大学病院が特殊な場所である
ということを突然
必要以上に意識してしまい、
すっかり落ち着きを無くしたまま
K先生の前に座りました。
〇〇さん(私のこと)は、
「O先生」の紹介だったね~。
と緊張している私とは裏腹に
K先生は何やら上機嫌に
PCの端末で私の画像データを開き、
(・_・D フムフムと
地元の病院で書いてもらった紹介状と
しばらく見比べていました。
O先生は少し前までこの病院の
K先生のもとで勤務されていました。
そのおかげで、
こうやって僅か1週間後に
診ていただくことができた訳ですが
この時は(大変申し訳なかったのですが)
「有難い」という気持ちより
不安と恐怖感でいっぱいでした。
紹介状には
私の所見が大変細かく記載されていたようで
「O先生が詳しく説明してくれているみたいだから、
私から改めて言うことはもうないねぇ」
とK先生。
それでも、おさらいということで
私の現在の状況を
もう一度説明してくれました。
そして、
「経過観察は意味無いし、
放射線もサイズオーバー。
選択肢はやはり手術しかないですね。
ここでやりますか?」と。
「お願いします」
と言うのが精いっぱいでした。
(即答!)
まるで自分がしゃべっているようには
思えませんでした。
すると、K先生は卓上カレンダーをめくり、
5月の赤く枠で囲った日にちを見つけ
手術はこの日で良いかと私に確認しました。
こうして私の手術日が約半年後に
あっという間に決まった訳ですが、
そのあとしばらく
手術を即断してしまったことを
後悔することになるのです(^^;
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