酔弦庵 -2ページ目

酔弦庵

弾いてみた動画の記録や機材のレビュー、ニューギアの言い訳など

更新頻度が悪くなって申し訳ないです。

この曲も2月に弾いたストックで、それ以降全然弾けていないという状況です。

 

 

 

 

 

■選曲について

初期のアルバムの1曲目でカッコ良い名曲ですね。

この頃のGLAYは特にイントロからガツンとテンションが上がる曲が多い気がします。

 

97年のREVIEWでGLAYに入った当時、中学生で英語の比較級を習いたてだったため、タイトルも意味が分かって嬉しかった記憶があります。

GLAYは両親も含めて聞いており、REVIEWも父が買ってきてくれたという思い出があります。

 

そんなGLAYブレイク時期を代表する正統派ロックナンバーを弾いてみたいと思っていたので、ストレス発散目的も兼ねて弾いてみました。

 

イントロの勢いもそうですし、サビ前のキメも、ギターソロも全部が熱量の高い曲だと思いますね。

特に歌詞が好きです。

 

 

 

パート割りはいつものように、バンドスコアとライブ映像とにらめっこしながら、極力ライブ版を参考にしていますが、微妙に違うかもしれません。

サビ途中のハモリフレーズが特にツインギターらしくてカッコ良いですね。

 

■演奏について

★HISASHIパート

特に難しい点はないと思います。

ソロはライブ版にならってガッツリとワウを踏んで弾いていますが、滅茶苦茶気持ち良いですね。

気持ち良くて悦に入りながらも、TAKUROパートに切り替わるところでスッと引くところが美しいと思います。

 

原曲のTAKUROソロのハモリはライブ版では弾いていないのですが、今回は弾きたかったので弾いてみました。

 

メイン:CAE3+Clean + ArcherIKON +Riot + blueSky

ソロ:CAE3+Clean + ArcherIKON+805 +Riot+ CarbonCopyMini blueSky

 

★TAKUROパート

イントロのリードフレーズがあるくらいで、HISASHIパートとそんなに変わりません。

ライブ版と敢えて変えている点は、Bメロの高音部分をディレイを入れて再現しようとしたところと、HISASHIソロの間のブラッシングを入れた点です。

 

この曲のカッコいいポイントの一つがTAKUROソロへの入りだと思っているので、全体的にテンションが上がっています。

 

ちなみに、音作りはメインのアンプシミュレーター部分以外はHISASHIパートと被らないように機材を変えて弾いてみました。

 

メイン:CAE3+Clean + JeffArcher +DS-1X + PBReverb

Bメロ前半:CAE3+Clean + JeffArcher +DS-1X +FBDelay+ PBReverb

ソロ、リード:CAE3+Clean + JeffArcher +Budi-g+DS-1X+ STDelay + PBReverb

 

■使用ギター選定について

HISASHIパートはおなじみのイエローハート、TAKUROパートはストラトにしたかったのですがライブ映像も悉くレスポールだったのでレスポールに寄せました。

 

■使用ピック選定について

どちらもDaikingの1mmになります。

ここにきて初のジャンヌダルクです。

が、2年半前に弾いたものの、ブロックされてしまっていました。

 

最近、緩和されたらしいので試しにUPしたところ通ったので2年半越しの公開です。

 

 

 

 

 

 

■選曲について

ジャンヌは何故か通ってこなかったのですが、学生時代に後輩に紹介されて以来、後追いでハマったバンドですね。

 

V系の中でも十分に成功したバンドではあるのですが、もっと受け入れられても良かったと思いました。

コピーコントロールCDのあおりを受けてしまったのも不遇だったバンドのようにも思います。

 

周りの反応を見ると、生々しい歌詞がちょっと・・・という人が多いような印象です。

個人的にはそんな歌詞が好きなのですが、男女によっても受け入れ方が違うのかもしれません。

 

この曲もそんな生々しい歌詞の曲の一つで、かなり好きな曲です。

こういう女性受けを無視して男目線に振り切った歌詞は良いですね・・・。

 

そんなジャンヌダルク、ギターがかなりテクニカルということで敬遠していたのですが、さすがに好きな曲も多いしなぁということで解禁しました。

 

 

 

■演奏について

 

(2年半前に何も書いていなかったため覚えていません・・・)

 

(使用機材は以下のメモ書きがあったので正しいと思います。ソロもリフと一緒でしょうか)

 

リフ:CAE3+Clean + DriveStar + SeaTurquoiseDelay

サビ:CAE3+Clean + DriveStar + LemonYellowComp +CH-1

それ以外:CAE3+Clean + DriveStar

 

 

 

■選曲について

シドの中でもキャッチーかつメロディアスな名曲だと思います。

アニメの主題歌だったのは知らなかったのですが、調べてみるとエモい演出でこの曲が流れたりしてアニソンとしても好評のようです。

 

イントロのメインのアルペジオはエレキかと思っていたのですが、普通にアコギのようです。

結構エフェクトの入った空気感のあるアコギだなぁということで、音作りに悩んで保留になっていた曲です。

良いリバーブが手に入り、そうしたアコギの音作りも出来そうと思ったことから選んでみた次第。

 

エレキもエモいアルペジオやキレのあるサビのバッキングなど印象的なフレーズが多いです。

自分で言うのもアレですが、私のスタイルに合ったパートだと思っていた曲でもあります。

 

エレキ1本でも全然弾けそうですが、せっかくなのでアコギも活用してみた次第です。

 

 

■演奏について

★エレキパート

シドらしくセンターPUを活用して弾いてみました。

サビ以外は深めのリバーブ、サビとソロは浅めのリバーブでモジュレーションを使い分けています。

普段愛用しているCH-1はお蔵入りにして、リバーブを中心に組み立てた音作りになります。

 

バッキングはリバーブ以外では軽めのクランチでずっと同じ音色です。

オーバードライブもリバーブもギターの特色も全部あるのですが、ハイの部分がエアー感のある響きになりましたね。

 

ソロはフィーリング重視なタイプですね。

音作りとしては変わったことはしていないのですが、余韻の響き方が良い感じになったと思います。

 

 

 

メイン:CAE3+Clean + ArcherIKON + 3OD + blueSky(深め)

A2の一部:CAE3+Clean + ArcherIKON + 3OD + FBDelay+ blueSky(深め)

サビ:CAE3+Clean + ArcherIKON + 3OD + blueSky

ソロ:CAE3+Clean + ArcherIKON + Riot +CarbonCopyMini+ blueSky

 

★アコギパート

アルペジオ部分はライン、ストローク部分はマイク録りです。

 

ライン録り部分はリバーブをガッツリかけて弾いてみました。

イントロ1のメインフレーズはギター1本だとエレキで弾くべきパートですね。

エレキの方が音作りしやすいです。

 

サビのストロークは厳しいポジションで1弦を押さえているようですが、綺麗に鳴らないので省略しています。

ストロークの1弦の響きもあれば良いですが、ブラッシングのバキバキ感を際立たせてタイトな音色で弾くのが肝かなと思いました。

 

イントロ2やアウトロ、2サビの直前等、アコギは入っていないパートになりますが、何もしていない方が気まずい箇所だと思うので、適当なコード弾きで混ぜ込んでいます。

 

■使用ギター選定について

もっと使い込む必要があるmomoseのストラトにしました。

アコギは柔らかいアルペジオを目的にHEADWAYです。

どちらも弦を替えてから弾こうと思っていたのですが、案外持ちが良かったのでそのまま弾いています。

 

■使用ピック選定について

エレキはShinjiモデル、アコギは不思議なウルテム素材のElkを初めて使ってみました。なかなか良い。

 

 

 

■選曲について

ラルクのライブを控える2024年1月末現在、是非生で聞いてみたい珍しめの曲を・・・ということで選んでみました。

どれだけレアな曲が聞けるんでしょうか。MMXXと同じセトリが聞きたい・・・。と、ソワソワが止まりません。

※UPしている2024年3月現在、この曲はやりませんでしたね・・・。

 

そんなこの曲。

ラルクで最初に聞いたアルバムはHEARTだったのですが、その1曲目ですね。

流行りの曲は聞いていても、アルバムを聞くということがなかった中学生時代において、珍しく聞いてみようと思ったアルバムがHEARTでした。

そしてダークで幻想的なこの曲に持っていかれ、ラルクにハマっていくことになるのでした。

 

シングルのポップさだけではないラルクの幻想的な面に、中二病全盛期の私はガツンとやられたのでありました。

 

 

■演奏について

ギターは特に目立つわけではなく、バッキングに徹した演奏です。

イントロの最初だけはアコースティックシミュレータを使用してアコギ風の音色、それ以外は全部軽めのクランチです。

最初の部分はアコースティックシミュレータでしっくり来る音色に持って行けたのは我ながらナイスだと思います。

 

途中のピックスクラッチやBメロが歪みのMAXなので、その部分がしっかり出る程度に歪ませて、後はピッキングで強弱を付けている感じにで音作りをしました。

歪みもやや暗めなオーバードライブが合いますね。

 

イントロのコードストロークパターンがずっと繰り返されるのでそこがバッキングのメインです。

それ以外は幻想的なアルペジオが中心で、リバーブ感を活かしながらピッキングニュアンスで弾いています。

 

ラルクあるあるではありますが、当たり前のように指を開いたフレーズが多用される曲でもあります。

指の長いkenさんならではのプレイではありますが、指の短さを言い訳にしてはいけないので気合で頑張っています。頑張りましたが、立ったら絶対に弾けないです。

 

イントロ前半:CAE3+Clean + AC-3 + blueSky

サビ:CAE3+Clean + ArcherIKON + JanRay +CH-1+ blueSky

 

■使用ギター選定について

いつものストラトです。

 

■使用ピック選定について

kenモデルです。

ベースです。

 

以前持っていたHISTORYのベースを手放して間もなく、やはりベースは持っていた方が・・・と思い、購入してしまいました。

2017年くらいに購入したのですが、ブログに載せることも忘れていたので、今になっての掲載です。

 

とは言っても結局そんなに弾くことはなく、「一応ベースも持ってます」という体のためだけの存在になっていたりもします。


今はなきCoolZではありますが、島村楽器のPBの中でも国産で割とリーズナブルなラインになりますね。

安ギターは「LaidBack」オリジナルシェイプは「Ryoga」を扱っており、国産のトラディショナルシェイプは「CoolZ」、国産ハイエンドは「HISTORY」という位置づけでした。

 

CoolZがなくなった後はHISTORYに統合され、HISTORYの中の「CZ」が入ったモデルに変わりました。

その後、HISTORYも改変され、国産の一番リーズナブルなライン(Standard)が近いのかな、という印象です。

HISTORYも安いラインが中国製になっているなど、「Fujigenで国産だから安心」というイメージではなく、FenderやGibsonのトラディショナルシェイプを扱うラインという位置づけに変わってしまいました。

 

ちなみに昔持っていたHISTORYのベースは、CoolZ誕生の前のモデルで、ライン的にはCoolZと同じです。

島村楽器のPBはブランドの位置づけがコロコロ変わるので2024年上期現在の情報です。

 

 

 

そんなCoolZライン、ざっくり言うとFujigenのNeo Classicシリーズとほぼ同じです。多分。

Neo Classicシリーズのギターも非常に気に入っており、コスパも弾きやすさも抜群なのは折り紙付き。

普通に一生使えるレベルのクオリティだと思います。

 

作りも音も弾きやすさも悪い評判はあまり聞かないですし、その通りだと思います。

唯一の欠点にして、長所を全て台無しにしているのが「ブランド名のダサさ」です。

Fujigen製のギターは「HISTORY」「FGN」「CoolZ」とどれもダサいですが、CoolZが頭一つ抜けてダサいと思います。

敢えてダサい名前にしているようにも思えます。

 

島村楽器は自社ブランドをごり押ししてくるという印象があって、イメージが悪いという点もあります。

が、最近はそんなにごり押ししてくることもないように見えるので、昔のイメージが残っているのだと思います。

そのブランド名のダサさとプライベートブランドのイメージの悪さが相まって、中古相場が安いというのは買い手にとってはメリットであり、手放すときはデメリットになります。

 

見た目とイメージ以外は抜群のコスパを誇ることから、人前でも弾かず、片手間で演奏することの多いDTM界隈では人気があるようですね。

私もDTM界隈として片手間に触る程度で丁度良い一本だと思いました。

 

こちらが旧CoolZに近い現行モデル。

 

 

こちらがHISTORYのエントリーモデル。国産ブランドを謳っていたのに中国製が混ざるとイメージ悪いと思うのですが、どうなんでしょう。

 

 

ギターの値段が高騰している現在、ギター入門者がよく言う「弾きやすくて無難で3~4万くらいのギター/ベース」という希望に応えられる候補はかなり少ないと思います。

HISTORY(Standard)、Fujigen(NeoClassic)ともに新品で12万程度、Fujigen(NeoClassic)の中古が7~8万程度ですが、こちらのCoolZは中古で3~4万になっております。

なので、その価格帯で一番品質が良くて弾きやすいとなると「CoolZの中古」というアンサーになります。

 

それ以外だと、いわゆる安ギターになるため、海外製で弾きにくかったり音にも難があると思います。

ブランド名に難があるか、作りに難があるか。

初心者は特に中古は嫌だという人もいると思うので、そこもデメリットかもしれません。

いずれにしても、安さを求めるとどこかに難があるという話です。

 

 

ダサさしか欠点がないとはいえ、何となく愛着が出てくる・・・ような気もしています。

街でCoolZのケースを背負っている人をたまに見かけますが、「見た目で判断しない良い性格の人なんだろうな・・・」と勝手に思ったりもしています。

 

 

■選曲について

突然のCali≠Gariです。

 

Cali≠Gariは大学入学後くらいに知り合った人から教えてもらい、「第7実験室」あたりから聞き始めて好きになり、メジャーリリースのアルバムを中心にそこそこ聞いているという感じです。

 

知った直後に活動休止したのでライブには行ったことがないのですが、その代わり、村井研次郎氏がSEX MACHINEGUNSに加入した頃で、第4期SEX MACHINEGUNSのライブには結構行っていたこともありSAMURAI.W.KENJILAW氏は何度も見ており大好きです。

 

音楽性の振り幅が大きく癖のあるバンドながら、個人的にヒットする曲が多いのがCali≠Gariですね。


大学時代もバンドで弾こうと思って何度も妄想はしたのですが、V系界隈以外ではあまり知られておらず、実現には至っていません。

しかしバンドスコアが出ていたことを知り、若干プレミアが付いているながらも購入して弾く機会をうかがっていました。

 

スコアに収録されている中でも何曲か弾いてみたい曲がある中で、気分的に弾いてみたいと思えたこの曲を弾いてみました。

Cali≠Gariの音源は色んなバージョンがあり過ぎて、違いが分かるレベルには至っていないのですが、ベスト盤の音源で弾いております。

 

 

■演奏について

シンプルながらエモいイントロやキレのあるカッティングが印象的なギターです。

 

キレと粘り気の音作りバランスが非常に難しく、難儀しました。

ベースはSHOD、イントロとアウトロはゲインブースト、間奏はさらにアナログコーラスとディレイを追加しています。

間奏は空間系を入れたいものの悩んでいたところ、手元にあった安いアナログコーラスに落ち着きました。機材は持つものですね。

また、レコーディング中に新しいリバーブを入手したので、イントロとアウトロと間奏は違うリバーブを使っています。

 

 

 

サビの裏のクランチなアルペジオなど、ドラムのハイハットと重なって映写機っぽさを感じるギタープレイになっているように感じ、センスを感じて痺れるギターだということに気付かされます。

 

リード:CAE3+Clean +  ArcherIKON +805 + SHOD+ CH-1  + blueSky

メイン:CAE3+Clean +  ArcherIKON +SHOD+ CH-1  + BTReverb

ソロ:CAE3+Clean +  ArcherIKON +805 + SHOD + AnalogChorus  + CarbonCopy(mod)+ blueSky

購入して以来、ずっとかけっぱなしで使っているくらい愛用しているケンタ系の「Archer IKON」ですが、そのジェフベックモデルになります。

好きすぎると何個も同じようなペダルを買うという気持ちが分かります。

 

2024年現在、通常のArcherやArcherIKONが定価40,000円程度、JeffArcherが定価56,000円程度と、一つ上の高級モデルだったのですが、突如、JeffArcherがアウトレットとして30,000円を切る値段で売られるという祭りが発生し、一部で話題になりました。

 

試してみたかったエフェクター好きや転売ヤーが一斉に売りに出しているため中古市場も30,000~40,000円の幅で大荒れです。

 

 

ArcherIKONに何の不満もないのですが、ジェフベックも好きだし、気になっていたモデルであったので祭りに乗っかって買ってしまいました。

 

Archerの中でも最高級モデルとして、完全上位互換というレビューもあったり、一番ゲインがあるというレビューもあったりするこのJeffArcher。

手持ちのIKONと比べると元気のある感じ、ハリのある感じがあります。IKONの方がまとまりがあって使いやすい感じ。

 

完全上位互換ではなく、好みの問題だなと思いました。

ノーマルArcherをベースにされているようで、そちらと比較すると上位互換なのかもしれません。

 

ガッツリしたロックな音作りを目指すときや、ゲインを上げて他の歪みと混ぜるときなんかはこちらの方が気持ち良い音作りを目指せそうな印象はあります。

単品でオーバードライブとして使う際も、こちらに分があるような気がします。

 

私のようにゲインを最小にしてプリアンプ的に挟んでいる使い方だと、(私の耳には)限りなく誤差に近い差かもしれません。

 

見た目はノーマルArcherっぽいシルバーでノブが黒なのが特徴ですね。

裏のパネルにはブランド創始者のサインとシリアルが書かれています。

高級だしシグニチャーモデルだし、ジェフベックのサインだと思っている人もいるようですが、違います。

 

愛着もあって使いやすいIKONにするか、ジェフベックリスペクトも込めてJeffArherにするか、悩ましいです。

 

縁の下の力持ち的なペダルが増えすぎてカオスになっているので整理したいですね・・・。

 

 

 

 

 

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ちなみに、何故こんなに安売りされたのかはよく分かっていません。

いずれも2020年8月末~9月上旬の日付が入っているので、そのあたりに作られたモデルが過剰在庫になってしまったようです。

単純に高すぎて売れなかったのかもしれませんし、コロナ禍や円安の影響もあったのかもしれません。

 

価格が高いだけがネックのペダルだったとはいえ、通常のモデルより安くなってしまうのはどうなの感はあります。

 

ともあれ、楽器界隈は謎の急激な値崩れが起きることがあるので、気になっている機材は見逃さないようにしたいという教訓を得ました。

 

 

 

■選曲について

ベストアルバムのスコアを眺めていた時に、この曲も収録されていたことを思い出し、現在の気持ち的にグッと来たので急遽弾いてみることにしました。

 

SOPHIAの中でも暗めのアルバム「マテリアル」を象徴するような曲ですね。

当時は中学生ながら、暗さを感じて思春期なメンタルに刺さった記憶があります。

 

SOPHIAのバラードの中でも特に好きな曲ですね。

 

そんな中学生時代、ネット黎明期の頃、この曲もアレンジ音源としてUPしていたことを思い出します。

そこから25年を経てギター演奏動画でUPしていると思うと、何も変わっていないなと思いますね。

人生経験を積んで歌詞の理解度は上がっていると思いたいです。

 

ちなみに、昔音源を作っていたのはこの曲に限らず、ラルクの曲なんかもほとんどです。

この曲は特に思い入れがあるという話。

 

 

■演奏について

ギターとしては非常にシンプルです。

イントロやサビのコード弾き、Aメロ等のアルペジオ、ソロのみです。

歌詞も重たく、曲自体も長めで重厚感があるのですが、Bメロもないシンプルな曲だということを実感します。

 

あまりパート別に音色を作るのも野暮だとも思ったのと、ソロの音色がファズが合ったということで、ファズは終始かけっぱなし、ボリュームとPU選択で音を作っています。

ボリュームで操作するファズの面白さを実践したという感じになります。

ソロはボリュームMAX、それ以外はフロント、リアともにボリュームは2です。

 

この曲のソロはSOPHIAでも特に好きだなと思いますね。

スコアにもFeeling...と書かれている通り、フィーリング重視な点があるのでそんな雰囲気で弾いた次第です。。。

 

ソロ以外:CAE3+Clean +  ArcherIKON +MyriadFUZZ+ CH-1  + BTReverb

ソロ:CAE3+Clean +  ArcherIKON +805+MyriadFUZZ+ CH-1  +CarbonCopy + BTReverb

 

■使用ギター選定について

やはりレスポールが良いだろうということで、SLASHモデルを使いました。

 

■使用ピック選定について

EpiphoneのMEDIUMです。

 

なぜか増えてしまっています。それもブースターばかり。

 

VEMURAMのブースター「Budi」をリニューアルして2023年に発売された新しめのペダルですね。

「Budi」よりゲインのブーストが可能になっているモデル、ということです。

 

「Jan Ray」よりもゲインが低めで、単体でオーバードライブとして使えないこともないですが、基本はブースターなのだと思います。

 

「Jan Ray」同様、ヘッドルームが広く、踏むだけでガツンとリッチな音圧になります。

ゲインを最小にしてしまえば、クリーンブースターとして使えますし、若干ゲインを混ぜてやることで、鈴なり的な上質なクリーンも作れる感じです。

クリーンのベースにしたいですね。

 

歪みの前段に置いても後段に置いてもリッチな深みが足される印象で、気持ち良い音色になります。

ブースターの中でも群を抜いて使いやすいと思います。

プリアンプ的にずっとかけっぱなしで使いたいですね。

 

と、好印象を持ちながら思ったのですが、愛用のケンタ系「Archer IKON」と完全に立ち位置が被っています。

TS系とは使い分けができますが、ケンタ系とは(音色ではなく)位置づけが被るように思います。

完全に同じではないですが、ヘッドルームの広がり方や、まとまり具合のすべてにおいてケンタ系と近い運用になるなという印象。

両方かけると、似たようなキャラクターが重なってよく分からなくなるのでどちらかで良い感触です。

 

純粋に、使える万能なオーバードライブとして使うのであればJan Rayで事足りる気はします。

全体的なサウンドをエンハンスするという目的であればこちらも選択肢に入ってくるかな、と思います。

ケンタ系やEP Boosterなども似たような位置付けだと思うので、そちらが競合という印象。

こちらの方がトリマーもあり、TrebleとBassもあるので幅が広い分音作りの使い勝手として強みはあるかなと思います。

 

発売当時は広告費を積んだのか、インフルエンサーが紹介しておりましたが、半年以上経った今は情報がなくなってきている現状です。

ブースターは必要性としても薄い割に用途が多いので、どうしてもニッチになりがちな気がします。

あくまでも脇役なので、比較するのも難しいですし・・・。

 

「謎機材」と呼ばれていたのがしっくりくる一方、質は間違いないのも事実です。

 

ブースターを使っていないのであれば、確実に音が良くなると思います。

似たような系統で似たようなクラスのブースターを使っているのであれば、そこまで差は出ないかもしれません。

 

 

 

前回の3ODがなかなか良かったのと、良いブランドに出会えたという気持ちでもう一台買ってしまいました。

 

Super Lead Distortionということで、ソロに特化したディストーションペダルということです。

例によって情報が全くありません・・・。

 

 

 

アンプがクリーンかクランチか歪んでいるか、という状態に合わせるためのスイッチがあるのが特徴ですが、好みだなと思ったので、Riotのように歪みの質を調整できるスイッチと考えれば良いかと思います。

 

スイッチとも相まって、3バンドEQもDriveノブも可変域が広く、音作りの振り幅が大きいペダルという印象です。

歪みのキャラクターとしてはソロに特化しているだけあって、ムッチリしたクリーミーさがあるように思います。DS-2と近い気がしますが、音の粒立ち方はモダンな感じです。

 

Riotにも近いと言えば近いですが、Riotは比較的スッキリしつつヘッドルームが広めな感じですが、こちらはまとまり感がある感じです。

Riotがあればそれで十分な気もしつつ、このSLDにしか出せないポイントもあるんだろうな、という印象。

 

ソロに特化しているとはいえ、普通に扱いやすいディストーションだと思うので必要なシーンは出てきそうなペダルですね。

ソロのみディストーションというケースも多いのですが、その際は特に役に立ちそうな気がします。

 

 

3ODの時にも思ったのですが、トーンはセンタークリックが付いていて欲しいと思いました。

が、こちらもフルテンが標準なので、そういう発想はないのかもしれませんが、せめてツマミがどの位置になっているか見やすくしてほしいと思いました。

シールでも貼れば良いのかもしれませんが・・・。

 

ミニスイッチやEQによる音作りのしやすさはあり、悪いペダルではないのですが、オンリーワンかというとそうでもないような気もします。

歪みペダルも群雄割拠しており、情報も多い時代なので、一歩抜け出るにはもう一工夫いるのかなという印象です。

 

デザインは非常にサッパリしています。

AYAのようにデザインに引っ張られたくないという意図があるブランドではあるようですが、デザイン性や高級感も大事な気がすると思います。

筐体の文字が潰れているのでは・・・という点にもコストダウンをしたのではと思えないこともないです。

良くも悪くもあまり商売っ気はないブランドなのかな、という印象はありますね。