ベースです。
以前持っていたHISTORYのベースを手放して間もなく、やはりベースは持っていた方が・・・と思い、購入してしまいました。
2017年くらいに購入したのですが、ブログに載せることも忘れていたので、今になっての掲載です。
とは言っても結局そんなに弾くことはなく、「一応ベースも持ってます」という体のためだけの存在になっていたりもします。
今はなきCoolZではありますが、島村楽器のPBの中でも国産で割とリーズナブルなラインになりますね。
安ギターは「LaidBack」オリジナルシェイプは「Ryoga」を扱っており、国産のトラディショナルシェイプは「CoolZ」、国産ハイエンドは「HISTORY」という位置づけでした。
CoolZがなくなった後はHISTORYに統合され、HISTORYの中の「CZ」が入ったモデルに変わりました。
その後、HISTORYも改変され、国産の一番リーズナブルなライン(Standard)が近いのかな、という印象です。
HISTORYも安いラインが中国製になっているなど、「Fujigenで国産だから安心」というイメージではなく、FenderやGibsonのトラディショナルシェイプを扱うラインという位置づけに変わってしまいました。
ちなみに昔持っていたHISTORYのベースは、CoolZ誕生の前のモデルで、ライン的にはCoolZと同じです。
島村楽器のPBはブランドの位置づけがコロコロ変わるので2024年上期現在の情報です。
そんなCoolZライン、ざっくり言うとFujigenのNeo Classicシリーズとほぼ同じです。多分。
Neo Classicシリーズのギターも非常に気に入っており、コスパも弾きやすさも抜群なのは折り紙付き。
普通に一生使えるレベルのクオリティだと思います。
作りも音も弾きやすさも悪い評判はあまり聞かないですし、その通りだと思います。
唯一の欠点にして、長所を全て台無しにしているのが「ブランド名のダサさ」です。
Fujigen製のギターは「HISTORY」「FGN」「CoolZ」とどれもダサいですが、CoolZが頭一つ抜けてダサいと思います。
敢えてダサい名前にしているようにも思えます。
島村楽器は自社ブランドをごり押ししてくるという印象があって、イメージが悪いという点もあります。
が、最近はそんなにごり押ししてくることもないように見えるので、昔のイメージが残っているのだと思います。
そのブランド名のダサさとプライベートブランドのイメージの悪さが相まって、中古相場が安いというのは買い手にとってはメリットであり、手放すときはデメリットになります。
見た目とイメージ以外は抜群のコスパを誇ることから、人前でも弾かず、片手間で演奏することの多いDTM界隈では人気があるようですね。
私もDTM界隈として片手間に触る程度で丁度良い一本だと思いました。
こちらが旧CoolZに近い現行モデル。
こちらがHISTORYのエントリーモデル。国産ブランドを謳っていたのに中国製が混ざるとイメージ悪いと思うのですが、どうなんでしょう。
ギターの値段が高騰している現在、ギター入門者がよく言う「弾きやすくて無難で3~4万くらいのギター/ベース」という希望に応えられる候補はかなり少ないと思います。
HISTORY(Standard)、Fujigen(NeoClassic)ともに新品で12万程度、Fujigen(NeoClassic)の中古が7~8万程度ですが、こちらのCoolZは中古で3~4万になっております。
なので、その価格帯で一番品質が良くて弾きやすいとなると「CoolZの中古」というアンサーになります。
それ以外だと、いわゆる安ギターになるため、海外製で弾きにくかったり音にも難があると思います。
ブランド名に難があるか、作りに難があるか。
初心者は特に中古は嫌だという人もいると思うので、そこもデメリットかもしれません。
いずれにしても、安さを求めるとどこかに難があるという話です。
ダサさしか欠点がないとはいえ、何となく愛着が出てくる・・・ような気もしています。
街でCoolZのケースを背負っている人をたまに見かけますが、「見た目で判断しない良い性格の人なんだろうな・・・」と勝手に思ったりもしています。