ドメーヌ・ジャック・セロスDomaine Jacques Selosseのシャンパーニュ;ジャック・セロス・ブラン・ド・ブラン・ブリュットとシュプスタンスSubstanceを飲む機会がありました。デカンタージュをしたシャンパーニュを飲む初体験をしました。


アヴィスAvizesに本拠を置くレコルタン・マニピュランRecoltant-Manipulant(RM)で、畑はビオディナミ農法、ワインを樽醗酵・樽熟成、ルミアージュとデゴルジュマンは手作業などとかなり一途な考えを実践している生産者です。


詳細は、http://www.kinoshita-intl.co.jp/wine_france/jacques.html を参照下さい。


オーナーでワインメーカーのアンセルム・セロスAnselme Selosse氏は、自分の製品をシャンパンーニュと言わずに泡のあるワインと呼んでいるそうです。泡は、美しい女性が装う綺麗なドレスとネックレスに当たるもので、中身こそ本質を表わしているという考えです。


輸入してから1年間は寝かせて欲しい、寝かせられないなら、飲む前に1時間以上前に抜栓して欲しい、それがだめならデカンタージュしてから飲んで欲しいと言われているそうです。さらにユニークなのは、畑の個性とワインの特質を感受するために、白ワイン用のグラスで1214℃で飲んで欲しいとのこと。


ここまで聞くと、やはり飲んでみたくなるワインです。


1. ブラン・ド・ブラン・ブリュットを、一つは抜栓してすぐ、もう一つは抜栓後2時間たってグラスに注いで飲み比べました。


2. シュプスタンスを、一つは抜栓してすぐ、もう一つはなんとデカンタージュしてグラスに注いで飲み比べました。

抜栓後直ぐに注がれたものでも泡は細かく大変柔らかいエレガントなシャンパーニュでした。抜栓2時間後のワインは、泡は見えませんが、飲むとわずかに炭酸ガスを感知しました。デカンタージュしたものは、ブルゴーニュの特級白ワインに近い感じでしたが、どこか違う独特なものでした。


デカンタージュすることでセロスの本質を知ってもらおうとする生産者の意図は理解できましたが、普通のシャンパーニュと思って飲むと意外性で付いていけない感じです。しかし、重厚なミネラル感、複雑な香りと風味の広がりは独特なシャンパーニュ(白ワイン)として充分楽しめました。希少価値と話題性があると思います。


場所は、ジャック・セロスを常時置いてある京都のレストラン シェモア(Chez moi) http://www.chez-moi.co.jp/index.html で、中庭の見える京都らしい落ち着いた雰囲気の中、ワイン好きが集まり、中島シェフのしゃれた料理と夫人の丁寧なサービスで他のワインも含めて楽しみました。