11月26日に広島で準決勝・決勝が行われました。関西地区代表で出席しましたが、準決勝で敗退しました。優勝は、昨年のワインアドバイザーロワールコンクールの2位で私と一緒にロワール旅行に招待されて仲良くなった元場章人さんでした。
日本ソムリエ協会小飼会長と私の間に写っているイケメンが元場さんです。
11月26日に広島で準決勝・決勝が行われました。関西地区代表で出席しましたが、準決勝で敗退しました。優勝は、昨年のワインアドバイザーロワールコンクールの2位で私と一緒にロワール旅行に招待されて仲良くなった元場章人さんでした。
日本ソムリエ協会小飼会長と私の間に写っているイケメンが元場さんです。
ドミニク・ローランDominique Laurentの2005年ビンテージ試飲会に行ってきました。
過去は200%樽熟成で有名で、当時のワインを味わって少し敬遠気味でしたが、今回の試飲会で過去の印象を払拭できました。
白・赤ワイン40種類近くの2005年ヴィンテージのブルゴーニュAOCからグランドクリューまでの試飲しましたが、エレガントというよりも大変素朴な味わいで過去の樽熟成での気負った感じがありませんでした。
4年前より輸入会社が山信商事に変わって流通が簡素化し価格がリーゾナブルになったこともあり今後注目のワインと思います。
自社のドメーヌであるムルソー・レ・フォルジュMeursault Les Forges 05は、周りの他社の畑のものより2週間収獲を遅らせて造ったそうですが、酸が生き生きとしていてムルソーというよりシャブリ・プルミエ・クリューの感じでかつ濃厚な印象的なワインでした。スキン・コンタクトもマロラクティック醗酵も起きないとのことでした。
ローラン氏は大変気さくな方で、ワイン造りにもその人柄からますます良質のワインを造り続けると思います。
ドメーヌ・ジャック・セロスDomaine Jacques Selosseのシャンパーニュ;ジャック・セロス・ブラン・ド・ブラン・ブリュットとシュプスタンスSubstanceを飲む機会がありました。デカンタージュをしたシャンパーニュを飲む初体験をしました。
アヴィスAvizesに本拠を置くレコルタン・マニピュランRecoltant-Manipulant(RM)で、畑はビオディナミ農法、ワインを樽醗酵・樽熟成、ルミアージュとデゴルジュマンは手作業などとかなり一途な考えを実践している生産者です。
詳細は、http://www.kinoshita-intl.co.jp/wine_france/jacques.html を参照下さい。
オーナーでワインメーカーのアンセルム・セロスAnselme Selosse氏は、自分の製品をシャンパンーニュと言わずに泡のあるワインと呼んでいるそうです。泡は、美しい女性が装う綺麗なドレスとネックレスに当たるもので、中身こそ本質を表わしているという考えです。
輸入してから1年間は寝かせて欲しい、寝かせられないなら、飲む前に1時間以上前に抜栓して欲しい、それがだめならデカンタージュしてから飲んで欲しいと言われているそうです。さらにユニークなのは、畑の個性とワインの特質を感受するために、白ワイン用のグラスで12~14℃で飲んで欲しいとのこと。
ここまで聞くと、やはり飲んでみたくなるワインです。
1. ブラン・ド・ブラン・ブリュットを、一つは抜栓してすぐ、もう一つは抜栓後2時間たってグラスに注いで飲み比べました。
2. シュプスタンスを、一つは抜栓してすぐ、もう一つはなんとデカンタージュしてグラスに注いで飲み比べました。
抜栓後直ぐに注がれたものでも泡は細かく大変柔らかいエレガントなシャンパーニュでした。抜栓2時間後のワインは、泡は見えませんが、飲むとわずかに炭酸ガスを感知しました。デカンタージュしたものは、ブルゴーニュの特級白ワインに近い感じでしたが、どこか違う独特なものでした。
デカンタージュすることでセロスの本質を知ってもらおうとする生産者の意図は理解できましたが、普通のシャンパーニュと思って飲むと意外性で付いていけない感じです。しかし、重厚なミネラル感、複雑な香りと風味の広がりは独特なシャンパーニュ(白ワイン)として充分楽しめました。希少価値と話題性があると思います。
場所は、ジャック・セロスを常時置いてある京都のレストラン シェモア(Chez moi) http://www.chez-moi.co.jp/index.html
で、中庭の見える京都らしい落ち着いた雰囲気の中、ワイン好きが集まり、中島シェフのしゃれた料理と夫人の丁寧なサービスで他のワインも含めて楽しみました。
フランス、南西地方ワイン&スピリッツ試飲会に行ってきました。8生産者がブースを出し、Cahor、Madiran、Gaillac、Jurançonなどおなじみのワインの他に、Fronton、BergeracやVdPのワインがありました。南西地方のワインはまだまだ日本では未開拓と感じました。日本に紹介したい魅力的な生産者があります。
Armagnacのブースが2つありましたが、その一つBas ArmagnacにあるChâteau Garreauシャトー・ガローのブースでは、アルマニャック独特のものといわれるヴィンテージ・アルマニャックの1985年物を試飲しました。香り豊かで滑らかな味わいは、私のアルマニャックの認識を改めました。1919年設立の家族経営で4代目の娘さんが継いでいますが、少ない生産で丁寧な造りがうかがわれます。
AOC Floc de GascogneのBlancとRouge、それからBouquet des Gascogneの3種類のVdLの試飲が勉強になりました。
1. Floc de Gascogne Blancは、白ぶどう(フォール・ブランシュ、コロンバール、グロマンサン、ユニ・ブラン)の果汁2/3に1年物のアルマニャック1/3をブレンドして一年間(規定では10ヶ月以上)寝かせたもの。フォアグラや菓子類と合うとの説明がありました。果実味のある甘い心地よい口当たりが素晴らしいものでした。
2. Bouquet des Gascogneは、このシャトーで6年前に造られ始めたもので、白ぶどうと黒ぶどうの果汁にアルマニャックをブレンドして一年間寝かせたもの。ロゼ色をしていてメロンやフルーツサラダなどに合うと説明がありました。AOC Froc de Gascogne Roséは黒ぶどう果汁のみの使用が規則なので、白ぶどう果汁も使うこのVdLはAOCを名乗れないとのことでした。
3. Floc de Gascogne Rouge、黒ぶどう(カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン、タナ)の果汁にアルマニャックをブレンドして一年間寝かせたもの。最も伝統的なガスコーニュ地方のものでメロン、チョコレートや果実ベースのデザートに合うと説明がありました。一番甘味が多くしっかりした味わいでした。
AOC Floc de Gascogneは白とロゼですが、どうしてRougeがあるのか聞いてみました。黒ぶどうで造るFloc de GascogneはRougeといわれることがあるが、オフィシアルにはRoséになるそうです。
以上3種はいずれもアルコール度17%で、生産地では、アペリティフ、ディジェフティフいずれにも使うが、必ず冷やして飲むとのことでした。但し氷を入れてはいけない。(食前酒としては冷やして、食後酒としては常温で飲むと理解していましたが、生産地では違うようです)
この生産者の町には、ボルドーから車で1時間半くらいでアルマニャック博物館もあるので一度訪ねてみたい所です。
写真は、左から、Floc de Gascogne Blanc、Bouquet des Gascogne、Floc de Gascogne Rouge
阪急の門戸厄神駅の直ぐ近くにローマ風ピッツアの美味しいラ・ランテルナLa Lanterna(ランターン=手提げ灯)というお店がありますが、そこのオーナー、サルバトーレ・マッジオSalvatore Maggioさん(プーリャ出身)が今年9月8日に大阪・梅田に2号店を開店したので、昼食に行ってみました。
席に座ってまず水がサービスされましたが、これがスパークリング・ナチュラル・ミネラル・ウオーターで驚かされました。Ferrarelleファッラレッレというナポリでよく飲まれる水で勿論無料、お代わりができます。
料理は、2種類の1,000円(イタリアで見かけるワン・プレートとパスタ)料理と1,700円(前菜、パスタ、魚又は肉料理、デザート、コーヒー)のランチコースがあったので、1,700円の方を注文しました。ワインは、80種類あるがすべてフルボトルで2,000円均一というので、これも驚き。ワインリストは無くて、サルバトーレさんの薦めるIGTシチリア・ロッソのMaranfusaマランフーサ2004(サンジョヴェーゼ、バルベーラ、ネロ・ダーヴォラ)を今回は注文。
料理の材料、味付け、ボリュームすべて満足のいくコストパーフォーマンスの大変高いものでした。今度は夕食に行ってみたくなりました。ディナーのメニューを見せてもらいましたが、どれも食べたくなるようなアラカルトの料理が沢山ありました。夜も2,000円均一のワインでサルバトーレさんがその時々の最良のワインを料理に合わせて選んでくれるそうです。
店の雰囲気は、もったいぶった高級感がなく、また安っぽくも無く、イタリアの街中で普通の会社員も昼食に気軽に入るような自然な気楽さがありました。サルバトーレさんの店内での明るい振舞いも店内装飾と流れ聞こえるカンツォーネとあいまってイタリアの雰囲気をかもし出していました。
場所は、梅田の桜橋交差点から国道2号線を西に向かって2分、最初の信号の手前右側角のビル1階にあります。
営業は、無休、11:30開店でラストオーダー22:30、閉店24:00というので、コンサートやセミナーで遅くなった時の夕食に大変利用価値があります。
食後にシェフの永谷知之さんと話す機会がありました。北イタリアで修行したそうです。店の料理としては特に地方性は出していないが、都度材料に合わせて最高の調理をしているそうです。
写真は、オーナーのサルバトーレさん
9月12日付け講師の雑記で予告していた芦屋のワインハウス・センチュリーでのアルフォンソ・マルチンAlfonso Martinさんのセミナーに行ってきました。 セビリャSevilla生まれ、セビリャ大学で法律と日本語を勉強して、在日7年で流暢な日本語を話します。
初めに、スペインのワインの歴史、ワインの伝統的な産地の気候風土・料理などの話を聴きました。一般のワインの本には書いていないような、また、スペインに生まれ、幼少の頃から父親が育てるぶどう畑とワインに触れて育った人でなくては語れないような、私には耳新しい知識を得ることができました。
次に、シェリーの話。ベネシアンドールの資格を持つマルティンさんは一層熱の入った話でシェリーを分かりやすく説明されました。 最後に出席者有志が交代でベネンシアの体験をしました。とても難しいものと思っていましたが、思ったより扱いやすく練習すれば注ぐことだけは何とかなるという感じでした。練習は、勿論ワインでなく水で行ったので、これが本当のワインが入っていたらどうなるか分かりません。第一格好良くこなすのは一寸の練習では無理なのでしょう。
幾つも新しい知識が入りましたが、疑問に思っていたことが一つはっきりしましたのでご披露します。 Tempranilloテンプラニーリョ(テンプラニージョ)は、各地で色々な呼び方がありますが、カタルーニャでは、カタルーニャ語でUll de Llebreウル・デ・リェブレ(ウル・デ・ジェブレ)と呼ばれています。標準語でOjo de Liebreオホ・デ・リエブレです。意味は両者とも「兎の眼」です。後者をOjo de Llebreオホ・デ・リェブレと書かれている解説がありますが間違いです。
センチュリーでは、これからも定期的にテーマを絞ってセミナーを開催していく計画なので、この次のしみナーも楽しみです。
JR
店で一人しか資格を持っていないとどうしても品揃え思考が偏り勝ちになるのではないでしょうか。その点5人がそれぞれの持ち味でワインの選択をするとなるとかなり顧客満足の高い品揃えになると思います。店の全員がお客に適切なアドバイスをできるということは、店、お客双方にとって素晴らしいことだと思います。お店の益々の発展を予感します。
この店は、私のHPにリンクしてありますが、http://www.century-jp.com/
のsiteを一度覗いてみて下さい。
実は、5人とも私の講座終了した人たちで、私も講師冥利につきます。
「ザ・プレミアム・モルツ講座」に出席してきました。製造の説明、工場見学、ビールの試飲と続き1時間半の講座でした。
ザ・プレミアム・モルツに付き下記のような説明がありました。
* ベルギーのブラッセルで開催されるモンド・セレクションのビール部門で中瓶が2005年から3年続けて最高金賞を受賞。
* 麦芽100%を普通のビールよりも多量に使用。
* アロマホップ100%を通常のビールの2倍使用。
* 天然水100%使用。
* 麦芽の仕込みで一部の麦芽を2回煮沸(ダブルデコクション)、酵母の選択など製造上の幾つかの特徴。
工場見学では、説明を受けながら見学通路を歩きましたが、タンクとパイプだけで、プラントの大きさが認識できる程度でした。
ビール試飲では、ザ・プレミアム・モルツを、実は初めて飲みました。サントリービールには今まではあまり興味が無かったのですが、「華やかな香り、深いコクと旨み」を特徴としているだけあって、これからの季節には結構おもしろいビールだと自分なりの新発見でした。
サントリーモルツと飲み比べましたが、明らかにザ・プレミアムの方にコクのある旨みを感じました。
「缶ビールの美味しい注ぎ方」の実習がありました。初めに垂直にしたグラスに高い位置からビールを1/3まで勢い良く注ぎ泡を充分出しておいて、その後グラスを傾けて静かに残りを注ぎ足し、最後に垂直にして泡を盛り上げるように注ぐ、ということでした。缶から直接飲む味と比べましたが、その味わいの違いに驚きました。缶から直接飲むのは避けた方が良いと学習しました。
麦芽を食べてみたり、アロマホップとビターホップの舐め比べをしたりして貴重な経験をしました。
この講座は、12月まであります。JR長岡京駅、阪急長岡天満宮駅から工場までシャトルバスが出ていて便利です。http://www.suntory.co.jp/factory/kyoto/event/2007k_01.html 帰りにお土産に「ザ・プレミアム・モルツにあう料理レシピ集」を貰いましたが、工場見学優待券をHPからプリントして持っていくと、別にビールのグラスを1個くれました。
9月15日付けで、ドン・ペリニオンのラベルと似ているカバの
ロジャー・グラートのラベルの意味を書きました。
それでは、ドン・ぺリニオンのラベルにはどんな意味があるか
知りたくなって、MHDディアジオモエヘネシー社に聞いてみました。
早速下記のような丁寧な回答を貰いました。
『ドンペリニヨンのエチケット(ボトルのラベル)はドン・ピエール・ペリニヨン神父自らが考案したものであり、17世紀末から今日に至るまで、ドンペリニヨンを認識するうえで、非常に強力な象徴として使用されています。しかし、残念ながらドン・ピエール・ペリニヨン神父のエチケットの形状にまつわるエピソードやその由来は 見つけることができず、お答えすることができません。誠に申し訳ございませんが、ご理解の程よろしくお願い致します。』
ということは、ドン・ペリニオンのラベルの方がロジャー・グラートのものより先にできていたということになります。
今年3月16日付けで紹介した、JR
広い店内の表側の窓を全部開け放ってテラスにも席を設けてあり、一番奥からはギターとフルートの演奏が食事の邪魔にならない程度に響いてきて優雅な気分で夕食をしました。
開店から半年たって硲(ハザマ)オーナーシェフは色々な企画を実現し始めたようです。今は、有機野菜に力を入れています。三田に畑を持つハンガリー人ギャリさんの旬の有機野菜を直接仕入れて料理に使っています。ギャリさんはイギリスの大学でビオディナミ農業を勉強していて、欧州の原種を日本に適応させて栽培しています。ルッコラにしても変わった種類のものがありました。有機野菜のペペロンティーノを注文したら色々な野菜が一杯入っていて、野菜をあまり好きでない私は初め腰が引けてしまいましたが、食べてみると美味しくて一辺に食べきってしまいました。ここら辺が材料の違いなのかなと思いました。
「今回のfestaが成功したので来年も続けていきたい。将来は、他のレストランと提携して、それぞれのレストランの自慢の小料理を並べてお客に楽しんでもらうようにしたい」、とオーナーの夢は膨らんでいます。
オーナーシェフのこのような情熱が続く限りALBAはこれからもユニークな発展をしていくだろうなと思いました。
ご参考までに、レストランALBA:電話078-452-9086、http://albahh.exblog.jp