「情報保障」という言葉があります。
Wikipediaによると、
『情報保障とは、人間の「知る権利」を保障するもの。 いつでも、誰も情報が伝わらない状況に陥る可能性がある。 特に聴覚障害者は、音声によって提供される情報や会話を理解できないため、日常的に情報から疎外されているといえる。 そのため、一般的に「情報保障」とは、聴覚障害者に対するコミュニケーション支援を指して用いられる』
とされています。
「片耳が聴こえない自分は障害者なのか?」
このことは、以前聴神経腫瘍の摘出手術後
調べたことがあり、
「身体障害者手帳」の交付要件として、
障害者福祉法(別表)では、
次のように定められています。
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別表(第四条、第十五条、第十六条関係)
一 (省略)
二 次に掲げる聴覚又は平衡機能の
障害で、永続するもの
1 両耳の聴力レベルがそれぞれ
七〇デシベル以上のもの
2 一耳の聴力レベルが九〇デシベル以上、
他耳の聴力レベルが五〇デシベル以上のもの
3 両耳による普通話声の最良の語音明瞭度が
五〇パーセント以下のもの
4 平衡機能の著しい障害
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片耳(一側性難聴)の場合、
もう片方の聴こえる耳の聴力が
相当低い(50dB以上)場合以外は
この法律上は障害者として認定されません。
(つまり、何の補助も保障もない)
とりあえず、
もう片方の耳のおかげで
そこそこ聴こえることは聴こえる
のですが、
不自由が無いというわけでは
ありません。
何度もボヤいていますが、
音が聴こえるだけで
言葉として理解できなかったり
音のする方向がわからなかったり
人に何度も聞き返したり
むしろ、不自由有りまくりです(^^;
おまけに
耳鳴りがあったりする時は
ストレスが倍増します...。
今のところは
体力的にも、精神的にも
なんとかもっていますが、
だんだん歳をとって行くと
果たして、この先大丈夫なのかと、
周期的に不安になったりします。
片耳の人にも漏れなく
「情報保障」というものが
配慮されるといいなと思います。
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