5月になりました(4月のブログ振り返り)(片耳日記) | 片耳日記 〜 Acoustic neuroma 〜

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2017年の11月に聴神経腫瘍が見つかり、2018年の5月に摘出手術を受けました。現在は年1回の経過観察通院中。手術により右耳の聴力を喪失。
そんな”片耳生活”のアレコレをブログにしたためています。
試しにgoogleで、「片耳日記」と検索してみてください(^^)

5月になりました。

桜の花の季節は終わり、あたりはすっかり新緑で塗替えられています。

この5月は自分の誕生月(ふたご座)でもあるし、生まれて初めての大掛かりな手術・入院(聴神経腫瘍)を経験した月です。ということで、個人的にはなかなか思い入れの深い月ですが、今月の中旬からまた入院です(^^;

 

 

 

3月の上旬に見つかった新たな疾患”ぶどう膜炎”が、今まで聞いたこともなかった「サルコイドーシス」という病気から繋がっていることが判明しました。眼の不調が、実は全身に影響のある病気に関係しているとは、思ってもみなかったことです。しかも「指定難病」。聴神経腫瘍の手術から5年、ようやく”片耳生活”にもなれて来たのに、新たな”厄介ごと”の登場に気持ちの方もグッタリしました(^^;

 

ここ1ヶ月余りの間に様々な検査を受けて、自分にとって未知の病気「サルコイドーシス」のことがだんだん理解できてきました。病気そのもののことはもちろん、自分がどのような状態なのかということも...。

 

この病気は全身の臓器等に現れる病気であるものの、私の場合は今のところは「眼」と「肺」に限局して出現していることがわかりました。「眼」の症状については迅速な治療を行わないと、”失明”などの重篤な状態に陥る場合があるということで、初診の段階で”眼にステロイド剤の注射”(ステロイドテノン嚢下注射)をする処置を行いました。これは奏功していて、短期間のうちに”ぶどう膜”の炎症が改善しているということです。

 

”ぶどう膜炎”の特徴である”硝子体の濁り”〜糸くずのような、ミドリムシのような浮遊物が視界に入ってしまう現象は、発症初期の頃よりもずいぶん減少しています。これは、眼球内の炎症が起きた毛細血管から免疫反応の結果生じた物質や血液などが滲み出して出来る不純物が、眼球内にゼリー状に満たされた”硝子体”を濁らせるために視界浮遊分が映ってしまうのです。

 

常に視界に”糸くず”や”ミドリムシ”が見えている状態を想像して見てください。これは気持ち悪いったらないです。精神がやられます(^^;

 

さて、そんな激動の期間だった4月に投稿したブログです。

 

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2023年4月のブログ INDEX
(749) 4月です!(3月のブログ振り返り)(片耳日記)
(750) 癒しのプチ・トリップ(片耳日記)
(751) 報告〜総合病院眼科受診⑤ 〜経過の整理(片耳日記)
(752) 報告〜総合病院眼科受診⑥ 〜その後の状況(片耳日記)
(753) 報告〜総合病院眼科受診⑦ 〜受診待ちの日々(片耳日記)
(754) 報告〜総合病院眼科受診⑧ 〜いよいよ明日(片耳日記)
(755) 呼吸器内科受診①(片耳日記)
(756) 呼吸器内科受診②〜確定診断のためには...(片耳日記)
(757) 呼吸器内科受診③〜PET-CT検査(片耳日記)
(758) 呼吸器内科受診④〜PET-CT検査その2(片耳日記)
(759) 聴神経腫瘍〜医大病院受診(片耳日記)
(760) 【おまけ】聴神経腫瘍〜医大病院受診(片耳日記)
(761) 検査入院決定〜呼吸器内科(片耳日記)
(762) 検査入院決定②〜呼吸器内科(片耳日記)
(763) 検査入院決定③〜突然の連絡?〜呼吸器内科(片耳日記)
(764) 検査入院決定④〜入院準備とか〜呼吸器内科(片耳日記)
(765) 「余談閑話」(片耳日記)
(766) 検査入院決定⑤〜閑話休題〜呼吸器内科(片耳日記)