このドラマらしく、最終話も予想外な展開でした。
ネタバレしてます。
昨日、「笹竹」で桂場(松山ケンイチ)の意味深な発言で終わったので、その続きかと思いきや、時は一気に平成へ
テレビでは「男女共同参画社会基本法」のニュースが流れます。
寅子(伊藤沙莉)はまさかのナレ死でした
でも、あの世にいってもずっと家族を見守っているという設定で、元気な寅子が亡くなってからも出てきてくれて良かったです。
ずっと年をとらないなと思ってた航一(岡田将生)も、今週あたりから老けはじめ、最終話は一気におじいちゃんになってました
花江(森田望智)もひいおばあちゃん!
娘の優未(川床明日香)は、着付け&茶道教室を自宅で開き、雀荘&寄生虫研究の雑誌編集や、花江とひ孫の面倒を見る生活。
母親の寅子とはまったく違った道をいったんですね。
それでも自分の中にお母さんを強く感じることがあって「私にとって、法律ってお母さんなんだよなぁ」と航一に話します。
そして、そこから航一が昔の寅子を振り返り、「笹竹」の桂場とのシーンに戻りました。
桂場が「今でも、ご婦人が法律を学ぶことも、職にすることも反対だ」と言ったのは、決して女性を蔑視しているのではなく、頑張る女性が苦しむのを見たくないという思いからでした
でも、それは苦ではないと寅子は言います。
「それは君が佐田寅子だからだ・・・・君のように地獄を喜ぶ物好きはごくわずかだ」だと桂場がいうと・・・。
よね(土居志央梨)が「「いや、ほんのわずかだろうが、確かにここにいる」 と反論!
それから、そこに居合わせたみんなの顔が映り、
桂場は「失敬。撤回する。君のようなご婦人が特別だった時代は、もう、終わったんだな」と悟りました。
そこから、エンデイングの曲が流れ、懐かしいシーンが次々と映し出され、最後に寅子の「さよなら、またいつか」の言葉で終わりました。
最後に桂場のおちゃめな笑顔が見られて良かったです
ラスト、出演者全員が出てきて、寅子のお父さん(岡部たかし)
とか、懐かしかったです
新潟の話も好きだったな。
裁判官の話だけあって、「法の下の平等」について考えさせられたドラマでもありました。
戦前から寅子たちがあんなに頑張っていたのに、未だに問題は山積みのような気もするけど、寅子たちの努力があってこその「今」なのかな?という気持ちにもなりました。
出演者のみなさん、私の好きな俳優さんたちが多かったのも嬉しい
岡田将生がでてきた時も嬉しかったけど、なんといっても轟役の戸塚純貴
前から、いろんなドラマでるたびに「またでてる~」となぜか喜んでた私なのですが、今回の朝ドラは好感度抜群でした
よねといいコンビでしたね!
花江役の森田望智も、いろんなドラマ出てて、気になる女優さんでしたが、今回準主役級の活躍で大好きでした
もちろん、ヒロインの伊藤沙莉は最高
ともすると理屈っぽくなりがちな話でしたが、彼女の存在でとっても楽しくて温かいドラマになったなと思います。
毎度おなじみ、たまプラーザでランチ。
「大喜楼」のランチセットいただきました。
