ご訪問いただき
ありがとうございます！
この度
１教科入試について
どう思いますか？
というご質問をいただいたので
「子どものその後」も
見て来た者として
私が勝手に思うことを
書いてみたいと思います
まずはポチッとして頂けますと
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こんばんは！
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実はこの内容については
５年前に書いています
いやぁ～
長いことブログやってますね
しかも
私の中では
既に一度書いたものは
書いても読んでくれないかも
と思ってしまうところがあって・・・
でも、このお仕事は
お客さまが年々変わっているんですよね
中学受験に浪人はないので
リピーターは無し！
常に営業
常に発信
これを心がけねばなりませぬ
ということで
本題にいきます
５年前の記事を再掲しつつ
思いはあまり変わっておりません
算数１教科入試といえば
高輪中が先駆けです
そこからじわりじわりと増えまして
今では
巣鴨
世田谷学園
攻玉社
都市大等々力
高輪
三田国際
桐蔭
栄東
開智日本橋
鎌倉学園
大妻中野
品川女子
普連土
山脇
などでしょうか
女子校も増えましたね
チャンスが増えたとも考えられるし
受験準備が遅れたものの
何とか間に合わせたい、という
熱意あるご家庭には
良いのかもしれません
算数が得意
ということは
入学してからも
後伸びしていくので
ついていけると
学校側が判断しているとも言えます
でも
そうは言っても意外と算数１教科は
狭き門です
数年前にお預かりした少年
算数大好きな子で
立体なんて
いくつ切っても透視出来るのか！？
というくらいの子で
御三家も
４日の聖光も受かるくらい
算数が良く出来た子でしたが
栄東の算数１教科のみ
落としてしまいました
栄東さん、間違ってないかぁ？
御三家・聖光受かる子を
落としちゃうなんて
と、当時は
我々も悔しくて
そう悪態をついたものですが
某中学の先生が
お話しされていましたが
個人のレベルの得意
では、ちょっと歯は立ちませんと
やはり１教科なので
それなりに
難しい問題で勝負して欲しいのです
とのことでした
女子は比較的
難しい問題というよりは
サクサクと
基本問題が処理高く進められることが
大大前提です
そうなると
そんなにお得じゃないんじゃないかな
というのが
私の見立てです
「午後に受けられる学校を」
ということで
浮上してくることの多い
算数１教科受験ですが
ここはひとつ
冷静になって考えて
やはり最低２科目で勝負しないと
無駄射ちになることが
多いように思います
４教科でもその学校を受けるし
だから算数１教科も受けるのでしたら
作戦としてはOKでしょう
個人的に算数が好きなら
発達の関係で
やや凸凹の大きい子も
そこにはチャンスありですよね
ただここで気を付けていただきたいのが
これはあくまでも
「環境を取っただけ」
ということです
環境を得ることを優先させて
他の教科をちょっと「待った」にした
ということを
忘れないであげてください
他の９割のお子さんは
４科目を２年なり、３年間勉強して
帳尻を合わせて入学しているのです
どんな成績の子であれ
なんとか３年間
４教科に触れてきた時間があります
やっていない子よりはるかに
学習経験を積んでいるのです
これは入学後６年間
バランスよく学習する姿勢に
大いに役に立っているはずです
１教科で入学したお子さんは
なんとなく周りのみんなのことを
「やっぱり出来るな～」って思いながら
過ごしていると思います
２科、４科選択する学校がありますが
やはり２科で進学した子は
中学入学後
「社会、全然覚えてないから大変！」と
言っていました
そこまで悪い成績とも
思いませんでしたが
子どもの気持ちが絶対的に
違うのでしょうね
だからと言って卑屈になって
学校生活を楽しんでいないのでは
ありませんよ
その子はとっても
楽しそうにしているので
ただ、親御さんは
入ったら入ったで
そうはいかないのでは？と思うのです
皆さん欲張り
まずはせっかく
お子さんの特性を活かして
入学したのに
それ以降も静観出来なくて
ほら勉強、やれ勉強というでしょう
そんなふうに
精神的に追い詰めるような６年を
また積ませるのは
お子さんの大事な特性が
潰れてしまうことにも
なりかねません
１教科入試で入学したあとも
ホッとしているのも束の間
子どもたちはこれからも
そのやっていなかった教科との戦いは
続いていくのだ、ということを
忘れないであげて欲しいのです
得意な算数でチャンスを得るのは
大いに結構なことだと思います
多感な時期の環境、友人関係って
とても大事なので
そのために
中学受験を選んでいるご家庭も
多いでしょうし
他の教科が間に合わなかったり
とにかく算数が本当に得意なら
頑張って欲しい
でも、入れることだけが
親御さんの目標になっている場合は
ちょっと注意が必要です
中学受験は
ゴールではありませんからね
本当の意味で
「賢い子」に育てたい
品のある合格を目指して
今日も一日お疲れさまでした
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