特に事件もなく、もやもや、ダラダラ終わるドラマなのかな?と覚悟して見てたのですが、最終話、ビックリな事件があったり、一応の結末というものもあって、良かったです。
「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」最終話
大助(賀来賢人)と裕ちゃん(柄本時生)は、事故以来、口には出さないけど、おたがいわだかまりを抱えていましたが。
裕ちゃんがリハビリをして歩けるようになるようだと、大助に報告。
「今までありがとう」とお互い素直な気持ちをいうことができました

大助と裕ちゃんは掃除屋「整理整頓」を辞めて、それぞれの道を歩むことに。
一平(落合モトキ)が新たに「整理整頓」の社長になりました。
予想以上のハッピーエンド

まさか裕ちゃんが歩けるようになるなんてね。
大助と心音(さとうほなみ)の恋も成就

残るは蒼(岡田将生)とまっさん(星田英利)

中学時代に自殺した同級生のいじめに加わっていたことを、蒼に暴露された麻衣(山下リオ)は、保育士を辞めてました。
錦糸町フェスの日、舞台にたつ園児の姿をそっと陰で見守る麻衣。
そしてその後をつけてきたのが、麻衣の母親(美保純)
娘が心配で来たのかと思ったら、いきなり蒼を刺そうと突進してきました

それをかばったまっさんが刺されてしまいました。
えー、こんな結末なの?とびっくり。
まっさんは余命あとわずかとは言ってたけど、こんな形で死んじゃうんだ
と思ったんですが

死んでませんでした

この人、江戸時代から生きてるって設定なんですよね。
「死に方を教えてくれ」って。
死にたくても死ねない人ってことなのか?
ここだけはファンタジーでした。
蒼は小さい頃、親から虐待されて捨てられたという、悲しい過去をがありました

それをずっとささえてきたのが、まっさん。
そして毒親は、ラジオ番組「星降る錦糸町」のパーソナリティーのなみえ(濱田マリ)でした

まっさんは、フェスの日、蒼に代わってなみえに思いの丈をぶつけたのでした。
それで、蒼は救われたのかな。
ラスト、まっさんの駄菓子屋を受け継いで、穏やかに子供と話をする蒼の姿がありました。
濱田マリ、いつもいい人の役が多いけど、今回は反対の役柄で、ホントに嫌な女でした

なかなか話が進まずどうなのよ?ということもあったけど、様々な人間模様が交錯するいいドラマだったと思います

「MOROHA」の曲も良かったけど、ちょっとしつこかったかな~
