相手(?)が本でもスマホでも「読む」という。しかし「書く」は【ペンや筆などを使って紙などに文字を記す行為】とある。PCでの文章作成は「書く」ではないのか。

 

○紙の本や新聞を読むことは、ネットで読むこととテキスト内容としては同じだ。印刷物には重量があり、手触りがあり、捲る音がし、インクの匂いがし、あまつさえ新聞の激読みでは手が黒ずむ。

 

○より五感で感じられるのが紙での読み書きの効用なのかもしれない。「ジャーナリング(書く瞑想)」ではより触覚的で親密な手書きが推奨されている。

 

○今春より開始となる大学ゼミの授業計画には、「聞く」「話す」「書く」ことが増え「そうした素直でシンプルなコミュニケーション能力を身につけたい人が適しています」と書いた。

 

○果たして令和の学生諸氏にどこまで響くのか。

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。

「神戸ニニンガ日誌」(第3,559号)

○高市首相が衆議院解散を決め、決戦に入る。高市内閣支持率が7割近くある今、勝負の時だと決心した。

 

○大河ドラマ「豊臣兄弟」では今川義元の軍が尾張に向かっている報に、信長は「敵の思う壺じゃ、何もせぬ」と静観を決め込む。が、松平元康(後の家康)が、今川勢として丸根砦、鷲津砦を攻めた報を聞き急に「いざ出陣じゃ」となり、桶狭間の戦いとなる。

 

○解散の動きを受け、立憲と公明が野合し「中道改革連合」という新党を作った。会見では立憲の野田代表、馬淵代表代行、安住幹事長、公明の斉藤代表、西田幹事長が党名パネルを掲げた。

 

○私は、この新党は大敗するような気がする。まず、党名がイケてない。恐らく略称は「中道」になるのだろうが、嗚呼イケてない。昨年大いに注目された「参政党」という党名は巧く付けたな、と思う。

 

○会見の5人は全てオッサンだった。昭和感がぷんぷんした。この5人は早苗一人に勝てないと思う。せめて5人の内2人は女性を入れておけばよかったのに。それでも今回の早苗には勝てないと思うが。

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。

「神戸ニニンガ日誌」(第3,558号)

○31年前の1月17日の早朝。神戸阪神間を未曽有の大地震が襲った。35歳の私は、それから起こる神戸阪神間でのドラマ、東日本大震災被災地で見聞きすること、熊本大地震被災地で感じた絶望と希望に気づかずにいた。

 

○多くの方々が亡くなり、そのようなことの当事者ではない私には、各地で声を聞かせていただき、自分達には何ができるのかを考える日々であった。

 

○昨年の大分・佐賀関の大火災では、密集した187棟が焼損したが、亡くなった方は1名であった。ご近所同士が相互に助け合ってそのように成果を出した。ラジオではこれを「共助」が成功したと言った。

 

○私はご近所同士の助け合いは「互助」ではないかと思うが、互助でも共助でも助け合うことができればどちらでもよい。「公助」の定義が広く遠すぎるので、共助もご近所さんではなく「地域」という意識になってしまう。

 

○都市型の大きな災害が深夜に起こった場合などを本気で想定しておく必要がある。

 

○今は、神戸阪神間、東北、そして熊本にお知り合いや仲間が居る。このご縁を大切に次の事態に備え考え続けたい。

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「神戸ニニンガ日誌」(第3,557号)

○大相撲の初場所がはじまった。今は中継を録画し、帰宅するまでニュースを見ないようにして観戦する。四日目は前頭筆頭の義ノ富士が横綱・大の里に勝った。前日にも横綱・豊昇龍に勝ち、連日の金星であった。

 

○取組にはスポンサーからの懸賞が付く、豊昇龍戦では50本、大の里戦では規定最大の61本が付いた。1本6万円。「一年を二十日で暮らすいい男」時代から続く人気商売だ。

 

○二日目には松重豊とタレントの市川紗椰が、解説席に座った。市川さんは若いのに相撲を二十年見ているという。相撲を好きな方を好角家というらしい。初場所でも高橋克実、デヴィ夫人、笑福亭鶴光、高須克弥院長らが映っていた。

 

○新大関の安青錦は王鵬に敗れた。2022年4月にウクライナから来日し、まだ4年経っていない。凄いことだ。大関・琴櫻も居るので、2横綱2大関となり、新たなブームも起こっているように思う。客席には外国人客の顔も見える。

 

○とまれ、昨年11月場所に四股名を草野から改めた義ノ富士が今場所の台風の目か。義ノ富士はまだ大銀杏を結えていない。

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「神戸ニニンガ日誌」(第3,556号)

○元DNPのMさんにお誘いいただき「大河ドラマ豊臣兄弟」のトークスペシャル催事に参加した。

 

○最近は大河を見ていなかった。17歳のとき「花神」(大村益次郎)、翌年の「黄金の日日」(呂宋助左衛門)を見ていた記憶がある。「花神」の高杉晋作(中村雅俊)が良かった。

 

○それからあまり見ていない。主役が石坂浩二、緒形拳、菅原文太、渡辺謙、西田敏行などと変遷し、今や仲野太賀である。ほぼ同い歳の中井貴一(88年武田信玄)、真田広之(91年足利尊氏)、少し年少の緒形直人(92年信長)、渡辺謙(87年独眼竜政宗)なども見ておけばよかった。

 

○今回の主役は豊臣秀長で、秀吉の弟だ。日本史に疎い私は当然知らなかった。そんじゃ世界史には強いのかって?屈ッ。

 

○トークショーでは仲野太賀と、秀吉役の池松壮亮が揃い踏み。何と手を繋いでの登場だ。聞けば10代の頃から仲良しだという。

 

○ドラマに小栗旬の信長が出てくる。松村邦洋は「あの小栗くんの信長は怖い」とYouTubeで語ったが、本当に泣きそうになる位怖い。

 

○来年の主役は松坂桃李らしい。見る、かも。

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「神戸ニニンガ日誌」(第3,555号)
 

○仏映画「サムシング・エクストラ」。宝飾店で強盗し、逃げる男二人。ひょんなことから障がい者が行くキャンプのバスに乗る。障がい者と介護者として。

 

○田舎の施設を貸し切って、共同生活がはじまる。さまざまなドタバタが起こる。新参者は障がい者でも介護者でもないので当然だ。

 

○明るく楽しい日々。同行する支援員のセリーヌが面白い。障がい者がスーパーや街角で、客や定員に悪態を吐くのであるが、一緒になって叫ぶ。日本ではあり得ない光景だろう。同じ人間・仲間であることが或る意味で羨ましいシーンであった。施設入所者を演じたのは実際に障碍を持つ当事者である。それでありながら暗くならない。

 

○フランスではあの「最強のふたり」を超えて7週連続1位だったという。佳作なのに日本ではあまり入っていなかった。私はラジオで森脇健児さんが喋っていたので知った。

 

○「サムシング・エクストラ やさしい泥棒のゆかいな逃避行」という邦題もあまりよくないように思う。邦題では「最強のふたり」が勝っている。

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「神戸ニニンガ日誌」(第3,554号)

   【金曜日は過去の号を再録します】

○ご縁があって今森光彦さんから新刊が出る度に謹呈いただく。今森さんは木村伊兵衛賞、土門拳賞受賞の写真家である。

 

○一昨年、今森さんから蛾を見せられた。正確に云うと今森さんの蛾モチーフの切り紙作品である。今森さんは写真家であり、切り紙作家であり「里山」シリーズなどの映像作家でもある。

 

○里山という言葉は今森さんがNHKで展開された映像詩「里山」の影響で一般化したが、広辞苑にはまだ載っていない。

 

○一昨年、昨年と忘年会を兼ねて滋賀にある今森さんのアトリエを訪れた。これがまた、飲み歌い語り騒ぎそして泣くというおよそ21世紀らしからぬ大宴団となる。

 

○今森さんは里山、昆虫、教育、自然、環境問題を熱く語る。昆虫教室には多数の親子が参加するが、今森さんが薦める昆虫採集を「殺生」と定義して否定する親もいるという。今森さんはその都度、社会の変容を思い日本が唯一発信することができる未来価値「里山」という考え方を改めて伝えたい、と青年のように(失礼)熱弁するのであった。

 

○自然界・生物界の営みと人の生活の営みとが交響させることができるのが日本の環境である。微力ではあるが今森さんの思いをこれからも伝えていきたい。
(2015年1月7日号)

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。