日本ソムリエ協会教本2007年度版165頁、シャンパーニュの規定に「Millésiméヴィンテージ・シャンパーニュ:当該年の生産量の80%を超えてはならない。」と簡単に説明されています。

一方、ある有名著者のシャンパーニュに関する本には、一箇所に、「ヴィンテージ・シャンパーニュでも20%以内なら他の年のものを混ぜることがAC法上認められている。」とあり、別の箇所には、「あたり年でも生産量の全部をヴィンテージ・シャンパーニュにできず、少なくとも2割はレゼルヴ用にまわさなければならない」と矛盾した記述があり、ますます混乱します。


ということで、よくこの件に関して質問があります。

数年前にフランスのシャンパーニュ地方生産同業者委員会CIVCに直接e-メールで問い合わせて、「ミレジメでは該当年のぶどうを100%使用しなければならない。しかし手持ちの80%まで使用して、残り20%は今後のブレンド用に取って置く規定である。」との明確な回答を貰っています。

新年早々にランチに行きました。


心斎橋交差点から長堀通りを西に、二つ目交差点を右折して北へ、一つ目の交差点の左角に真っ赤な壁が目立つトラットリア・ピッツェリアLuna Rossa(赤い月)があります。ここのランチが安くて美味しいので紹介したくなりました。

値段は写真の通り、特にセコンドランチの1,500円がお勧めです。ピッツァ職人を自称する大胡哲平さんが美味しくピッツアを焼き上げます。


更にお勧めがディナーです。多種のピッツアは勿論ですが、他に色々な食材の料理が揃っていて、シェフでソムリエの緑(ミドリ)隆平さんがアラカルトでお好みの料理方法などの相談に乗ってくれるし、ワインリストにないワインを出してきてくれるなど楽しみがあります。


電話:06-6258-1234 大阪市中央区南船場4-11-8







            あけましておめでとうございます。

        皆様にとって今年がすてきな年になりますように!


               平成20年元旦

           エコール・マッサンベ・デュ・ヴァン

              Ecole Maçambe du Vin

フランス食品振興会SOPEXA http://www.franceshoku.com/index_f.html  の情報で2015年にはフランス人の43%がワインを飲まなくなると予想する面白い記事が出ていましたので紹介します。

VINIFLOR(旧ONIVANS、全国果実、野菜、ワイン、園芸同業者連合会)とモンペリエ第2大学、INRA国立農業研究所が共同で5年ごとにフランス人のワイン飲用動向の調査を行っています。


1. ワインを定期的に飲む人: 

  1980 51%、   2005年 20%、  2015年 13%

2. ワインと時々飲む人:

  1980年 30%、  2005年 41%、  2015年 43%

3. ワインを飲まない人:

  1980年 19%、  2005年 39%、  2015年 43%

フランスのワイン生産者の将来はどうなるのか。日本人のワイン飲用動向は?など、興味は膨らみます。

私のワイン講座受講の一人から質問されました。「何故フランスのSyrahがオーストラリアでShirazと呼ばれるようになったのですか?」


即答できなかったので、調べました。主にOxford Companion to WINEからです。


1832年ジェイムス・バスビーGames BusbyがローヌのエルミタージュHermitageのぶどうの枝をモンペリエMontpellierからオーストラリアに持ち込んだ(といわれている)当時は、シラーSyrahはシラスScyrasとして知られていました。これがシラーズShirazとなったと思われます。[Hermitageともいわれていましたが、オーストラリア通の知人によると、オーストラリアでも最近Hermitage(英語読みハーミテッジ)とは言われていないそうです。]


ところで、Syrahの起源については、色々議論され仮設がたてられていますが、その中には、シチリアのシラクサSiracusa、ペルシア(現イラン)の都だったシラーズShiraz、古代ローマ時代からローヌ地方で上質ワインの品種と言われているヴィティス・アロブロジカVitis Allobrogicaなどがあります。


しかし結局、1998年、カリフォルニア大学デーヴィス校とモンペリエ大学でのDNA鑑定でSyrahはフランス南東地方のデュレサDurezaとモンドゥーズ・ブランシュMondeue Blancheの二つの品種の子孫という事実が分かりました。


ベルンハルト・ブロイヤーBernhard Breuer氏が2004年訪日されセミナーをされた時、同氏と親しく話をする機会がありました。ぶどう栽培とワイン造りにつき物静かですが情熱をこめて話される姿に感動しました。何時か是非訪問すると約束しましたが、帰国直後急逝されたと聞いてショックを受けました。


現在は、兄のハインリッヒHeinrichさんと息子さんが、Bernhardさんの娘テレーザ嬢を手伝っているそうです。相変わらずしっかりしたワインが造られているので安心しました。


この生産者のウエブサイト:http://www.georg-breuer.com/

ラウエンタール・ノンネンベルクRauental Nonnenberg QbA トロッケンはブロイヤーのモノポール畑ノンネンベルクのものですがグランクリュ並みの畑からの凝縮したミネラル感でラインガウでの最優秀ワインの一つと思いますがErstes Gewächsではありません。畑が少しライン川から離れているという理由のため、今は亡きゲオルク・ブロイヤー氏がVDPを脱退したといういわくつきのものです。


ところで、この生産者の最高のワインBerg Schlossbergはシャトー・ムートン・ロートシルトのように毎年ラベルが画家によって描かれています。次回は日本人画家という噂がありますので楽しみですね。

右上のポスターは、ヘレンベルガーホフ社の提

数日前に日記を書き込み中、過去の日記が突然すべて消えてしまいました。

幸い今年8月までの分はバックアップしておりましたので、それ以前の修復と、9月からの再掲載を作業中です、

ついでに日記の形式をもっと見やすいもの変更しました。

正常化までもう少しお待ち下さい。


『ニューワールドの気になる品種ワイン飲み比べ』を阪急夙川駅前のイタリアンレストラン「アルテシンポジオ」で開催しました。20人の参加で、荻堂オーナーシェフが腕を振るったフルコース料理と8種類のワインで楽しみました。


【メニュー】

(前菜)豚バラ肉のコッパとミミガーコッパ、

    百日赤どりとスパイスの生サルシッチャ・トリムネ、

    肉のカルネサラータ・バスク豚のラルド、

    ヒラマサカルパッチョ・とんぶりのソース

    オニアサリオランデーゼ炎り

(プリモ)トリ肉のアブルッツオ風ラグーのタリオリーニ

(魚料理)スズキソテー・色々な大根とカブを添えて

(肉料理)仔羊肉煮込み・野菜を添えて

デザート・コーヒー

【ワイン】

Sauvignon Blanc Marlborough 2006, Wither Hills (ニュージーランド)

Chenin Planc WO Stellenbosch 2005, De Trafford Wines(南アフリカ)

Chardonnay DO Casablanca Valley 2005, Montes(チリ)

Primo Pinotage WO Paarl 2003, Fairview(南アフリカ)

Zinfandel Sonoma County 2005, Seghesio Family Vineyard(カリフォルニア)

Malbec Mendoza 2005, KAIKEN(アルゼンチン)

Terrunyo Carmenere DO Peumo Vineyard Selection Block27 2004, Concha y Toro(チリ)

Shiraz Western Australia 2000, Capel Vale(オーストラリア)




【アンケート結果】

一番自分の好みに合ったワイン

(1)白ワインでは;① – 7, ② – 5, ③ – 5

(2)赤ワインでは;④ – 0, ⑤ – 8, ⑥ – 0, ⑦ – 2, ⑧ – 7

(3)白・赤全体では;① – 1, ② – 2, ③ – 1, ④ – 0, ⑤ – 4, ⑥ – 0, ⑦ – 2, ⑧ – 7

白ワインでは好みが分かれました。赤ワインではジンファンデルとシラーズに人気が集まりました。

全体では、赤ワインの方に人気がありました。

出席者の皆さんの会話がいつも以上に弾んでいました。ワインのアルコール度が最低でも13.5%、最高15.2%というのも影響したのかもしれません。





写真のようなラベルのアルザスワインを飲みました。「Pinot Blancの下にAuxerrois」と品種名が書いてあります。


アルザスワインでは、ピノ・ブランPinot Blanc表示のワインにオーセロワAuxerroisが混ぜられることは知っておりましたが、この生産者Domaine Mersiolのサイトhttp://www.domaine-mersiol.com/を見ると、このワインはオーセロワ100%で造られています。それなら何故Auxerroisだけにしないで、Pinot Blancも併記しているのかが私の疑問でした。


生産者に直接聞きましたら、即座に丁寧な興味ある返事が来ましたのでご披露します。

『ご質問のワインはオーセロワ100%ですが、オーセロワといっても誰も知らず、ピノ・ノワールとしたほうが売りやすいので、ラベルには併記しました。ピノ・ブランに対するフランスの規定は少しややこしくて、ピノ・ブランとして両方の品種を使うことができます。従って、コマーシャル用として最初にピノ・ブラン、品種としてオーセロワと書いたものです。


シャブリ地区にオーセールAuxerreという有名な町がありますが、Auxerroisとだけラベルに書くと、Auxerreからそのワインが来たと誤解される恐れがあります。この品種はAuxerreの町と関係がありません。

オーセロワ品種の歴史はっきり知られていませんが、1950年以降アルザスではピノ・ブランと混ぜたり、単独で使用されてきました。


もともとは、アルザス地方に接するモーゼルの村であるLaquenexyにちなんでAuxerrois de Laquenexyと呼ばれていました。そこでは、あまり有名ではありませんがGris de Toulと呼ばれるワインがオーセロワから初めに造られました。現在アルザスで良質のワインが造られています。


本来のピノ・ブランに比べて、オーセロワはよりアロマティックで酸味が弱い風味です。私どもは、ピノ・ブランをクレマンCrémantのみに使っています。


昨年初めて半分オーク、半分ステンレススティールで熟成したワインを造り、来年発売します。“Pinot Auxerrois”という新しい名前をつけました。このワインは個人的には好きですが当地の典型的なものとは言えないものです。』


ソムリエ協会教本2007年版186頁に、AOC Côtes de Tourの記述があります。

2007年度のワイン受験講座教材が出来上がりました。

芦屋受験塾と毎日文化センター梅田でそれぞれ1月と2月から始まります。

詳細は、それぞれの頁に案内してあります。少人数制のきめ細かな講義で今年も全員合格を目指します。

お知り合いにご紹介下さい。
トピックスの頁に、今年度資格取得した人たちの合格体験記を掲載しております。来年受験される方の参考になると思います。